平成29年3月期 第3四半期決算短信〔IFRS〕(連結) 平成29年2月1日 上場会社名 株式会社日立製作所 コード番号 6501 代表者 (役職名) 問合せ先責任者 URL (役職名) 四半期報告書提出予定日 上場取引所 東 名 http://www.hitachi.co.jp/IR/index.html 代表執行役 執行役社長兼CEO ブランド・コミュニケーション本部 広報・IR部 部長代理 平成29年2月9日 (氏名)東原 敏昭 (氏名)竹内 昌之 TEL 配当支払開始予定日 03-3258-1111 - 四半期決算補足説明資料作成の有無:有 四半期決算説明会開催の有無 :有 1.平成29年3月期第3四半期の連結業績(平成28年4月1日~平成28年12月31日) (1)連結経営成績(累計) (%表示は、対前年同四半期増減率) 29年3月期第3四半期 28年3月期第3四半期 百万円 6,519,311 7,230,258 継続事業 税引前 四半期利益 調整後 営業利益 売上収益 % △9.8 4.1 百万円 373,107 408,389 % △8.6 3.6 基本1株当たり 親会社株主に帰属する 四半期利益 親会社株主に 帰属する 四半期利益 四半期利益 百万円 % 356,963 △10.9 400,574 8.7 百万円 269,241 269,483 % △0.1 7.5 百万円 191,264 172,966 四半期包括利益 合計額 % 10.6 6.5 百万円 % 285,780 58.5 180,344 △60.5 希薄化後1株当たり 親会社株主に帰属する 四半期利益 円 銭 円 銭 29年3月期第3四半期 39.61 39.60 28年3月期第3四半期 35.82 35.79 「調整後営業利益」は、売上収益から、売上原価ならびに販売費及び一般管理費の額を減算して算出した指標です。当社は、「営業利益」に代 え、「調整後営業利益」を連結経営成績に関する指標として用いています。 上表のほか、連結経営成績に関する指標として、「2017年3月期第3四半期 連結決算」で、「受取利息及び支払利息調整後税引前四半期利益 (EBIT)」を部門別に開示しています。 (2)連結財政状態 資産合計 資本合計 百万円 9,640,179 12,551,005 29年3月期第3四半期 28年3月期 親会社株主持分 百万円 4,066,913 4,125,570 1株当たり 親会社株主持分 円 銭 597.50 566.48 親会社株主持分比率 百万円 2,884,773 2,735,078 % 29.9 21.8 2.配当の状況 年間配当金 第1四半期末 第2四半期末 円 銭 - - 28年3月期 29年3月期 第3四半期末 円 銭 6.00 6.00 期末 円 銭 - - 合計 円 銭 6.00 円 銭 12.00 - - 29年3月期(予想) (注)直近に公表されている配当予想からの修正の有無:無 平成29年3月期の期末配当予想額は、未定です。 3.平成29年3月期の連結業績予想(平成28年4月1日~平成29年3月31日) (%表示は、対前期増減率) 調整後 営業利益 売上収益 百万円 通期 継続事業 税引前 当期利益 % 9,000,000 △10.3 百万円 % 560,000 △11.8 百万円 親会社株主に 帰属する 当期利益 当期利益 基本1株当たり 親会社株主に 帰属する当期利益 % 百万円 % 百万円 % 円 銭 430,000 △16.8 295,000 0.1 200,000 16.2 41.42 (注)直近に公表されている業績予想からの修正の有無:有 「調整後営業利益」は、売上収益から、売上原価ならびに販売費及び一般管理費の額を減算して算出した指標です。当社は、「営業利益」に代 え、「調整後営業利益」を連結経営成績に関する指標として用いています。 上表のほか、「2017年3月期第3四半期 連結決算」で、EBITの見通しを開示しています。 ※ 注記事項 (1)当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動):無 新規 -社 (社名) 、除外 -社 (社名) (2)会計方針の変更・会計上の見積りの変更 ① IFRSにより要求される会計方針の変更:無 ② ①以外の会計方針の変更 :無 ③ 会計上の見積りの変更 :無 (3)発行済株式数(普通株式) ① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 29年3月期3Q 4,833,463,387株 28年3月期 ② 期末自己株式数 29年3月期3Q 5,391,164株 28年3月期 ③ 期中平均株式数(四半期累計) 29年3月期3Q 4,828,161,543株 28年3月期3Q 4,833,463,387株 5,247,929株 4,828,413,052株 ※ 四半期レビュー手続の実施状況に関する表示 この四半期決算短信は、金融商品取引法に基づく四半期レビュー手続きの対象外であり、この四半期決算短信の開示時点において、四半期 連結財務諸表に対する四半期レビュー手続きは終了しておりません。 ※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項 本資料における当社の今後の計画、見通し、戦略等の将来予想に関する記述は、当社が本資料の発表日現在において合理的であると判断す る一定の前提に基づいており、実際の業績等の結果は見通しと大きく異なることがありえます。 詳細は、「2017年3月期第3四半期 連結決算」の13ページ「将来の見通しに関するリスク情報」をご参照下さい。 株式会社日立製作所(6501) 平成29年3月期第3四半期 決算短信 2017年3月期第3四半期 連結決算 <目次> 1.当四半期連結決算の概要------------------------------ P. 2 2.当四半期の経営成績、財政状態等 経営成績に関する定性的情報--------------------------- P. 3 財政状態に関する定性的情報--------------------------- P. 9 連結業績予想に関する定性的情報------------------------- P.12 その他------------------------------------- P.13 期中における重要な子会社の異動------------------------ P.13 会計方針の変更・会計上の見積りの変更--------------------- P.13 将来の見通しに関するリスク情報------------------------- P.13 3.要約四半期連結財務諸表 要約四半期連結損益計算書及び要約四半期連結包括利益計算書------------ P.14 要約四半期連結財政状態計算書-------------------------- P.15 要約四半期連結持分変動計算書-------------------------- P.16 要約四半期連結キャッシュ・フロー計算書--------------------- P.17 セグメント情報--------------------------------- P.18 注記事項------------------------------------ P.20 4.