千代田インテグレグループ 中期経営計画(2016

千代田インテグレグループ
中期経営計画(2016-2018) (修正)
2017年2月13日
代表取締役社長 小池 光明
修正のポイント
1.予想為替レートの変更:1$=120円⇒110円
2.スマートフォン市場におけるメーカーのシェアの激変
(1) 日系スマートフォンメーカーの生産台数減少
(2) 中華系スマートフォンメーカーの急速な台頭
① 与信管理の問題
② コスト競争の問題
3.中国での販売市場の大幅な縮小
(1) チャイナプラスワンによるセットメーカーの国外流出
(2) OAメーカーの生産台数減少
2
経営ビジョン
1.コアビジネスであるソフトプレスを柱としたワンストップ対応で、
真のグローバル企業を目指す
2.安定成長を基調とした躍進のための3つのエンジン
①安定成長のエンジン
②変化対応のエンジン
③市場開拓のエンジン
による事業領域の拡大
3.「商圏拡大」と「技術革新」のための投資の拡大とM&A戦略の
展開
4.ステークホルダーとの良好な関係構築に努め、継続的な企業
価値の増大を目指す
3
千代田インテグレの強み
1.顧客
① 世界的に競争力がある日系を中心としたOA顧客
→安定成長の第一エンジン
② スマホやテレビ等、セットメーカーの趨勢が変化しても追従可能
な幅広い販売網
→
→変化対応の第二エンジン
③ 安定成長が見込める自動車業界におけるクルマのエレクトロ
ニクス化トレンドの活用とヘルスケア(健康、医療)分野への進出
→市場開拓の第三エンジン
4
千代田インテグレの強み
2.地域
① あらゆる変化に対応した生産体制の構築
→チャイナ・プラスワンによる顧客の東南アジアへの生産移管に
対して、既存工場群における生産力増強と顧客の進出に合わ
せた工場新設で対応
② 最大級のポテンシャルを誇るメキシコを中心とした北米・南米の
自動車業界への拡販
→販売拠点の拡大展開と工場新設
③ 中国における欧米自動車メーカーへの拡販
→上海販売現地法人の活用
④ 世界各地で最適な材料を入手可能な調達力
→資本関係に縛られない独立系の強み
5
千代田インテグレの強み
3.商品
① 顧客ニーズに合わせたカスタマイズが可能な多品種生産ライン
を備えた顧客密着型工場群
② エレクトロニクス向けで築いた放熱・防水技術の自動車向けへの
転用・応用
③ より高度で精密な部品を要求するデバイス・モジュールメーカー
に対する差別化された超高精度微細ソフトプレス品の展開
④ 独自研究や材料メーカーとの協業による新機能材料の開発
6
業績計画(修正前)
80,000
16%
70,000
12.2%
60,000
49,843
額(百万円)
50,000
40,000
8.7%
40,437
45,413
9.0%
9.2%
30,000
60,000
56,000
12%
11.0%
10.1% 10.2%
10%
8.6%
7.9%
8.2%
7.8%
8%
6%
5.9%
20,000
4%
10,000
2%
2,068
2,513
3,955
予想為替レート
1$=120円
14%
4,000
3,770
率
70,000
連結売上高
当期純利益
営業利益率
ROE
3,915
0
0%
2013年
2014年
2015年
2016年
2017年
2018年
※但し、2016年は16ヶ月の変則決算
7
業績計画(修正後)
60,000
45,413
12.2%
45,000
12%
41,000
40,437
8.7%
9.0%
9.2%
9.7%
10%
8.0%
30,000
7.9%
20,000
予想為替レートの変更
1$=120円⇒110円
8.4%
8.3% 8%
7.7%
7.4%
6%
5.9%
率
額(百万円)
14%
49,843
50,000
40,000
16%
56,584
連結売上高
当期純利益
営業利益率
ROE
4%
10,000
2,068
2,513
3,955
3,391
2%
2,750
2,900
0
0%
2013年
2014年
2015年
2016年
2017年
2018年
※但し、2016年は16ヶ月の変則決算
8
業種別構成比目標(修正前)
「成長性」と「収益性」を最大化させる業種別構成比
2014年8月期
1,249,
3%
3,326,
7%
5,846,
13%
12,759,
28%
2018年12月期
3,400, 6%
OA機器
5,000, 8%
16,700,
28%
16,374,
36%
14,100,
24%
5,859,
13%
(単位:百万円)
AV機器
通信機器
自動車
12,300,
20%
8,500,
14%
デバイス
他
9
業種別構成比目標(修正後)
「成長性」と「収益性」を最大化させる業種別構成比
2014年8月期
2018年12月期
3,326,
7%
3,700, 8%
1,249,
3%
5,846,
13%
16,374,
36%
4,300, 10%
OA機器
16,500,
37%
8,400, 19%
12,759,
28%
5,859,
13%
(単位:百万円)
AV機器
