広報誌 Tokyo JC News

TokyoJCNews
東京青年会議所メンバーの皆様へ
理事長挨拶
明けましておめでとうございます。平成 29 年の新春を迎え、謹んでお慶び申し上げます。
明けましておめでとうございます。
さて、わが国経済は、アベノミクスが始動してから4年の間に改善し、デフレからの脱却まであと一歩のところ
皆様におかれましては、健やかに新年をお迎えのこととお慶び申し上げます。
まできております。一方で、さらなる経済の成長には潜在成長率を引き上げることが必要であり、そのためには人
手不足の解消と生産性の向上が重要です。東京商工会議所はこうした課題の克服のための多様な人材の活躍推進、
昨年は多くの皆様のご協力の下、第 5 回都民意識調査を実施しました。活
中小企業の生産性向上の支援をはじめ、東京および日本の成長に向けた取り組みを進めてまいります。
動地域である東京 23 区が抱える問題・課題の本質を捉えるだけでなく、東京
東京青年会議所におかれましては、本年、「和の心を世界へ」のスローガンのもと、「美徳溢れる国際都市東京の
JC がより社会に求められる運動を行うために乗り越えなくてはいけない問題・
実現」に向けて様々な活動に取り組まれると伺っております。2020 年東京オリンピック・パラリンピックを3年
課題についても検証することができました。本年度は、検証した結果を最大
後に控える今、みなさんのような若い方々が先頭に立ち、国際都市としての東京の魅力を高めて世界に発信するこ
限に活用し、5 年後、10 年後そしてその先を見据えた運動を行ってまいります。
とは非常に重要なことだと考えております。首都・東京の青年世代のリーダーとして勇気と希望と気概を持ち、こ
2017 年度は「和の心を世界へ∼美徳溢れる国際都市『東京』の実現」をスロー
うした活動を力強く推進していただくことを期待いたします。
ガンとして掲げ、
「和の心を世界に発信する真の国際人の育成」
、
「異なる多様
な個性を組織の強みに変えるダイバーシティマネジメントの推進」
、
「東京 JC
ブランドの確立による新たな価値の創造」を主とした運動を展開してまいり
東京商工会議所会頭
三村 明夫
ます。私たち日本人は、太古の昔から相手を慮り、調和する和の心を大切にし、
時に対立するものや相容れないものを和解させたり、新しいものと古いもの
を融合させたりしながら、新たな価値を創造する力を発揮してきました。そ
して、集団としての秩序や礼儀を重んじる態度、謙虚で節度ある行動や心を
込めたおもてなしを美徳として受け継いできています。私たち一人ひとりが
日本人であるという自覚と誇りを持ち、現代に立ちはだかる様々な問題・課
平素より公益社団法人日本青年会議所に多大なるご協力をいただいておりますことに厚く御礼申し上げます。謹ん
題に取り組み、明るい豊かな社会を実現します。
で新年のお慶びを申し上げます。
日本青年会議所は本年度、
「教育再生と経済再生による 誰もが夢を描ける日本への回帰」を基本理念に掲げ、全う
な日本人を育成する主権者教育の推進や憲法改正、政府によるインフラ整備の後押しなどに取り組んでまいります。
公益社団法人東京青年会議所の皆様におかれましては波多野麻美理事長のリーダーシップのもと「和の心を世界へ
∼美徳溢れる国際都市『東京』の実現∼」をスローガンに掲げ、本年度の運動をスタートされたことに心より敬意を
表します。
地域の声に耳を傾け、地域再興を実現するとともに、首都圏青年会議所として日本全体の青年会議所運動を牽引し
ていただけるようご期待申し上げます。
公益社団法人東京青年会議所
第68代理事長
波多野 麻美
Hatano Mami
美徳溢れる「東京」の実現に向けて、メンバー一同「和の心」を大切に時
代に先駆けた運動を行い、社会に大きなインパクトを与えてまいります。皆
様におかれましては、これまでと同様に東京 JC の運動に対するご理解とご協
力を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。
結びに、本年が皆様にとりまして、笑顔に満ち溢れた幸多い年となります
ことをご祈念申し上げます。
貴青年会議所のさらなるご発展並びに先輩諸氏や現役会員の皆様にとって実り多き一年となりますことを心よりご
