平成29年度拡充プロジェクト(案)概要 作成:平成29年1月 プロジェクト名: 戦略的省エネルギー技術革新プログラム 制度の目的・目標 ○目的: 経済成長と両立する持続可能な省エネルギーの実現を目指し、省エネルギー技術の技術革新 に向けた取り組みを戦略的に推進することで、我が国における省エネルギー型経済社会の構築 及び産業競争力の強化に寄与するものとする。 ○目標 ・アウトプット目標:ステージゲート審査の導入により目標の達成を明確化すると共に、事業化を見 据え、企業の参画と自己負担を求め、2030年度に原油換算で10万kl以上のエネルギー消費量の 削減が見込める技術の開発及び実用化を推進する。 ・アウトカム目標:本事業の取り組みにより、省エネルギーの技術開発・普及が拡大されることで、 我が国におけるエネルギー消費量を2030年度に原油換算で1,000万kl削減することを目標とする。 制度の規模 ・平成29年度政府予算 80億円 ・制度実施期間 平成24~33年度(10年間) 対象事業者 原則として、日本国内に研究開発拠点を有している 企業、大学等の法人であって、開発終了後当該技術 に係る事業化を主体的に実施する者。 テーマ設定型事業者連携スキームにおいては、設 定された技術開発課題に取り組む複数の企業等とし、 開発成果の普及を促す体制を構築の上、連携して普 及に取り組む者とする。 制度の内容 「省エネルギー技術戦略」に掲げる産業・民生・運輸部門等の省エネルギーに資する重要技術に係 る分野を中心に、高い省エネルギー効果が見込まれる技術開発を支援。 平成29年度より、 「テーマ設定型事業者連携スキーム」を新設し、個別事業者による事業だけで なく、複数事業者が連携して業界の共通課題等を解決する技術開発を支援することにより、本プログ ラムのアウトカム目標「2030年度に原油換算1000万kl削減」を下支えする。 制度のイメージ 基本スキーム インキュベーション 研究開発 (2年以内) 実用化開発 (3年以内) 実証開発 (3年以内) テーマ設定型 事業者連携スキーム (5年以内) 概要 技術シーズを活 用し、開発・導 入シナリオの策 定等を行う。 実用化開発・実 証開発の事前 研究。 保有している技 術・ノウハウ等 をベースとした 応用技術開発。 開発終了後3年 以内に製品化を 目指す。 実証データを取 得するなど、事 業化を阻害して いる要因を克服 し、本開発終了 後、速やかに製 品化を目指す。 複数の事業者が連携・協力し、 業界の共通課題等の解決に 繋げる基盤技術開発や応用 技術開発。本開発終了後3年 以内に製品化を目指す。なお、 対象とすべきテーマはあらか じめ設定し公募する。 事業費 上限額 2千万円/件・年 (助成率:2/3) 3億円/件・年 (助成率:2/3) 10億円/件・年 (助成率:1/2) 5億円/件・年 (助成率:2/3) 詳細は「基本計画(案)」をご参照ください
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