資料 6 - 茅ヶ崎市

資料
6
開高健・城山三郎二人展~茅ヶ崎を愛した二人の足跡を辿って~(仮)
企画展について
芥川賞作家の開高健、直木賞作家の城山三郎。
文学界を代表する2人の作家は、ともに茅ヶ崎に移住し、茅ヶ崎を愛し、その生涯を終える
まで、この地を制作と生活の拠点としました。本企画展は、茅ヶ崎が誇る同時代を生きた2大
作家について、改めてその偉大な文業を伝えると共に、作家としての側面だけではなく、私た
ちと同じ茅ヶ崎を愛した一市民としての側面にもスポットライトを当てていきます。二人が茅
ヶ崎に残した足跡と、交流のあった人々の言葉を辿りながら、一人の人間としての開高健と城
山三郎の実像に触れていきます。
また、2016年10月より隣接する茅ヶ崎ゆかりの人物館と開高健記念館を一体運営することに
なったことから、本企画展はひとつの企画を2館で構成する形を取ります。企画展のテーマと
構成を共有し、茅ヶ崎ゆかりの人物館では企画展の特別コーナーと城山三郎を、開高健記念館
では開高健を、紹介する形を取ります。開高健と城山三郎が愛した茅ヶ崎のゆったりとした湘
南の空気の中で、海に臨むラチエン通りの小高い丘に立地する2館と植栽豊かな庭をお楽しみ
ください。
企画展の構成:茅ヶ崎ゆかりの人物館の場合(仮)
1部:作家「城山三郎」
経済小説というジャンルの開拓者としての作家「城山三郎」の文業を紹介する。文学的な意
義や価値だけではなく、いまの世代の人々に改めて城山三郎を紹介するような形式もとる。
2部:茅ヶ崎と城山三郎
茅ヶ崎に居を移してからの生活や、人となりが伺えるようなエピソードや資料を紹介する。
3部:わたしと城山三郎
兄弟や親類、行きつけの店、仕事関係者など氏と交流のあった方々に広くコメントを寄せて
いただき、そのコメントから多面的に氏の人となりを伺えるような展示にする。
開催概要
会 期|(仮)2017年4月15日(土)〜9月30日(土)
会 場|茅ヶ崎ゆかりの人物館・開高健記念館
主 催|茅ヶ崎市