医療機関に保管される伝票と、実際に向精神薬を譲り渡している

事例1
医療機関に保管される伝票と、実際に向精神薬を譲り渡している
相手の名称・所在地が一致していない。
〔ポイント〕
向精神薬には、第1種、第2種、第3種の3種類あり、第1種及び第2種を譲渡・譲受
した場合には、
・向精神薬の品名(販売名)、数量、年月日
・譲受又は譲渡の相手側の営業所等の名称
を記録し、2年間保管しなければなりません。
支店
伝票送付
伝票送付
発送依頼
物流センター
注文
発送依頼
医療機関
注文
向精神薬
向精神薬
伝票送付
医療機関から支店に注文が入るが、物流センターから直接医療機関に向精神薬が譲渡され
る場合は、物流センター・医療機関間での譲渡・譲受記録が必要です。
また、支店に向精神薬が一時保管される場合は、物流センター・支店間及び支店・医療機
関間での譲渡・譲受記録が必要です。
事例2
医療機関からの返品があった際の記録について、医療機関の
所在地の記載がない。
〔ポイント〕
返品も向精神薬の譲渡・譲受に該当するので、第1種及び第2種向精神薬の場合は、
相手の名称及び所在地の記載が必要です。
<お問い合わせ先>
愛知県健康福祉部保健医療局医薬安全課
052−954−6305