平成28年 第7回七宗町議会定例会会議録

平成28年
第7回七宗町議会定例会会議録
平成28年12月5日
開
会
式
局 長 ( 武 市 正 夫 君 ) ただいまから、開会式を行います。一同ご起立願います。
始めに、議会議長あいさつ。
議 長 ( 福 井 德 一 君 ) 皆さん、おはようございます。平成28年第7回七宗町議会12月
定例会の開会にあたり、一言ごあいさつを申し上げます。
議員各位におかれましてはご多忙中にもかかわらず、全員の出
席をいただきまして、誠にありがとうございます。厚く御礼を
申し上げます。
今現在、本町を取り巻く環境は、予想を上回る速さで過疎化へ
の進行が懸念されております。今後の町づくりに待ったなしの
状況で取り組まなくてはならないと考えます。多様な町民の意
思を的確に町政に反映させるため、今議会として何ができるか、
また、何をすべきかを知恵を集結し、役割と責任を一層自覚を
して、行政職員とあらゆる面で切磋琢磨しながら、互いの力量
を高め町民の負託に応えるものと考えます。
本議会に提出されました案件は17件であります。町民皆様方の
確かな暮らしのために慎重な審議、そして活発な論議をお願い
し、開会のあいさつといたします。よろしくお願いします。
局 長 ( 武 市 正 夫 君 ) 続きまして、町長あいさつ。
町 長 ( 井 戸 敬 二 君 ) 皆さん、おはようございます。平成28年第7回七宗町議会定例
会の開会にあたりまして、一言ごあいさつ申し上げます。
議員各位におかれましては公私とも何かとお忙しい中、ご参集
いただきまして誠にありがとうございます。
先週の総務建設・教育民生常任委員会視察研修、誠にご苦労さ
までございました。津和野町では災害対応、復旧、また町おこ
し、定住対策について、2日目の神石高原町では道の駅の視察
とそれぞれ意見交換され、大変実のある研修だったと思います。
また、津和野町議会議員の皆さんとの交流会も親密な話ができ、
私も大変感銘いたしました。津和野町と本町では地形的にも似
ており、共通の問題点等も多々ありますので、今後におきまし
ても情報交換等を続けていきたいと思っております。
定例会中ではありますが、11日にレッキーマラソンが開催され
ます。今回は第20回の記念大会であり、スポーツジャーナリス
トの増田明美さんをゲストランナーに迎えることもあり、申込
み人数が過去最多の1,127人となりました。スタッフ、ボラン
ティア、町民の皆さんの温かいおもてなしで、きっとまた訪れ
たいと思っていただけると思っております。
また3日の日に町内におきまして、火災がありました。すぐ近
くの分団長の初期消火により大事には至らなかったわけであり
ます。また先月27日には、消防団の非常招集訓練が早朝より日
曜日に行われました。やはりこういった招集訓練、また消防団
員の危機管理意識がしっかりしている中での、そういった初期
消火にも繋がっているのではないかというふうに思っておりま
す。まだまだこれから寒い時期になり火を使う機会も多いと思
いますので、われわれ職員もそういった意識をしっかりと持っ
ていかなければならないと改めて感じたところであります。
さて、本日ご提案いたします案件は予算関係をはじめ17件であ
ります。慎重審議を賜りますようお願い申し上げまして、開会
にあたりましてのあいさつとさせていただきます。どうぞよろ
しくお願いいたします。
局 長 ( 武 市 正 夫 君 ) それではここで、全員で町民憲章を朗読いたします。
(全員で町民憲章を朗読)
局 長 ( 武 市 正 夫 君 ) ありがとうございました。これで開会式を終わります。
ご着席ください。
平成28年第7回七宗町議会定例会会議録
招
招
集
集
年
月
場
開
出
欠
席
席
議
議
日
平成28年12月5日
所
七宗町役場
議場
議
12月5日
10時00分
員
1番
大鋸利光君、2番
加納福明君、3番
玉木幸治君、
4番
中島寛直君、5番
加納忠良君、6番
林五三夫君、
7番
福井德一君、8番
林茂樹君
員
な
し
地方自治法第121条の規定により説明のため出席した者の職氏名
町長
井戸敬二君、副町長
教育長
山田弘子君、総務課長
加藤正君、
渡辺孝君、企画課長
福井仁君、
税務課長
支所長
酒向正樹君、住民課長
土木建設課長
欠
席
岩田敏雄君、
渡辺豊明君、
松山成美君、農林課長
水道課長
今瀬勝次君、 会計管理者
教育課長
前嶋陵志君、監査委員
な
中島克彦君、
今瀬雅由君、
井戸幸彦君
し
職務のため出席した者の職氏名
議会事務局長
武市正夫君
記録
後藤美智代君
七宗町長提出議案の題目
承認第6号
専決処分について
平成28年度七宗町一般会計補正予算( 第3号)
議第72号
平成28年度七宗町一般会計補正予算( 第4号)
-1-
議第73号
平成28年度七宗町国民健康保険事業特別会計
補正予算(第3号)
議第74号
平成28年度七宗町介護保険事業特別会計補正
予算(第2号)
議第75号
平成28年度七宗町後期高齢者医療事業特別会
計補正予算(第1号)
議第76号
平成28年度七宗町簡易水道事業特別会計補正
予算(第3号)
議第77号
平成28年度七宗町下水道事業特別会計補正予
算(第2号)
議第78号
平成28年度七宗町神渕財産区特別会計補正予
算(第2号)
議第79号
七宗町職員の給与に関する条例等の一部を改正
する条例の制定について
議第80号
七宗町税条例の一部を改正する条例の制定につ
いて
議第81号
七宗町国民健康保険税条例の一部を改正する条
例の制定について
議第82号
七宗町国民健康保険基金条例の一部を改正する
条例の制定について
議第83号
七宗町農業委員会の委員等の定数を定める条例
の制定について
議第84号
可茂広域行政事務組合規約の一部を変更する規
約に関する協議について
議第85号
可茂広域公平委員会共同設置規約の制定に関す
る協議について
議第86号
工事請負契約の締結についての議決の一部変更
について
報告第14号
監
査
委
員
報
議会の委任による専決処分について
告
報告第15号
平成28年度定例監査の結果報告について
報告第16号
報告第17号
報告第18号
例月出納検査結果報告書
-2-
議事日程
議長は議事日程を次のとおり報告した。
日程第1.会議録署名議員の指名について
日程第2.会期の決定について
日程第3.承認第6号
議第72号から議第86号まで
報告第14号
報告第15号
報告第16号から報告第18号まで
日程第4.岐阜県後期高齢者医療広域連合議会議員の選挙に
ついて
日程第5.議員派遣の件について
会議録署名議員の指名
議長は会議録署名議員に次の2名を指名した。
6番
会期の決定について
林五三夫君
8番
林茂樹君
会期は次の9日間に決定した。
平成28年12月5日から12月13日までの9日間
議
開
事
の
経
過
議 10時06分
議 長 ( 福 井 德 一 君 ) ただいまの出席議員は8名で定足数に達しております。
したがって、平成28年第7回七宗町議会定例会は成立しまし
たので開会をいたします。
これより、本日の会議を開きます。
諸般の報告を、事務局長より行います。
局 長 ( 武 市 正 夫 君 ) 議事日程
本日の議事日程はお手元に配付してあります日程
表のとおりです。
提出議案は 、 町長から本日付をもって承認関係については、
承認第6号
補正予算
専決処分について、平成28年度七宗町一般会計
第3号。予算関係については、議第72号
-3-
