プログラムパンフレット

「様々な国籍から成る人々の知識の集合体は、
どんな問題
においても解決策を見出すことができる素晴らしい資源だ
と思います。」
2014 年度プログラム研修 参加者のコメント
カリキュラムの特徴:
プログラムマネージャー紹介:西芝雅美
PSUでは長年に亘り様々な国際人材育成プログラムを提供してきました。
ポートランド州立大学 (PSU)ハットフィールド大学院准教授、同大
のカリキュラムには下記の特徴があります。
大阪大学文学部英語学科卒業後、関西経済連合会国際部に勤務。日
こうしたプログラムで培ってきたノウハウを基に構成された、本プログラム
行政形態のあり方を比較しながら学ぶ
アメリカには様々な行政の形態があります。オレゴン州ポートランド市
はアメリカ国内でも珍しいコミッショナー制度を採用しており、他の都
市と行政のあり方や仕組みが違います。
このポートランド特有の行政
の形態が住民主体の自治にどのように結びつくのか、日本との比較も
含めて考えてもらいます。
本プログラムは個性豊かな地域社会の実現を目指す自治体職員、議
員、NPO代表や市民活動家の皆様と、全米で最も住み易いまちとして
注目を集めているオレゴン州のポートランド市におけるまちづくりの事
例を参考に
「市民主体のガバナンス」を考えることを目標としています。
PSUのコミュニケーション学で修士号、2003年にPSUの行政・公共管
理学で博士号を取得。専門分野は市民参加、米国地方政府研究、研
究手法、統計学、多文化共生、異文化間コミュニケーション等。2004
年以来、東京財団主催の地方自治体中堅職員向けの研修プログラム
(2009年より
「東京財団週末学校」)の一環として米国ポートランド
での研修を企画・実践 (Japanese Local Government Managers
Training Program (JaLoGoMa))。
人々と直接対話をし、異文化の壁を越えるコミュニケーション力をつ
ソフト社CEOビル・ゲイツ氏、
ナイキ社CEOフィル・ナイト氏、元首相竹
ポートランド市の住民、行政職員、NPO代表、議員など様々な分野の
け、既成概念を取り払った革新的なものの考え方を身につけてもらい
英会議通訳者に転職し、実務経験を積み、1991年に渡米。1998年に
コミュニケーション力と革新的な視点を身につける
ます。
プログラム概要:
学院行政学部長及びパブリックサービス研究・実践センター副所長。
英日会議通訳としては元アメリカ大統領ジミー・カーター氏、
マイクロ
下登氏など数多くのVIPの通訳も担当。
理論やモデルを活用した現状分析力をつける
「 住民主体のガバナンス」を考える上でCPS独自の理論やモデルを紹
介し、ポートランド市やオレゴン州の事例を分析して、自身の所属する
自治体やコミュニティにも応用できる分析手法を学んでもらいます。
まちづくりの最前線で活躍するポートランドの関係者と直接意見交換
をする中で、従来の既成概念を越えた新しいアイデイアを見出していた
だき、皆様の人間力とリーダーシップ力の強化を図ります。
Masami Nishishiba, Ph.D.
プログラムの対象:
プログラム内容およびスケジュール(仮):
行政と共にまちづくりを推進している団体や個人、
または、行政職員や
• プログラムオリエンテーション
に取り組んでいる方々。その他、市民参加型のまちづくりを勉強してい
• 事例紹介・サイトビジット例
議員として行政の立場で市民参加を取り入れて市民と共にまちづくり
る大学院レベルの学生など。
その他のプログラム情報:
• プログラム参加費・・・$1650( 渡航費・ホテル・食事代・現地交通
Open-Japanese Local Government Managers
Training Program
• 市内探索(自転車や公共交通を使用)
»»地 方自治体・市議会・ONI(オフィス・オブ・ネイバーフッド・インボル
ブメント)
・NPO(非営利団体)
・市民活動家など
地方行政人材育成プログラム
• ディスカッション・振り返りのセッション
• フェアウェル・レセプション 等
費など除く)
• プログラムのお申し込み、
プログラムウェブサイトをご覧ください。
(https://www.pdx.edu/cps/o-jalogoma)
• 申し込みに関して、その他のご質問は [email protected] まで
お問い合わせください。
パブリックサービス研究・実践センタ(CPS)の概要:
パブリックサービス研究・実践センター(CPS)は、ポートランド州立大
学の都市及び公共問題研究カレッジ(College of Urban and Public
Affairs)に所属するセンターです。CPSでは、40年以上にわたり、行政
学の教授やコミュニティで活躍する実務家たちを講師とし地域の課題
解決を推進するための人材育成プログラムを提供しています。
アメリカ
国内に限らず、国外からの参加者も多く、日本だけでなく、中国、韓国、
ベトナム、
タイ、
メキシコ、中近東など、それぞれの国で活躍する行政や
NPOの職員、大学院生や大学教員の方々に御参加いただいています。
ポートランド州立大学のモットーでもある
「Let Knowledge Serve the
City—知識をもって市に貢献せよ」の精神で、大学とコミュニティを繋
ぐ橋渡役としての活動を続けています。
8/25 (Fri)
Arrival
到着
Day 1
8/26 (Sat)
Orientation
オリエンテーション
Lunch & PSU Campus tour
昼食後、
キャンパスツアー
Day 2
8/27
(Sun)
City Exploration
市内探索
Day 3
8/28
(Mon)
Review of City Exploration & Q&A
市内探索振り返りとまとめ
Afternoon Session
午後のセッション
Day 4
8/29
(Tue)
Site Visit 1
事例1
サイトビジット
Beer Storming
ビアストーミング
Day 5
8/30
(Wed)
Site Visit 2
事例2
サイトビジット
Synthesis
最後のまとめ
Closing and Farewell Party
フェアウェル
8/31
(Thu)
Return to Japan
帰国
Prep for City Exploration
市内探索準備
Citizen-Centered Governance –
Cases from Portland, OR
オレゴン州ポートランド市の事例から学ぶ市民主体の
ガバナンス
2017年8月26日
(土)~ 30日
(水)
お問い合わせ先
メール: [email protected]
ウェブサイト: pdx.edu/cps/o-jalogoma
2/17 version