かるがも保育室だより

かるがも保育室だより
2017 年 2 月
発行:かるがも一時保育室 ℡ 042-565-3655
(保育室専用電話)
2 月…。1 年で一番寒い時期になりました。まだまだ寒い日は続きますが、カレンダーの「立春」
という文字に心がポカポカしてきました。春が来るのが待ち遠しいですね。
昨年末からの暖かい冬は、年が明けても続きました。年明け、保育室ではお正月の伝承遊び、凧揚
げを公園に行って楽しみました。凧揚げは、立野南公園や立野東公園で行い、ちょうど良い風の中、
太陽の陽射しをたっぷり浴びながら、夢中で凧を揚げて遊びました。4 種類の凧がありましたが、折
り紙で作った凧は、すぐ破れてしまうだろう…という予想を覆し、意外と強く、一番良く揚がってい
ました。風さえあれば、立ち止まっていてもヒラヒラ揚がっていることに、とても驚き、新たなる発
見をすることができました。また、気温が低い日は、立野南公園の日陰に、霜柱がたくさんできてい
ました。子ども達とザクザク踏んで感触を楽しんだり、手にとって、「つめたいねー。」「こおりだ
ね。」と見て、触って、確かめて、霜柱が手の平の中でゆっくり溶けていく様子をじっと観察しまし
た。室内では、羽根つき、こま回し、福笑いなどの伝承遊びを楽しみ、こま回しは大小さまざまなこ
まを回すことに挑戦。始めは、なかなか回せなかったお友達も、何度かくり返して練習するうちにコ
ツをつかんで上手に回せるようになりました。製作で作った〝紙皿こま〟もクルクルよく回って、喜
んでいた子ども達です。
2 月は、雪が降るのでしょうか?さらに冬を満喫して楽しい遊びを繰り広げていきたいと思いま
す。インフルエンザやノロウィルスに負けない、元気な身体づくりをしていきましょう。
節分とは、「季節を分ける」ことを意味します。
江戸時代以降は、立春の前日だけを示すようになったといわれています。季節の変わり
目は、天候が不安定で病気にかかりやすく、悪い病気を払うために豆まきをして清める
のです。また、いわしの頭を飾って鬼が家の中に入ってくるのを防いだり、恵方巻を食
べたりします。
恵方巻は七福神にあやかり 7 種類の具材を太巻にし、縁を切らないよう
包丁を入れずに丸ごと 1 本、心で願いを唱えながら恵方(年神様のいる
方角→今年は北北西)を向いて食べます。無病息災を願う日本の伝承
行事を子ども達にも伝え、大切にしていきたいですね。
保育室では、1 月下旬より製作で鬼のお面を作り、2 月 2 日(木)、3 日(金)の 2 日間は、
午後の活動で、豆まきをします。鬼の面を被り、トラ柄のスカートをはき、金棒を持った保育
士扮する鬼めがけて、豆(新聞ボール)を投げつけます。鬼を見て泣いてしまう子、「えいっ、
えいっ!」と夢中で豆を投げつける子と、毎年とても盛り上がります。今年も無事、鬼を退治
することができるでしょうか。悪い鬼を追い出して、幸せをいっぱい呼びこみたいですね。
☆2 月 15 日(水)午後 1 時より、来年度の利用申請の受付を開始します。
2 月のねらい
2 月のうた
冬の自然に触れて
戸外で遊ぶ
まめまき・おにのパンツ
ゆきのペンキやさん・はとぽっぽ
春よこい
◎保険証
◎乳幼児医療証
◎母子健康手帳
上記 3 点をご持参のうえ、子ども家庭支援センター受付までお越しください。
お知らせください
*4月から保育園、幼稚園に入園が決まりましたらお知らせください*
1 月は〝こま〟と、共同製作で〝手袋〟を作りました。
製作
2 月は〝鬼のお面〟(1 月下旬から)と、共同製作で〝たんぽぽ〟と〝てんとう
♪認可保育施設に入園されますと、一時保育室のご利用はできなくなります。
♪幼稚園、認可外保育施設に入園の場合は、小学校入学前までご利用いただけます。
♪認定子ども園へ入園の場合は、この取扱いに一部例外がありますので、子ども家庭支
援センター受付までお問い合わせください。
虫〟を作ります。
☆お楽しみに☆
4 歳児
子どもの脳はどのように発達していくのでしょう。子どもの脳の発達を知り、楽しみながら脳の発達