平成28
年度七宗町一般会計補正予算
第4号、議第73号
度七宗町国民健康保険事業特別会計補正予算
74号
平成28年
第3号、議第
平成28年度七宗町介護保険事業特別会計補正予算
2号、議第75号
第
会計補正予算
平成28年度七宗町後期高齢者医療事業特別
第1号、議第76号
道事業特別会計補正予算
平成28年度七宗町簡易水
第3号、議第77号
宗町下水道事業特別会計補正予算
第2号、議第78号
28年度七宗町神渕財産区特別会計補正予算
条例関係については、議第79号
平成28年度七
平成
第2号。
七宗町職員の給与に関する
条例等の一部を改正する条例の制定について、議第80号
七
宗町税条例の一部を改正する条例の制定について、議第81号
七宗町国民健康保険税条例の一部を改正する条例の制定につ
いて、議第82号
七宗町国民健康保険基金条例の一部を改正
する条例の制定について、議第83号
七宗町農業委員会の委
員等の定数を定める条例の制定について、議第84号
可茂広
域行政事務組合規約の一部を変更する規約に関する協議につ
いて、議第85号
可茂広域公平委員会共同設置規約の制定に
関する協議について。契約関係については、議第86号
工事
請負契約の締結についての議決の一部変更について。
報告関係については、報告第14号
議会の委任による専決処
分について。以上、17件の提出がありました。
報告としまして、報告第15号
平成28年度定例監査の結果報
告について、例月出納検査結果報告書が報告第16号
17号
報告第
報告第18号でありました。以上でございます。
議 長 ( 福 井 德 一 君 ) 日程第1
会議録署名議員の指名についてを行います。会議
録署名議員は、会議規則第119条の規定によって、6番
三夫君及び8番
日程第2
林五
林茂樹君を指名します。
会期の決定についてを議題にします。
おはかりします。本定例会の会期は、本日から12月13日まで
の9日間にしたいと思います。ご異議ありませんか。
<「異議なし」と呼ぶ者あり>
議 長 ( 福 井 德 一 君 ) 異議なしと認めます。したがって、会期は本日から12月13日
までの9日間に決定しました。
日程第3を議題とします。
-4-
提案理由の説明を求めます。
町長
井戸敬二君。
町 長 ( 井 戸 敬 二 君 ) (提案説明のため登壇)
本日、平成28年第7回七宗町議会定例会を招集いたしました
ところ、議員各位におかれましては公私ともご多用の中、ご
参集賜り誠にありがとうございます。
日頃より、町政の円滑な運営に格別なご支援とご協力をいた
だき、心より厚くお礼申し上げます。
さて、本定例会にご提案いたします案件は、専決処分の承認
を求めるもの1件、予算関係7件、条例関係7件、契約関係
1件、報告関係1件の合わせて17件であります。
承認第6号
専決処分につきましては、平成28年11月7日に
専決処分いたしました、平成28年度七宗町一般会計補正予算
第3号につきまして承認を求めるものであります。
既定の歳入歳出予算をそれぞれ6,950万6千円増額し、歳入歳
出予算の総額をそれぞれ33億9,282万4千円とするものであり
ます。
議第72号
平成28年度七宗町一般会計補正予算
第4号につ
きましては、既定の歳入歳出予算をそれぞれ6,333万2千円増
額し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ34億5,615万6千円とす
るものであります。
それでは、歳入の主な補正につきましてご説明いたします。
13款
国庫支出金
千円、17款
繰入金
612万7千円、16款
寄附金
3,663万3
1,016万9千円それぞれの増額でありま
す。
歳出の主な補正は、2款
生費
総務費
5,742万9千円、3款
1,983万3千円それぞれの増額、6款
1,205万4千円の減額、11款
災害復旧費
民
農林水産業費
447万5千円の増
額であります。
議第73号
予算
平成28年度七宗町国民健康保険事業特別会計補正
第3号につきましては、既定の歳入歳出予算をそれぞ
れ134万7千円増額し、歳入歳出予算の総額を6億7,078万8
千円とするものであります。
それでは、歳入の主な補正につきましてご説明いたします。
9款
繰入金
176万1千円の増額であります。
-5-
歳出の主な補正は、11款
議第74号
予備費
124万円の増額であります。
平成28年度七宗町介護保険事業特別会計補正予算
第2号につきましては、歳出予算補正をするものであります。
1款
総務費
15万7千円、5款
千円それぞれの増額、7款
地域支援事業費
予備費
6万7
22万4千円の減額であ
ります。
議第75号
正予算
平成28年度七宗町後期高齢者医療事業特別会計補
第1号につきましては、既定の歳入歳出予算をそれ
ぞれ121万6千円増額し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ
7,121万6千円とするものであります。
それでは、歳入の補正につきましてご説明いたします。
5款
繰越金
96万5千円、6款
諸収入
25万1千円それ
ぞれの増額であります。
歳出では、5款
議第76号
予備費
121万6千円の増額であります。
平成28年度七宗町簡易水道事業特別会計補正予算
第3号につきましては、既定の歳入歳出予算をそれぞれ543万
5千円増額し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ3億8,495万6
千円とするものであります。
それでは、歳入の補正につきましてご説明いたします。
7款
諸収入
543万5千円の増額であります。
歳出では、1款
費
総務管理費
57万3千円、2款
維持管理
486万2千円それぞれの増額であります。
議第77号
平成28年度七宗町下水道事業特別会計補正予算
第2号につきましては、歳出予算補正をするものであります。
1款
総務管理費
6万1千円、2款
6千円それぞれの増額、4款
予備費
維持管理経費
177万
183万7千円の減額で
あります。
議第78号
平成28年度七宗町神渕財産区特別会計補正予算
第2号につきましては、歳入予算補正をするものであります。
3款
繰入金
36万1千円の減額、4款
繰越金
36万1千
円の増額であります。
議第79号
七宗町職員の給与に関する条例等の一部を改正す
る条例の制定につきましては、一般職の国家公務員の給与改
定に伴い七宗町職員の給与に関する条例、七宗町議会議員の
議員報酬、費用弁償及び期末手当に関する条例、七宗町特別
職職員の給与に関する条例、教育長の給与、勤務時間その他
-6-
の勤務条件に関する条例、以上の条例について条例の一部を
改正する条例を一括して上程するものであります。
議第80号
七宗町税条例の一部を改正する条例の制定につき
ましては、軽自動車税の納期の変更と地方税法の改正による
ものであります。
議第81号
七宗町国民健康保険税条例の一部を改正する条例
の制定につきましても、地方税法の改正によるものでありま
す。
議第82号
七宗町国民健康保険基金条例の一部を改正する条
例の制定につきましては、基金の処分規定を設けるものであ
ります。
議第83号
七宗町農業委員会の委員等の定数を定める条例の
制定につきましては、平成28年4月1日施行された農業委員
会等に関する法律が改正されたことに伴い、農業委員会の委
員等の定数を定めるものであります。
