第一 一 1 福 島 復興 再生 特 別措 置法 の一 部 を改 正す る 法律 案 要綱 特定 復興 再生 拠 点区 域復 興 再生 計画 及び こ れに 基 づく 措置 特定 復興 再 生拠 点区 域復 興 再生 計画 特 定避 難 指示 (帰 還 困難 区域 の設 定 の指 示を い う。 ) の対 象と なっ て いる 区域 を その 区域 に含 む 市 町村 ( 以下 「特 定避 難 指示 区域 市 町村 」と いう 。 )の 長 は、 福島 復 興再 生基 本方 針 に即 して 、 特定 復 興 再 生拠 点区 域 (特 定避 難指 示 区域 内の 区 域で あ って 次に 掲げ る 条件 のい ず れに も該 当す る もの のう ち 、特 定避 難 指示 の解 除 によ り住 民の 帰 還を 目指 す もの を いう 。) の復 興 及び 再生 を 推進 する ため の 計画 ( 以下 「特 定復 興 再生 拠点 区 域復 興再 生計 画 」と い う。 )を 作 成し 、内 閣総 理 大臣 の認 定 を申 請 す る こと がで き るも のと する こ と。 当 該区 域に お ける 放射 線 量が 、当 該特 定 避難 指 示区 域に お ける 放射 線量 に 比し て相 当 程度 低く 、 基 準 以下 に低 減 する 見込 みが 確 実で ある こ と。 土壌 等 の除 染等 の措 置 を行 うこ と によ り、 おお む ね五 年 以内 に、 特 定避 難指 示の 解 除に 支障 が ない (1) 2 3 4 5 当 該 区域 の地 形 、交 通の 利便 性 その 他の 自 然的 社 会的 条件 から み て、 帰還 す る住 民の 生活 及 び地 内閣 総理 大 臣は 、特 定復 興 再生 拠点 区 域復 興再 生 計画 の認 定 の申 請が あ った 場合 にお い て、 次に 掲 あら か じめ 、福 島県 知 事に 協議 し なけ れば なら な いこ と とす るこ と 。 特 定避 難 指示 区域 市 町村 の長 は、 特 定復 興再 生 拠点 区 域復 興再 生計 画 を作 成し よ うと する とき は 、 、 そ の者 の同 意 を得 なけ れば な らな いこ と とす る こと 。 する 事 業に 係る 事項 を 記載 する こ とが でき るこ と とし 、 その 場合 は 、当 該事 項に つ いて 、あ ら かじ め 特 定復 興 再生 拠点 区 域復 興再 生計 画 には 、必 要 に応 じ て、 特定 避難 指 示区 域市 町 村以 外の 者が 実 施 項 そ の他 の特 定 復興 再生 拠点 区 域の 復興 及 び再 生 に関 し必 要な 事 項を 定め る もの とす るこ と 。 、土 地 利用 に関 する 基 本方 針、 土 壌等 の除 染等 の 措置 、 除去 土壌 の 処理 及び 廃棄 物 の処 理に 関 する 事 特 定復 興 再生 拠点 区 域復 興再 生計 画 には 、特 定 復興 再 生拠 点区 域の 区 域、 意義 、 目標 、計 画の 期 間 公 共 施設 その 他 の施 設の 整備 を 行う こと が でき る と認 めら れる こ と。 当該 区 域の 規模 及び 原 子力 発電 所 の事 故の 発 生前 の土 地 利用 状況 か らみ て、 計画 的 かつ 効率 的 に 域 経済 の再 建 のた めの 拠 点と なる 区域 と して 適 切で ある と 認め られ るこ と 。 (2) (3) 二 三 げ る 基準 に適 合 する と認 める と きは 、関 係 行政 機 関の 長の 同意 を 得て 、そ の 認定 をす るも の とす るこ と。 から まで に 掲げ る条 件の い ずれ (3) 福島 復 興再 生基 本方 針 に適 合す る もの であ る こと 。 特 定 復興 再生 拠 点区 域復 興再 生 計画 に記 載 され た 区域 が1 の (1) す る もの であ る と認 めら れる こ と。 円 滑か つ確 実 に実 施さ れ ると 見込 まれ る もの で ある こと 。 土 地改 良法 等の 特 例 生活 環境 整 備事 業 を、 自 ら行 うこ とが で きる もの と する こと 。 (第 十七 条 の七 から 第十 七 条の 十五 ま で関 係) の 他の 工事 で あっ て、 福 島県 等の 要請 に 基づ いて 内 閣総 理 大臣 が主 務大 臣 の同 意を 得 て指 定し たも の 等 国 は 、認 定特 定 復興 再生 拠点 区 域復 興再 生 計画 に 基づ いて 行う 土 地改 良事 業 、砂 防工 事、 道 路工 事そ (第 十七 条 の二 関係 ) 特定 復 興再 生拠 点区 域 復興 再生 計 画の 実施 が 特定 復興 再 生拠 点区 域 の復 興及 び再 生 の推 進に 寄 与 に も該 当す る もの であ る こと 。 (2) (1) (3) (4) 四 内 閣 総理 大臣 は 、認 定特 定復 興 再生 拠点 区 域復 興 再生 計画 に基 づ いて 行う 生 活環 境整 備事 業 (住 民の 生 活環 境の 改 善に 資す る ため に必 要と な る公 共施 設 又は 公 益的 施設 の清 掃 その 他の 当 該施 設の 機能 を 回 ( 第 十七 条の 十 六関 係) 1及 び2 に より 環境 大臣 が 行う 土壌 等 の除 染等 の 措置 及び 除 去土 壌の 処 理に 要す る費 用 並び に廃 棄 び処 分 に限 る。 )を 行 うこ とが で きる もの とす る こと 。 生 拠点 区域 内 の廃 棄物 で あっ て、 土壌 等 の除 染等 の 措置 に 伴い 生じ た廃 棄 物等 の収 集 、運 搬、 保管 及 。 ) にお いて は 、認 定特 定復 興 再生 拠点 区 域復 興 再生 計画 に従 っ て、 廃棄 物 の処 理( 認定 特 定復 興再 環 境大 臣は 、認 定 特定 復興 再 生拠 点区 域( 対 策地 域 内廃 棄物 処 理計 画が 定め ら れて いる 区 域を 除く 壌 の処 理を 行 うこ とが で きる もの とす る こと 。 ) に おい ては 、 認定 特定 復興 再 生拠 点区 域 復興 再 生計 画に 従っ て 、土 壌等 の 除染 等の 措置 及 び除 去土 環 境大 臣は 、認 定 特定 復興 再 生拠 点区 域( 特 別地 域 内除 染実 施 計画 が定 めら れ てい る区 域 を除 く。 放 射性 物 質汚 染対 処 特措 法の 特例 復す る ため の事 業) を 、当 該施 設 を管 理す る者 の 要請 に 基づ いて 行 うこ とが でき る もの とす る こと 。 1 2 3 五 第二 一 物 の 処理 に要 す る費 用は 国の 負 担と する こ と。 (第 十七 条の 十 七関 係) 認 定特 定 復興 再生 拠 点区 域復 興再 生 計画 が定 め られ て いる とき は、 福 島県 知事 が 認定 特定 復興 再 生拠 点区 域 に係 る企 業立 地 促進 計画 を 作成 する こと が でき る とと もに 、 認定 特定 復興 再 生拠 点区 域 に係 る一 ( 第十 八条 及 び第 三十 二 条関 係) 団 地 の復 興再 生 拠点 市街 地形 成 施設 に関 す る都 市計 画 を定 める こ とが でき る もの とす るこ と 。 公益 社団 法人 福 島相 双復 興 推進 機構 への 国 の職 員 の派 遣等 公益 社団 法 人福 島相 双復 興 推進 機構 に よる 派遣 の 要請 公 益社 団法 人 福島 相双 復 興推 進機 構( 以 下「 機構 」 とい う 。) は、 避難 指 示・ 解除 区 域市 町村 の復 興 及び 再 生の 推進 に関 す る業 務の う ち、 特定 事業 者 の経 営 に関 する 診 断及 び助 言、 特 定事 業者 の 事業 の再 生 を 図る ため の 方策 の企 画及 び 立案 、関 係 行政 機関 そ の他 の関 係 機関 との 連 絡調 整そ の他 国 の事 務又 は 事 業と の密 接 な連 携の 下 で実 施す る必 要 があ るも の (以 下 「特 定業 務」 と いう 。) を 円滑 かつ 効果 的 に ( 第四 十八 条 の二 関係 ) 行う た め、 国の 職員 を 機構 の職 員 とし て必 要と す ると き は、 その 必 要と する 事由 を 明ら かに し て、 任命 権 者 に対 し、 そ の派 遣を 要請 す るこ とが で きる もの と する こと 。 