中国地域の経済動向 - 中国経済産業局

平成２９年２月９日
担当参事官（調査担当）藤崎
TEL（０８２）２２４－５６３３
中国地域の経済動向
（平成２８年１２月の指標を中心に）
～持ち直している～
中国地域の経済は、生産、個人消費は緩やかな持ち直しの動き、雇用や設備投資に良い動きが
みられ、持ち直している。
※当局ホームページ（http://www.chugoku.meti.go.jp）にも同様の資料を掲載しております。
■項目別の動向
１．生産動向・・・緩やかな持ち直しの動き
２．景
況
感・・・現状は低下、先行きは上昇
３．個人消費・・・緩やかな持ち直しの動き
４．雇用・賃金・・・有効求人倍率は上昇、賃金は増加
５．設備投資・・・前年度を上回る見込み
６．建設動向・・・公共工事は減少、住宅建設は増加
７．企業倒産・・・件数、負債額ともに増加
８．貿
易・・・輸出、輸入ともに減少
※各項目の詳細については、次頁以降を参照してください。
※基調における下線は、前回からの変更箇所です。
誠
（※下線部及び網掛け部分が今回更新箇所、
以下同じ）
１．生産動向－緩やかな持ち直しの動き－
１２月の鉱工業生産指数は９９．６、前月比２．２％の上昇となりました。
業種別にみると、化学工業、プラスチック製品工業などは上昇し、繊維工業、非鉄金属工業などは低下しま
した。
一部事業所の設備定修明けで生産が増えた化学工業、需要増により増産したプラスチック製品工業などは増
加しましたが、一部事業所で設備休転があった繊維工業、自動車向け生産が減った非鉄金属工業などは減少し
ました。
（平成22 年＝100、
季節調整済指数）
中生産指数
前月（期）比
国前年（同月期）比
97.7
－
2.4
97.8
－
0.1
－
▲0.6
２８年
4-6月
95.3
▲4.2
▲2.6
全生産指数
前月（期）比
国前年（同月期）比
99.0
－
2.1
97.8
－
▲1.2
97.6
－
▲0.2
96.3
0.2
▲1.8
２６年
２７年
２８年
97.2
※年の指数及び前年（同月期）比は原指数。最新月は速報値。
7-9月 10-12月
95.8
97.6
0.5
1.9
▲1.4
0.4
97.6
1.3
0.4
99.6
2.0
2.0
２８年
９月
96.0
▲0.4
▲1.6
１０月
95.8
▲0.2
▲2.5
１１月
97.5
1.8
2.1
１２月
99.6
2.2
1.5
98.4
0.6
1.5
98.4
0.0
▲1.4
99.9
1.5
4.6
100.4
0.5
3.0
（資料：経済産業省）
2
２．景況感－現状は低下、先行きは上昇
内閣府が２月８日に発表した景気ウォッチャー調査（平成２９年１月）結果によると、中国地域の３か月前と
比較しての景気の現状に対する判断ＤＩ（方向性）は４９．５、前月差２．５ポイントの低下となりました。２
～３か月先の景気の先行きに対する判断ＤＩ（方向性）は４９．９、同０．６ポイントの上昇となりました。景
気の現状判断（水準）ＤＩは４９．２、同１．２ポイントの低下でした。
日本商工会議所が１月３１日に発表した早期景気観測調査（平成２９年１月）結果によると、中国地域の全産
業業況ＤＩ（前年同月比ベース）は、▲３０．０、前月差６．８ポイントの低下となりました。また、向こう３
か月の先行き見通しは、▲２８．３となりました。
内閣府景気ウォッチャー調査現状判断ＤＩの推移
2010年
2011年
2012年
2013年
2014年
日本商工会議所早期景気観測調査業況ＤＩの推移
2015年
2016年
2017年
全国
中国
▲23.0(▲21.7) ▲30.0(▲23.2)
１月
１１月
９月
７月
５月
３月
１月
１１月
９月
７月
５月
３月
１月
１１月
９月
７月
５月
３月
１月
１１月
９月
７月
５月
３月
１月
１１月
９月
７月
５月
３月
１月
１１月
９月
７月
５月
３月
１月
１１月
９月
７月
５月
３月
１月
１１月
９月
20
10
0
-10
-20
-30
-40
-50
-60
-70
-80
-90
中国
49.5(52.0)
１月
１１月
９月
７月
５月
３月
１月
１１月
９月
７月
５月
３月
１月
１１月
９月
７月
５月
３月
１月
１１月
９月
７月
５月
３月
１月
１１月
９月