を促す遊びを紹介したいと思います。
言葉の表現が豊かになり、「○○だから、~が好き」と理由を言ったり、ユーモアを交えて話しま
す。社会生活のルールを守ることが大切だとわかるのもこの時期ですが、ズルをしようとするのもこ
の時期の特徴です。次を予測して判断したり、「善悪」の区別もできるようになります。
遊び
1 歳児
考える
空間の色の識別をしたり、1 歳半頃になると「ワンワン、きた」など 2 語分で自分の思いを表現し始
めます。好奇心旺盛でいたずらが盛んになります。
遊び
2 歳児
①箱の中にペーパー芯などで作った柱を立て、ボールがどのように
転がるか観察します。空間認識力が高まります。
②赤・青・黄色など同色の積み木を用意。大人が積むのを真似し
たり、「赤い積み木を集めて」と声をかけ、「これが赤だよ。」
と色を伝えていきます。
これが
赤だよ
工夫する
リズムに合わせて体を動かします。言葉の単語が増え、友達と遊ぶ楽しさを覚えます。〝自分〟とい
う概念が固まり、〝愛情〟や〝嫉妬〟という「感情」の基礎が作られていきます。
遊び
3 歳児
①ついたてなどを使って物の一部を見せ、何かを当てます。帽子やはさみなど
子どもの身近な物を使い、物の一部を見せて、全体を想像させます。
②音楽を流して、手や足を動かします。
「右手」「左手」「右足」「左足」と声に出しながら楽しく行い、
いろいろなリズムに合わせて動きます。
推理する
生活の場面で状況を理解して言葉を使えるようになり、ひとつの文中に 4~5
単語含まれるようになります。まだ、甘えてくることもありますが、「自分で
できる」と自立しようとする姿が強く見られます。
①段ボール箱と白い布、懐中電灯を使って影絵スクリーンを製作。懐中
遊び
電灯で角度を変え、違う面の影を見せながら、影の不思議を楽しみ、
推理して遊びます。
②絵本の読み聞かせ後、気に入った場面やセリフを話し合い、なりきって遊びます。「強いね」「か
っこいいね」とすてきなところをほめ、興味をもった対象への「共感」やその人の行動を予測する
ことで、物事を組み立てる脳の働きを促します。
判断する
5 歳児
①牛乳パックを積み重ね、どこまで高いタワーを作れるか競争します。横に置いたり、縦に
置いたり工夫することで脳の発達が促されます。協力して作ることも社会性の育ちを促し
ます。
②ダンボールや新聞紙をつなげて道をつくり、だんだんと幅を狭くしていきます。幅が変わ
る地点で、片足あげ 5 秒など関門を設けると、より楽しくなります。
想像し創造する
獲得した単語を使い、なぞなぞを楽しんだり、空想の世界を楽しめるようになります。自分は、ほか
の人からどう見られているか「羞恥心」が芽生えます。
遊び
①読み聞かせをして、登場人物の気持ちを理解するために「このとき、どう思ったかな?」
と声かけします。簡単な劇遊びをして登場人物の感情を体験して遊びます。
②箸を使って、豆などの小さな物をつまんで、皿に入れます。取り出した豆が大豆なら青い
皿に、丸めたホイルなら黄色の皿にというように分け、手指の動きを養いながら、狭い空
間での距離感覚をつかみます。
☀ 脳の発達を促しながら、楽しく遊べるといいですね。☀
雪が降ったら、雪遊びをした
いと思います。
コートやジャンパー・長靴・手
袋・替えの靴下のご用意をお
願いします。
マフラーは不要です。
お
2月も厳しい寒さが続きます。
ノロウィルス、インフルエンザの流行
も予想されますので、引き続き、室内
消毒を行い、手洗い・
うがいの励行をしっかり
行っていきます。
★全ての持ち物にお名前を記入してください。
帽子・靴・靴下・オムツ(朝、履いてくるオムツにも)・お弁当
箱・スプーン&フォークなど
★下着は、半袖のものをご用意ください。(半袖 T シャツでも可)
願
い
★厚い上着やジーンズなど固い生地のズボンなどは、遊びにくいこ
とがあります。動きやすく着脱しやすいものをご用意ください。
フード付の上着は引っかかるなど危険もありますので、ご遠慮く
ださい。
★衣服は、3組以上ご用意ください。