祈念申し上げ、新年の挨拶とさせていただきます。
自己成長を求め、共に「日本道」を歩もう。
公益社団法人 日本青年会議所
2017 年度 会頭 青木 照護
日本を変えるのはオレたちだ‼
和の心を世界に発信する真の国際人へ
国 際 環 境 の 変 化 は 目 ま ぐ る し く、 ヒ ト ・ モ ノ ・カ ネ・ 情 報 ・ サ ー ビ ス が 国 境 を 越 え る 中、 国 際 都 市 と し て さ ら な る 進 化 を 遂 げ
る た め に は、 日 本 人 と し て の 自 覚 と 誇 り を 併 せ 持 ち 、海 外 諸 国 の 多 様 な 価 値 観 を 柔 軟 に 共 鳴 で き る 人 的 資 本 が 必 要 で す 。日 本
の 歴 史 や 文 化 に 息 づ く 和 の 心 を 世 界 に 発 信 し 、 東 京 J C の 強 み を 活 か し た 民 間 外 交 を 推 進 することで真の国際人を育成してい
き ま す 。 市 民 一 人 ひ と り が 和 の 心 を も っ て 、 国 際 的 な つ な が り を 構 築 し て い く 美 徳 溢 れ る 国 際都市「東京」を実現します。
多様な個性を組織の強みに変える社会へ
「新日本の再建は我々青年の責務である」この言葉に痺れました。東京 JC の理事長を務めたのは 2003 年、
36 歳の時でした。理事長所信には「ベンチャー企業が育たず経済が活性化しないのであれば自らがベンチャー企
業を興す。政治が機能不全であるならば自らが政界に入り改革を実践していく。東京青年会議所は、( 中略 ) その
ような気概と覚悟と迫力を持ったメンバーからなる組織であり続けたいと考えます。」と書きました。
その後、私は新しい銀行をつくり(後に破綻)、日本 JC の悪しき習慣を打破しようと会頭選挙を戦い(結果は敗退)、
現在は衆議院議員として政府与党の中枢で国家戦略や政策をつくっています。名前は平でも、決して平らな人生で
はありませんでした。挑戦をすれば失敗もします。しかし、何度失敗しても、ふたたび挑戦することのできる素晴
らしい国に、私たちは生まれ、育ち、そして何かに導かれるように JC と出会ったのです。志あるところに挫折なし。
大いに挑戦しましょう!皆さんの中から第二の“三輪善兵衛”、“牛尾治朗”が生まれることを期待します。後輩た
世 界 に 類 を 見 な い 人 口 減 少 を 伴 う 超 高 齢 化 社 会 の 到 来 は 、 労 働 人 口 の 減 少 を 引 き 起 こ し 、日 本 経 済 を 停 滞 さ せ る 社 会 的 問 題 と
な り ま す 。私 た ち は 既 存 の 価 値 観 に と ら わ れ ず、率 先 し て 異 な る 個 性 を 受 容 し、互 い の 強 み を 活 か す 風 土 を 社 会 と し て 根 付 か
せ る た め の 意 識 改 革 を 行 っ て い か な け れ ば な り ま せ ん 。ダ イ バ ー シ テ ィ マ ネ ジ メ ン ト を 推 進 し、す べ て の 個 性 が 活 躍 で き る 社
会を築いていきましょう。
未来の東京を担う若者の育成を
人 口 減 少 を 伴 う 少 子 高 齢 化 が 加 速 す る 中 、様 々 な 問 題 に 対 し 解 決 の 糸 口 を 見 つ け 出 せ る 若 者 の 育 成 が 課 題 と な っ て い ま す。本
年 度 は 、わ ん ぱ く 相 撲 を 軸 と し た 青 少 年 健 全 育 成 事 業 の 進 化 と、 若 者 を 対 象 に 主 権 者 意 識 の 確 立 と 政 策 リ テ ラ シ ー の 向 上 を 推
進 し て ま い り ま す 。 ま た 、 東 京 J C か ら 次 世 代 の リ ー ダ ー を 育 成 す る た め 、 一 人 ひ と り の メ ンバーが活動を通して多様な成長
の機会を得られるよう、意識的かつ戦略的な活動計画を立案してまいります。
ちがその背中に憧れ、追いかける“かっこいい JAYCEE”を目指してください。私たちはそれを全力で応援します。
より市民目線の意義ある運動へ
頑張れ!東京 JC !