７月
５月
３月
１月
１１月
９月
７月
５月
３月
１月
１１月
９月
７月
５月
３月
１月
70
60
50
40
30
20
10
0
全国
49.8(51.4)
2009年
2010年
2011年
2012年
2013年
3
2014年
2015年
2016年 2017年
３．個人消費－緩やかな持ち直しの動き－
１２月の百貨店・スーパーは、前年同月比▲０．９％と３か月ぶりに前年を下回りました。コンビニエンスス
トアは、同４．１％と４６か月連続で前年を上回りました。ホームセンターは同▲１．４％と２か月ぶりに前年
を下回りました。家電大型専門店は同▲１．２％と４か月ぶりに前年を下回りました。ドラッグストアは同
７．３％と２１か月連続で前年を上回りました。
１２月の乗用車新車登録・販売台数は、普通乗用車は前年を下回ったものの、小型乗用車と軽乗用車が前年を
上回り、同７．７％と６か月連続で前年を上回りました。
中国地域における小売業業態別販売額
（前年同月比）の推移
１
前年同月比（％）
70
百貨店
スーパー
コンビニ
ホーム
センター
ドラッグ
ストア
55
家電大型専門店
40
自動車
登録台数
25
10
▲5
▲ 20
▲ 35
１２月
１１月
１０月
９月
７月
８月
６月
５月
３月
４月
２月
２８年１月
１２月
１１月
１０月
９月
７月
８月
６月
５月
３月
４月
２月
２７年１月
１２月
１１月
１０月
９月
７月
８月
６月
５月
３月
４月
２月
２６年１月
２５年１月2
▲ 50
（前年同月(期)比％）
百貨店・スーパー
販売額
コンビニエンスストア
販売額
ホームセンター
販売額
家電大型専門店
販売額
ドラッグストア
販売額
小売６業態
※１
販売額
乗用車新車登録
・販売台数
消費者物価指数
【２７年基準・総合（生鮮除く）】
中国
全国
中国
全国
中国
全国
中国
全国
中国
全国
中国
中国
全国
中国
全国
○ 百貨店・スーパー(12月)
（前年同月比）
○ 新車登録・販売台数(12月)
（前年同月比）
２６年
２７年
２８年
２８年
4-6月
0.4
1.7
6.0
5.6
4.1
－
0.3
－
10.1
－
2.7
4.3
3.0
2.6
2.6
0.8
1.3
6.1
5.5
▲2.0
▲1.3
▲8.5
▲6.3
8.1
6.4
1.6
▲11.1
▲10.3
0.5
0.5
0.7
▲ 0.1
4.8
4.1
▲ 0.2
0.2
1.4
▲ 1.5
7.0
5.8
2.4
▲ 1.1
▲ 1.6
▲ 0.2
▲ 0.3
0.9
▲ 0.9
3.8
3.6
0.2
0.8
0.6
▲ 0.1
6.8
6.0
2.3
▲ 2.5
▲ 2.1
▲ 0.2
▲ 0.4
7-9月
▲0.0
▲ 1.6
5.6
3.7
▲ 2.7
▲ 1.0
3.9
▲ 3.1
9.1
4.6
2.6
2.5
▲ 0.2
▲ 0.5
▲ 0.5
10-12月
２８年
９月
１０月
１１月
１２月
▲ 0.1
▲ 0.7
4.6
3.9
▲ 0.3
▲ 0.5
1.2
▲ 0.9
4.9
4.5
1.7
6.7
5.6
▲ 0.2
▲ 0.3
▲ 1.0
▲ 2.7
5.1
4.0
▲ 8.5
▲ 4.3
11.1
0.3
6.8
4.2
1.9
1.1
▲ 0.7
▲ 0.5
▲ 0.5
0.9
▲ 0.7
5.7
4.3
▲ 0.6
▲ 0.4
6.0
2.4
1.4
4.1
2.5
2.8
▲ 0.2
▲ 0.4
▲ 0.4
0.0
▲ 0.1
4.0
3.8
1.2
0.8
0.4
▲ 3.1
5.8
4.9
1.8
9.4
9.0
▲ 0.4
▲ 0.4
▲ 0.9
▲ 1.2
4.1
3.7
▲ 1.4
▲ 1.7
▲ 1.2
▲ 1.5
7.3
4.5
1.0
7.7
8.2
▲ 0.1
▲ 0.2
中国百貨店
▲2.6%（5か月連続減少）スーパー
▲0.2%（3か月ぶり減少）
全国百貨店
▲2.6%（14か月連続減少）スーパー
▲0.4%（3か月ぶり減少）
中国普通車
▲2.8%（9か月ぶり減少）小型車 26.8%（2か月連続増加）軽乗用 2.7%（2か月ぶり増加）
全国普通車
4.2%（9か月連続増加）小型車 20.6%（2か月連続増加）軽乗用 1.5%（24か月ぶり増加）
○ 家計調査(12月の消費支出二人以上の世帯）