補足資料 「製造・サービス等」「金融サービス」別 要約四半期連結財務諸表--------- 1 P.21 株式会社日立製作所(6501) 平成29年3月期第3四半期 決算短信 2017年3月期第3四半期 連結決算の概要 第3四半期連結累計期間 自 至 売 調 上 整 後 収 営 2016年3月期 2015年 4月 1日 2015年12月31日 益 業 利 益 受取利息及び支払利息調整後 税引前四半期利益(EBIT) 継続事業税引前四半期利益 四 半 期 利 益 親会社株主に帰属する四半期利益 基 本 1 株 当 た り 親 会 社 株 主 に 帰 属 す る 四 半 期 利 益 希 薄 化 後 1 株 当 た り 親 会 社 株 主 に 帰 属 す る 四 半 期 利 益 自 至 2017年3月期 2016年 4月 1日 2016年12月31日 前 年 同期比 億円 % 億円 72,302 65,193 億円 4,083 90 億円 3,731 億円 4,109 91 億円 3,620 億円 4,005 億円 億円 億円 億円 億円 円 % 111 円 39.61 円 35.79 % 100 1,912 35.82 % 89 2,692 1,729 % 88 3,569 2,694 % % 111 円 39.60 % 111 (注)1.当社の連結財務諸表は、国際財務報告基準(IFRS)に基づいて作成しています。 2.調整後営業利益は、売上収益から、売上原価ならびに販売費及び一般管理費の額を減算して算出した指標です。 3.受取利息及び支払利息調整後税引前四半期利益(EBIT)は、継続事業税引前四半期利益から、受取利息の額を減算し、支払利息の額を 加算して算出した指標です。EBITは、Earnings before interest and taxesの略です。 4.連結子会社数は914社、持分法適用会社数は401社です。 5.IFRS第5号「売却目的で保有する非流動資産及び非継続事業」に従い、三菱重工業株式会社との火力発電システム事業統合の際に三菱日 立パワーシステムズ株式会社へ承継せず、当社及び連結子会社自身が運営主体となった火力発電システム事業の一部に関する損益は、 非継続事業として区分掲記しています。 2 株式会社日立製作所(6501) 平成29年3月期第3四半期 決算短信 経営成績に関する定性的情報 (1)当第3四半期連結累計期間(2016年4月1日から12月31日の9ヶ月間)の概況 当第3四半期連結累計期間 (2016年4月1日~12月31日) 売 益 6兆5,193億円 益 3,731億円 △352億円 T 3,620億円 △488億円 継 続 事 業 税 引 前 四 半 期 利 益 3,569億円 △436億円 継 益 2,701億円 △137億円 非 継 続 事 業 四 半 期 損 失 △8億円 +135億円 益 2,692億円 △2億円 親会社株主に帰属する四半期利益 1,912億円 +182億円 調 上 整 後 E 四 収 前年同期比 営 業 B 続 事 半 利 I 業 四 期 半 期 利 利 90% 当第3四半期連結累計期間(以下、当累計期間)は、米国では、雇用環境の改善により個人消費および 住宅投資が引き続き堅調に推移したほか、設備投資や輸出も持ち直してきました。欧州では、英国が国 民投票におけるEU離脱決定等により景気が減速したものの、ユーロ圏では政府支出の増加や堅調な個人 消費が下支えとなり緩やかな経済成長が続きました。中国経済は、政府のインフラ投資等が景気を下支 えしましたが、成長率の低下が続きました。新興国経済は、原油や資源価格がやや回復したものの、対 ドルでの通貨安により資金流出が進むなど、厳しい環境が続きました。日本経済は、11月上旬までは円 高が続いたものの、その後、個人消費の回復や円高の解消等により回復基調に転じました。 当累計期間における日立グループの売上収益は、前年同期に比べ10%減の6兆5,193億円となりまし た。2015年11月にアンサルドブレダ社の事業(一部を除く)およびアンサルドSTS社を買収した社会・産 業システム部門が増収となったものの、高機能材料部門等で為替換算影響により海外子会社の売上が円 ベースで減少したことに加え、2016年5月に日立物流を持分法適用会社としたその他部門、2015年10月 に空調事業を再編した生活・エコシステム部門、2016年10月に日立キャピタルを持分法適用会社とした 金融サービス部門等が減収となりました。 調整後営業利益は、日立物流や日立キャピタル、空調事業の再編を行ったことや為替換算影響等によ り、前年同期に比べ352億円減少し、3,731億円となりました。 EBITは、調整後営業利益が減少したことに加え、事業構造改革関連費用を計上したことや事業再編等 利益が前年同期に比べ減少したこと等により、前年同期に比べ488億円減少し、3,620億円となりまし た。 継続事業税引前四半期利益は前年同期に比べ436億円減少し、3,569億円となりました。法人所得税費 用868億円を差し引いた継続事業四半期利益は前年同期に比べ137億円減少し、2,701億円となりまし た。四半期利益は、前年同期とほぼ同水準の2,692億円となりました。親会社株主に帰属する四半期利 益は、法人所得税費用や非支配持分に帰属する四半期利益が減少したことにより、前年同期に比べ182 億円増加し、1,912億円となりました。 3 株式会社日立製作所(6501) 平成29年3月期第3四半期 決算短信 (2)部門別売上収益・調整後営業利益・EBITの概況 各部門の概況は、以下の通りです。 [情報・通信システム] 当第3四半期連結累計期間 (2016年4月1日~12月31日) 売 調 上 整 E 後 収 営 B 業 利 前年同期比 益 1兆3,973億円 益 917億円 +142億円 T 515億円 △190億円 I 93% 当部門の売上収益は、海外子会社における為替換算影響に加え、海外向けATMの販売が減少したこと 等により、前年同期比7%減の1兆3,973億円となりました。 調整後営業利益は、通信ネットワーク事業を中心とした事業構造改革の効果に加え、社会インフラ分 野向けシステムの収益性改善等により、前年同期に比べ142億円増加し、917億円となりました。 EBITは、調整後営業利益が増加したものの、事業構造改革関連費用や為替差損を計上したこと等か ら、前年同期に比べ190億円減少し、515億円となりました。 [社会・産業システム] 当第3四半期連結累計期間 (2016年4月1日~12月31日) 売 調 E 上 整 後 B 収 営 業 利 前年同期比 益 1兆5,876億円 益 340億円 △19億円 T 365億円 +27億円 I 105% 当部門の売上収益は、昇降機事業が為替換算影響により減収となったものの、鉄道システム事業が、 英国向け売上の拡大に加え、アンサルドブレダ社の事業(一部を除く)およびアンサルドSTS社の買収に より大幅な増収となったこと等から、前年同期比5%増の1兆5,876億円となりました。 調整後営業利益は、売上収益が増加したものの、昇降機事業が為替換算影響により減益となったこと 等により、前年同期に比べ19億円減少し、340億円となりました。 EBITは、調整後営業利益が減少したものの、持分法損益が改善したこと等により、前年同期に比べ27 億円増加し、365億円となりました。 