2016 年 度 の 第 5 回 都 民 意 識 調 査 に よ り 地 域 の 課 題 を 明 確 に 把 握 す る こ と が で き ま し た。 各 地 区 委 員 会 が ダ イ バ ー シ テ ィ を 推
進 す る と い う 同 じ 目 的 意 識 の も と 、 他 団 体 と の 密 接 か つ 発 展 的 な 関 係 を 築 い て い き ま す 。市 民 か ら 必 要 と さ れ る 多 様 性 あ る 運
2017 年度 東京 JC シニアクラブ
世話人代表 平 将明
05
動 の 展 開 に よ り、能 動 的 変 革 者 と し て 地 域 の 課 題 を 解 決 し て い き ま す。 多 様 な 個 性 を 持 ち、 魅 力 溢 れ る メ ン バ ー 全 員 が 数 を 力
に変えてインパクトある運動の拡大に取り組み、地域の未来を先導します。
04
TokyoJCNews
2017 年度
組織図
総合政策委員会
理事 ダイバーシティ推進室
室長
諸喜田 智
副理事長・理事長代行
委員長
議長
村瀬 義則
室長
諸田 徳太郎
委員長
熊木 亮介
公益社団法人東京青年会議所運営の中核を成す、副理事長・専務理事メンバーを紹介致します
東京 JC ムーブメント発信会議
議長
有賀 靖典
宮田 智
東京 JC ブランド確立委員会
理事 東京 JC ブランディング室
監事
菊池 飛鳥
対外連携推進会議
橋田 良彦
国際政策委員会
理事 国際政策室
副理事長
伊澤 英太
室長
杉原 尚輔
国際都市推進委員会
委員長
渡邊 学
理事 例会特別委員会
委員長
鳥居 憲太郎
森口 つかさ
委員長
野中 彰志
理事 東京 JC メンバーシップ特別会議
反町 雄彦
議長
副理事長
堀口 泰佑
眞鍋 亜希子
理事 政治行政政策特別委員会
委員長
塚田 耕太郎
理事 わんぱく相撲特別委員会
委員長
原野 大輝
新宿区委員会
委員長
理事 第一地区室 室長
会員拡大特別会議 議長
直前理事長
瓜生 圭介
中原 修二郎
久保田 悠介
墨田区委員会
委員長
堀 貴光
葛飾区委員会
委員長
都築 裕人
中央区委員会
委員長
野口 茂一
江東区委員会
委員長
第 68 代理事長
理事 第二地区室
波多野 麻美
室長
増田 裕一
林 孝行
渋谷区委員会
委員長
国分 栄介
豊島区委員会
委員長
太刀川 敬太郎
練馬区委員会
委員長
平鹿 雅之
村瀬
上笹貫
堀口
伊澤
大田区委員会
委員長
顧問
石野 圭城
福田
伴 久之
世田谷区委員会
委員長
副理事長
防災・減災推進協議会 議長
上笹貫 格士
理事 第三地区室
室長
莊 紘之
臼井 淳一郎
中野区委員会
委員長
碓井 宏典
杉並区委員会
委員長
新井 一功
板橋区委員会
委員長
内田 任人
港区委員会
委員長
派遣役員
阿部 泰彦
台東区委員会
委員長
公益社団法人日本青年会議所
会務担当 常任理事
理事 第四地区室
石川 和孝
室長
下山田 敬介
公益社団法人日本青年会議所
総務グループ 財務運営会議 議長
牧 信真
品川区委員会
委員長
蛯名 明
目黒区委員会
委員長
大谷 拓史
小林 佳奈子
荒川区委員会
公益社団法人日本青年会議所
関東地区協議会 副会長
委員長
川﨑 精人
大木 武司
千代田区委員会
公益社団法人日本青年会議所
関東地区協議会 顧問
委員長
中原 修二郎
外口 真大
文京区委員会
委員長
公益社団法人日本青年会議所
関東地区 東京ブロック協議会 副会長
理事 第五地区室
渡邊 学富
室長
河瀨 賢介
公益社団法人日本青年会議所 関東地区
東京ブロック協議会 政治行政委員会 委員長
藤村 慎也
北区委員会
委員長
高橋 寿光
足立区委員会
委員長
根本 将吾