（前年同月比（実質））
中国 298,684円
▲6.0% （10か月連続減少）
全国 318,488円
▲0.3% （10か月連続減少）
(資料経済産業省、中国経済産業局、国土交通省、中国運輸局、総務省)
※１
小売６業態＝百貨店、スーパー、コンビニエンスストア、ホームセンター、家電大型専門店、ドラッグストア
4
４．雇用・賃金動向－有効求人倍率は上昇、賃金は増加
１２月の有効求人倍率は１．６４となり、前月から０．０２ポイント上昇しました。
１１月の所定外労働時間（調査産業計）は、前年同月比０．１％増となりました。
１１月の一人平均現金給与総額（名目）は、前年同月比１．４％増の２７２，８７９円（全国は
２７５，４９７円）となりました。
（所定外労働時間数、賃金指数は前年同月(期)比％）
有効求人倍率
（季節調整値）
新規求人倍率
（季節調整値）
所定外労働時間※２
（調査産業計）
名目
賃金
※２
実質
完全失業率※３
中国
全国
中国
全国
中国
全国
中国
全国
中国
全国
中国
全国
２６年
２７年
２８年
1.23
1.09
1.92
1.66
4.0
0.4
▲2.8
3.3
3.6
1.37
1.20
2.11
1.80
0.8
▲1.0
2.1
0.1
1.1
▲0.9
3.2
3.4
1.56
1.36
2.36
2.04
2.8
3.1
２８年
4-6月
7-9月 10-12月
２８年
９月
１０月
１１月
１２月
1.55
1.36
2.36
2.05
4.3
▲1.2
0.4
0.6
0.6
1.1
2.9
3.3
1.57
1.37
2.36
2.04
1.5
▲1.5
0.5
0.5
1.1
1.2
3.2
3.1
1.58
1.38
2.48
2.09
2.6
▲0.9
0.6
0.0
1.3
0.8
3.0
1.61
1.40
2.44
2.11
▲0.4
▲0.9
▲0.5
0.1
▲0.5
0.0
3.0
1.62
1.41
2.43
2.11
0.1
▲0.9
1.4
0.5
0.8
0.0
3.1
1.64
1.43
2.47
2.18
1.62
1.41
2.45
2.14
2.3
2.9
3.1
※ 各県別有効求人倍率（平成28年12月）：鳥取県 1.43、島根県 1.49、岡山県 1.81、広島県 1.70、山口県 1.46）
※ 各県実質賃金指数（前年同月比）（平成28年11月）
鳥取県 ▲0.7%(2か月連続減少)、島根県 1.4%(12か月連続増加)、岡山県3.2%(3か月ぶり増加)、広島県0.1%(4か月連続増加)、山口県▲0.3%(3か月連続減少)
(資料：厚生労働省、各県労働局、各県統計課、総務省)
所定外労働時間の推移
10.0
30.0
時間数（中国）
全国
中国
5.0
20.0
0.0
15.0
▲ 5.0
10.0
▲ 10.0
5.0
▲ 15.0
0.0
▲ 20.0
前年同月比（
％）
所定外労働時間数（
時間）
25.0
(%)
実質賃金の推移
900,000
10.0
賃金額（中国）
中国
全国
600,000
0.0
450,000
▲ 5.0
300,000
▲ 10.0
150,000
▲ 15.0
0
▲ 20.0
)
5.0
前年同月比％(
賃金額円(
750,000
)
※２
※３
中国地域の数値については各県公表資料を基に当局が作成。事業所規模 5 人以上。事業所の抽出替えに伴う遡及改定は行っていない。
月次は季節調整値。なお、平成２５年１月結果から新基準に切り替えられている。
5
５．設備投資－前年度を上回る見込み－
㈱日本政策投資銀行中国支店の中国地域設備投資計画調査結果（平成２８年６月調査）によると、２８年度計
画は製造業が前年度比３１．０％、非製造業が同１７．８％、全産業では同２７．４％となり４か年連続で上回
っています。
日本銀行広島支店の企業短期経済観測調査結果(平成２８年１２月調査)によると、２８年度設備投資計画(含む
土地投資額）は製造業が前年度比２３．４％、非製造業が同１１．６％となることから、全産業では同１８．２％
となっています。
１１月の民間非居住用建物の出来高推移は、前年同月比６．４％となり、２か月連続で前年を上回りました。
（前年度比％）
２５年度
（実績）
全産業
製造業
非製造業
中国
２６年度２７年度