議第84号
可茂広域行政事務組合規約の一部を変更する規約
に関する協議につきましては、可茂広域行政事務組合につい
て、解散に伴う事務の承継の方法について規定するため、規
約を変更することについて協議するものであります。
議第85号
可茂広域公平委員会共同設置規約の制定に関する
協議につきましては、可茂広域行政事務組合解散後に同事務
組合の構成団体で共同設置する可茂広域公平委員会について、
共同設置に必要な規約の制定と規約の内容について協議する
ものであります。
議第86号
工事請負契約の締結についての議決の一部変更に
つきましては、平成28年6月17日議第55号で議決いただきま
した、七宗町体育館外壁改修工事につきまして契約金額の増
額変更をお願いするものであります。
報告第14号
議会の委任による専決処分につきましては、平
成28年9月27日に専決処分いたしました、地方自治法第180条
第1項の規定による、契約金額の増額変更について報告する
ものであります。
以上、提出案件に対するご説明をいたしましたが、ご審議の
上議決ご決定賜りますようお願い申し上げ、提案説明といた
します。
-7-
議 長 ( 福 井 德 一 君 ) 続きまして、補足説明を求めます。
承認第6号及び議第72号を、総務課長
加藤正君。
総 務 課 長 ( 加 藤 正 君 ) (補足説明のため登壇)
それでは、承認第6号と議第72号についての補足説明をさせ
ていただきます。
承認第6号
補正予算
専決処分について、平成28年度七宗町一般会計
補正第3号につきまして、補足説明をさせていた
だきます。
予算書1ページをご覧ください。既定の歳入歳出予算をそれ
ぞれ6,950万6千円増額し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ33
億9,282万4千円とするものでございます。
2ページをご覧ください。歳入補正では、16款寄附金
寄附金
1項
4,361万6千円の増額は、ひちそうまちづくり寄附金
いわゆるふるさと納税でございます。
17款2項
基金繰入金
2,589万円それぞれの増額について
は、財政調整基金の取りくずしであてがっております。
歳出の補正では、2款総務費
1項総務管理費
6,950万6千
円の増額の主なものについては、ひちそうまちづくり基金積
立金4,361万6千円、ふるさと納税返礼品等負担金2,180万8
千円でございます。
以上で、承認第6号の補足説明といたします。
続きまして、議第72号
平成28年度七宗町一般会計補正予算
第4号について、補足説明をさせていただきます。
予算書1ページをご覧ください。第1条
既定の歳入歳出予
算の総額を歳入歳出それぞれ6,333万2千円増額し、歳入歳出
予算総額をそれぞれ34億5,615万6千円とするものでありま
す。
2ページをご覧ください。それでは、主な歳入について説明
させていただきます。11款
しては、2項
450万6千円の増額補正につきま
分担金では美濃加茂市・加茂郡7町村介護保
険認定審査会への職員派遣に係る負担金369万1千円と、保育
園広域入所負担金、美濃加茂市からの入園者でございますが
66万8千円でございます。
13款
612万7千円の増額補正につきましては、2項
国庫補
助金では、地方創生加速化交付金139万6千円の減額、臨時福
-8-
祉給付金給付事業費と給付事務費補助金合わせて1,204万9千
円、臨時福祉給付金については増額でございます。
防災安全交付金665万5千円の減額につきましては、町道深瀬
線舗装修繕工事の交付金の減額によるものでございます。
14款
42万4千円の増額補正につきましては、1項
県負担
金では、国保税軽減による保険基盤安定負担金、額の確定に
より60万7千円、樫原地区での農地災害復旧費負担金73万6
千円それぞれの増額でございます。2項
県補助金
119万円
の減額補正につきましては、鳥獣被害防止総合対策推進事業
費補助金19万円の増額、清流の国ぎふ森林・環境基金事業補
助金22万円、釜洞栃洞線、南洞徳洞線の県単林道改良事業補
助金83万1千円は事業精査によりそれぞれの減額でございま
す。
16款
3,663万3千円の増額につきましては、1項
寄附金
ひちそうまちづくり寄附金、いわゆるふるさと納税でござい
ますが、それの増額でございます。
17款2項
基金繰入金
1,016万9千円の増額については、財
政調整基金取りくずしを充てております。
続きまして、主な歳出について説明させていただきます。
3ページをご覧ください。総務費では、5,742万9千円の増額
につきましては、1項
総務管理費では、給与改定による人
件費等に係るものが215万8千円の増額、旧川並小中学校校舎
解体工事の事業精査により581万円の減額、ひちそうまちづく
り基金積立金3,663万3千円、ふるさと納税サイト利用料488
万9千円、ふるさと納税返礼品等負担金1,883万7千円それぞ
れの増額でございます。
3款
民生費
1,983万3千円の増額につきましては、1項
社会福祉費では、1人につき1万5千円を給付する臨時福祉
給付金1,125万円、国民健康保険事業会計繰出金176万1千円、
障がい者自立支援給付費等に係る前年度国庫負担金等精算返
還金389万1千円、前年度県費負担金等精算返還金194万5千
円それぞれの増額でございます。
6款
農林水産業費
1,205万4千円の減額につきましては、
1項
農業費では、青空市場委託精算システム更新業務補助
金70万9千円、これはレジシステムの更新の事業精査による
もの、飯高橋改良に伴う農業用パイプライン橋梁添架詳細設
-9-
計業務委託料272万4千円は、事業精査によりそれぞれの減額
によるものでございます。
2項
林業費では、地番現況図データ作成業務委託料52万9
千円、間伐事業補助金481万1千円、県単林道改良事業釜洞栃
洞線法面改良工事、県単林道改良事業南洞徳洞線法面改良工
事の事業精査により166万2千円のそれぞれの減額、備品購入
費では猿の捕獲オリ2基114万3千円を増額しております。
8款
土木費
941万6千円の減額につきましては、2項
道
路橋梁費、町道深瀬線舗装修繕工事では防災安全交付金減額
のため、それに合わせて工事量を舗装延長400mから210mに
減らしたため1,023万7千円の減額でございます。
11款
災害復旧費
447万5千円につきましては、1項
農林
水産施設災害復旧費では、樫原地区畦畔の石積み147万5千円
の増額、2項
公共土木施設災害復旧費では、普通河川長谷
川護岸工事300万円の増額でございます。
以上で、承認第6号と議第72号の補足説明とさせていただき
ますので、よろしくお願いします。
議 長 ( 福 井 德 一 君 ) 続きまして、議第73号から議第75号までを、住民課長
渡辺
豊明君。
住民課長(渡辺豊明君) (補足説明のため登壇)
それでは、議第73号及び議第74号並びに議第75号の補足説明
をさせていただきます。
はじめに、議第73号
別会計補正予算
平成28年度七宗町国民健康保険事業特
第3号の補足説明をさせていただきます。
24ページをご覧ください。第1表歳入歳出予算補正、歳入か
らお願いをいたします。
6款1項
県補助金
41万4千円の減額は、国庫負担金減額
措置対策費補助金の決定によるものでございます。
9款1項
繰入金
176万1千円は、一般会計繰入金の増でご
ざいます。
続きまして、歳出をお願いいたします。