二 三 四 国の 職員 の 派遣 任 命権 者は 、 機構 から 要 請が あっ た場 合 にお いて 、 原子 力 災害 から の福 島 の復 興及 び 再生 の推 進そ の 他の 国 の責 務を 踏ま え 、そ の要 請 に係 る派 遣の 必 要性 、 派遣 に伴 う 事務 の支 障そ の 他の 事情 を 勘案 して 、 国 の事 務又 は 事業 との 密接 な 連携 を確 保 する ため に 相当 と認 め ると きは 、 これ に応 じ、 国 の職 員の 同 ( 第 四十 八条 の 三関 係) 意 を得 て、 機 構と の間 の 取決 めに 基づ き 、期 間を 定 めて 、 専ら 機構 にお け る特 定業 務 を行 うも のと し て 当該 国 の職 員を 機構 に 派遣 する こ とが でき るも の とす る こと 。 国家 公務 員 共済 組合 法等 の 特例 等 機 構へ の国 の 職員 の派 遣 に関 し、 国家 公 務員 共済 組 合法 、 子ど も・ 子育 て 支援 法、 一 般職 の職 員の 給 ( 第 四十 八条 の 四か ら第 四十 八 条の 十ま で 関係 ) 与に 関 する 法律 及び 国 家公 務員 退 職手 当法 の特 例 を定 め るこ と。 機 構の 役 員及 び職 員 の地 位 (第 四十 八条 の 十三 関係 ) 機構 の 役員 及び 職員 は 、刑 法そ の 他の 罰則 の適 用 につ い ては 、法 令 によ り公 務に 従 事す る職 員 とみ な す も のと する こ と。 第三 一 二 三 第四 帰 還環 境 整備 推進 法人 (第 四 十八 条の 十 四関 係) 避 難指 示 ・解 除区 域 市町 村の 長は 特 定非 営利 活 動法 人 等を 、そ の申 請 によ り、 帰 還環 境整 備推 進 法人 とし て 指定 する こと が でき るも の とす るこ と。 帰還 環境 整 備推 進法 人は 、 特定 避難 指 示区 域市 町 村の 長に 対 し特 定復 興 再生 拠点 区域 復 興再 生計 画 の (第 十 七条 の四 及び 第 三十 三条 の 二関 係) 作 成又 は変 更 の提 案を 、 避難 指示 ・解 除 区域 市町 村 の長 に 対し 帰還 環境 整 備事 業計 画 の作 成又 は変 更 の 提案 を する こと がで き るも のと す るこ と。 帰還 環境 整 備推 進法 人は 、 帰還 環境 整 備に 関す る 事業 を行 う 者へ の情 報 の提 供、 相談 そ の他 の援 助 、 (第 四 十八 条の 十 五関 係) 避 難解 除等 区 域復 興再 生 計画 等に 定め ら れた 事業 の 実施 又 は当 該事 業へ の 参加 その 他 の帰 還環 境整 備 の 推進 の ため に必 要な 業 務を 行う も のと する こと 。 国 は、 原 子力 災害 によ る 被害 によ り 福島 の児 童、 生 徒等 が 教育 を受 け る機 会が 妨げ ら れる こと の ない 国 は、 放 射性 物質 によ る 汚染 の有 無 又は その 状況 が 正し く 認識 され て いな いこ とに 起 因し て福 島 で生 ( 第五 十 八条 関係 ) よ う、 いじ め の防 止の た めの 対策 の実 施 その 他の 取 組を 支 援す るた めに 必 要な 施策 を 講ず るも のと す るこ と。 第五 産 さ れた 商品 の 販売 等の 不振 が 生じ てい る こと に鑑 み 、そ の不 振 の実 態を 明 らか にす るた め の調 査を 行い ( 第七 十八 条 の二 関係 ) 、 当該 調査 に 基づ き、 当 該商 品の 販売 等 を行 う者 に 対し 、 指導 、助 言そ の 他の 必要 な 措置 を講 ずる も のと 特 許料 等の 特例 ( 第八 十一 条 関係 ) て 推 進し よう と する 取組 の内 容 につ いて 、 重点 推進 計 画の 記載 事 項に 追加 す るも のと する こ と。 