4 株式会社日立製作所(6501) 平成29年3月期第3四半期 決算短信 [電子装置・システム] 当第3四半期連結累計期間 (2016年4月1日~12月31日) 売 調 上 整 E 後 収 営 B 業 利 I 前年同期比 益 8,178億円 101% 益 525億円 +86億円 T 489億円 +17億円 当部門の売上収益は、日立国際電気が、半導体製造装置の販売が減少したことに加え、放送機器の海 外販売不振等により減収となったものの、日立工機がドイツのメタボ社を買収したことにより増収とな ったこと等から、前年同期比1%増の8,178億円となりました。 調整後営業利益は、日立国際電気が減収に伴い減益となったものの、日立ハイテクノロジーズが、半 導体製造装置の販売が堅調に推移したことにより増益となったこと等から、前年同期に比べ86億円増加 し、525億円となりました。 EBITは、前年同期に日立ハイテクノロジーズが確定拠出年金制度への移行に伴い一時的な利益を計上 していた影響があるものの、調整後営業利益が増加したこと等により、前年同期に比べ、17億円増加 し、489億円となりました。 [建設機械] 当第3四半期連結累計期間 (2016年4月1日~12月31日) 売 調 E 上 整 後 B 収 営 業 利 I 前年同期比 益 5,070億円 92% 益 101億円 △42億円 T 92億円 +37億円 当部門の売上収益は、主に欧州・オセアニアにおける現地通貨安の影響や、米州・日本において引き 続き市場が低迷したこと等から、前年同期比8%減の5,070億円となりました。 調整後営業利益は、売上収益の減少に伴い、前年同期に比べ42億円減少し、101億円となりました。 EBITは、調整後営業利益が減少したものの、為替差損益が改善したこと等により、前年同期に比べ37 億円増加し、92億円となりました。 5 株式会社日立製作所(6501) 平成29年3月期第3四半期 決算短信 [高機能材料] 当第3四半期連結累計期間 (2016年4月1日~12月31日) 売 調 上 整 E 後 収 営 B 業 利 前年同期比 益 1兆673億円 益 879億円 △52億円 T 916億円 △279億円 I 90% 当部門の売上収益は、日立金属が、為替換算影響に加え、中国やアジアをはじめとする新興国の経済 減速の影響に伴う需要減等により減収となったことから、前年同期比10%減の1兆673億円となりまし た。 調整後営業利益は、売上収益の減少に伴い、前年同期に比べ52億円減少し、879億円となりました。 EBITは、調整後営業利益の減少に加え、前年同期に計上した日立金属による日立ツールの持分譲渡益 がなくなったことや、為替差損を計上したこと等により、前年同期に比べ279億円減少し、916億円とな りました。 [オートモティブシステム] 当第3四半期連結累計期間 (2016年4月1日~12月31日) 売 調 上 整 E 後 収 営 B 業 利 前年同期比 益 7,231億円 益 353億円 △57億円 T 355億円 △39億円 I 98% 当部門の売上収益は、自動車需要が堅調な北米や中国向けを中心に販売が伸長したものの、為替換算 影響等により、前年同期比2%減の7,231億円となりました。 調整後営業利益は、海外工場の操業度が改善したものの、為替換算影響等により、前年同期に比べ57 億円減少し、353億円となりました。 EBITは、調整後営業利益の減少等に伴い、前年同期に比べ39億円減少し、355億円となりました。 [生活・エコシステム] 当第3四半期連結累計期間 (2016年4月1日~12月31日) 売 調 E 上 整 後 B 収 営 業 I 利 前年同期比 益 4,207億円 78% 益 121億円 △54億円 T 192億円 △155億円 当部門の売上収益は、空調事業の再編等により、前年同期比22%減の4,207億円となりました。 調整後営業利益は、空調事業の再編等により、前年同期に比べ54億円減少し、121億円となりまし た。 EBITは、持分法損益が改善したものの、前年同期に計上した空調事業再編に伴う利益がなくなったこ と等により、前年同期に比べ155億円減少し、192億円となりました。 6 株式会社日立製作所(6501) 平成29年3月期第3四半期 決算短信 [その他] 当第3四半期連結累計期間 (2016年4月1日~12月31日) 売 調 上 整 E 後 収 営 B 業 利 I 前年同期比 益 4,964億円 53% 益 193億円 △193億円 T 146億円 △234億円 当部門の売上収益は、日立物流を持分法適用会社としたこと等により、前年同期比47%減の4,964億 円となりました。 調整後営業利益は、売上収益の減少に伴い、前年同期に比べ193億円減少し、193億円となりました。 EBITは、調整後営業利益の減少等により、前年同期に比べ234億円減少し、146億円となりました。 (注)2017年3月期より「その他(物流・サービス他)」の名称を「その他」に変更しています。 [金融サービス] 当第3四半期連結累計期間 (2016年4月1日~12月31日) 売 調 E 上 整 後 B 収 営 業 I 利 前年同期比 益 1,792億円 66% 益 213億円 △131億円 T 228億円 △129億円 2016年10月3日付で日立キャピタルを持分法適用会社としたことにより、当部門に属する会社はなく なったため、2017年3月期第2四半期連結累計期間の実績のみを計上しています。 7 株式会社日立製作所(6501) 平成29年3月期第3四半期 決算短信 (3)国内・海外売上収益概況 当第3四半期連結累計期間 (2016年4月1日~12月31日) 前年同期比 国 内 売 上 収 益 3兆 3,005億円 91% 海 外 売 上 収 益 3兆 2,187億円 89% ア 1兆 3,800億円 84% う ち ア ジ う ち 北 米 8,331億円 87% う ち 欧 州 7,101億円 104% 域 2,955億円 87% う ち そ の 他 の 地 国内売上収益は、日立物流を持分法適用会社としたその他部門や日立キャピタルを持分法適用会社と した金融サービス部門が減少したこと等により、前年同期比9%減の3兆3,005億円となりました。 海外売上収益は、アンサルドブレダ社の事業(一部を除く)およびアンサルドSTSの買収により社会・ 産業システム部門が増収となったものの、日立物流、空調事業、日立キャピタルの再編や為替換算影響 等により、前年同期に比べ11%減少し、3兆2,187億円となりました。 この結果、連結売上収益に占める海外売上収益の比率は、前年同期に比べ1ポイント減少し、49%と なりました。 (4)設備投資・減価償却費・研究開発費 当第3四半期連結累計期間 (2016年4月1日~12月31日) 前年同期比 設備投資(製造・サービス等) 2,126億円 △709億円 減価償却費(製造・サービス等) 1,961億円 △174億円 研 2,349億円 △115億円 究 開 発 費 製造・サービス等における設備投資は、日立物流を持分法適用会社としたその他部門、空調事業を再 編した生活・エコシステム部門、投資案件の厳選を推進した情報・通信システム部門で減少したこと等 により、前年同期に比べ709億円減少し、2,126億円となりました。 