2款1項
療養諸費 、2款2項
高額療養費につきましては、
財源更正でございます。
2款5項
葬祭諸費
- 10 -
10万円は、葬祭費の増でございます。
10款1項
償還金及び還付加算金
7千円の増額は、前年度
の精算に伴う国庫補助金の返還金でございます。
11款1項
予備費
124万円の増額は、調整によるものでござ
います。
続きまして、議第74号
会計補正予算
平成28年度七宗町介護保険事業特別
第2号の補足説明をさせていただきます。
30ページの第1表、歳出予算補正をご覧ください。
1款1項
総務管理費
15万7千円は、第7期介護保険事業
計画策定に係るアンケート調査実施に伴う郵便料の増額でご
ざいます。
5款1項
介護予防事業費
事業・任意事業費
8千円、5款2項
包括的支援
5万9千円は、人件費の精査による増額
でございます。
7款1項
予備費
22万4千円の減額は、調整によるもので
ございます。
続きまして、議第75号
業特別会計補正予算
平成28年度七宗町後期高齢者医療事
第1号の補足説明をさせていただきま
す。
36ページをご覧ください。第1表歳入歳出予算補正、歳入か
らお願いいたします。
5款1項
繰越金
96万5千円の増額は、前年度からの繰越
金でございます。
6款4項
雑入
25万1千円は、前年度保健事業費負担金精
算還付金及び剰余金の増でございます。
続きまして、歳出をお願いいたします。
5款1項
予備費
121万6千円の増額は、調整によるもので
ございます。
以上、議第73号及び議第74号並びに議第75号の補足説明とさ
せていただきます。ご審議の程よろしくお願いいたします。
議 長 ( 福 井 德 一 君 ) 続きまして、議第76号及び議第77号を、水道課長
今瀬勝次
君。
水道課長(今瀬勝次君) (補足説明のため登壇)
議第76号
平成28年度七宗町簡易水道事業特別会計補正予算
第3号につきまして、補足説明をさせていただきます。
- 11 -
40ページ第1表 、歳入歳出予算補正、歳入からお願いします 。
7款3項
雑入
543万5千円の増額につきましては、消費税
還付金によるものでございます。
歳入合計は、543万5千円の増額でございます。
続きまして、歳出をお願いします。
1款1項
総務管理費
57万3千円の増額につきましては、
職員給料等27万3千円、需用費の修繕費30万円それぞれ増額
によるものでございます。
2款1項
維持管理費
486万2千円の増額につきましては、
需用費の修繕費281万8千円の増額 、委託料69万2千円の減額、
工事請負費273万6千円の増額によるものでございます。
歳出合計は、543万5千円の増額でございます。
続きまして、議第77号
計補正予算
平成28年度七宗町下水道事業特別会
第2号につきまして、補足説明をさせていただ
きます。
46ページ第1表、歳出予算補正、歳出をお願いします。
1款1項
総務管理費
6万1千円の増額につきましては、
職員の給料等によるものでございます。
2款1項
維持管理費
177万6千円の増額につきましては、
農業集落排水施設維持管理費需用費の修繕費110万8千円の増
額、小規模集合排水処理施設維持管理経費需用費の修繕費34
万4千円の増額、個別排水処理施設維持管理経費需用費の修
繕費32万4千円の増額によるものでございます。
4款1項
予備費
183万7千円の減額につきましては、精査
によるものでぎざいます。
歳出合計は0円でございます。
以上で補足説明とさせていただきます。よろしくお願いしま
す。
議 長 ( 福 井 德 一 君 ) 続きまして、議第78号を支所長
酒向正樹君。
支 所 長 ( 酒 向 正 樹 君 ) (補足説明のため登壇)
それでは、議第78号
補正予算
平成28年度七宗町神渕財産区特別会計
第2号について、補足説明をさせていただきます。
今回の補正につきましては、既定の歳入歳出の総額は変わら
ず、歳入のみの補正でございます。
- 12 -
50ページをご覧ください。第1表歳入予算補正。
3款1項
繰入金
36万1千円を減額し、4款1項
繰越金
36万1千円を増額するものです。この補正は、前年度繰越金
の確定に伴うものでございます。以上、よろしくお願いしま
す。
議 長 ( 福 井 德 一 君 ) 続きまして、議第79号を総務課長
加藤正君。
総 務 課 長 ( 加 藤 正 君 ) (補足説明のため登壇)
それでは、議第79号
七宗町職員の給与に関する条例等の一
部を改正する条例の制定について、補足説明をさせていただ
きます。
改正の趣旨としましては、人事院が平成28年8月8日、一般
職の国家公務員給与改定の勧告されたことにより、平成28年
11月24日にこれに関する法律が公布されましたことにより、
七宗町職員の給与に関する条例、七宗町議会議員の議員報酬、
費用弁償及び期末手当に関する条例、七宗町特別職職員の給
与に関する条例、教育長の給与、勤務時間その他の勤務条件
に関する条例、以上4本の条例改正を一括して上程するもの
でございます。
議第79号の裏面を見ていただきます。1ページでございます
が、七宗町職員の給与に関する条例等の一部改正につきまし
ては、第1条、これは勤勉手当の12月に支給する支給率を一
般職・特定管理職とも0.1ヶ月分、再任用職員については一般
職・特定管理職とも0.05ヶ月それぞれ増やすものでございま
す。
2ページから4ページにかけては、行政職の給料表の改正で
ございます。平均改定率は0.2%の増の改定でございます。
5ページに移らさせていただきます。5ページ第2条につい
ては、扶養手当の改正でございます。現在、配偶者1万3千
円を6,500円に引き下げ、子については6,500円を1万円に引
き上げるものでございます。
6ページ中段の第23条の7第2項第1号中とあるあたりでご
ざいますが、これは冒頭でですね職員の勤勉手当分0.1ヶ月分
を、29年度6月と12月に分けて0.05ヶ月分ずつに分けるもの
であります。再任用については0.05ヶ月分を6月、12月それ
- 13 -
ぞれ0.02ヶ月分ずつの支給に分けるものでございます。この
表記は施行時期については、附則に記してございます。
6ページ第3条については、七宗町議会議員の議員報酬、費
用弁償及び期末手当に関する条例、第5条については、七宗
町特別職職員の給与に関する条例については、平成28年12月
に支給する期末手当の支給率を0.1ヶ月分増やすもので、第4
条裏面の7ページ第6条でございますが、その引き上げた0.1
ヶ月分を29年度からは6月と12月に0.05ヶ月ずつに分けるも
のでございます。これについても施行時期は附則に記してあ
ります。
7ページ第7条、教育長の給与、勤務時間その他の勤務条件
に関する条例につきましても、第7条は平成28年12月に支給
する勤勉手当の支給率を0.1ヶ月分増やすものと、第8条はそ
の引き上げた0.1ヶ月を29年の6月と12月には0.05ケ月ずつに
分けるものでございます。これについても施行時期は附則に
記してあります。
7ページの中段あたりに附則がございますが、附則の第1項
は第2条、第4条、第6条及び第8条の施行期日は、29年4
月1日から施行するものでございます。
第5項につきましては、扶養手当の支給についての29年度の
経過措置でございます。30年度からは改正後の金額支給とな
ります。
10ページから22ページについては、今述べました4本の条例
についての新旧対照表が添付してありますので、お目通しい