田中 淑之
江戸川区委員会
JCI 国際青年会議所
アジア太平洋開発協議会 開発担当役員
委員長
吉野 由衣子
須賀 寛文
総務委員会
理事 総務室
専務理事
福田 貴之
室長
塩澤 正徳
委員長
渉外委員会
委員長
理事 財務室 室長
財務審査特別委員会 委員長
西宮 英彦
石川 幾生
兒玉 康智
財務運営会議
議長
土幸 泰樹
副理事長 村瀬 義則
副理事長 上笹貫 格士
副理事長 堀口 泰佑
副理事長 伊澤 英太
専務理事 福田 貴之
ダイバーシティ推進室(総
23 地区委員会・会員拡大
2017 年 度、政 治 行 政 政 策
2017 年 度、国 際 政 策 室、
2017 年度専務理事を拝命
合政策委員会、対外連携推
および防災・減災推進協議
特別委員会・わんぱく相撲
例会特別委員会を担当いた
いたしました福田貴之と申
会を担当させて頂きます。
特別委員会・東京 JC メン
します、伊澤英太と申しま
します。私たち東京青年会
2016 年度の第 5 回都民意
バーシップ特別会議を担当
す。国際環境の変化は目ま
議所は公益社団法人格を
識調査により地域の課題を
いたします堀口泰佑と申し
ぐるしく、東京が世界を牽
2011 年 に 取 得 し て 以 来、
明確に把握することができ
ます。教育グループとして、
引し海外諸国へ競争力を示
公益に資する事業展開が求
ました。各地区委員会がダ
わんぱく相撲を通した和の
していくには、人的資本が
められております。我々の
イバーシティを推進すると
心の醸成を初め、若者世代
必要です。日本人としての
行う事業・運動は創始の理
いう同じ目的意識のもと、
には政治参画意識教育を通
自覚と誇りを持ち併せ、歴
念を引き継ぎ、当該年度の
承するとともに、多様な個
市民から真に必要とされる
した主権者意識の確立を軸
史や文化に息づく和の心を
理事長所信に基づいて行わ
性を組織の強みへと変える
運動の展開により、能動的
に運動を展開してまいりま
世界に発信をする。更に東
れます。我々は法令や定款
社会を目指し、ダイバーシ
変革者として地域の課題を
す。また、東京 JC メンバー
京JCの強みを活かした民
諸規則、コンプライアンス
ティを推進すると同時に、
解決していきます。また、
シップにおいて新入会員を
間外交を推進して行く事で
遵守にはじまり、公益に資
地域の関係団体との密接な
対象に委員会の枠を超えた
真の国際人を構築し、美徳
する運動であることを担保
関係を発展させて、防災・
活動を通して、自己成長・
溢れる都市東京の実現を目
するよう運営に邁進してい
減災推進への取り組みを構
ネットワーク構築を起点と
指して参ります。そして、
きます。また、本年度は安
築していきます。東京 JC
したメンバーシップの確立
例会は我々東京JCの運動
定した財務基盤の構築を目
には多様な個性を持ち魅力
を推進してまいります。東
を最大限に発信出来る場で
的に財務運営会議を立ち上
溢れるメンバーが沢山いま
京青年会議所メンバーを初
あります。理事長所信を具
げました。賛助企業を募り、
す。全員の力でインパクト
め多くの地域住民を巻き込
現化し、一般市民に必要と
将来に向けて財務の安定
国である日本の首都東京が
ある運動の拡大に取り組
んだ運動を展開し、社会貢
される運動を、理解し易く
化・仕組化を計り、それを
さらに美徳溢れる国際都市
み、地域の未来を先導する
献できるよう邁進してまい
発信する事で新たな賛同者
基に公益に資する運動を力
となるよう邁進してまいり
運動を展開していきますの
ります。一年間、何卒宜し
や多くの仲間を増やしたい
強く展開していく所存で
ます。一年間宜しくお願い
で、ご支援どうぞよろしく