製造・サービス等における減価償却費は、前年同期に比べ174億円減少し、1,961億円となりました。 なお、金融サービスを含めた設備投資は2,801億円、減価償却費は2,353億円となりました。 研究開発費は、情報・通信システム部門において事業構造改革の一環として開発案件の厳選を推進し たことや、空調事業の再編等により、前年同期に比べ115億円減少し、2,349億円となりました。 8 株式会社日立製作所(6501) 平成29年3月期第3四半期 決算短信 財政状態に関する定性的情報 (1)財政状況 2017年3月期第3四半期末 (2016年12月31日現在) 総 資 負 債 合 前期末比増減 産 9兆6,401億円 △2兆9,108億円 計 5兆5,732億円 △2兆8,521億円 う ち 有 利 子 負 債 1兆2,636億円 △2兆3,408億円 親 会 社 株 主 持 分 2兆8,847億円 +1,496億円 分 1兆1,821億円 △2,083億円 率 29.9% 8.1ポイント増加 D/Eレシオ(非支配持分含む) 0.31倍 0.56ポイント減少 非 親 支 会 配 社 株 持 主 持 分 比 ■製造・サービス等 2017年3月期第3四半期末 (2016年12月31日現在) 総 資 負 債 合 前期末比増減 産 9兆6,401億円 △2,777億円 計 5兆5,732億円 △5,603億円 う ち 有 利 子 負 債 1兆2,636億円 △2,514億円 親 会 社 株 主 持 分 2兆8,847億円 +3,439億円 分 1兆1,821億円 △613億円 数 70.8日 0.8日減少 率 29.9% 4.3ポイント増加 D/Eレシオ(非支配持分含む) 0.31倍 0.09ポイント減少 非 運 親 支 転 会 資 社 配 金 株 持 手 主 持 持 分 日 比 2016年10月3日付で日立キャピタルを持分法適用会社としたことにより、当四半期末において金融サ ービスの総資産等の残高はありません。従って、当四半期末の連結合計と製造・サービス等の総資産等 の残高は一致しています。 製造・サービス等の総資産は、日立物流を持分法適用会社としたことや、前期末に計上された売上債 権の回収を進めたこと等により、前期末から2,777億円減少し、9兆6,401億円となりました。製造・サ ービス等の有利子負債は、借入金の返済を進めたこと等により、前期末から2,514億円減少し、1兆 2,636億円となりました。製造・サービス等の親会社株主持分は、親会社株主に帰属する四半期利益の 計上等により、前期末から3,439億円増加し、2兆8,847億円となりました。これらの結果、製造・サー ビス等の親会社株主持分比率は29.9%に改善し、D/Eレシオ(非支配持分含む)は0.31倍となりまし た。また、運転資金手持日数は、英国向け鉄道車両などを中心に棚卸資産が増加したものの、売上債権 の早期回収を進めたことにより、前期末比0.8日減の70.8日となりました。 9 株式会社日立製作所(6501) 平成29年3月期第3四半期 決算短信 ■金融サービス 2017年3月期第3四半期末 (2016年12月31日現在) 総 資 負 債 合 前期末比増減 産 - △3兆914億円 計 - △2兆7,444億円 う ち 有 利 子 負 債 - △2兆3,395億円 親 会 社 株 主 持 分 - △2,013億円 分 - △1,457億円 非 支 配 持 2016年10月3日付で日立キャピタルを持分法適用会社としたことにより、当四半期末において金融サ ービスの総資産等の残高はありません。 以上の結果、連結の総資産は前期末から2兆9,108億円減少し9兆6,401億円、有利子負債は前期末から 2兆3,408億円減少し1兆2,636億円、親会社株主持分は前期末から1,496億円増加し2兆8,847億円となり ました。これらにより、連結の親会社株主持分比率は、前期末から8.1ポイント増加し29.9%となり、 D/Eレシオ(非支配持分含む)は、前期末から0.56ポイント減少し0.31倍となりました。 (2)キャッシュ・フローの状況 当第3四半期連結累計期間 (2016年4月1日~12月31日) 前年同期比 営 業活 動に 関す る キャ ッシ ュ ・フ ロー 3,791億円 △71億円 投 資活 動に 関す る キャ ッシ ュ ・フ ロー △2,006億円 +3,522億円 フ リ ー ・ キ ャ ッ シ ュ ・ フ ロ ー 1,785億円 +3,450億円 財 務活 動に 関す る キャ ッシ ュ ・フ ロー △1,120億円 △3,406億円 10 株式会社日立製作所(6501) 平成29年3月期第3四半期 決算短信 ■製造・サービス等 当第3四半期連結累計期間 (2016年4月1日~12月31日) 前年同期比 営 業活 動に 関す る キャ ッシ ュ ・フ ロー 3,883億円 △580億円 投 資活 動に 関す る キャ ッシ ュ ・フ ロー △159億円 +3,846億円 フ リ ー ・ キ ャ ッ シ ュ ・ フ ロ ー 3,724億円 +3,265億円 財 務活 動に 関す る キャ ッシ ュ ・フ ロー △2,696億円 △2,931億円 製造・サービス等の営業活動に関するキャッシュ・フローは、3,883億円の収入となりました。製 造・サービス等の投資活動に関するキャッシュ・フローは、日立物流および日立キャピタル株式の一部 売却による収入があったことに加え、前年同期に実施したアンサルドブレダ社の事業(一部を除く)およ びアンサルドSTS社、米国ペンタホ社の買収による支出がなくなったこと等により、前年同期に比べ 3,846億円支出が減少し、159億円の支出となりました。これにより、製造・サービス等のフリー・キャ ッシュ・フローは、前年同期に比べ3,265億円増加し、3,724億円の収入となりました。製造・サービス 等の財務活動に関するキャッシュ・フローは、借入金の返済を進めたことにより、前年同期に比べ 2,931億円支出が増加し、2,696億円の支出となりました。 ■金融サービス 当第3四半期連結累計期間 (2016年4月1日~12月31日) 前年同期比 営 業活 動に 関す る キャ ッシ ュ ・フ ロー 22億円 +495億円 投 資活 動に 関す る キャ ッシ ュ ・フ ロー △2,746億円 △1,239億円 フ リ ー ・ キ ャ ッ シ ュ ・ フ ロ ー △2,724億円 △744億円 財 務活 動に 関す る キャ ッシ ュ ・フ ロー 1,175億円 △1,254億円 2016年10月3日付で日立キャピタルを持分法適用会社としたことにより、金融サービスに属する会社 はなくなったため、2017年3月期第2四半期連結累計期間の実績、並びに、持分法適用会社とした時点で 同社が保有していた現金及び現金同等物が減少した影響のみを計上しています。 以上の結果、当累計期間の連結の営業活動に関するキャッシュ・フローは、前年同期に比べ71億円減 少し、3,791億円の収入、投資活動に関するキャッシュ・フローは、前年同期に比べ3,522億円支出が減 少し、2,006億円の支出となりました。これにより、フリー・キャッシュ・フローは、前年同期に比べ 3,450億円増加し、1,785億円の収入となりました。