ただければと思います。
以上で、議第79号の補足説明とさせていただきますので、よ
ろしくお願いします。
議 長 ( 福 井 德 一 君 ) 続きまして 、議第80号及び議第81号を 、税務課長
渡辺孝君 。
税 務 課 長 ( 渡 辺 孝 君 ) (補足説明のため登壇)
それでは、議第80号
七宗町税条例の一部を改正する条例の
制定について、補足説明をさせていただきます。
今回の改正は、軽自動車税の納期の変更と、外国人等の国際
運輸業に係る所得に対する相互主義による所得税等の非課税
に関する法律の、一部改正による地方税法の改正が行われた
- 14 -
ことで、条文や附則文を改正するものであります。
1ページ目から4ページ目までに改正条文がありますが、そ
の後ろの新旧対照表で説明をさせていただきます。
1ページ条例第67条では、軽自動車税の納期を4月1日から
4月30日となっておりましたが、1ヶ月延期して5月1日か
ら5月31日に改正するものでございます。
附則第19条の4では、外国人等の国際運輸業に係る所得に対
する相互主義による所得税等の非課税に関する法律の一部改
正により、特例適用利子等及び特例適用配当等の額に100分の
3の税率で、分離課税による町民税の所得割を課税する改正
であります。
2枚捲っていただきまして、5ページからの附則第19条の5
では、主に引用条文を改正して1条ずつ条文をずらしており
ます。
改正条文の4ページへ戻っていただきまして、附則が載せて
ありますが、施行期日を軽自動車税の納期の変更については
平成30年4月1日から、その他の改正については、所得税法
等の一部を改正する法律に掲げる規定の施行の日からとして
おります。
続きまして、議第81号
七宗町国民健康保険税条例の一部を
改正する条例の制定について、補足説明をさせていただきま
す。
今回の改正は、七宗町税条例の改正と同様、国民健康保険税
でも、外国人等の国際運輸業に係る所得に対する相互主義に
よる所得税等の非課税に関する法律の、一部改正による地方
税法の一部改正により、改正をするものでございます。
附則第14項では、特例適用利子等に係る改正、第15項では、
特例適用配当等に係る改正を加えて、町民税で分離課税され
る特例適用利子等及び特例適用配当等の額を、国民健康保険
税の所得割額の算定及び軽減判定に用いる総所得に含めると
した改正を行い、第14項から第16項までの条文を2項ずつず
らしております。
改正の附則として、施行期日を所得税法等の一部を改正する
法律に掲げる規定の施行の日からとしております。
以上で、議第80号及び議第81号の補足説明とさせていただき
ます。よろしくお願いいたします。
- 15 -
議 長 ( 福 井 德 一 君 ) 続きまして、議第82号を住民課長
渡辺豊明君。
住民課長(渡辺豊明君) (補足説明のため登壇)
それでは、議第82号
七宗町国民健康保険基金条例の一部を
改正する条例の制定についての補足説明をさせていただきま
す。
今回の改正は、現行の条例に基金の処分に関する条文がない
ため、処分に関する条文を加えるものでございます。
次ページの新旧対照表の右側の改正後案をご覧ください。
第6条といたしまして、第1条の基金設置の目的を達成する
ための財源に充てる場合に限り、基金の処分を可能とする条
文を加え、現行の第6条を繰り下げ、第7条とするものでご
ざいます。
附則といたしまして、この条例は公布の日から施行し、平成
28年4月1日から適用するものでございます。
以上、議第82号の補足説明とさせていただきます。ご審議の
程よろしくお願いいたします。
議 長 ( 福 井 德 一 君 ) 続きまして、議第83号を農林課長
中島克彦君。
農林課長(中島克彦君) (補足説明のため登壇)
議第83号
七宗町農業委員会の委員等の定数を定める条例の
制定について、補足説明させていただきます。
平成27年8月28日第189回国会において、農業委員会等に関す
る法律、昭和26年3月31日法律第88号が改正されました。そ
れにより、平成28年4月1日からの施行となりました。
その法律では、同法第8条には委員の任命というところがご
ざいます。農業委員の選出方法を公選制から町長の町議会同
意による任命制への変更と、七宗町区域内の農業者の数、農
地面積等を考慮して政令で定める基準にある委員の定数など
の改正がありました。七宗町農業委員会委員の任期でもある
平成29年7月29日以降の対応としまして、今回定数条例を定
めるものであります。
以上、議第83号の補足説明とさせていただきます。ご審議の
程どうぞよろしくお願いいたします。
- 16 -
議 長 ( 福 井 德 一 君 ) 続きまして 、議第84号及び議第85号を 、総務課長
加藤正君 。
総 務 課 長 ( 加 藤 正 君 ) (補足説明のため登壇)
それでは、議第84号
可茂広域行政事務組合規約の一部を変
更する規約に関する協議について、補足説明をさせていただ
きます。
可茂広域行政事務組合は、平成7年4月1日に設立され、可
茂地域広域市町村圏の振興に関する事務、視聴覚教育の推進、
広域における観光振興、広域における職員研修、ふるさと市
町村圏基金の設置及び管理運営、公平委員会の事務などを行
ってまいりました。
当初の組合設立の大きな目的は、可茂衛生施設利用組合、可
茂消防事務組合、可茂公設地方卸売市場組合、可児市・御嵩
町中学校組合、美濃加茂市富加町中学校組合を広域連合とし
て1つの組合として、可茂地域の一体性の確保と広域事業展
開及び行政組織の更なる効率化を図ることでございましたが、
各組合の一本化に向け検証を重ねてきましたが、それぞれの
組合が独立性と専門性をもって長年運営されていることに加
え、職員体制にも大きな格差があることから一本化は困難で
あると判断され、可茂広域行政事務組合は、その役割を終え
るものとして、平成29年3月31日をもって解散することで準
備を進めております。
そうしたことから、組合解散後の事務について、どのように
引き継いでいくのかを、可茂広域行政事務組合を構成する全
ての構成団体の議会による議決を経て行う協議によって定め
る旨の条文を、第12条に追加するものでございます。
規約の改正文の後に新旧対照表が添付してありますので、お
目通しをいただければと思います。
続きまして、議第85号
可茂広域公平委員会共同設置規約の
制定に関する協議について、補足説明をさせていただきます。
公平委員会は自治体の職員の勤務条件に関する措置要求や、
職員への不利益処分への申し立てについて審査等行う公平委
員会は、地方公務員法第7条第3項により人口15万人未満の
市町村及び地方公共団体に組合を置くとされております。
公平委員会は、地方自治法284条第2項により一部事務組合に
- 17 -
よる共同設置が認められて、現在可茂地区においても10市町
村と5つの地方公共団体の組合からなる可茂地域広域市町村
圏の振興に関する事務と共に、公平委員会事務もこの事務組
合で共同処理を行っております。可茂広域行政事務組合が平
成29年3月末日をもって解散する準備を進めておりますので、
解散後の共同設置に必要な規約の内容について定めるもので
ございます。
議第85号の裏面を見ていただきますと 、内容については設置、
名称、執務場所、委員、事務職員、通常経費、特別経費、負
担金の歳入と費用の支出、決算報告、補則について新たに定
めるものでございます。なお、同委員会は現在、美濃加茂市