くお願い致します。
と思います。一年間どうぞ
す。一年間どうぞよろしく
宜しくお願いいたします。
お願いいたします。
進会議)ならびに東京 JC
ブ ラ ン デ ィ ン グ 室(東 京
JC ブ ラ ン ド 確 立 委 員 会、
東京 JC ムーヴメント発信
会議)を担当致します。政
策系については 2016 年度
の「人口減少を伴う超高齢
化社会」というテーマを継
東京 JC の運動をさらに拡
大させるために外部団体と
の連携を強めていきます。
また、東京 JC のブランディ
ング及びムーヴメントの発
信を通してさらに価値ある
団体となるよう新たな施策
を展開致します。課題先進
致します。
お願いいたします。
副専務
07
権田 典之
06
TokyoJCNews
を知ってもらい賛同してもらう必
要 が あ り ま す。そ し て、そ の 賛 同
女性であることは私の個性の1つ
で す の で、そ の 個 性 を 否 定 す る こ
と な く、私 ら し く 自 分 の 頂 い た 責
任を全うしていきたいと考えてい
ます。
た だ、こ れ ま で 男 性 中 心 の 風 土
の 中 で、様 々 な 想 い を 抱 き な が ら
活動に邁進してきた女性メンバー
と、女 性 活 躍 を 後 押 し し て き た 男
性メンバーの皆様がご尽力されて
き た 歴 史 が あ っ て、今 自 分 が こ の
場に立たせて頂いていることを決
して忘れてはいけないと思ってい
ます。
最 終 的 に は﹁女 性 初﹂と い う 価
値観がなくなることが女性の活躍
が社会に浸透した証なのではない
か と 思 っ て い ま す。そ し て、そ れ
は女性に限らずあらゆるマイノリ
ティにも同様のことが言えると思
い ま す の で、多 様 な 個 性 が 活 躍 で
きる社会の実現のための運動を積
極的に取り組んでいきたいです。
JCIでの活動を
通じて感動したこ
とを教えて下さい。
東 京 青 年 会 議 所 の
自分のアイデンティティを開示す
信 す る 真 の 国 際 人 の 育 成﹂で す。
ケーションにおいて非常に重要な
る こ と は、国 際 社 会 で の コ ミ ュ ニ
理 事 長 就 任 お め で
と う ご ざ い ま す。
こ と で す。日 本 人 と し て の ア イ デ
ンティティと国際社会の一員とし
2 0 1 7 年 度 の 主
な運動方針を教えてくださ
てのアイデンティティを持ち合わ
もっと多くの人々に私たちの運動
のある運動を行っていくためには、
造﹂で す。よ り 社 会 に イ ン パ ク ト
ンドの確立による新たな価値の創
し ま す。3 つ 目 は、﹁東 京JCブ ラ
テ ィ マ ネ ジ メ ン ト を 実 践 し、推 進
す。ま ず は メ ン バ ー が ダ イ バ ー シ
&イ ン ク ル ー ジ ョ ン に 取 り 組 み ま
ての事業においてダイバーシティ
と で す。本 年 度 は、2 3 地 区 す べ
ころか低下することはよくあるこ
摩 擦 が 生 ま れ、生 産 性 が 高 ま る ど
値 感 を も っ た 人 間 が 共 に い れ ば、
き ま す。し か し、異 な る 習 慣 や 価
することがリーダーに求められて
れ、共 に 働 き、高 い 生 産 性 を 実 現
深層的なダイバーシティを受け入
け で な く、異 な る 価 値 感 を 持 っ た
などの表層的なダイバーシティだ
で す。今 後 は、性 別・国 籍・年 齢
イバーシティマネジメントの推進﹂
様な個性を組織の強みに変えるダ
ていきます。2つ目は、﹁異なる多
せた真の国際人となる運動を行っ
い。
ありがとうございます!