財務活動に関するキャッシュ・フローは、前年同期 に比べ3,406億円減少し、1,120億円の支出となりました。 これらの結果、現金及び現金同等物は、当累計期間中に641億円増加し、7,634億円となりました。 11 株式会社日立製作所(6501) 平成29年3月期第3四半期 決算短信 連結業績予想に関する定性的情報 2017年3月期 売 益 9兆円 益 5,600億円 △748億円 T 4,500億円 △810億円 継 続 事 業 税 引 前 当 期 利 益 4,300億円 △870億円 継 益 3,000億円 △518億円 失 △50億円 +520億円 益 2,950億円 +2億円 親会社株主に帰属する当期利益 2,000億円 +278億円 調 上 整 後 E 非 当 収 前期比 営 業 B 続 継 I 事 続 利 業 事 期 当 業 期 当 利 期 利 損 90% 今後の当社を取り巻く経営環境は、欧州での英国のEU離脱決定による影響や米国での政権交代後の動 向など、経済の不透明感が高まっています。また、中国では、政府が引き続き生産能力削減を進めるほ か、住宅販売の減速に伴う不動産投資の減速が予想されます。日本経済は、個人消費や設備投資の回復 に加え、政府の大型経済対策による景気下支えが期待されています。 このような環境のもと、2017年3月期の業績は、上記の水準を見込んでいます。なお、2017年3月期第 4四半期の為替レートは、110円/ドル、115円/ユーロを想定しています。 当社では、社会イノベーション事業のグローバル展開を加速するとともに、継続的なコスト削減や低 収益事業の見直しなど経営基盤強化に向けた取り組みを推進していきます。 12 株式会社日立製作所(6501) 平成29年3月期第3四半期 決算短信 その他 (1)期中における重要な子会社の異動(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動) [無] (2)会計方針の変更・会計上の見積りの変更 [無] <将来の見通しに関するリスク情報> 本資料における当社の今後の計画、見通し、戦略等の将来予想に関する記述は、当社が現時点で合理的であると判断す る一定の前提に基づいており、実際の業績等の結果は見通しと大きく異なることがありえます。 その要因のうち、主なものは以下の通りです。 ・主要市場(特に日本、アジア、米国および欧州)における経済状況および需要の急激な変動 ・為替相場変動(特に円/ドル、円/ユーロ相場) ・資金調達環境 ・株式相場変動 ・原材料・部品の不足および価格の変動 ・長期契約におけるコストの変動および契約の解除 ・信用供与を行った取引先の財政状態 ・製品需給の変動 ・製品需給、為替相場および原材料価格の変動並びに原材料・部品の不足に対応する当社および子会社の能力 ・新技術を用いた製品の開発、タイムリーな市場投入、低コスト生産を実現する当社および子会社の能力 ・価格競争の激化 ・社会イノベーション事業強化に係る戦略 ・企業買収、事業の合弁および戦略的提携の実施並びにこれらに関連する費用の発生 ・事業再構築のための施策の実施 ・持分法適用会社への投資に係る損失 ・主要市場・事業拠点(特に日本、アジア、米国および欧州)における社会状況および貿易規制等各種規制 ・コスト構造改革施策の実施 ・人材の確保 ・自社特許の保護および他社特許の利用の確保 ・当社、子会社または持分法適用会社に対する訴訟その他の法的手続 ・製品やサービスに関する欠陥・瑕疵等 ・地震・津波等の自然災害、感染症の流行およびテロ・紛争等による政治的・社会的混乱 ・情報システムへの依存および機密情報の管理 ・退職給付に係る負債の算定における見積り 13 株式会社日立製作所(6501) 平成29年3月期第3四半期 決算短信 要 約 四 半 期 連 結 損 益 計 算 書 (単位:百万円) 第3四半期連結累計期間 科 2016年3月期 目 自2015年 4月 1日 至2015年12月31日 売 上 収 売 上 原 売 上 総 利 販 売 費 及 び 一 般 管 理 調 整 後 営 業 利 そ の 他 の 収 そ の 他 の 費 金 融 収 金 融 費 持 分 法 に よ る 投 資 利 受 取 利 息 及 び 支 払 利 息 調 整 税 引 前 四 半 期 利 益 ( E B I T 受 取 利 支 払 利 継 続 事 業 税 引 前 四 半 期 利 法 人 所 得 税 費 継 続 事 業 四 半 期 利 非 継 続 事 業 四 半 期 損 四 半 期 利 四 半 期 利 益 の 帰 親 会 社 株 主 持 非 支 配 持 益 価 益 費 益 益 用 益 用 益 後 ) 息 息 益 用 益 失 益 属 分 分 2017年3月期 売上 収益比 自2016年 4月 1日 至2016年12月31日 売上 収益比 前 年 同期比 % % % 7,230,258 100.0 △5,360,333 △74.1 1,869,925 25.9 △1,461,536 408,389 5.6 49,529 △50,918 10,077 △20,914 14,789 6,519,311 100.0 △4,817,183 △73.9 1,702,128 26.1 △1,329,021 373,107 5.7 42,025 △69,269 5,796 △23,704 34,100 90 90 91 91 91 85 136 58 113 231 410,952 9,008 △19,386 400,574 △116,668 283,906 △14,423 269,483 5.7 5.5 3.9 3.7 172,966 96,517 362,055 9,623 △14,715 356,963 △86,853 270,110 △869 269,241 5.6 5.5 4.1 4.1 191,264 77,977 88 107 76 89 74 95 6 100 111 81 要 約 四 半 期 連 結 包 括 利 益 計 算 書 科 目 四 半 期 利 益 そ の 他 の 包 括 利 益 ( 損 失 ) 純 損 益 に 組 み 替 え ら れ な い 項 目 その他の包括利益を通じて測定する 金 融 資 産 の 公 正 価 値 の 純 変 動 額 確 定 給 付 制 度 の 再 測 定 持 分 法 の そ の 他 の 包 括 損 失 純損益に組み替えられない項目合計 純損益に組 み替えられる可 能性がある項目 在 外 営 業 活 動 体 の 換 算 差 額 キ ャ ッ シ ュ ・ フ ロ ー ・ ヘ ッ ジ の 公 正 価 値 の 純 変 動 額 持分法のその他の包括利益(損失) 純 損 益 に 組 み 替 え ら れ る 可 能 性 が あ る 項 目 合 計 そ の 他 の 包 括 利 益 ( 損 失 ) 合 計 四 半 期 包 括 利 益 四 半 期 包 括 利 益 の 帰 属 親 会 社 株 主 持 分 非 支 配 持 分 (単位:百万円) 第3四半期連結累計期間 2016年3月期 2017年3月期 前 年 自2015年 4月 1日 自2016年 4月 1日 同期比 至2015年12月31日 至2016年12月31日 % 269,483 269,241 100 14 △21,662 36,164 - △494 △537 △22,693 △719 △31 35,414 146 6 - △79,559 △26,592 33 7,244 18,434 254 5,869 △10,717 - △66,446 △18,875 28 △89,139 180,344 16,539 285,780 - 158 109,042 71,302 208,520 77,260 191 108 株式会社日立製作所(6501) 平成29年3月期第3四半期 決算短信 要 約 四 半 期 連 結 財 政 状 態 計 算 書 (単位:百万円) 資産の部 科 2016年3月期末 目 負債・資本の部 2017年3月期 第3四半期末 比較増減 科 2016年3月期末 目 2016年3月31日現在 2016年12月31日現在 流動資産合計 2017年3月期 第3四半期末 比較増減 2016年3月31日現在 2016年12月31日現在 5,872,555 4,945,111 699,315 763,416 64,101 短 期 借 入 金 871,417 269,501 △601,916 権 2,992,770 2,184,405 △808,365 償還期長期債務 651,518 174,457 △477,061 リ ー ス 債 権 338,758 39,733 △299,025 そ 金 の 融 他 負 の 債 280,048 291,755 11,707 現 金 及 び 現 金 同 等 物 売 上 債 △927,444 流動負債合計 4,994,216 3,620,230 △1,373,986 棚 卸 資 産 1,299,855 1,426,769 126,914 買 入 債 務 1,451,918 1,342,555 △109,363 そ 流 の 動 他 資 の 産 541,857 530,788 そ △11,069 流 の 動 他 負 の 債 1,739,315 1,541,962 △197,353 3,431,219 1,953,036 △1,478,183 務 2,081,520 819,677 △1,261,843 の 債 に 債 の 債 115,155 40,691 △74,464 783,670 712,497 △71,173 450,874 380,171 △70,703 非流動資産合計 6,678,450 4,695,068 △1,983,382 非流動負債合計 持分法で会計処理 されている投資 676,960 794,022 有 価 証 券 及 び その他の金融資産 1,329,974 682,567 リ ー ス 債 権 727,485 33,066 有形固定資産 2,500,226 1,991,313 無 産 1,070,403 923,742 △146,661 負 債 の 部 合 計 8,425,435 5,573,266 △2,852,169 そ の 他 の 非 流 動 資 産 373,402 270,358 △103,044 親 会 社 株 主 持 分 合 計 2,735,078 2,884,773 149,695 金 458,790 458,790 0 資 本 剰 余 金 586,790 586,136 △654 利 益 剰 余 金 1,609,761 1,750,943 141,182 その他の包括利益 累 計 額 83,543 92,776 9,233 式 △3,806 △3,872 △66 非 支 配 持 分 1,390,492 1,182,140 △208,352 資本の部合計 4,125,570 4,066,913 △58,657 9,640,179 △2,910,826 負 債 ・ 資 本 の 部 合 計 12,551,005 形 資 117,062 長 期 △647,407 そ の 他 金 融 負 退 職 給 付 △694,419 係 る 負 そ の 他 △508,913 非 流 動 負 資 自 資産の部合計 12,551,005 債 本 己 株 その他の包括利益累計額 9,640,179 △2,910,826 内訳 (単位:百万円) 科 2016年3月期末 目 2017年3月期 第3四半期末 比較増減 2016年3月31日現在 2016年12月31日現在 在外営業活動体の 換 算 差 額 118,635 97,245 △21,390 確定給付制度の 再 測 定 △42,337 △39,766 2,571 その他の包括利益 を通じて測定する 金 融 資 産 147,852 172,186 24,334 キャッシュ・ フロー・ヘッジ △140,607 △136,889 3,718 83,543 92,776 9,233 合 15 計 株式会社日立製作所(6501) 平成29年3月期第3四半期 決算短信 要 約 四 半 期 連 結 持 分 変 動 計 算 書 (単位:百万円) 資本金 2015年3月31日現在 資本剰余金 利益剰余金 458,790 608,416 1,477,517 その他の 包括利益 累計額 自己株式 401,100 親会社株主 資本の部 非支配持分 持分合計 合計 △3,542 2,942,281 1,354,061 4,296,342 利益剰余金への振替 - - 9,816 △9,816 - - - - 四半期利益 - - 172,966 - - 172,966 96,517 269,483 その他の包括損失 - - - △63,924 - △63,924 △25,215 △89,139 配当金 - - △57,941 - - △57,941 △39,265 △97,206 自己株式の増減 - 1 - - △245 △244 - △244 資本取引及びその他 - △4,440 - 52 - △4,388 27,312 22,924 変動額合計 - △4,439 124,841 △73,688 △245 46,469 59,349 105,818 2015年12月31日現在 458,790 603,977 1,602,358 327,412 △3,787 2,988,750 1,413,410 4,402,160 2016年3月31日現在 458,790 586,790 1,609,761 83,543 △3,806 2,735,078 1,390,492 4,125,570 利益剰余金への振替 - - 7,857 △7,857 - - - - 四半期利益 - - 191,264 - - 191,264 77,977 269,241 その他の包括利益 - - - 17,256 - 17,256 △717 16,539 配当金 - - △57,939 - - △57,939 △37,476 △95,415 自己株式の増減 - △15 - - △66 △81 - △81 資本取引及びその他 - △639 - △166 - 変動額合計 - △654 141,182 9,233 △66 586,136 1,750,943 92,776 2016年12月31日現在 458,790 16 △805 △248,136 △248,941 149,695 △208,352 △58,657 △3,872 2,884,773 1,182,140 4,066,913 株式会社日立製作所(6501) 平成29年3月期第3四半期 決算短信 要 約 四 半 期 連 結 キ ャ ッ シ ュ・フ ロ ー 計 算 書 (単位:百万円) 第3四半期連結累計期間 項 2016年3月期 2017年3月期 自2015年 4月 1日 自2016年 4月 1日 至2015年12月31日 至2016年12月31日 目 前 年 同期比 1.