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ちば県民だより 平成29年[2017年]2月5日(日曜日)4
ペットの正しい飼い方・マナーを
守っていますか?
ペットは私たちにとって身近な動物で、飼い主にとっては癒やしを与えてくれる存在です。
しかし、正しい飼い方やマナーを守らないと周囲に迷惑がかかり、
問い合わせ
トラブルにつながることもあります。
県衛生指導課
043
(223)
2642 043
(227)
2713
ペットの飼い方・マナーについて、いま一度確認してみましょう。
飼い主に守ってほしいこと
逃げてしまったときは…
すぐに最寄りの健康福祉センター(保健所)または県動物愛護センターに
連絡してください。
犬 登録と狂犬病予防注射
飼い始めたら市町村の窓口で登録し、毎年、狂犬病の予防注射を受けさせ
る義務があります。交付される鑑札・注射済票は首輪に付けておきましょう。
屋外でのマナー
リードを外して散歩することや放し飼いは禁止されています。また、散
歩中にしたふんは、袋に入れて持ち帰りましょう。
猫 猫は屋内で飼う
猫は、屋外で飼うとふん尿や鳴き声、出産などにより近隣とトラブルにな
ることがあるだけでなく、交通事故や病気のリスクが高まります。
過度な触れ合いは控える
健康なペットでも、口の中や爪には人の病気の原因となる細菌などがい
ることがあります。過度な触れ合いを控え、ペットを触った後は必ず手を
洗いましょう。
飼えなくなったときを考える
事故や入院などで、急にペットが飼えなくなることがあります。もしも
の場合に備えて、預け先を決めておきましょう。
飼い続けることが難しいなど、お悩みのときは最寄りの健康福祉センタ
ー(保健所)または県動物愛護センターにご相談ください。
※千葉市、
柏市、
船橋市にお住まいの方は、
逃げてしまったとき・飼えなくなったとき
などは、
各市の動物愛護センター
(地域により名称は異なります)
にご連絡ください。
マイクロチップで迷子対策
ペットの身元証明となるマイクロチップ。装着すると、迷子や災害
で離れ離れになっても、飼い主の元に戻れる可能性が高くなります。
犬と猫 不妊去勢手術を受けさせる
犬や猫は一度にたくさんの子どもを産みます。繁殖させる予定がない場
合は、不妊去勢手術を受けさせましょう。発情に伴う問題行動や病気の予
防にもなります。
責任を持って最期まで飼う
ペットを捨てたり、
傷つけたりしては
いけません。ワクチンの接種や寄生虫
の駆除などを定期的に行い、責任を持
って最期まで飼いましょう。
飼い主情報の明示
迷子になったときのために、鑑札
(犬)
・注射済票(犬)
・迷子札・マイク
ロチップを付けるなど、飼い主が分かるようにしましょう。
マイクロチップとは
15桁の数字が記録された電子機器で、犬・猫の皮下に注射器で埋
め込むので脱落する心配がありません。動物病院などで装着させる
ことができます。
飼い主情報の登録を忘れずに!
マイクロチップの番号が分かっても、
情報の登録がないとペットを飼い主の
元に帰してあげることができません。
必ず飼い主情報の登録をしましょう。
問い合わせ (公社)
日本獣医師会 03
(3475)
1695
日本獣医師会 マイクロチップ 検索
県動物愛護センターの取り組み
新たな飼い主を探すために…
動物を正しく飼うために…
●犬・猫の譲渡会
センターに収容された犬・猫の譲渡会を開
催しています。ホームページで対象の犬・猫
の健康状態や性格などを紹介しています。
●犬のしつけ方教室
犬の本能と習性に基づいた正しいしつけ方
についての講習と、モデル犬によるデモンスト
レーションを行う教室です。
●飼い主さがしの会
犬・猫を新たに飼いたい人と譲りたい人との、
出会いの場を提供しています。
●動物愛護教室
動物の気持ちや命の重さをテーマに、小学校
などで出前教室を開催しています。
※譲渡会以外は事前の申し込みが必要です。開催日など、詳しくはホームページをご覧になるか、
お問い合わせください。
県動物愛護センターでは、ホームページで動物愛護に関するさまざまな情報を公開中!
また、YouTube(チャンネル:Chiba Pref Apc)
やFacebook(アカウント:千葉県動物愛護センター)
でも情報発信しています。
申込先・問い合わせ
県動物愛護センター
(富里市)
0476(93)
5711
0050
〃 東 飾支所
(柏市)
04(7191)
千葉県動物愛護センター 検索
専用機器で情報を
読み取ります
マイクロチップ
災害時には
ペットと一緒に避難!
災害が発生して避難するときは、ペットを連れ
て避難場所へ向かいましょう。これを「同行避難」
といいます。一緒に避難しないと、迷子や道路の
封鎖などで探しにいけなくなるなど、再会が難し
くなります。
事前に準備しておくこと
●かまない、不必要に吠えない、トイレトレーニ
ングのほか、ケージなどに入ることを嫌がらな
いようにしつけておきましょう。
●避難所ではペットと常に一緒にいられるとは
限りません。日頃から地域の防災訓練などに
参加し、避難所におけるペットの取り扱いのル
ールを確認しておきましょう。
●必要なものを準備しておきましょう。
クレート(犬を入れて持ち運べる入れ物)、
キャリーケース、ケージなど
水とペットフード(最低5日分) 常備薬
リード 名札、迷子札 など