2016年12月期業績

2016年12月期 業績
2017年2月3日
業績のポイント(2015‐2016)
(百万円)
売上高
営業利益
当期純利益
2015
17,738
2,324
1,318
2016
14,219
1,071
705
増減
‐3,519
‐1,252
‐612
増減%
‐19.8%
‐53.9%
‐46.5%
• ヨウ素及び天然ガス事業
ヨウ素製品の触媒用途向け販売数量の減少
為替円高や、ヨウ素国際市況の下落の影響を大きく受ける
生産性向上等でコスト低減
• 金属化合物事業
出荷数量は増加
金属相場下落により販売価格は低迷
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ISE CHEMICALS CORPORATION
営業利益増減要因分析(2015‐2016)
営業利益対前年比 ‐1,253百万円
2,324
2015
販売数量 販売単価 販売為替 売上原価
3
1,061
1,071
販管費
2016
ISE CHEMICALS CORPORATION
業績のポイント(2016‐2017予想)
(百万円)
売上高
営業利益
当期純利益
2016
14,219
1,071
705
2017
14,000
400
150
増減
‐219
‐671
‐555
増減%
‐1.5%
‐62.7%
‐78.7%
• 各事業とも需要は堅調
• ヨウ素及び金属の国際市況は厳しい状況が続く見
通し
• 販売活動の強化、製造プロセスの効率化等により
体制を固めていくと共に、将来を見据えた商品開
発を行っていく
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ISE CHEMICALS CORPORATION
業績推移
(百万円)
20,000
5,000
18,000
16,000
4,000
14,000
12,000
売
上
高
3,000
10,000
8,000
2,000
6,000
4,000
1,000
2,000
0
2011
2012
2013
2014
2015
2016
2017
売上高
13,935
13,498
15,902
18,052
17,738
14,219
14,000
営業利益
1,599
2,334
3,406
3,503
2,324
1,071
400
826
1,302
2,057
2,151
1,318
705
150
EBITDA
2,980
3,739
4,680
4,834
4,017
2,732
2,100
減価償却費
1,381
1,405
1,274
1,331
1,693
1,661
1,700
設備投資
1,265
1,829
2,717
2,230
1,774
1,267
1,500
円/ドルレート
79.83
79.81
97.64
105.78
121.09
108.80
110.00
当期純利益
5
営
業
利
益
・
当
期
純
利
益
・
E
B
I
T
D
A
0
ISE CHEMICALS CORPORATION
会社を取り巻く事業環境と課題①
会社を取り巻く厳しい事業環境の中で、価格・需要の動向がどう
あろうとも、事業運営を進め、且つ発展させることが出来るよう、
体制をより盤石なものにすることが求められます。
具体的には、製造プロセス技術の向上、お客様視点の商品の
創出、お客様から信頼される安定した供給力の確保、等々が必
要です。
製造プロセス技術の向上は、継続的に進めておりますが、今後
更に成果をあげられるよう努めて参ります。お客様視点の商品
の創出も、お客様の意見を取り入れながら、これまでとは違った
特性や品質を持った商品の開発を進めていきます。お客様から
信頼される安定した供給力という意味では、設備投資を計画的
に行うことで、需要に応えて参ります。
6
ISE CHEMICALS CORPORATION
会社を取り巻く事業環境と課題②ヨウ素及び天然ガス事業
ヨウ素及び天然ガス事業においては、
効率的な製造プロセスの追求に日々取
り組み、新たな成果をあげていきます。
商品の創出についても、そのための設
備の拡充も進める予定です。安定した
供給力という意味では、かん水・ガスの
井戸についての投資を粛々と実行して
参ります。
7
ISE CHEMICALS CORPORATION
会社を取り巻く事業環境と課題③金属化合物事業
金属化合物事業におい
ては、製造プロセス等の
効率化に努め、業績に
寄与するようにしていき
たいと考えます。
8
8
会社を取り巻く事業環境と課題④
足許の経済状況は、不確実な
部分が多々ありますが、ヨウ
素及び天然ガス事業も金属化
合物事業も中長期的には成長
が見込まれる分野であるた
め、我々はしっかりとその伸び
をとらえて、発展していこうと思
います。
そうすることで、向こう10年の
間に、「技術力・品質において
No.1」との評価を確固たるも
のにする所存です。
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ISE CHEMICALS CORPORATION
これからの3年間(2017年~2019年)の数値イメージ
売上高
営業利益
EBITDA
20,000
(百万円)
5,000
18,000
(百万円)
2,000
設備投資
減価償却費
1,800
16,000
4,000
14,000
12,000
3,000
売
上 10,000
高
8,000
2,000
6,000
4,000
1,000
1,600
営
業
利
益
・
E
B
I
T
D
A
2,000
1,400
1,200
1,000
800
600
400
200
0
0
2015
2016
2017
2018
0
2019
2015
2016
2017
2018
2019
売上数量の増加 ⇒ 売上増加、商品構成の変更、コスト削減
により、利益拡大を目指して参ります。
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ISE CHEMICALS CORPORATION
これからの3年間のテーマ
• ヨウ素関係については、新規需要を的確に捉
え、付加価値製品を開発し、ニーズに沿って試
作していきます。例えば、次世代の二次電池や
太陽電池には多くのヨウ素化合物が求められま
す。これらに使われる高純度のヨウ素化合物を
はじめとした新規製品の開発と試作を行うパイ
ロットプラントを新たに建設し、お客様の要望に
的確・迅速に応える体制を作ります。
• 金属化合物については、スマートフォンなどに多
用されるセラミックコンデンサの原料など、電子
材料用途に引き続き、力を入れて参ります。
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ISE CHEMICALS CORPORATION
見通しに関する注意事項
本資料に記載されている業績の見通し等の
将来に関する記述は、当社が現在入手して
いる情報及び合理的であると判断する一定
の前提に基づいており、実際の業績は様々
な要因により大きく異なる可能性があります。
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