営業活動に関するキャッシュ・フロー 四半期利益 269,483 269,241 △242 減 価 償 却 費 及 び 無 形 資 産 償 却 費 372,305 320,915 △51,390 売 上 債 権 の 増 減 ( △ は 増 加 ) 184,292 116,473 △67,819 棚 卸 資 産 の 増 減 ( △ は 増 加 ) △163,589 △184,285 △20,696 買 入 債 務 の 増 減 ( △ は 減 少 ) △66,538 41,279 107,817 他 △209,578 △184,446 25,132 386,375 379,177 △7,198 得 △283,113 △231,553 51,560 得 △79,827 △70,069 9,758 得 △392,234 △264,487 127,747 有 形 固 定 資 産 及 び 無 形 資 産 の 売 却 8,843 26,696 17,853 四半期利益から営業活動に関する キャッシュ・フローへの調整 そ の 営業活動に関するキャッシュ・フロー 2.投資活動に関するキャッシュ・フロー 有 形 無 有 有 固 形 形 及 資 資 び 無 産 形 賃 取 の 貸 の 産 の 取 10,415 △9,695 164,516 △86,769 △82,847 123,433 206,280 4,864 40,401 35,537 △552,919 △200,648 352,271 △166,544 178,529 345,073 333,920 △20,405 △354,325 払 △57,929 △57,977 △48 非 支 配 持 分 株 主 へ の 配 当 金 の 支 払 △41,492 △36,300 5,192 △5,828 2,656 8,484 228,671 △112,026 △340,697 △27,705 △2,402 25,303 34,422 64,101 29,679 6.現金及び現金同等物の期首残高 701,703 699,315 △2,388 7.現金及び現金同等物の第3四半期末残高 736,125 763,416 27,291 権 資 産 20,110 債 貸 資 取 251,285 ス 形 賃 の 収 ー び 無 産 却 リ 形 及 定 の 売 回 有価証券及びその他の金融資産(子会社及び持分法で 会計処理されている投資を含む)の取得及び売却 そ の 他 投資活動に関するキャッシュ・フロー フリー・キャッシュ・フロー 3.財務活動に関するキャッシュ・フロー 社 債 及 び 借 入 金 の 調 達 及 び 償 還 配 当 金 そ の 支 の 他 財務活動に関するキャッシュ・フロー 4.現金及び現金同等物に係る為替変動による影響 5.現金及び現金同等物の増減 17 株式会社日立製作所(6501) 平成29年3月期第3四半期 決算短信 セ グ メ ン ト 情 報 (1)事業部門別売上収益・調整後営業利益・受取利息及び支払利息調整後税引前四半期利益(EBIT) (単位:百万円) 第3四半期連結累計期間 2016年3月期 自2015年 4月 1日 至2015年12月31日 2017年3月期 構成比 自2016年 4月 1日 至2016年12月31日 構成比 前 年 同期比 情 報 ・ 通 信 シ ス テ ム 1,501,646 19% 1,397,385 19% 社 会 ・ 産 業 シ ス テ ム 1,514,416 19 1,587,645 22 105 電 子 装 置 ・ シ ス テ ム 808,107 10 817,898 11 101 建 械 549,142 7 507,006 7 92 料 1,188,240 15 1,067,395 15 90 オ ー ト モ テ ィ ブ シ ス テ ム 741,527 9 723,156 10 98 生 活 ・ エ コ シ ス テ ム 539,058 7 420,725 6 78 そ 他 935,687 11 496,435 7 53 ス 272,923 3 179,212 3 66 計 8,050,746 100 7,196,857 100 89 去 △820,488 - △677,546 - - 計 7,230,258 - 6,519,311 - 90 情 報 ・ 通 信 シ ス テ ム 77,483 20% 91,715 25% 118% 社 会 ・ 産 業 シ ス テ ム 36,055 9 34,095 9 95 調 電 子 装 置 ・ シ ス テ ム 43,979 11 52,592 15 120 整 建 械 14,327 4 10,105 3 71 後 高 料 93,238 23 87,960 24 94 営 オ ー ト モ テ ィ ブ シ ス テ ム 41,085 10 35,385 10 86 業 生 活 ・ エ コ シ ス テ ム 17,553 4 12,130 3 69 利 そ 他 38,671 10 19,318 5 50 益 金 ス 34,455 9 21,336 6 62 計 396,846 100 364,636 100 92 去 11,543 - 8,471 - - 計 408,389 - 373,107 - 91 情 報 ・ 通 信 シ ス テ ム 70,618 17% 51,579 15% 73% 社 会 ・ 産 業 シ ス テ ム 33,879 8 36,584 11 108 電 子 装 置 ・ シ ス テ ム 47,159 11 48,917 15 104 械 5,493 1 9,216 3 168 料 119,563 28 91,640 28 77 オ ー ト モ テ ィ ブ シ ス テ ム 39,504 9 35,580 11 90 生 活 ・ エ コ シ ス テ ム 34,802 8 19,280 6 55 そ 38,105 9 14,672 4 39 売 上 収 益 高 金 設 機 機 能 材 の 融 サ ー ビ 小 全 社 及 び 消 合 設 機 機 能 材 の 融 サ ー ビ 小 全 社 及 び 消 合 E 建 B I T 高 金 設 機 機 能 材 の 融 サ 他 ー ビ 小 全 合 社 及 び 消 93% ス 35,762 9 22,841 7 64 計 424,885 100 330,309 100 78 去 △13,933 - 31,746 - - 計 410,952 - 362,055 - 88 (注)各部門の売上収益は、部門間内部売上収益を含んでいます。 18 株式会社日立製作所(6501) 平成29年3月期第3四半期 決算短信 (2)国内・海外売上収益 (単位:百万円) 第3四半期連結累計期間 2016年3月期 自2015年 4月 1日 至2015年12月31日 国 内 売 自2016年 4月 1日 至2016年12月31日 構成比 前 年 同期比 3,609,643 50% 3,300,518 51% 91% ア 1,640,173 23 1,380,044 21 84 北 米 961,159 13 833,136 13 87 欧 州 680,740 9 710,106 11 104 地 域 338,543 5 295,507 4 87 収 益 3,620,615 50 3,218,793 49 89 計 7,230,258 100 6,519,311 100 90 そ 海 合 収 構成比 益 ア 上 2017年3月期 ジ の 外 他 売 の 上 19 株式会社日立製作所(6501) 平成29年3月期第3四半期 決算短信 注記事項 継続企業の前提に関する注記 該当事項はありません。 