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PRESS RELEASE
クレイグ・ブリーン/スコット・マーティン組が目標を達成
今年のラリースウェーデンでは、クレイグ・ブリーン/スコット・マーテ
ィン組のシトロエン C3 WRC が 5 位でフィニッシュし、自らに設定し
た目標を達成しました。一方、クリス・ミーク/ポール・ナゲル組は、
パワーステージで 4 番手タイムをマークして今シーズン初ポイントを
獲得。シトロエン・トタル・アブダビ・ワールドラリーチームも、マニュフ
ァクチャラーズ選手権ポイントを獲得しました。DS3 WRC で出場し
たステファン・ルフェーブル/ギャビン・モロー組も 8 位でフィニッシュ
し、健闘を見せた週末を締めくくりました。
! ラリースウェーデンの最終日は、3SS、計 60km に満たない距離
での設定で、短期決戦となりました。Likenas を 2 回走行した後、パワーステージにも指定されている Torsby
2 が最終 SS となりました。
! デイ 2 にトップ 5 に躍り出たブリーン/マーティン組が目指すのは、ポジションの維持。速さとリスクを避けるこ
とのバランスを絶妙に取ったアプローチで、この目標を達成しました。
! すべての SS を走り切ったブリーンは、スタート前にチームが設定した目標を達成しました。モンテカルロに続
く 2 度目の 5 位フィニッシュで、ドライバーズ選手権でも 5 位につけています。
! 総合順位ではトップ 10 圏外となっていたミークは、最終 SS“パワーステージ”をトップ 5 タイムでフィニッシュ
することを目指しました。持ち前の速さを活かし 4 番手タイムでこの SS をフィニッシュしたミークは、今季初の
ポイントを獲得しました。ラリースウェーデンを完走したミーク/ナゲル組は、シトロエン・トタル・アブダビ WRT
にマニュファクチャラーズ選手権ポイントももたらしました。
! 一方、昨年型の DS3 WRC で参戦したルフェーブル/モロー組は、総合 8 位と手堅くこの週末を終えました。
SS16 のスタートではあわやという場面もありましたが、笑顔でフィニッシュを迎えました。ルフェーブルは参戦
2 回目のラリースウェーデンで有意義な経験を積みました。
! 次戦のラリーメキシコ(3 月 9 日〜12 日開催)に、シトロエン・トタル・アブダビ WRT はクリス・ミーク/ポール・
ナゲル組、ステファン・ルフェーブル/ギャビン・モロー組、2 台の C3 WRC をエントリーします。
CITROËN RACING COMMUNICATION
19, allée des marronniers - BP 3557 - 78035 VERSAILLES CEDEX - FRANCE - TEL. : +33 (0) 1 30 84 04 04 - FAX: 33 (0) 1 30 84 02 70
www.citroenracing.com
チー ム コメント
■ イブ・マトン (シトロエン・レーシング チーム代表)
「ラリースウェーデンでの大きな成果は、若いドライバーたちの活躍です。それぞれの経験のレベルを考えれば、
我々の期待以上の内容だったと言えるでしょう。小さなミスこそありましたが、結果的にはリザルトを大きく左右す
るものにはなりませんでした。現状を改善して、よりコンペティティブになるために何が必要なのか、チームの全員
がきっちり把握しているので、この先のイベントに向けては、これまで以上に懸命に準備をしていきます」
■ クレイグ ・ブリー ン
「完走を果たし、ワークスチームでの初ポイントを獲得することができてうれしく思います。自分のパフォーマンスレ
ベルには完全に満足できたわけではありませんが、かなりクールな週末でした。今後もさらなる結果を求めて前に
進んでいかなくてはなりません。シトロエン C3 WRC はとてもポテンシャルの高いマシンなので、またドライブする
日が待ち切れません!」
■ クリス ・ミー ク
「望んでいたような結果でフィニッシュすることはできませんでした。取り組まなくてはならないことが山積みですし、
集めたすべての情報を分析しなくてはなりません。そうすることで、改善できると思っています。厳しい内容のラリ
ーが 2 戦続いたので、今は自信を感じることは難しいですが、立ち止まっているわけにはいきません。次戦はグラ
ベルラリーとなるので、次に行われるテストセッションはとても役に立つと思います」
■ ステファン・ル フェーブル
「この週末は、スノーロードのドライビングの仕方をじっくり学びました。初日は路面コンディションに慣れることがで
きましたが、2 日目は走行順で不利な状況でした。それでも得るものは多く、最終日はその進捗を確認することが
できました。いい仕事ができたと思います。特に、タイヤや空気圧のマネージメントについてはよかったと思います。
とてもポジティブな週末になりましたし、今後に向けて役立つ多くのデータを収集できました」
世 界 ラリー選 手 権 (WRC) 第 2 戦 ス ウ ェー デ ン 最 終 結 果
1.
2.
ヤリ-マティ・ラトバラ/ミーカ・アンティラ
オット・タナク/マルティン・ヤルベオヤ
トヨタ・ヤリス WRC
フォード・フィエスタ WRC
3.
セバスチャン・オジエ/ジュリアン・イングラシア
フォード・フィエスタ WRC
2:36:03.6
+29.2
+59.5
4.
ダニ・ソルド/マルク・マルティ
ヒュンダイ i20 クーペ WRC
+2:11.5
5.
クレイグ ・ブリー ン/ ス コット・マ ー ティン
シトロエン C3 WRC
+2:51.2
6.
エルフィン・エバンス/ダニエル・バリット
フォード・フィエスタ WRC
+5:26.6
7.
ヘイデン・パッドン/ジョン・ケナード
ヒュンダイ i20 クーペ WRC
+5:31.2
8.
ス テファン・ル フェーブル / ギャビン・モロー
シトロエン DS3 WRC
+7:14.7
9.
ポンタス・ティデマンド/ヨナス・アンダーソン
シュコダ・ファビア R5
+9:11.1
12.
クリス ・ミー ク/ ポー ル ・ナ ゲ ル
シトロエン C3 WRC
+10:28.7
FIA チー ム ズ ス タンディング ス
1.
2.
M スポーツ・ワールドラリーチーム
トヨタ・ガズー・レーシング WRC
73
53
3.
ヒュンダイ・モータースポーツ
40
4.
シトロエン・トタル・アブダビ WRT
26
2