昨 年 度、多 く の 皆 様 に ご 協 力 頂
き、約 1 万 人 の 東 京 都 在 住・在 勤
の皆様を対象に都民意識調査を実
施 し ま し た。本 年 度 は 都 民 意 識 調
査での現状分析と昨年度取り組ん
だ人口減少に伴う超高齢化社会に
対する将来分析の両方を検証して、
より価値ある運動につなげていき
たいと考えています。
現在はヒト・モノ・カネ・情報・
サービスが国のボーダーを超えて
飛 び 交 い、IoTやAIな ど の 技 術
革 新 が 進 ん で い る 一 方、国 内 で は
少 子 高 齢 化 に 伴 い、今 後 深 刻 な 労
働人口の減少が懸念されています。
私たちは時代の流れに合わせて変
化を受容しながらも日本人として
の ア イ デ ン テ ィ テ ィ を 大 切 に、東
京の未来の在るべき姿を私たち青
年の行動から創り出していかなく
て は な り ま せ ん。そ こ で、本 年 度
3つの大きなテーマを掲げていま
す。1つ目は、﹁和の心を世界へ発
運動でブータン・カンボジア・ミャ
ンマーなどアジア太平洋の発展途
上国で活動する機会を頂きました。
﹁自分たちの行動で国を発展させて
い く の だ!﹂と い う 情 熱 と 使 命 感
をもった各国の青年たちと活動を
共 に で き た こ と は、私 に 多 く の 学
びと感動をもたらしてくれました。
ま た、私 がAPDC議 長 を さ せ て
頂 い た 年 は、ア ジ ア 太 平 洋 1 4 カ
国 のNOM︵国 家 青 年 会 議 所︶か ら
58人のメンバーが出向してくだ
さ い ま し た。文 化・宗 教・習 慣 も
何もかもが違うメンバーとの活動
の中で価値観の違いによって起き
る 様 々 な 問 題 を 乗 り 越 え な が ら、
無 事 に ミ ャ ン マ ー で のJC設 立 と
いう結果を出せたことは感動的で
したね。JCIの世界的ネットワー
クは本当に素晴らしいと思います。
年日本青年会議所 日本の民間外交推進会議議長、2015-16 年JCI
Hatano Mami
JCI︵国 際 青 年 会 議 所︶ア ジ ア
APDC議長、2016 年東京青年会議所副理事長を経て現職。
者たちに私たちの運動への参画者
となってもらう必要があるのです。
参 画 者 と は メ ン バ ー で あ り、賛 助
企 業 で あ り、私 た ち の 運 動 へ 参 画
してくださる地域市民の皆様です。
即ち、メンバーの拡大・スポンサー
の 拡 大・サ ポ ー タ ー の 拡 大 と い う
こ と で す。東 京JCブ ラ ン ド の 確
立 に よ り 数 を 力 に 変 え て 東 京JC
の価値を可視化していきます。
東京青年会議所初
の女性理事長に関
する想いを教えて
ください。
東 京 青 年 会 議 所 設 立 6 8 年 目 に
して初の女性理事長ということで、
多くの皆様から様々なお声を頂き
ま す が、そ う い っ た 反 応 に 一 喜 一
憂 す る こ と な く 現 状 を 俯 瞰 し、客
観 的 に 見 て い る 自 分 が い ま す。個
人的にはリーダーに性別は関係な
い と 思 い ま す し、理 事 長 と し て 果
たさなければいけない責任は男女
平 等 で あ る と 考 え て い ま す。そ の
PDC開発担当役員、2014 年国際アカデミー準備会議議長、2015
波多野 麻美
太 平 洋 開 発 協 議 会︵APDC︶の
Q1
08
09
一 方 で、性 差 が あ る の は 事 実 で す
2007 年第 5 地区特別委員会港地区副委員長、2013-14 年JCI A
公益社団法人東京青年会議所
JCの な い 国 にJCを 創 る と い う
2003 年東京青年会議所入会。2006 年国際交流委員会会計幹事、
インタビュー
か ら、す べ て 男 性 と 同 じ よ う な や
青山学院大学大学院国際マネジメント研究科修士課程修了。
I N TE R V I E W
り方をすることは無理があります。
波多野麻美…1978 年生まれ。
第68代理事長
Q3
Q2
TokyoJCNews
を 持 ち 行 動 す る こ と が 求 め ら れ ま す。
意識改革を行う必要があります。総合
し合いながらに柔軟に対応できるよう
してもらい、個性や違いを相互に活か
マネジメント推進の仕方を正しく理解
バーシティの捉え方やダイバーシティ
である﹂と思っていた人たちに、ダイ
社会問題の複雑化に加えてメンバー数
欠です。近年の例会や事業を省みると、
剤として、関係諸団体との連携が不可
動をムーヴメントへと昇華させる起爆
東京JCで行っている一つ一つの運
は ∼︵仮︶﹂と 題 し、参 加 者 の 皆 さ ん
