はじめに

はじ
めに
本市におきましては、交通安全対策基本法（昭和４５年法律第１１０号）に
基づいて、交通安全対策の総合的かつ計画的な推進を図るため、昭和４６年度
から５年を計画の周期とし、９次にわたって『稲沢市交通安全計画』を策定し、
関係行政機関、交通安全団体等と緊密な連携をとりながら各般にわたる交通安
全対策を実施してきました。
『第９次稲沢市交通安全計画』（計画期間：平成２３年度から２７年度まで）
におきましては、人権尊重の理念に基づき、人優先の交通安全思想を基本とし
た交通安全対策を推進した結果、交通事故件数、負傷者数は減少の傾向にあり
ます。しかしながら、交通事故死者数におきましては、計画の最終年まで増加
してきたことから、重大事故への対策が課題となっております。
第１０次稲沢市交通安全計画は、このような観点を含めた交通事故のない社
会を目標とし、平成２８年度から３２年度までの５年間に講じる陸上交通の安
全に関する計画を定めるものです。各関係機関は、この計画に基づき一体とな
って諸施策を推進し、交通事故防止を図ることとしています。
交通安全対策をより効果的に推進するためには、関係行政機関、交通安全団
体だけでなく、市民の皆様一人ひとりが高い交通安全意識を持って、安全な行
動を実践していただくことが不可欠であります。
市民の皆様が、安全で安心して暮らすことができますよう交通安全対策を推
進し、
「人にやさしく活力あるまちづくり」に努めてまいりますので、御理解と
御協力をお願いします。
平成２８年１２月
稲沢市長
加
藤
錠司郎

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