五十嵐市長からUR都市機構への要請について

(様式1)
つくば市記者会 御中
平成29年2月6日
つくば市企画部まちなみ整備課
タイトル
平成28年度UR都市機構用地の譲渡人募集予定(竹園一丁目2-1)に関する
五十嵐市長からUR都市機構への要請について
項目(あてはまるものすべてにチェック)
イベント・会議等の事前周知依頼
イベント・会議等の取材依頼
イベント会議以外の事業の周知依頼
参加者募集の告知依頼
その他( )
全3枚(本紙含む)
<概要>
独立行政法人都市再生機構が平成28年度2月に譲渡人の募集を予定している竹園一丁目2-1の物件につい
て,つくば市の顔の一つであることから,UR都市機構理事長に対し,五十嵐市長から譲渡条件を付すよう要請
を行いましたのでお知らせします。
●日時
平成29年2月6日(月)
午前10時00分~10時30分
●場所
UR都市機構本社(横浜市中区本町6-50-1 横浜アイランドタワー)
●要請先
中島 正弘 理事長
茂木 貴志 首都圏ニュータウン本部長
(対応者 角折知行ニュータウン業務部長)
●参加者
市長,企画部長 ほか
※データ提供可
●訪問趣旨・要請事項
UR都市機構が譲渡人の募集を予定している竹園一丁目2-1の物件(現UR庁舎)は,土浦学園線沿道に位
置しており商業施設や業務施設が立地するなど筑波研究学園都市の中心部としての高度な都市機能が集積
しているとともに,建物の景観や壁面の位置などを誘導することで,研究学園地区の中心となる幹線道路として
代表的な景観を形成していることから,売却にあたり,条件を付すよう要請した。(要請事項は別紙参照)
28つ くば ま 第 242号
平 成 29年 2月 6日
独 立 行 政法人都 市再 生機 構
理事長
中島
正弘
様
つ くば市長
UR庁 舎
(竹 園一丁 目
五
十
2-1)の 売却 について
嵐
立
(要 請 )
日頃か ら,つ くば市政に多大なる御 支援 と御協力を賜 り,厚 く御礼 申 し上げます。
筑波研究学園都市 は,貴 機構 が 「計画標準」や 「景観審査会」などによる街並み の
誘導体系 を整備 し,そ れに基づいた開発 を行 うことで,長 い期間にわた り良好 な景観
を形成す ることができま した。
都市 の概成 か ら 37年 が経過 し,貴 機構 と市,市 民な どが協力 し,景 観 を維持 。発
展 させてきた ことか ら,研 究学園地区の景観はつ くば市 の代表的な景観 を創 出す ると
ともに,つ くば市民 の財産 となってお ります。つ くば市 としま しては,そ れ らの財産
を次 の世代に守 り伝 えてい くことが必要 であると考えてお ります。
その よ うな ことか ら,研 究学園地区のまちづ くりを担 つて きた貴機構 として,引 き
続 き筑波研究学園都市 のまちづ く りに御協力頂きたい と考 えてお ります。
現在 ,貴 機構 が処分 を予定 してい る UR庁 舎 が位置す る土浦学園線沿道は,商 業施
設や業務施設 が立地す るな ど筑波研究学園都市 の 中心部 として の高度 な都市機能 が
集積 してい るとともに,建 物 の景観や壁面 の位置 な どを誘導す ることで,研 究学 園地
区の 中心 となる幹線道路 として代表的な景観 を形成 してお ります。
つ きま しては,当 該敷地 の売却 にあた り,別 紙事項を譲渡条件 として売却 して頂 く
ことを強 く要請 します。
別紙
竹 園 一 丁 目 2-l
UR庁
舎 用 地 売 却 にお け る譲 渡 条 件
建築物 は,原 則既存建築物 (現 UR庁 舎)を 活用 してくだ さいЬ既存建築物 を除
去 し、新 たに建 築す る場合は、次の誘導事項を遵守 して ください。
誘 導事項
項 目
建 築物
用途
壁 面後退
距離
西側 歩道
拡幅
商業・ 業務系 の利用を原則 として くだ さい。
一部 に住 宅系を設け る場合は次 の条件 として くだ さい。
(1)住 宅単独 での利用はできません。
(2)敷 地内にお いて都市計画道路 3・ 2・ 2号 土浦学園線 か ら
2/5の 範囲は,商 業・業務 の用途に供す る建築物 として
くだ さい。
建築物外壁又 はこれに代わる柱 の面か ら敷地境界線 までの距離は
次 の各号に掲げる数値以上 として くだ さい。
(1)都 市計画道路 3・ 2・ 2号 土浦学園線 との境界線 まで :10m
(2)西 側市道及び歩行者専用道路 との境界線 まで :2m
なお,壁 面後退位置にお いて駐車場 は建設 しないで くだ さい。
,
西側市道沿いに十分な歩行空間を確保す るため,現 道歩道 と今回譲
渡す る敷地を合わせて幅員 3.Om以 上を確保 し,歩 道 との一体的な整
備 ,及 び永続的かつ適切な維持・ 管理を行 つて くだ さい。 なお,今
回譲渡す る敷地 の うち歩行空間の整備 を行 つた部分 について,整 備
後 につ くば市に帰属頂き,そ の後 の維持管理を市で行 うことも可能
です。また,帰 属 の有無に関わ らず ,歩 道拡幅用地 の分筆登記 して
くだ さい。
建 築物 の
建 築物 の形態は,次 の各号に掲げる条件 を満たす もの として くださ
形 態規制
い
。
(1)長 大壁 面 を抑 制 し,都 市景観 の 向上 を図 るた め ,一 つ の建 築
物 は ,そ の 高 さが 31mを 超 え る部 分 につ い て ,鉛 直面 に投影 した
水 平方 向 の長 さを 70m以 下 と して くだ さい。
(2)敷 地 内 にお い て ,都 市計画道 路 3・ 2・ 2号 土浦学 園線 に接す
る辺長 の過 半以 上 は建 築物 と して くだ さい。 なお ,駐 車場 の み の
建 築物 は含 めませ ん。
緑化 率、 緑豊 か な都 市環境 を維 持す るた め ,緑 化 率 を 10%以 上 と して くだ さ
い
。
外構 計画
道 路 また は歩行者 専用 道 路等 に 囲障 を設 け る場合 は ,生 垣又 は透 視
可能 な柵 を道 路側 に植 栽 した もの と して くだ さい。
都 市景観
都 市計画道 路 3・ 2・ 2号 土浦学 園線 沿 い は ,研 究学 園 地 区 中心 の幹
線 道 路 と してふ さわ しい 景観 とな る よ う,周 辺建 築物 と調 和す る建
築計 画 と して くだ さい 。