でんさい一括ファクタリングの取扱開始について

平成29年2月15日
株式会社七十七銀行
でんさい一括ファクタリングの取扱開始について
株式会社七十七銀行(頭取 氏家 照彦)は、お客さまの決済事務効率化および円滑な資金
調達支援の一環として、三井住友信託銀行株式会社(取締役社長 常陰 均、以下「三井住友
信託銀行」
)と提携し、でんさい(注)を活用した一括ファクタリング(以下「でんさい一括
ファクタリング」
)の取り扱いを開始いたしましたので、下記のとおりお知らせいたします。
当行は、今後ともお客さまの幅広いニーズにお応えできるよう、商品・サービスの充実に
努めてまいります。
注.株式会社全銀電子債権ネットワーク(通称:でんさいネット)が取り扱う電子記録債権。
記
1.でんさい一括ファクタリングの概要(スキーム図別添)
(1)支払企業が、仕入先や協力企業等(以下「仕入先企業」
)との商取引に基づき、発生させ
たでんさいを、三井住友信託銀行が仕入先企業に代わり受領します。
注.仕入先企業は、でんさい契約の有無に関わらず、本サービスの利用が可能です。
(2)三井住友信託銀行は、でんさいの支払期日に仕入先企業へ代金をお支払いします。
(3)仕入先企業がでんさいの支払期日前に資金化を希望する場合、三井住友信託銀行が運営
する特別目的会社(SPC)がでんさいを買取り、代金を仕入先企業へお支払いします。
(4)当行は、SPCに対してでんさいの買取資金を融資します。
2.でんさい一括ファクタリング導入によるメリット
(1)支払企業は、支払手形削減により事務負担が軽減されるほか、資金調達手段の提供によ
り、仕入先企業との関係強化を図ることが可能となります。
(2)仕入先企業は、受取手形削減により事務負担が軽減されるほか、支払期日前の資金化は
手形割引とは異なり、支払企業の信用力に基づいて行われるため、自社の与信枠を使用せ
ずに資金調達をすることが可能となります。
3.取扱開始日
平成29年2月15日(水)
以 上
(スキーム図)
(2)期日決済
④買取代金
の振込
仕入先企業
(支払期日前の
資金化を希望)
(3)決済代金の振込
③買取資金
の融資
当行
支払企業
(1)でんさい
の発生
三
井
住
友
信
託
銀
行
②でんさいの譲渡
(SPCによる買取)
SPC
①でんさい
の発生
仕入先企業
(支払期日決済を希望)
⑤期日決済
納入企業が支払期日前の資金化を希望する場合
納入企業が支払期日決済を希望する場合