ルクセンブルク大公国 政治・社会情勢(2017年1月) <ポイント> 【内政】 ●ルクセンブルク年金保険基金(CNAP)からの年金受給者の約半分は国外に在住。8人に1人は 仏国に在住。受給者全体の36%がルクセンブルク人。 【外政】 ●メルケル独首相がルクセンブルクを公式訪問し,ベッテル首相と移民政策,デジタル市場,高速 料金徴収制度に関して協議すると共に,アンリ大公同妃両殿下に謁見した。 【社会・大公宮】 ●大公殿下の三男であるルイ王子及びテシー妃が約10年の結婚生活を経て離婚することが決定。 1 内政 5日 ルクセンブルク年金保険基金(CNAP)からの年金受給者の約半分は国外に在住。8人に1人は仏国 に在住。受給者全体の36%がルクセンブルク人。 7日 2 世論調査によると,77%のルクセンブルク人が現行の75歳までの義務投票制に賛成している。 外交・EU 1日 2015年3月にベネルクス諸国の枠組みで蘭国・白国と結んだ空軍協定(Renegade agreement) が施行される。関係国上空で無線連絡が途切れた場合,F-16 によってエスコートされる。 12日 メルケル独首相がルクセンブルクを公式訪問し,ベッテル首相と移民政策,デジタル市場,高速料 金徴収制度に関して協議すると共に,アンリ大公同妃両殿下に謁見した。 15日 アセルボーン外相は,エロー仏外相の招待により中東平和に関するパリ会議に参加し,イスラエル とパレスチナ間の紛争解決に向けた協議を行った。 16日 アセルボーン外相は,ブリュッセルで開催された外務理事会に参加し,シリアにおける人道支援, 中東和平,レバノンにおける民主化プロセス支援等について協議した。 17日 アセルボーン外相は,外交樹立25周年の枠組みでラトビアを公式訪問し,リンケービッチ外相ら と会談した。 20日 アセルボーン外相は,当国を訪問した国連人権高等弁務官事務所(OHCHR)のラアド代表と会談 し,欧州や米国で広がる右派やポピュリズムに言及しながら人権擁護の重要性について協議した。 23日 アセルボーン外相は,バルセロナで開催された第二回地中海連合・地域フォーラムに参加し,主に 移民危機,テロ問題,紛争に関して協議した。 26日 アセルボーン外相は,マルタ共和国で行われた司法・内務大臣の非公式会合に参加し,移民危機や 欧州の保護体制等について協議すると共に,ダブリン規約の改革についても検討した。 3 社会・大公宮 10日 大公宮にて大公同妃両殿下主催の新年祝賀レセプションが行われ,当国政府関係者,外交団,国 際機関関係者らが招待された。 12日 メルケル独首相が当国を公式訪問した際,大公同妃両殿下並びにジャン前大公と謁見した。 18日 大公殿下の三男であるルイ王子及びテシー妃が約10年の結婚生活を経て離婚することが決定。
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