が事務を執り行っておりますが、今後可児市が事務を継承い
たします。この規約の施行日は平成29年4月1日からでござ
います。
以上で、議第84号・85号補足説明とさせていただきます。
よろしくお願いします。
議 長 ( 福 井 德 一 君 ) 続きまして、議第86号を教育課長
前島陵志君。
教育課長(前島陵志君) (補足説明のため登壇)
それでは、議第86号
工事請負契約の締結についての議決の
一部変更について、補足説明をさせていただきます。
平成28年6月17日議会の議決を経た七宗町体育館外壁改修工
事に係る工事請負契約の締結について、平成28年議第55号の
一部を次のとおり変更することについて、地方自治法第96条
第1項第5号の規定により、議会の議決を求めるものであり
ます。
工事請負契約の締結についての表は裏面をご覧ください。
契約金額の項中6,048万円を1,477万7,640円増額し、7,525万
7,640円に改めるものであります。
主な内容は、大屋根の樋、器具庫、ホール、玄関、階段の屋
根等の防水工事に係るものと、完成期日を平成29年1月31日
から平成29年3月15日まで延長するものであります。
以上、補足説明をさせていただきます。よろしくお願いいた
します。
- 18 -
議 長 ( 福 井 德 一 君 ) 続きまして、報告第14号を住民課長
渡辺豊明君。
住民課長(渡辺豊明君) (補足説明のため登壇)
それでは、報告第14号
議会の委任による専決処分について、
補足説明をさせていただきます。
地方自治法第180条第1項の規定によりまして専決処分したの
で、同条第2項の規定により議会にご報告をするものでござ
います。裏面の専決処分書をご覧ください。
平成28年5月10日に議決をいただきました住工第1号
サン
ホーム七宗給湯・空調機器改修工事につきまして、平成28年
9月27日に契約金額を6,966万円から78万6,240円増額いたし
まして、7,044万6,240円に変更することを専決処分いたしま
したので、今回ご報告をさせていただきます。
以上、報告第14号の補足説明とさせていただきます。よろし
くお願いいたします。
議 長 ( 福 井 德 一 君 ) 以上で、町長の提案説明及び補足説明を終わります。
続きまして、報告第15号及び報告第16号から報告第18号まで
を代表監査委員
代表監査委員
井戸幸彦君。
(報告のため登壇)
(井戸幸彦君) 報告第15号
平成28年度定例監査の結果報告について。
地方自治法第199条第4項の規定に基づき監査を実施し、結果
を同条第9項の規定により別紙のとおり報告する。なお、同
条第10項の規定により意見を付する。
1ページ飛んでいただきまして、平成28年度定例監査結果報
告書並びに意見書。
1監査の理由
地方自治法第199条第4項の規定に基づく監査
であり、同条第10項により、町の組織及び運営の合理化に資
するため、監査の結果に関する報告並びに意見書を提出する
ものである。
2監査の対象
平成28年4月1日より9月30日までにおける
行政の運営、財政の運用状況。
3番は飛びまして、4番の監査の期日
平成28年11月2日付、
七監第13号により、地方自治法第199条第4項及び七宗町監査
委員条例第5条に基づく定例監査を執行する旨の通知を七宗
- 19 -
町長に提出。
11月7日、11日、14日の3日間にわたり監査した。
5監査の方法
町長より提出された監査資料に基づく事務分
掌表、重要施策、重点目標及び事業成果の概要並びに問題解
決策、予算現額、執行済額、決算見込額の9月末の執行状況
について、各課長に説明と意見を求め監査を実施した。
6監査の結果
例年のように、予算の執行状況、決算見込み
について、各課の課長から細部にわたり説明を受けた。それ
ぞれの施策、事業について正確性・効率性・合理性・必要性
等の観点からその内容を見たところ、予算の執行状況、決算
見込みについては特に問題はないと確認したが、昨年に比べ
公共事業の執行率の低さは改善されているが、今後も計画的
な予算執行を図られたい。
7監査後の意見について
財政状況は言うまでもなく厳しい
状況にある。国の政策や県の動向も見極めながら、今後とも
経費節減を図りつつ、費用対効果を十分に見極め、行政運営
をしていただきたい。その中で、歳入においては税収の減少
する中でも 、人口の減少を抑制する施策を進める必要があり、
効果的な事業の実施を図られたい。また、今後3年間に課長
職の退職者が多く、円滑な事務事業の実施のため管理監督者
の育成に勤められたい。
続きまして、報告第16号
平成28年9月26日、七宗町議会議
長
福井德一様、七宗町監査委員
員
林茂樹。
例月出納検査結果報告書
井戸幸彦、七宗町監査委
平成28年9月26日例月出納検査を
実施し、その結果を地方自治法第235条の2第3項の規定によ
って報告する。
検査の詳述
期
1検査の対象
平成28年度8月分。2検査の時
平成28年9月26日。3検査の結果
一般会計、各特別会
計の出納検査を実施した結果、各会計とも所定の事項が具備
してあり適正であると認めた。
次に、報告第17号です。平成28年10月25日、七宗町議会議長
福井德一様、七宗町監査委員
井戸幸彦、七宗町監査委員
林茂樹。
例月出納検査結果報告書
平成28年10月25日例月出納検査を
実施し、その結果を地方自治法第235条の2第3項の規定によ
- 20 -
って報告する。
検査の詳述
期
1検査の対象
平成28年度9月分。2検査の時
平成28年10月25日。3検査の結果
一般会計、各特別会
計の出納検査を実施した結果、各会計とも所定の事項が具備
してあり適正であると認めた。
最後になりますけれども、報告第18号をお願いします。
平成28年11月24日、七宗町議会議長
査委員
井戸幸彦、七宗町監査委員
例月出納検査結果報告書
福井德一様、七宗町監
林茂樹。
平成28年11月24日例月出納検査を
実施し、その結果を地方自治法第235条の2第3項の規定によ
って報告する。
検査の詳述
期
1検査の対象
平成28年度10月分。2検査の時
平成28年11月24日。3検査の結果
一般会計、各特別会
計の出納検査を実施した結果、各会計とも所定の事項が具備
してあり適正であると認めた。以上でございます。
議 長 ( 福 井 德 一 君 ) 以上で、報告第15号及び報告第16号から報告第18号までを終
わります。
おはかりいたします。ただいま議題となっています報告第14
号の案件は、報告として処理したいと思いますが、これにご
異議ありませんか。
<「異議なし」と呼ぶ者あり>
議 長 ( 福 井 德 一 君 ) 異議なしと認めます。したがって、報告第14号につきまして
は報告として処理することに決定しました。
おはかりいたします。ただいま議題となっています承認第6
号及び議第72号から議第86号までの各案件は、手元に配付し
てあります議案等付託表のとおり、各常任委員会に審査を付
託したいと思いますが、これにご異議ありませんか。
<「異議なし」と呼ぶ者あり>
議 長 ( 福 井 德 一 君 ) 異議なしと認めます。したがって、ただいま議題となってい
ます承認第6号及び議第72号から議第86号までの各案件は、
お手元に配付してあります議案等付託表のとおり、各常任委
員会に審査を付託することに決定しました。
続きまして、日程第4
- 21 -
岐阜県後期高齢者医療広域連合議会