（実績）（実績）
２８年度
（計画）
２５年度
（実績）
全国
２６年度２７年度
（実績）（実績）
２８年度
（計画）
４．３
２０．５
９．３
２７．４
３．０
６．９
４．５
１１．１
▲６．４
２９．４
▲６．５
３１．０
▲２．５
５．０
８．３
１４．９
８．９
３６．５
１７．８
５．９
７．９
２．７
８．９
２３．５
（資料：㈱日本政策投資銀行中国支店「中国地域設備投資計画調査（平成２８年６月調査）
」
）
（前年度比％）
中国
全国
２６年度実績
２７年度実績
２８年度計画
全産業
８．４
５．７
１８．２
製造業
１３．８
▲０．９
２３．４
非製造業
１．６
１５．３
１１．６
全産業
４．３
５．０
１．８
製造業
６．８
９．１
５．６
非製造業
３．１
２．９
▲０．１
（資料：日本銀行広島支店「企業短期経済観測調査結果（平成２８年１２月調査）」）
※民間非居住用建物の出来高推移（前年同月比）
（中国平成28年11月）：6.4%（2か月連続の増加）
（全国平成28年11月）：4.6% (43か月連続の増加）
※船舶と電力を除く民需の機械受注額（前年同期比）（全国平成28年11月）：10.4% (2か月ぶりの増加）、対前月比：▲5.1%（2か月ぶりの減少）
※工作機械受注額（前年同月比）
（全国平成28年12月）：4.4% （17か月ぶりの増加）
※法人企業景気予測調査（設備投資）：(前年度比) （中国平成28年度見込み(平成28年10～12月期調査)）：14.9%
（資料：国土交通省、内閣府、(一社)日本工作機械工業会、中国財務局）
6
６．建設動向－公共工事は減少、住宅建設は増加－
１２月の公共工事請負金額は、国、県、市町村は前年を上回ったものの、独立行政法人では前年を下回り、合
計では前年同月比▲４．４％と３か月連続で前年を下回りました。
民間の建築・土木工事を含めた１１月の建設総合統計（出来高ベース）は、前年同月比３．４％と２か月ぶり
に前年を上回りました。
１２月の新設住宅着工戸数は、貸家では前年を下回ったものの、持家、給与住宅、分譲住宅で前年を上回り、
合計では前年同月比０．８％と６か月連続で前年を上回りました。
（前年同月(期)比％）
２５年度２６年度２７年度
公共工事請負金額中国
全国
公共機関からの中国
受注工事額
全国
建設総合統計
中国
出来高（名目）
全国
新設住宅着工戸数中国
全国
13.0
17.7
19.4
21.5
17.6
14.4
10.9
10.6
▲1.1
▲0.3
3.4
4.3
1.1
0.3
▲15.5
▲10.8
▲2.3
▲17.8
▲6.7
▲6.6
▲4.2
1.4
8.1
4.6
２８年
4-6月
▲11.1
4.0
▲12.7
▲1.5
0.2
0.2
5.1
4.9
7-9月 10-12月
5.4
▲13.6
6.8
▲4.5
31.0
10.6
0.8
1.4
17.6
10.6
7.1
8.1
２８年
９月
8.8
18.1
20.4
41.4
4.9
2.9
5.9
10.0
１０月
▲11.7
▲10.0
▲32.6
▲17.1
▲2.1
1.7
4.3
13.7
１１月
▲22.5
▲5.7
▲40.4
▲12.5
3.4
1.0
27.4
6.7
１２月
▲4.4
5.3
0.8
3.9
※公共工事請負金額（前年同月比）（１２月）
中国：国7.6%(2か月ぶり増加)、独立行政法人等 ▲89.8 %( ─ )、県5.1%(3か月ぶり増加)、市町村3.7%(3か月ぶり増加)
全国：国81.9%(2か月ぶり増加、独立行政法人等▲13.5%(3か月連続減少)、県▲8.6%(3か月連続減少)、市町村5.5%(3か月ぶり増加)
※ 新設住宅着工戸数（前年同月比）（１２月）
中国：持家11.3%(6か月連続増加)、貸家▲7.9%(6か月ぶり減少)、給与住宅300.0%(2か月ぶり増加)、分譲住宅5.2%(2か月連続増加)
全国：持家6.5%(11か月連続増加)、貸家2.2%(14か月連続増加)、給与住宅▲28.9%(4か月連続減少)、分譲住宅4.6%(2か月ぶり増加)
(資料：北海道建設業信用保証㈱、東日本建設業保証㈱、西日本建設業保証㈱、国土交通省 )
７．企業倒産－件数、負債額ともに増加－
１月の企業倒産件数は、３３件で前年同月比２６．９％となり、２か月ぶりに前年を上回りました。