域」 と いう 。) を重 点 推進 計画 の 区域 内に おい て 定め る 場合 にあ っ ては 、当 該区 域 及び 当該 区 域に おい 組 を推 進す る こと によ り 、産 業集 積の 形 成及 び活 性 化を 図 るべ き区 域( 以 下「 福島 国 際研 究産 業都 市 区 研 究 開発 を行 う 者等 の来 訪の 促 進、 福島 の 地方 公共 団 体そ の他 の 多様 な主 体 相互 間の 連携 の 強化 等の 取 同研 究 開発 及び 先端 的 な研 究開 発 を行 う拠 点の 整 備、 当 該拠 点の 周 辺の 生活 環境 の 整備 、国 際 的な 共同 原 子力 災 害に よる 被 害が 著し い区 域 であ って 、 廃炉 等 、ロ ボッ ト及 び 農林 水産 業 に関 する 国際 的 な共 福 島国 際 研究 産業 都市 区 域に おけ る 取組 の推 進に 係 る規 定 の整 備 する こ と。 第六 一 二 福 島 県知 事が 、 廃炉 等、 ロボ ッ ト、 農林 水 産業 そ の他 の分 野に お ける 技術 の 高度 化に 関す る 研究 開発 三 四 五 を 行 う事 業に 関 する 事項 を定 め た重 点推 進 計画 につ い て、 内閣 総 理大 臣の 認 定を 受け たと き は、 特許 庁 (第 八十 四 条関 係) 長 官は 、中 小 企業 者が 行 う当 該事 業の 成 果に 係る 特 許発 明 につ いて の特 許 料の 軽減 、 免除 等が でき る も のと す るこ と。 国有 施設 の 使用 の特 例 福 島県 知事 が 、ロ ボッ ト に係 る新 たな 製 品又 は新 技 術の 開 発に 関す る試 験 研究 を行 う 事業 に関 する 事 項を 定 めた 重点 推進 計 画に つい て 、内 閣総 理大 臣 の認 定 を受 けた と きは 、国 は、 当 該事 業を 行 う者 に国 ( 第八 十五 条関 係 ) 有 の 試験 研究 施 設を 使用 させ る 場合 にお い て、 その 使 用の 対価 を 時価 より も 低く 定め るこ と がで きる も の とす るこ と 。 国 は、 福島 国際 研 究産 業都 市 区域 にお ける 取 組を 促 進す るた め 、福 島の 地方 公 共団 体相 互 間の 広域 的 ( 第八 十八 条関 係 ) な 連 携の 確保 そ の他 の国 、地 方 公共 団体 、 研究 機関 、 事業 者そ の 他の 関係 者 相互 間の 連携 を 強化 する た め に必 要な 施 策を 講ず る もの とす るこ と 。 ( 第 百条 関係 ) 福 島復 興再 生協 議 会に おけ る 協議 に資 する た め、 分 科会 を開 催 し、 特定 の事 項 に関 する 調 査及 び検 討 を 行 わせ るこ と がで きる もの と する こと 。 第七 一 二 住 民の 円 滑な 帰還 の促 進 を図 るた め の措 置 国 は、 特 定避 難指 示 区域 市町 村に よ って 特定 避 難指 示 区域 への 将来 的 な住 民の 帰 還を 促進 する た めの 中長 期 的な 構想 が策 定 され てい る とき は、 当該 構 想を 勘 案し て、 地 域住 民の 交流 の 拠点 とな る 施設 の機 ( 第九 十三 条関 係 ) 能 の 回復 及び 保 全そ の他 の当 該 構想 に基 づ いて 当該 特 定避 難指 示 区域 市町 村 が行 う取 組を 支 援す るた め 必 要な 措置 を 講ず るも の とす るこ と。 国 は、 避難 指示 ・ 解除 区域 市 町村 への 住民 の 円滑 な 帰還 の促 進 及び 避難 指示 ・ 解除 区域 市 町村 にお け その 他所 要の 改 正を 行う も のと する こと 。 (附 則第 一条 関 係) ( 第九 十四 条関 係 ) る 住 民の 生活 の 利便 性の 向上 を 図る ため 、 持続 可能 な 地域 公共 交 通網 を形 成 する ため 必要 な 措置 を講 ず 第八 附則 る もの とす る こと 。 第九 こ の法 律は 、 公布 の日 か ら施 行す るも の とす るこ と 。
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