協同組合が協同するために 私たちが知るべきこと ~協同組合を学び直す~ 日時:2017年3月8日(水)15時~17時 会場:オルタナティブ生活館 2階オリタリアン 協同組合がこの世界に誕生して170年以上が経過し、協同組合の事業と活動は、地域や人 々のくらしの向上に大きな役割を果たしてきました。現在では、世界で組合員10億人を超え る大きな組織へと発展しました。 国連も持続可能な開発目標(SDGs)を実践する重要なパー トナーの一つとして協同組合を挙げ、その活動に期待しています。昨年11月30日に決定され たユネスコ無形文化遺産への登録は、「協同組合の思想と実践」を高く評価し、過去の遺産( レガシー)とするのではなく、未来に継承していく遺産(ヘリテイジ)、つまり世界に協同組合の 思想と実践を広げていくことの重要性を世界中に訴えたものです。 この間、国際協同組合デー、ILOの評価、国際協同組合年と、行き詰まる世界の持続可能 な発展のための「希望」として、協同組合が評価されています。 しかし、わが日本では、一連の農協「改革」、農協に対する執拗な攻撃や報道に見られるよ うに、社会一般に協同組合の理念が評価や理解をされているとは言えません。「協同組合は 古い」「過去は必要だったかもしれないが今には合わない」との評価は生協の内部にもある ように思われます。 私たちが協同組合に対して自信と確信を持ち地域で活動していくために、農協批判に同調 しないように、私たちが知るべきこと~協同組合間の協同や連携の今日的な意義と意味~を 学んでいきたいです。 プロフィ-ル 日本の研究者、日本大学教授。東京都国分寺市生まれ。農業経済・ 地域経済の分野において、農・食・地域経済とこれに関連する問題を中 心に、経営組織論的分析をベースとする内発的地域開発視点による調 査研究を行っている。近年は、地域農業生産基盤と内発性を解体する 原発等環境破壊・TPP等自由貿易原理主義に対し、それに抗するオル タナティブにも言及している。実務・調査研究経験を踏まえ、中山間地 域、協同組合・共済事業、有機農業、脱原発と資源環境保全・地域エネ ルギー自給、グリーン・ツーリズム、セーフティネット、酪農経済など、農 業経済・食料問題や非営利協同組織における研究業績がある。 日本大学教授 講師:高橋 巌さん 参加費無料 お申し込みは下記メールにお願いします。 神奈川県生協連 事務局 石田 昌美 TEL 045-473-1031 FAX 045-473-9272 Eメール:[email protected] オルタナティブ生活館 2階オリタリアン 横浜市港北区新横浜2丁目8-4 組合員活動委員会・政策企画委員会主催
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