議員の選挙についてを行います。
岐阜県後期高齢者医療広域連合の副広域連合長に七宗町長が
就かれたことにより、広域連合の議会議員として七宗町より
2名の議員を選出するよう広域連合長から依頼がありました。
つきましては、地方自治法第291条の5第1項の規定に基づく
岐阜県後期高齢者医療広域連合規約第8条第1項及び第2項
第2号の規定により、選挙を行うものであります。
おはかりいたします。選挙の方法につきましては、地方自治
法第118条第2項の規定によって、指名推選にしたいと思いま
す。これにご異議ありませんか。
<「異議なし」と呼ぶ者あり>
議 長 ( 福 井 德 一 君 ) 異議なしと認めます。したがって、選挙の方法は指名推選で
行うことに決定しました。
おはかりいたします。指名の方法につきましては、議長が指
名することにしたいと思います。これにご異議ありませんか。
<「異議なし」と呼ぶ者あり>
議 長 ( 福 井 德 一 君 ) 異議なしと認めます。したがって、議長が指名することに決
定しました。
岐阜県後期高齢者医療広域連合議会議員に副町長
岩田敏雄
君と私、福井德一の2名を指名したいと思います。
おはかりいたします。ただいま指名しました副町長
岩田敏
雄君と私、福井德一が岐阜県後期高齢者医療広域連合議会議
員の当選人と定めることにご異議ありませんか。
<「異議なし」と呼ぶ者あり>
議 長 ( 福 井 德 一 君 ) 異議なしと認めます 。したがって 、副町長
岩田敏雄君と私 、
福井德一が岐阜県後期高齢者医療広域連合議会議員に当選し
ました。
ただいま当選されました両名が議場に在席しておりますので、
会議規則第33条第2項の規定により、当選の告知をいたしま
す。
続きまして、日程第5
議員派遣の件についてを議題といた
します。
これにつきましては、事務局長に朗読させます。
- 22 -
局 長 ( 武 市 正 夫 君 ) (朗読)
それでは、日程第5
議員派遣の件についてを朗読いたしま
す。
平成28年12月5日、本議会は、地方自治法第100条第13項及び
会議規則第121条の規定により、次のとおり議員を派遣するも
のとする。
記
目的
1
平成28年度市町村議会議員研修
平時からの防災の心構えや災害時の的確な対応を理解
し、議員の役割について考える。
2派遣場所
期間
全国市町村国際文化研究所、滋賀県大津市。
平成29年1月12日から13日の2日間。
派遣議員
8名全員を対象とする。以上でございます。
議 長 ( 福 井 德 一 君 ) おはかりいたします。ただいま事務局長が朗読しましたとお
り、議員派遣することにご異議ありませんか。
<「異議なし」と呼ぶ者あり>
議 長 ( 福 井 德 一 君 ) 異議なしと認めます。したがって、議員派遣の件については
原案のとおり派遣することに決定しました。
おはかりいたします。委員会開催のため、本日はこれをもっ
て散会したいと思います。ご異議ありませんか。
<「異議なし」と呼ぶ者あり>
議 長 ( 福 井 德 一 君 ) 異議なしと認めます。したがって、委員会開催のため、本日
はこれをもって散会することに決定しました。なお、審査結
果は委員会が終了次第、速やかに本職に報告を願います。
おはかりいたします。議案精読のため、明日6日から12日ま
でを休会したいと思います。ご異議ありませんか。
<「異議なし」と呼ぶ者あり>
議 長 ( 福 井 德 一 君 ) 異議なしと認めます。したがって、議案精読のため、明日6
日から12日までを休会することに決定しました。
13日は、午後1時30分までにご参集くださいますようお願い
をいたします。13日の日程はおって配付します。なお、議案
に対する質疑の通告は、9日午後1時00分までに所定の用紙
- 23 -
により、本職まで提出くださいますようお願いいたします。
以上で、本日の議事日程は全部終了いたしましたので、これ
をもって散会とします。どうもご苦労さまでございました。
局 長 ( 武 市 正 夫 君 ) 連絡いたします。総務建設常任委員会を11時30分から委員会
室で開催しますので、議員並びに予算・条例議案に関係する
課長さんは委員会室へ入室してください。11時30分から総務
建設常任委員会を開催します。
(11時18分
- 24 -
散会)
平 成 2 8 年 第 7回 七 宗 町 議 会 定 例 会 会 議 録
招
招
集
集
年
月
場
開
出
欠
席
席
議
議
日
平成28年12月13日
所
七宗町役場
議
12月13日
員
1番
大鋸利光君、2番
加納福明君、3番
玉木幸治君、
4番
中島寛直君、5番
加納忠良君、6番
林五三夫君、
7番
福井德一君、8番
林茂樹君
員
な
議場
13時30分
し
地方自治法第121条の規定により説明のため出席した者の職氏名
町長
井戸敬二君、副町長
教育長
税務課長
支所長
山田弘子君、総務課長
加藤正君、
渡辺孝君、企画課長
福井仁君、
酒向正樹君、住民課長
土木建設課長
欠
席
岩田敏雄君、
渡辺豊明君、
松山成美君、農林課長
水道課長
今瀬勝次君、会計管理者
教育課長
前嶋陵志君、監査委員
な
中島克彦君、
今瀬雅由君、
井戸幸彦君
し
職務のため出席した者の職氏名
議会事務局長
議事日程
武市正夫君
記録
後藤美智代君
議長は議事日程を次のとおり報告した。
日程第1.承認第6号
議第72号から議第86号まで
報告第15号
- 25 -
報告第16号から報告第18号まで
日程第2.町政一般に対する質問
日程第3.各常任委員長報告
議
開
事
の
経
過
議 13時30分
議 長 ( 福 井 德 一 君 ) ただいまの出席議員は8名です。したがって、定足数に達してお
ります。
これより、本日の会議を開きます。諸般の報告を事務局長より
行います。
局 長 ( 武 市 正 夫 君 ) 議事日程
本日の議事日程はお手元に配付してあります日程表の
とおりでございます。以上でございます。
議 長 ( 福 井 德 一 君 ) 日程第1を一括議題とします。
日程第2
町政一般に対する質問を行います。発言の通告があ
りますので順次発言を許します。なお、再質問も質問席にてお
願いをいたします。
議席番号2番
加納福明君。
2 番 ( 加 納 福 明 君 ) (質問のため登壇)
議長のお許しをいただきましたので、町政一般に対する質問を
行います。町に寄附された山の利用はという質問事項です。
今から3年前、平成25年度に町は室兼の渡辺氏から多くの山を
寄附していただきましたが、それにより毎年多額の納税がなく
なりました。聞くところによると、場所は七宗町の体育館廻り
の山が多いそうですが、その山を利用してこそ価値があると思
いますが、現在までの3年間何か計画され利用され活用されま
したか。(神渕川沿いの伐採以外に)
また、七宗町第五次総合計画の中でも林産資源の有効活用、P
115ページとありますが、今後何か活用計画はありますか伺い
ます。よろしくお願いします。
議 長 ( 福 井 德 一 君 ) 答弁をお願いします。
- 26 -
総務課長
加藤正君。
総務課長(加藤正君) (答弁のため登壇)
それでは、町に寄附された山の利用について、答弁させていた
だきます。
渡辺氏から寄附を受けた土地は山林を中心とした約132ヘクタ
ールでございます。多くが本郷地区から神渕川、葛屋川に沿っ
たまとまった場所でございます。この寄附は平成25年12月17日
に七宗町公有財産等有効活用検討委員会において、その寄附物
