2017 年 2 月 2 日 株式会社日立国際電気 消防救急デジタル無線機器の納入に関する 公正取引委員会からの排除措置命令について 当社は、消防救急デジタル無線機器の納入に関し、2014 年 11 月 18 日に公正取引委員会に よる立ち入り検査を受けておりましたが、本日 2 月 2 日、同委員会より、独占禁止法に違反 する行為があったとして、排除措置命令を受けましたので、下記のとおりお知らせいたしま す。 お客様、お取引先様、株主様をはじめ関係者の皆様には、多大なご迷惑とご心配をおかけ しておりますことを深くお詫び申し上げます。独占禁止法の遵守は、公正で透明な企業活動 を行う上での基盤であり、当社はこのような事態になりましたことを極めて厳粛に受け止め ております。今後、より一層、法令遵守に関する取り組みを強化し、再発防止の徹底を図る とともに、信頼回復に努めてまいります。 なお、当社は、立ち入り検査に先立ち、課徴金減免制度の適用を申請しておりましたが、 今回これが認められ、課徴金については全額免除されております。 記 1.排除措置命令の概要 消防救急デジタル無線機器の納入に関し、独占禁止法第3条(不当な取引制限の禁止)に 違反する行為があったとして、違反行為を取りやめていることの確認、および今後同様の行 為が行われないよう必要な措置を講じること等を命じられました。 2.当社の対応 当社は、本件を認識した後、直ちに課徴金減免制度の適用を申請するとともに、独占禁止 法遵守に向けた以下の施策を実施して、再発防止に努めてまいりました。 ① 社長メッセージの発信によるコンプライアンス徹底の宣言 ② 社内教育プログラムの見直しによる、コンプライアンス意識の強化 ③ コンプライアンス監査の強化による法令遵守状況の確認 ④ 就業規則および業務関連規則等の整備・見直しによる管理強化 今後もこれらの施策を継続的に実施することにより、独占禁止法遵守を徹底し、違反行為 の根絶を図ってまいります。 3.業績に与える影響 当社の連結業績および個別業績への影響額につきましては、想定される金額を 2017 年 3 月 期 第 3 四半期決算(2017 年 1 月 26 日発表)に計上しております。今後、影響額の変動が合 理的に見込まれる場合は、速やかに開示いたします。 以上
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