より質を高めるために大切なことは組
政策委員会として一般企業等における
の減少なども重なり、事業を構築し一
が多用な個性を輝かせながら強い組織
織のコミュニケーション設計であると
ダイバーシティ推進の実践例を調査・
歩目を踏み出すまでに多大な力を要
バーシティマネジメントの必要性はま
考えます。社会や組織の目指している
研究し、例会や勉強会などを通じて東
し、その後の運動の波及へと結びつか
す ま す 高 ま っ て い ま す。性 別 や 国 籍、
ダイバーシティ推進室
姿を考え、リーダーとしてどのように
京JCメンバー個人の組織で生かせる
ない例が見受けられています。意義の
へと育てていく具体的なダイバーシ
多様な個性を活かしていくべきか、ま
内容を発信していきます。
ある東京JC運動も対外的な認知度が
ティマネジメント案を見出だせる例会
た、組織の一員としてどのように貢献
2 月 2 2 日︵水︶1 9 時 よ り
低く、東京JC内部での限定的な活動
年齢、宗教、障害、働き方など、社会
していくべきかを対話、議論できる環
ZEPPダイバーシティ東京で行われ
で終わってしまう傾向がありますの
における多様性のニーズは広がる一方
境を創ります。
る 2 月 例 会﹁T o k y o J C × ダ イ
で、各種団体と協力をして運動の効果
東京青年会議所︵東京JC︶がダイ
どの環境にも当てはまる唯一のモデ
バーシティの流儀 ∼多様な個性を組
を最大限にする必要があります。
バーシティを推進していくには、先ず
ルは無いことを理解し、自らの置かれ
織の強みに∼﹂では、東京JCメンバー
対外連携推進会議は、例会や各委員
を予定しています。どちらの例会もた
ている立場や環境にしっかり向き合
数十名でダイバーシティカンファレン
会で作られた事業が社会変革のために
くさんの方のご来場を心よりお待ちし
い、あらゆる事例から良い部分を取り
スを行います。ダイバーシティマネジ
どれほど効果的で効率的な運動なの
ですが、多様性への認識とダイバーシ
入れつつ、自ら答えを探してくる姿勢
メ ン ト を 推 進 す る 上 で の 悩 み や 課 題、
か、東京JCの運動を関連団体や行政
ティマネジメントが我が国に十分浸透
と覚悟をもったダイバーシティマネー
成 果 な ど を デ ィ ス カ ッ シ ョ ン し ま す。
へPRし、連携へと繋げることで大き
我々が率先して新しいことを快く受け
ジャーの育成を目指します。
講 師 に は、多 様 性 が あ っ て こ そ 真 の
な運動へと昇華させる一助を担う会議
入 れ る オ ー プ ン マ イ ン ド が 必 要 で す。
そして、当会議所全ての運動を対象
チームが生まれることを提唱されてい
体です。
ております。
に、 ﹁運動﹂と﹁ダイバーシティマネ
る齋藤ウィリアム浩幸氏、ダイバーシ
今年一年を通じて、JC運動への理
社会の変化や多様性に﹁自分は無関係
ジメント﹂の融合へと導き、人材、組織、
ティマネジメント推進の第一人者であ
解と参画を促していきたいと思いま
したとは言い難い状況です。これまで
社会の変革へと繋がる政策と方向性を
る佐々木かをり氏をお招きしご講演い
違いを許容し、互いの話に耳を傾けら
示して参ります。
た だ き ま す。1 1 月 例 会 で は、﹁東 京
れる寛容な精神、そして、常に好奇心
政 府 が 掲 げ る 成 長 戦 略 の 柱 の 一 つ
す。
が世界に誇る国際都市になるため、世
て捉え、国際人として活躍する。東京
の心を世界に拡げ、世界を自分事とし
2千万人の日本のファンができる。和
外国人の親友ができれば、世界に1億
一人が一人と繋がる。我々に一人の
国際政策室
多様な人材の活用が重要視され、ダイ
精神性を発信する︵アウトプット︶機
ト︶機会と、世界に向けて日本の文化、
日本の文化、精神性を学ぶ︵インプッ
員会としましては、他国との比較から
ることを目指します。国際都市推進委
都市として﹁東京ブランド﹂を確立す
浸透させ、世界の旅行者から選ばれる
さ せ る た め、東 京 の 魅 力 を 広 く 発 信、
数の増大を図り、経済波及効果を拡大
の荒波を乗り越える強い組織づくりと
きた過去はありますが、2020年東
で、経済発展をある程度進めることで
経済も多く、自国の需要に応えること
対外連携推進会議
に、﹁若 者・女 性・高 齢 者 等 の 活 躍 の
JC×ダイバーシティの流儀 ∼時代
界における日本のプレゼンスを高める
会を繰り返し提供することで、我々都
総合政策委員会
機 会 の 拡 大﹂が 掲 げ ら れ て お り ま す。
ため、そんな東京の将来を見据え、一
民が日本人としてのアイデンティティ
るイベントは以下に続きます。
2017年、国際政策委員会が関わ
しょう!