20 株式会社日立製作所(6501) 平成29年3月期第3四半期 決算短信 2017年3月期 「製造・サービス等」・「金融サービス」別 第3四半期決算補足資料 要約四半期連結財務諸表 (1)「製造・サービス等」・「金融サービス」別 要約四半期連結財政状態計算書 2016年3月期末 (2016年3月31日現在) 製造・ サービス等 金融サービス (単位:億円) 2017年3月期第3四半期末 (2016年12月31日現在) 連結合計 製造・ サービス等 金融サービス 連結合計 資産の部 流動資産 49,956 12,568 58,725 49,451 - 49,451 6,609 1,570 6,993 7,634 - 7,634 24,720 7,107 29,927 21,844 - 21,844 456 3,119 3,387 397 - 397 12,915 37 12,998 14,267 - 14,267 5,253 733 5,418 5,307 - 5,307 49,223 18,346 66,784 46,950 - 46,950 持分法で会計処理されている投資 6,763 204 6,769 7,940 - 7,940 有価証券及びその他の金融資産 6,816 6,759 13,299 6,825 - 6,825 382 7,298 7,274 330 - 330 有形固定資産 21,936 3,075 25,002 19,913 - 19,913 無形資産 10,077 626 10,704 9,237 - 9,237 3,246 381 3,734 2,703 - 2,703 99,179 30,914 125,510 96,401 - 96,401 40,955 13,232 49,942 36,202 - 36,202 短期借入金 5,298 4,976 8,714 2,695 - 2,695 償還期長期債務 2,349 4,856 6,515 1,744 - 1,744 その他の金融負債 2,655 401 2,800 2,917 - 2,917 買入債務 13,790 2,289 14,519 13,425 - 13,425 その他の流動負債 16,861 708 17,393 15,419 - 15,419 非流動負債 20,380 14,211 34,312 19,530 - 19,530 長期債務 7,503 13,562 20,815 8,196 - 8,196 850 287 1,151 406 - 406 退職給付に係る負債 7,741 95 7,836 7,124 - 7,124 その他の非流動負債 4,285 266 4,508 3,801 - 3,801 61,335 27,444 84,254 55,732 - 55,732 親会社株主持分 25,408 2,013 27,350 28,847 - 28,847 非支配持分 12,435 1,457 13,904 11,821 - 11,821 資本の部合計 37,843 3,470 41,255 40,669 - 40,669 負債・資本の部合計 99,179 30,914 125,510 96,401 - 96,401 有利子負債 15,150 23,395 36,044 12,636 - 12,636 親会社株主持分比率 25.6% 6.5% 21.8% 29.9% - 29.9% 0.40 6.74 0.87 0.31 - 0.31 現金及び現金同等物 売上債権 リース債権 棚卸資産 その他の流動資産 非流動資産 リース債権 その他の非流動資産 資産の部合計 負債・資本の部 流動負債 その他の金融負債 負債の部合計 D/Eレシオ(非支配持分含む)(倍) 21 株式会社日立製作所(6501) 平成29年3月期第3四半期 決算短信 (2)「製造・サービス等」・「金融サービス」別 要約四半期連結損益計算書 2016年3月期第3四半期連結累計期間 (自2015年4月1日 至2015年12月31日) 製造・サービス等 売上収益 金融サービス 連結合計 (単位:億円) 2017年3月期第3四半期連結累計期間 (自2016年4月1日 至2016年12月31日) 製造・サービス等 金融サービス 連結合計 70,649 2,729 72,302 64,104 1,792 65,193 3,717 344 4,083 3,526 213 3,731 3,807 357 4,109 3,450 228 3,620 継続事業税引前四半期利益 3,708 357 4,005 3,403 228 3,569 親会社株主に帰属する四半期利益 1,632 149 1,729 1,878 97 1,912 調整後営業利益 受取利息及び支払利息調整後 税引前四半期利益(EBIT) (3)「製造・サービス等」・「金融サービス」別 要約四半期連結キャッシュ・フロー計算書 2016年3月期第3四半期連結累計期間 (自2015年4月1日 至2015年12月31日) 製造・サービス等 金融サービス 連結合計 (単位:億円) 2017年3月期第3四半期連結累計期間 (自2016年4月1日 至2016年12月31日) 製造・サービス等 金融サービス 連結合計 営業活動に関するキャッシュ・フロー 4,464 △472 3,863 3,883 22 3,791 投資活動に関するキャッシュ・フロー △4,005 △1,507 △5,529 △159 △2,746 △2,006 フリー・キャッシュ・フロー 458 △1,980 △1,665 3,724 △2,724 1,785 財務活動に関するキャッシュ・フロー 234 2,430 2,286 △2,696 1,175 △1,120 △270 △6 △277 △2 △21 △24 422 443 344 1,024 △1,570 641 現金及び現金同等物の期首残高 6,547 1,197 7,017 6,609 1,570 6,993 現金及び現金同等物の第3四半期末残高 6,970 1,641 7,361 7,634 - 7,634 現金及び現金同等物に係る為替変動による影響 現金及び現金同等物の増減 (注)1. 本補足資料は、当社の任意の手続きによって作成した参考数値です。 2. 連結合計の数値は、内部取引相殺消去後の数値です。 3. 2016年10月3日付で日立キャピタルを持分法適用会社としたことにより、金融サービスに属する会社はなくなりました。 そのため、金融サービスの当四半期末における要約連結四半期財政状態計算書の資産、負債及び資本の残高はありません。 また、金融サービスの要約四半期損益計算書には2017年3月期第2四半期累計期間の実績のみ、要約四半期連結キャッシュ・フロー 計算書には、2017年3月期第2四半期累計期間の実績、並びに、持分法適用会社とした時点で同社が保有していた現金及び現金同等物 が減少した影響のみを計上しています。 22
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