http://www.yamano-hd.com 2017年3月期 第3四半期 決算説明資料 株式会社ヤマノホールディングス (JASDAQ 7571) ©2017 Yamano Holdings. All Rights Reserved 1 2017年3月期 第3四半期 業績概要 ©2017 Yamano Holdings. All Rights Reserved 2 2017年3月期 第3四半期累計 業績サマリー 前年同期比で、売上高、営業利益、経常利益とも大幅に増加 ・前期にM&Aを実施した2社が堅調に推移し、連結業績を牽引。 ・和装宝飾事業、卸売事業は、M&A効果により増収増益を達成。 前年同期比 2016年3月期 3Q累計 2017年3月期 3Q累計 16,715 19,397 +2,681 +16.0% 営業利益 114 170 +56 +49.0% 経常利益 99 163 +63 +64.1% 親会社株主に帰属する 45 66 +20 +44.9% (単位:百万円) 売上高 四半期純利益 ©2017 Yamano Holdings. All Rights Reserved 増減額 増減率 3 2017年3月期 第3四半期累計 連結損益計算書 (単位:百万円) 2016年3月期 3Q累計 2017年3月期 3Q累計 概 要 実 績 前年同期比 16,715 19,397 +2,681 前期に和装宝飾・卸売事業でM&Aを実施した 2社が期初から好調に推移し、連結に大きく貢献。 6,863 8,625 +1,761 41.1% 44.5% 3.4pt 和装宝飾事業の大幅増収に加え、既存の卸売 事業においても売上総利益率が改善。 6,748 8,454 +1,705 40.4% 43.6% 3.2pt 営業利益 114 170 +56 利益率 0.7% 0.9% 0.2pt 経常利益 99 163 +63 利益率 0.6% 0.8% 0.2pt 45 66 +20 0.3% 0.3% ー 売上高 売上総利益 利益率 販売管理費 対売上高比率 親会社株主に帰属する 四半期純利益 利益率 卸売事業で業務効率が進んだものの、M&Aの 実施により、販管費比率は上昇。 前期に和装宝飾・卸売事業でM&Aを実施した 2社による増収効果に加え、既存の和装店舗及 び卸売事業の業績も堅調に推移。前年を大幅に 上回る増益を達成。 経常利益の大幅な増加により、純利益も増加。 ©2017 Yamano Holdings. All Rights Reserved 4 第3四半期累計業績推移 売上高/営業利益推移 売上高推移 (単位:百万円) 20,000 前期比+26.8億 (+16%) 18,196 17,074 営業利益推移 (単位:百万円) 19,397 400 361 16,715 前期比+56百万 (+49%) 300 15,000 170 200 10,000 114 100 5,000 0 52 2014年 3Q 2015年 3Q 2016年 3Q 2017年 3Q 0 2014年 3Q ©2017 Yamano Holdings. All Rights Reserved 2015年 3Q 2016年 3Q 2017年 3Q 5 2017年3月期 第3四半期累計 報告セグメント別の状況① (単位:百万円) 売上高 美 容 セグ利益 売上高 スポーツ セグ利益 売上高 D S M セグ利益 売上高 和装宝飾 セグ利益 売上高 卸 売 その他 調整額 セグ利益 売上高 セグ利益 2016/3月期 2017/3月期 3Q累計 3Q累計 1,790 44 2,766 △99 1,935 63 4,775 101 4,952 54 495 △50 1,657 19 2,511 △142 1,784 42 7,935 223 5,020 68 486 △40 状 況 増減額 △132 △25 △255 △43 △150 △21 +3,159 +121 +68 +14 △8 10 DM等の販促活動やサービス力の向上施策により、 再来店客数は改善したものの、不採算店舗14店舗 の閉鎖や人件費比率が増加し、減収減益。 3店舗を新規出店。通年型商品の販売を軸にした店 舗政策への転換を推進。年末の雪不足の影響により、 ウィンター商品が苦戦したため、減収減益。 