業種別にみると、サービス業ほかが９件、次いで小売業が８件、建設業が６件などとなっています。
原因別にみると、販売不振が最も多く、他社倒産の余波、過小資本、既往のしわ寄せなどとなっています。
（前年同月(期)比％）
企業倒産件数
負債額
※倒産件数、負債額
中国
全国
中国
全国
２６年
２７年
２８年
▲7.8
▲10.4
▲52.7
▲32.6
▲14.3
▲9.4
0.5
12.7
▲9.1
▲4.2
53.1
▲5.0
4-6月
２８年
7-9月 10-12月１０月
１１月
１２月
２９年
１月
▲2.2
▲7.3
▲11.3
▲26.8
6.9
▲0.2
34.5
▲31.4
0.0
▲2.5
▲18.1
319.7
▲3.4
1.6
802.5
▲55.5
26.9
▲10.4
674.9
1.2
▲12.9
▲3.1
338.8
38.6
▲32.3
▲8.0
0.9
4.7
中国: 29年1月33件/427.11億円（28年12月28件/506.24億円、11月25件/31.32億円)
全国: 28年1月605件/1,284.87億円（12月710件/1,716.66億円、11月693件/5,944.84億円）
( 資料: ㈱東京商工リサ－チ )
7
８．貿易－輸出、輸入ともに減少－
１２月の輸出は、前年同月比▲０．６％と２か月ぶりに前年を下回りました。品目別では、輸送用機器が前年
を下回りました。地域別では、北米、中東向けなどが前年を下回りました。
１２月の輸入は、前年同月比▲５．５％と２０か月連続で前年を下回りました。品目別では、金属鉱及びくず、
石油製品などが前年を下回りました。
（通関ベース、円ベース、前年同月(期)比％）
輸出
輸入
為替※４
総合
中国
全国
自動車（中国）
鉄鋼（中国）
総合
中国
全国
原粗油（中国）
石炭（中国）
円／ドル
２６年
２７年
２８年
4.9
4.8
4.5
2.5
▲0.7
5.7
▲13.8
▲6.9
105.78
1.9
3.5
12.2
▲10.6
▲20.4
▲8.7
▲45.5
▲6.9
121.03
▲9.2
▲7.4
▲7.8
▲19.5
▲22.2
▲15.9
▲28.0
▲13.7
108.84
２８年
4-6月 7-9月 10-12月９月
▲10.5 ▲13.4 ▲1.9 ▲13.2
▲9.5 ▲10.3 ▲1.9 ▲7.0
▲3.6 ▲16.2 ▲10.6 ▲25.9
▲21.9 ▲20.4 ▲9.5 ▲20.4
▲29.7 ▲28.2 ▲7.4 ▲24.7
▲18.8 ▲19.5 ▲9.3 ▲16.2
▲36.1 ▲36.1
3.4
▲31.2
▲25.8 ▲27.5 24.7
▲21.4
108.17 102.4 109.32 102.04
１０月
▲10.2
▲10.3
▲10.6
▲19.7
▲7.0
▲16.4
31.2
6.6
103.82
１１月
5.9
▲0.4
▲5.9
▲5.7
▲9.7
▲8.8
▲5.3
29.7
108.18
１２月
▲0.6
5.4
▲14.8
▲1.9
▲5.5
▲2.6
▲2.6
38.4
115.95
（資料：財務省、日本銀行）
輸出入額（円ベース、前年同月比）
60
70
50
75
40
80
輸 30
出
入 20
額 10
・
前 0
年
-10
同
月 -20
比
-30
％
-40
85
）
円
相
90 場
・
95
円
100 ／
㌦
105
110
）
115
125
円相場
130
1
3
5
7
9
11
1
3
5
7
9
11
1
3
5
7
9
11
1
3
5
7
9
11
1
3
5
7
9
11
1
3
5
7
9
11
1
3
5
7
9
11
1
3
5
7
9
11
1
3
5
7
9
11
輸入
-60
2008
※４
120
輸出
-50
-70
（
65
（
70
2009
2010
2011
2012
2013
2014
2015
2016
為替は東京インターバンク相場（スポット月中平均中心、日本銀行公表）
（参考）平成２９年２月７日の東京インターバンク相場（スポット 17:00時点）112.11-12ドル、119.75-79円／ユーロ
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