ダウンロード

HOKUYO NEWS PAPER
北洋新聞
札幌No.1無料電子新聞
第921号
平成29年2月1日(水)発行
購読料 無料
発行所 ㈱パンダ不動産
編集発行人 田口宗勝
[email protected]
一方、4月の運賃値上げが市議会で可決され、値上げ
幅は、現在の170円から200円への17.6%となる。運賃を
据え置いたままでも、乗客が17.6%増加すれば、総運賃
収入は同額となる計算だ。乗客数が今のペースで増加し
続ければ、値上げの必要性に疑義が生じかねない。市議
会会で、乗客数増加が議論されなかった経緯も不明。
また、本来は、運賃値上げとセットであるはずの「上
限分離方式による実質民営化」については、事実上、棚
上げされている。自治労の影がちらつくとの指摘もある。 態」が発生するのは確実と見られている。
朝ラッシュ時に乗車することができない「積み残し」
問題の解決には、中央区に人口を集中させる政策から
問題については、10月から再発し11月以降は常態化して の転換が必要との指摘もある。ただし、乗車数増加を歓
いるだ。また、12月については、乗車数は発表されてい 迎し、「ループ化は成功だった」と評価する声もある。
ないものの、降雪の影響で混乱が生じている。記録的な ケガ人が出ていないことが根拠のようだが、再び大雪が
大雪となった12月は、遅れや運休が相次ぎ、「積み残し」 発生すれば、ケガ人が出る事態も想定される。それでも、
だけでなく、乗車できた乗客からも不満の声が出ている。 交通局は「乗客が少ないので運賃を値上げします」と言
市電利用者が激増する2~3月は、深刻な「すし詰め状 い続ける見込み。
すし詰め問題深刻
札幌市交通局によると、昨年11月の市電乗客数は773,
000人に達し、前年同月比プラス13.0%の大幅増。1-1
1月計は約815万人で、前年同期比プラス11.8%だった。
|経済
http://www.hokuyonp.com
平成29年2月1日(水)
北洋新聞
札幌ドーム改善
柔らかいフェンスに
札幌市は、札幌ドームのグラウンドを囲むラバーフェンスを、
選手のけがを減らすため、2017年度に柔軟性の高いものに張り替
え、改善する方針を明らかにした。日刊スポーツが伝えた。
報道によると、プロ野球のシーズン終了後に張り替えを始め、
2018年のシーズンから使えるようにする。ドーム内のラバーフェ
ンスの厚さは現在5センチだが、14センチに替える方針。市の20
17年度予算案に事業費約1億5,000万円を計上する。
ムにフェンスの柔軟性向上を求めていた。
昨年8月の試合で陽岱鋼外野手がフェンスに衝突して右肋骨に
ひびが入ったことなどを受け、日本ハム球団と選手会が、札幌ドー
一方、球団の新球場構想は北広島市を中心に検討が進んでおり。
札幌ド-ムからの撤退は確実な情勢だ。
消費増税に暗雲
また延期論浮上
ノーベル経済学賞を受賞したプリンストン大のクリストファー・
シムズ教授は、消費増税は財政再建のために必要であっても、2
%の物価目標達成後に実施するのが望ましいと主張した。来日し、
ロイターのインタビューに答えた。
シムズ教授は「ゼロ金利制約下では金融政策が機能しないため、
財政政策と金融政策が連携するのが望ましい」とし、「2%の物 %への増税については2回延期している。予定されている2019年
価目標を達成するまで、消費税率引き上げのような財政緊縮策は 10月の増税は、2018年11月頃に最終判断すると見られ、それまで
取るべきでない」と提言した。さらに、アベノミクスについて に物価上昇率2%が達成できているか焦点となりそうだ。
「2014年の消費増税がなければ、もっとうまくいっていた」と述
べた。
シムズ教授が指摘した通り、金融政策だけでは物価目標達成は
難しい。ところが、2017年度予算案に目立った財政出動はなく、
安倍政権は、消費税率を5%から8%へ引き上げたものの、10 再び増税延期に追い込まれる可能性も出てきた。
|不動産
www.hokuyonp.com
平成29年2月1日(水)
北洋新聞
エレベーターがないマンションは
「階段の上り下りが面倒」との理由
で敬遠されてきたが、売れ行きが回
復している。
最大の魅力は「価格の安さ」だ。
築年数や立地が似ているエレベーター
付マンションと比較すると、200~4
00万円安く、管理費や修繕積立金も
2~3割安い。
購入者の多くは、エレベーターな
しの賃貸マンションから住み替える
若年層なので、階段生活にも抵抗が
ないようだ。もちろん、将来的に足
腰が弱くなる不安はある。子育て時
期にはベビーカーを運ぶ苦労も出て
くるはずだ。
それでも購入を決断するのは、一
生住むのではなく、数年後に売却し
て「住み替える前提」だからだ。こ
れらの物件は築40年前後が多く、売
却時の価格の低下が小さいと予想さ
れる。
10年後に売却して出る損失は、期
間中に払い続ける賃料よりは小さい
はずだ。売却時には、エレベーター
付マンションか1階物件をを購入す
れば問題は解決されるだろう。足腰
が弱くなる以外にも、数年後には生
活環境の変化があり得るため、立地
や間取り変更という意味でも「住み
替えを前提とした購入」は合理的か
もしれない。
もちろん、売りやすいマンション
の特徴として好立地が絶対条件とな
る。階段物件を購入する際には、立
地にはこだわる必要があるだろう。
若年層に人気
エレベーターなし物件
買い替え前提で購入
|娯楽
AKB48は通算7作目のアルバム1
位獲得となり、自らが女性グループ
歴代1位を誇る同・獲得作品数を更
新。また、AKB48のアルバム作品に
よる発売初週60万枚突破は、今作で
通算6作目となり、同・突破作品数
では松任谷由実、浜崎あゆみとなら
び゙
女性アーティスト歴代1位タイと
なった。
今作はAKB48にとって2年ぶりの
オリジナルアルバムで、2016年度オ
リコン年間シングルランキング1位
北洋新聞
獲得作品の「翼はいらない」など、
「唇にBe My Baby」からのミリオン
達成シングル全作を網羅。
ただし、売上枚数減少傾向は止ま
らない。2015年1月発売の「ここが
ロドスだ、ここで跳べ!」は初週売
上74.7万枚。2014年1月発売の「次
の足跡」は初週売上96.2万枚の大記
録だった。3年間で3割以上減少し
た計算となり、グループ人気低迷が
懸念されている。
一方、「人気は変わらないものの、 るとの分析だ。
CD売上だけが減少している」との
見方もある。CD購入特典を目的と
また、音楽業界がダウンロードや
して複数枚購入するのがAKB商法 ストリーミングへ移行しており、C
の特徴。しかし、景気低迷などで、 D売上だけでは人気を測定できない
一人当たりの購入枚数が減少してい との指摘もある。
オリコン首位だが
AKB48の最新アルバム「サムネイ
ル」が、発売初週に61.0万枚を売り
上げ、今週発表の最新2月6日付オ
リコン週間アルバ
ムランキングで初
登場1位を獲得した。
www.hokuyon.com
平成29年2月1日(水)
パンダ不動産の中古マンション
詳しくはココをクリック!!