事業所の統廃合(2店舗減)、販売員減により売上高、 利益とも減少。販売員の採用強化、販売の効率化、 休眠顧客の掘り起し活動を推進。 前期に子会社化した㈱すずのきが期初から好調に推 移し、また、既存の和装店舗も堅調に推移したことで、 前年同期比で大幅な増収増益を達成。 前期に事業譲受した㈱吉利が寄与し、大幅な増収。 既存事業においても粗利率の改善、販管費の効率 化が加速し、利益も前年同期比で増加。 堀田上海有限公司の意匠撚糸の販売が好調に推 移したことで、㈱すずのきののれん償却の発生分も 吸収し、利益は前年同期比で改善。 ©2017 Yamano Holdings. All Rights Reserved 6 2017年3月期 第3四半期累計 報告セグメント別の状況② 前期比+3,159 (+66.1%) (単位:百万円) 売上高 2016 3Q累計 2017 3Q累計 1,790 1,657 美容 2,511 1,935 スポーツ 2016 3Q累計 DSM 和装宝飾 前期比+121 (+119.4%) 2017 3Q累計 44 卸売 前期比+15 (+26.2%) 223 63 19 △ 99 美容 5,020 4,952 1,784 (単位:百万円) 営業損益 7,935 4,775 2,766 前期比+68 (+1.4%) 42 101 54 68 △ 142 スポーツ DSM 和装宝飾 ©2017 Yamano Holdings. All Rights Reserved 卸売 7 連結貸借対照表 (単位:百万円) 2016/3末 金 額 構成比 2016/12末 金 額 構成比 (単位:百万円) 負債合計 2016/3末 金 額 構成比 2016/12末 金 額 10,304 81.1% 11,106 82.3% 7,537 59.3% 8,825 65.4% 流動資産 8,850 現預金 1,917 2,366 受取手形・売掛金 ※1 2,870 3,104 支払手形・買掛金 ※2 3,292 4,352 たな卸資産 3,737 4,125 短期借入金 ※3 1,025 1,084 368 415 前受金 1,829 1,906 △43 △45 その他 1,390 1,482 固定負債 2,766 その他 貸倒引当金 固定資産 有形固定資産 (減価償却累計額) 建物及び構築物(純額) 3,856 1,398 (△1,796) 69.7% 30.3% 11.0% 9,966 3,533 1,413 (△1,787) 566 587 工具器具備品(純額) 46 50 その他(純額) 41 31 743 743 土地 無形固定資産 投資その他 敷金・保証金 その他 貸倒引当金 資産合計 ※1:電子記録債権を含む 73.8% 流動負債 26.2% 10.5% 290 2.2% 2,104 16.6% 1,829 13.6% 1,591 1,340 604 567 △90 △78 12,707 100% 13,500 資産除去債務 327 319 その他 427 376 株主資本 2.8% 18.9% 2,393 17.7% 1,046 8.2% 1,036 7.7% 100 100 利益剰余金 999 989 △53 △53 その他包括利益累計 非支配株主持分 負債純資産合計 16.9% 2,402 資本金 自己株式 100% 2,281 1,585 純資産 353 21.8% 2,011 長期借入金 構成比 23 0.2% 16 0.1% 1,333 10.5% 1,359 10.1% 12,707 100% 13,500 100% ※2:電子記録債務を含む ※3:1年内返済予定長期借入金を含む ©2017 Yamano Holdings. All Rights Reserved 8 2017年3月期 重点施策の状況 ©2017 Yamano Holdings. All Rights Reserved 9 当社の基本方針 循 環 M&A戦略の推進 新たなる成長に向けたM&A戦略 M&A推進による 事業規模拡大 選択と集中による 重 事業領域 拡大 点 投 資 事業の伸長による 既存事業の伸長 選 択 と 集 中 キャッシュ増加 経営資源の投入による 事業収益拡大と キャッシュ・フロー創出 成長モデルが確立できる 事業・店舗へ経営資源を 重点配分 