動 を 通 じ て、将 来 へ の 準 備 を 整 え ま
後の将来は考えづらいです。我々の運
は在日外国人と協調することせず、今
する外国人にアプローチせず、もしく
を抱える我々が、積極的に海外や訪日
加速度的に進む労働力人口の減少問題
京オリンピックを控える東京人、また
年間の運動を行って参ります。
を確立できるような活動を行ってまい
ります。東京青年会議所メンバーが率
世界に発信進していく事によって世界
井会長をお招きし、講演を行ってもら
先して自国文化を学び、日本の魅力を
2020年に東京オリンピック・パ
中の人々から注目され、訪れたい都市
います。4月は国際交流を促す例会を
国際都市推進委員会
ラリンピックを控える都市東京が、真
から住みたい都市、美徳溢れる国際都
1月の新年会では移民政策学会の駒
の国際都市になるためにはどのような
主管し、5月は訪中ミッション、6月
るにも関わらず、自国の文化の精神性
い、外国人と接する機会が増加してい
近年、日本で暮らす外国人の増加に伴
推進されると考えます。しかしながら、
ンバーが来れば、積極的に共に時間を
に海外に行って頂く、また海外からメ
東京青年会議所のより多くのメンバー
マ は﹃国 際 村 か ら 国 際 都 市 へ﹄で す。
2017年の国際政策委員会のテー
す。
アムステルダムにて世界会議を行いま
スプロジェクト、11月はオランダ・
行う予定です。9月にさくらサイエン
ンの子供を日本に招待した国際交流を
たプロジェクト、スモーキーマウンテ
す。8 月 に は J C I マ ニ ラ と 協 力 し
ゴル・ウランバートルにて開催されま
アエリア会議であるASPACがモン
マをもって議論するAPICC、アジ
ではアジアのキャピタルLOMとテー
市﹁東京﹂の創造に繋がると考えます。
や歴史などの日本人のアイデンティ
過ごしてもらうことを促す運動が
国際政策委員会
運 動 を 展 開 す れ ば い い の で し ょ う か。
異なる言語、文化、歴史、宗教におけ
る価値観の相互理解ができる都民が増
ティを伝えられる日本人はまだまだ少
2017年の我々委員会の担いです。
えることにより、東京の真の国際化が
な い の が 現 状 で す。ま ず は 東 京 に 住
先輩方のお言葉を借りれば、国際系委
ばれてきた時代がありました。人口も
員会は、閉ざされており、国際村と呼
み、働く私たちが、東京の魅力を発信
していく。東京オリンピック・パラリ
ンピック以降も継続して外国人旅行者
10
11
議長 宮田智
委員長
渡邊学
対外連携推進会議
国際都市推進委員会
委員長 菊池飛鳥
杉原尚輔
委員長
総合政策委員会
国際政策委員会 理事 諸喜田智
森口つかさ
理事
多 様 な 個 性 を 組 織 の 強 み に 変える社会へ
和の 心 を 世 界 に 発 信 す る 真 の 国 際 人 へ
ダイバーシティ推進室
国際政策室
Feature ダイバーシティ推進室
Feature 国際政策室