資料1 - 京都市

まちづくり委員会資料
平成29年
建
設
1月
局
m
開発許可に伴う袋路状(行き止まり)道路の
けんくん
取扱いについて
せっちゃん
開発許可を受けて設置される袋路状道路について,従来は,開発者による管理と
していましたが,平成29年4月1日から転回広場が設置されている袋路状道路に
ついては,本市が維持・管理できるよう,京都市道路認定基準を改正する予定をし
ておりますので,ご報告致します。
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趣旨
本市では,道路行政の適正な運営を確保するため,京都市道路認定基準を設け
ており,開発許可を受けて設置された道路については,この基準に適合する道路
を京都市道として管理しています。
この基準では,行き止まりとなる袋路状道路については,利用者が限定される
ことから,道路法の趣旨である一般交通の用に供する道路にはならないものと考
え,開発者管理道路として扱ってきました。
しかしながら,このような開発者管理道路は,近年,開発者の倒産や所在不明
により,舗装の補修やガス管などの埋設の際に,所有者の承諾が取れずに掘削が
できないなど,適正な維持管理がなされず,沿道住民の生活に支障を来している
事例が生じております。
そこで,このような事例を解決するため,京都市道路認定基準を緩和し,車両
が方向転換できる転回広場が設置された袋路状道路については,緊急車両等も円
滑な利用が可能となり,防災機能の向上に資するものと考え,平成29年度から
本市が管理してまいります。
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京都市道路認定基準改正の概要
(1) 転回広場の設置について
「図―1」のように転回広場が設置されない袋路状道路は,これまでどおり
市道認定の対象とはしませんが,「図―2」のように転回広場が設置される場
合には市道認定を行います。
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(2) 既存の開発道路の取扱いについて
基準改正前に,開発許可を受けて設置された袋路状道路で,転回広場が設置
されている道路については,道路の破損部分の補修及び境界線の確定など,京
都市道として認定できる条件が整えば,土地の寄付を受けて,本市が管理を行
います。
(3) 袋路状道路の取扱い変更の効果について
市道認定の対象を広げることで,開発者管理道路が減少することが見込まれ,
今後の開発許可で設置される道路のうち,約半数が市道認定できると見込まれ
ます。
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今後の予定
平成29年2月以降
関係団体への説明
平成29年4月1日
改正基準の施行,ホームページでの周知
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