通信機器
自動車
デバイス
6,100, 13% 6,000, 13%
他
10
エリア別構成比目標(修正前)
「市場機会最大化」と「事業リスク最小化」を両立させるエリア構成比
1,526,
3%
2014年8月期
11,093,
24%
22,007,
49%
10,787,
24%
2018年12月期
6,000,
10%
12,700,
21%
(単位:百万円)
日本
東南アジア
22,700,
38%
中国
18,600,
31%
欧米
11
エリア別構成比目標(修正後)
「市場機会最大化」と「事業リスク最小化」を両立させるエリア構成比
1,526,
3%
2014年8月期
11,093,
24%
22,007,
49%
2018年12月期
4,000, 9%
12,700,
28%
13,000,
29%
10,787,
24%
(単位:百万円)
日本
東南アジア
中国
15,300,
34%
欧米
12
投資計画(修正前)
4,500
14%
4,000
3,816
12.2%
3,027
額(百万円)
2,500
3,039
10.2%
10.1%
10%
当期純利益
2,578
9.2%
2,325
8%
2,049
2,000
1,840
6%
1,480
1,500
1,000
3,235
11.0%
3,000
8.7%
12%
ROE(%)
(%)
3,365
3,500
FCF
減価償却
設備投資
ROE
4%
990
704
2%
500
0
0%
2013年 2014年 2015年 2016年 2017年 2018年
※但し、2016年は16ヶ月の変則決算
13
投資計画(修正後)
4,000
14%
3,365
12.2%
3,027
12%
2,970
3,000
額(百万円)
9.7%
2,500
2,325
8.7%
2,350
8.0%
9.2%
2,401
8.3%
1,840
1,500
1,500
当期純利益
8%
2,027
2,000
10%
1,500 6%
ROE(%)
(%)
3,500
FCF
減価償却
設備投資
ROE
1,000
990
4%
704
500
2%
0
0%
2013年 2014年 2015年 2016年 2017年 2018年
※但し、2016年は16ヶ月の変則決算
14
投資計画(2016~2018年の3年間の内訳)(修正前)
単位:百万円
拠点
OA機器
AV機器 通信機器
自動車
デバイス
共通技術
エリア計
など
国内事業
224
0
103
88
175
941
1,530
東南アジア
55
81
865
162
0
156
1,318
中国
434
0
244
461
137
214
1,489
欧米
0
163
0
1,608
0
0
1,771
713
244
1,212
2,317
312
1,310
6,107
グループ計
15
投資計画(2016~2018年の3年間の内訳) (修正後)
単位:百万円
拠点
OA機器
AV機器 通信機器
自動車
デバイス
共通技術
エリア計
など
国内事業
150
0
80
88
175
941
1,433
東南アジア
55
81
450
162
0
156
903
中国
200
0
150
461
137
214
1,161
欧米
0
140
0
1,400
0
0
1,540
405
221
680
2,110
312
1,310
5,037
グループ計
16
ステークホルダーとの良好な関係構築
株主
●株主還元
●経営目標を設定した
取り組み
●透明・公平・継続性
のある情報開示
顧客
●公正な取引
●高品質の商品提供
千代田インテグレ
グループ
●法令遵守
取引先
投資家
●社会貢献
●環境保全
●人種・信条・性別
年齢・国籍・障害等
による差別のない
個を生かした職場環境
地域
社会
従業員
17
株主還元方針
1.目標とする経営指標
自己資本利益率(ROE)10%以上
2.利益配分に関する基本方針
2016年12月期から2018年12月期までの3期について
① 配当性向は35%以上を目処
② ROE10%以上の維持を目標として、株価水準や
市場環境等を勘案しながら、総還元性向80%を上限
とした自己株式の取得を機動的に実施
18
ご注意
当資料に記載されている、当社(千代田インテグレ株式会社、および当社グループ)
に関する計画、業績見通し、戦略等のうち、将来の記述をはじめとする歴史的事実で
はないものは、すべて現在、当社が入手している情報に基づいて行った予測、想定、
認識等を基礎として記載しているものであり、その性質上、客観的に正確であるという
保証、ならびに将来その通りに実現するという保証はありません。実際の業績は、
数々の要素により、現状の見通し等とは大きく異なる結果となりえ、かつ、当社が事業
活動の中心とするエレクトロニクス市場は変動性が激しいことからも、当資料に全面
的に依拠することはお控えくださいますよう、お願い致します。また、無断転載・転用
はお断り致します。
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