増加キャッシュによる ©2017 Yamano Holdings. All Rights Reserved 再投資(M&A) 10 M&A戦略の推進 M&A戦略の進捗状況 M&A実施した2事業の業績推移 和装宝飾 営業利益 223 300 (単位:百万円) 150 43 0 △ 150 101 ⇒前期にM&Aした2社(吉利、すずのき)が好調 に推移し、和装宝飾事業・卸売事業は収益拡大 △ 100 15,000 +33% (単位:百万円) 9,642 9,727 4,674 4,952 12,956 5,020 7,935 4,967 4,775 2015年3Q 2016年3Q M&Aの実行による 3Q累計での業績寄与分 売上高 5,000 0 ◆前期からM&A戦略を再開、 当期業績を期初から牽引 ⇒当期にM&Aしたイエリデザインプロダクツも 期中より卸売事業の収益に貢献。 54 売上高 10,000 68 卸売 +4,168百万円 営業利益 +140百万円 収益性を重視したM&A戦略の実行 により、確実な業績の向上を図っていく。 2017年3Q ©2017 Yamano Holdings. All Rights Reserved 11 選択と集中 和装宝飾事業 新規出店/店舗改装 ◆新規出店 2店舗実施 ◆店舗改装 7店舗実施 <上期> 5店舗実施 2016/3: ユキベルファム 銀座店 2016/4: 東京きもの愛 日根野店、すずのき 柏店 2016/5: 東京きもの愛 大津店、Kimono Shopあいこ 古川店 2016/9 OPEN ら・たんす モール小倉店 <下期> 2店舗実施 2016年12月 移転改装 2016/11 OPEN ら・たんす 沖縄ライカム店 すずのき 厚木店 2017年1月 改装 らたんす 錦店 好調な和装宝飾事業への投資を継続し、市場シェアの拡大を図っていく。 ©2017 Yamano Holdings. All Rights Reserved 12 既存事業の伸長 スポーツ事業 新規出店 ◆新規出店 3店実施 →通年型店舗の拡大 <上期> 2店舗実施 <下期> 1店舗実施 2016年10月 OPEN 2016/4 OPEN パワーズ 周南店 2016/9 OPEN スポーツワールド 大宮ステラタウン店 パワーズ 米子店 ⇒アウトドア関連、ランニング、ヘルス&ビューティ等の通年型商品の販売強化 通年型商品を軸にした店舗政策への転換を図ることで、季節性要因の変動 を抑制し、東京五輪を見据えた需要拡大にも対応できる体制を整えていく。 ©2017 Yamano Holdings. All Rights Reserved 13 既存事業の伸長 美容事業 着付けサービスの継続強化 ◆着付けサービス(成人式・卒業式)による売上の拡大、安定化 ⇒和装宝飾事業との連携による着付けサービス実施店舗、技術取得者数の拡大。 ⇒着付けサービスの導入・教育による現場スタッフの接客レベルの向上。 卒業式着付け・セット 成人式着付け・セット実績 ◎売上高 : 前年比 1月より予約の受付を開始 前年を上回る目標を設定 104% ◎売上高 : 前年比 着付けサービス 実施店舗数 75店舗 110% ※全店舗でのサービス展開を目指し、 着付けスタッフの増員を図っていく。 着付けサービスを継続的に強化していくことで、成人式・卒業式等 和装関連の需要期を確実に取り込み、収益の安定化に繋げていく。 ©2017 Yamano Holdings. All Rights Reserved 14 既存事業の伸長 人財育成・教育システムの強化 ◆人財の採用、教育を継続的に実施し、人財の確保と将来の 中核社員の育成を図り、既存事業の推進力を高めていく。 新人研修 メンター制度の導入、 フォローアップ研修の 充実で早期育成を図る。 スキルアップ研修 座学、体験の両面での 研修により、商品知識、 接客力の強化を図る。 マネジメント研修 新規出店の加速に向け 次世代の店長クラスの マネジメント力を強化 ©2017 Yamano Holdings. All Rights Reserved 15 既存事業の伸長 人財の採用・育成・定着化の推進 ◆人財の確保・定着率向上に向けた全社的な取り組み 新卒採用 ⇒将来の出店加速に向けて当期も積極的に実施。 福利厚生面 ⇒メンター制度、社長賞制度、クラブ活動支援制度を導入。 ◆スキルアップ研修制度の拡充による専門性の向上 新たに外部の専門家によるカラーコーディネート研修、財務分析研修を追加。 ⇒新人~マネジメントクラスまで、充実した教育体制の構築を目指す。 人財の採用・育成を継続的に強化し、事業基盤となる人財の確保に繋げていく。 ©2017 Yamano Holdings. All Rights Reserved 16 2017年3月期 業績予想 ©2017 Yamano Holdings. All Rights Reserved 17 2017年3月期 連結業績予想① ◆2017年3月期 通期 業績予想(連結) 業績予想の修正はございません。 ⇒M&A効果により、期初から売上高、利益とも順調に推移しておりますが、下半期 は季節性 の変動を受けやすい為、現段階では、当初予想を据え置いております。 2016/3月期 2017/3月期 実 績 予 想 高 23,791 26,700 +2,909 12.2% 単位:百万円 売 上 前年比 増減額 増減率 営 業 利 益 264 360 +96 36.3% 経 常 利 益 247 340 +93 37.3% 親会社株主に帰属する 61 180 +119 193.0% 当 期 純 利 益 ©2017 Yamano Holdings. All Rights Reserved 18 2017年3月期 連結業績予想③ ◆1株当たり当期純利益(EPS)は、5.29円を予想(前期比+3.50円) ◆1株当たり年間配当金は、2.0円を予定(配当性向37.8%) ⇒成長事業への投資及び内部留保を勘案し、継続した配当を予定 1株当たり配当金の推移 連結1株当たり当期純利益(EPS)の推移 (単位:円) 連結EPS 2013 11.65 2014 2015 9.03 2017 予想 2016 5.17 1.79 5.29 (単位:円) 2013 1株当たり 配当金 - 2014 2015 1.50 2.00 2016 2.00 2017 予想 2.00 11.65 9.03 2.0 2015 2016 2.0 1.5 5.29 5.17 2.0 1.79 0 2013 2014 2015 2016 2017 予想 2013 ©2017 Yamano Holdings. All Rights Reserved 2014 2017 予想 19 当社のM&A成長戦略イメージ ◆既存事業の収益基盤と当社が持つ提携ノウハウを活用した M&Aで新たな収益源を確保し、成長戦略を加速させていく。 売上高 成長スピード 加速 当社提携ノウハウの注入 ・ヤマノブランドの活用 ・商品戦略の向上 ・店舗運営・開発力の改善 ・人財育成・採用力の強化 ・本部管理コストの効率化 etc. 収益力 強化 M&A戦略の拡大 既存事業の伸長 既存事業 事業基盤の整備 選択と集中 ⇒ 確立したビジネスモデルへの成長投資を継続 M&A戦略の再開 ©2017 Yamano Holdings. All Rights Reserved 事業規模の拡大 時間軸 20 当面の経営目標 連結売上高 480~ 500億円 5%超 営業利益率 M&A成長戦略の推進 人財教育・育成の強化 事業領域の拡大とともに、高収益体質の 事業モデルの構築を目指して参ります。 ©2017 Yamano Holdings. All Rights Reserved 21 ソフトと価値の提供により、顧客創造と収益力拡大を 図ってまいります。 本資料は、2017年3月期第3四半期の業績概要および2017年3月期業績予想、並びに今後の経営ビジョンに関する情報の提供を目的としたものであり、 当社が発行する有価証券の投資を勧誘することを目的としたものではありません。また、本資料は注記のない限り2016年12月31日現在の決算データ及び 直近の事業データに基づいて作成されております。本資料に記載された意見や予測などは、資料作成時点の当社の判断であり、その情報の正確性、完全性 を保証し又は約束するものではなく、また今後、予告なしに変更されることがあります。 ©2017 Yamano Holdings. All Rights Reserved 22
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