3. SLEEP【眠る】

SLEEP
眠る
た く さ ん 遊 ん で 、ぐ っ す り 眠 る 子 ど も 達 に も 、
す や す や と 眠 る 赤 ち ゃ ん に も 、優 し い 街 。
山の手エリアにある高見台からの風景
大人にとっても、子どもにとっても「眠る時間」はとても大切。さらに言えば「眠る前と
後の時間」も、とても大切。夜、住宅街はすっかり静けさに包まれて、子ども達の「おやすみ
DATA
なさい」がそれぞれの家から聞こえてくる。それから大人達は眠りに就くまでの間、好きな
心地よい子育て環境。うるおいと
映画を観たり、読書をしたり、子育てについてゆっくり話し合ったり。思い思いの夜を過ご
やすらぎのあるまちづくり。
せる時間があるのは、夢を見ている子ども達を起こさぬよう、きっと街も一緒に眠ってく
各種行政計画による長期的な街づくりによ
れるから。
り、高槻市はより豊かに暮らしやすい街の整
ベッドの中で考える。通勤中に発見したお店のこと。明日の仕事の予定。週末は何をしよ
備を進めてきました。その結果「高槻市みどり
うか。いろいろなことがとりとめもなく浮かぶけれど、安らかな子どもの寝顔を見ている
と、いつも通りに過ごせた今日に心の中で感謝の言葉を贈りたくなる。そして一日一日が
の基本計画」の市民アンケート項目「住宅の周
りの静かさや落ち着きに満足している割合」
が平成 27 年度で 87.5% と、初期目標を大幅に
きちんとリセットされる夜は、幸福感をもたらしてくれる。
超えて高い率を記録するなど、成果が現れて
一方、休日の朝は休日らしく、街もゆっくりと起きてくれるのが特徴だ。風にそよぐ木々
います。また、都市整備の観点からも、段差解
の音に続けて、聞こえてくる庭先で遊ぶ子どもの声。それで起きるのも小さな幸せ。もしく
は、
「どこかに連れてって!」と体を揺すられるのも、良い朝だろう。日中もほどよく静かで、
消や無電柱化などのバリアフリー化を推進
し、ベビーカーでも安心して出かけられる環
境整備を行っています。
昼寝をする赤ちゃんにも、優しい街。
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