件について協議され、寄附を受け入れたものでございます。
寄附を受け入れた主な理由は、土地の有益性で県道可児金山線
本郷~落合間や葛屋方面に土地がまとまっており、今後公共事
業を進める上で用地活用が容易にできること、水源涵養林・保
安林として保全管理ができることなどのメリットがあるとの判
断で寄附を受け入れたものでございます。短期間での利用計画
は当初からあったものではございませんが、議員ご指摘の追洞
地区神渕川沿いに植林されている杉並木の伐採を、景観確保の
ため森林環境税を活用しまして事業を実施してまいりました。
今後、寄附を受けた土地の活用につきましては、町の七宗町森
林整備計画に基づき条件の整った町有林については、広葉樹の
植栽など山の有効活用ができるよう努めてまいります。
なお、参考としましてこの土地の寄附を受けたことにより寄附
者からの税金が減ったのは確かでございますが、今年度中部電
力から線下伐採補償費として、多額の収入が入っております。
以上、答弁とさせていただきます。よろしくお願いします。
2 番 ( 加 納 福 明 君 ) (意見)
ありがとうございました。計画をしっかり立てられて、町のた
めに利用していただけるようにがんばっていただきたいと思い
ます。ありがとうございました。
議 長 ( 福 井 德 一 君 ) 続きまして、議席番号5番
加納忠良君。
5 番 ( 加 納 忠 良 君 ) (質問のため登壇)
お許しをいただきましたので、町政一般に対する質問をさせて
いただきます。1点目、裏山急傾斜地崩壊危険区域内の崖崩れ
- 27 -
等の災害防止を図るための崩壊防止施設整備の計画について。
2点目、主要地方道可児金山線上麻生バイパスの一部供用区間
の横断歩道等の交通安全施設の設置について。3点目、日本で
最も美しい村連合の意識と行動についてであります。
1点目についてお伺いをします。
本町は、森林面積が91%を占め急峻な地形であることから、急
傾斜地崩壊危険区域などの危険な箇所が多く存在します。
急傾斜地崩壊危険区域については、崖崩れ等の災害防止を図る
ための崩壊防止施設を設置することにより、災害が軽減されま
す。現在、神渕地内古摩地区の神渕小学校校舎の裏にて、岐阜
県が事業主体で公共事業として実施しています。土木建設課の
説明では、その後の事業箇所については、神渕地内久田久地区
の七宗第2保育園園舎の裏を計画しているとのことでした。
そこで、上麻生地内裏山地区は、本郷上・下区の区域にあって、
七宗町の防災上の拠点でもある七宗町役場庁舎や個人の医院、
神社・仏閣もあります。本町で最も家屋が集中している区域で
もあります。過去には、当時の本郷区長が地権者の同意を図ら
れた経過があります。今日、想定外と言われるような集中豪雨
が毎年日本のどこかで発生しています。その時に、悲しくも人
命が失われるという事実があります。
そこで、七宗町過疎地域自立促進計画に掲載してあります裏山
急傾斜地崩壊危険区域について、区域内の崖崩れ等の災害防止
を図るための崩壊防止施設整備計画についてどのように考えて
いるのか、町長の考えをお伺いします。
2点目についてお伺いします。
主要地方道可児金山線の上麻生バイパスについては、当初計画
より遅れてはいますが、井戸町長をはじめ執行部の努力と地権
者の方々、関係地区民のご理解とご支援により着実に進んでい
ます。
先般、本バイパスの上麻生追洞地内灰兼地内の一部供用にあた
って、土木建設課において地元説明会を行われました。その際
に、住民の方より墓地へ行くための道路横断、地区公民館への
道路横断にあたって、交通安全上横断歩道を設置してほしい旨
のご意見がありました。その後、追洞区長より町長に道路標識
等の交通安全施設の設置についての要望書を出されています。
本バイパスの一部供用区間では、現道との接続する箇所では道
- 28 -
路勾配も急で、特に神渕側ではきついカーブもあります。また、
2車線区間では車両のスピードも上がると予想されます。こう
したことから本区間内に横断歩道の設置は、交通安全上必要で
あります。一部供用が来年の5月頃と説明を聞いていますが、
供用に合わせて横断歩道等の交通安全施設の設置について、ど
のように対応されるのかお伺いをします。
3点目についてお伺いします。
過去に現議長の福井德一議員さんが質問をされています。この
質問に対して町長は 、「引き続き里山整備、また耕作放棄地の
解消等の問題に対して、全職員一丸となってまた次年度に向け
ても検討していきたいと思っています。」と答弁されました。
私は、町長が答弁の中で言われた 、「将来にわたって住民一人
ひとりが美しいまちづくり活動を展開する 。」このことは、基
本的な理念、行動であると思います。そこで、町職員一人ひと
りがこのことをどう理解して、どのように行動しているのか。
今日、家の周辺を歩いていますと、まだまだゴミが落ちていま
す。職員一人ひとりがまずゴミを拾う行動に、言われてするの
ではなく、自然体でできることが必要と考えます。自宅周辺の
草刈りや地域などで行う公共施設などの草刈りについても同様
であると考えます。こうした基本的な行動ができないことには、
里山整備、また耕作放棄地の解消等の問題に対して、全職員一
丸となって取り組むことはできないと考えます。
町長の日本で最も美しい村連合に対する、現在の考えをお伺い
します。以上です。
議 長 ( 福 井 德 一 君 ) 1及び2の答弁をお願いします。
土木建設課長
土木建設課長
松山成美君。
(答弁のため登壇)
( 松山成美君) 1つ目のご質問について、お答えさせていただきます。
岐阜県内における急傾斜地崩壊危険箇所は7,458箇所、この内、
1,075箇所が急傾斜地崩壊危険区域に指定されております。
七宗町には急傾斜地崩壊危険箇所は148箇所、この内、人家に
影響被害がおよぶ恐れのある危険箇所は104箇所、その中で、
被害想定区域内に人家が5戸以上ある箇所が63箇所となってお
ります。これまでに、24箇所について対策工事を行っておりま
- 29 -
すが、全国的にも対策が進まないのが現状であります。
この
ような現状の中、岐阜県では要配慮者利用施設、避難所などの
重要な施設を保全する箇所を、重点的に整備する整備方針が示
されております。七宗町では、現在、神渕小学校(古摩地区)
について、対策工事を行っております。次に、七宗第2保育園
(久田久地区)について、対策工事を計画しております。
議員ご質問の裏山地区についても、役場、医療機関、可児金山
線緊急輸送道路も存在し、多くの住家が連担しており、整備重
点地区と認識しております。現在、可茂土木事務所により、裏
山地区の予備調査をすでに実施していただいており、今後にお
いても事業化に向け、岐阜県に要望してまいります。
以上、1つ目のご質問の回答とさせていただきます。
続きまして、2つ目のご質問についてお答えさせていただきま
す。
議員もご存じのとおり、交通安全施設には、交通の安全と円滑
化を目指して、道路管理者が整備するものと、公安委員会が整
備するものがあります。ご質問の横断歩道の設置につきまして
は、岐阜県公安委員会(警察)が必要性、安全性等を十分検討
し設置管理するものであります。
七宗町としましては、追洞地区より要望もいただいております
ことも踏まえ、加茂警察署に要望しているところであります。
また、視線誘導標識や警戒標識などの交通安全施設につきまし
ては、道路管理者である可茂土木事務所において現地調査を行
い、道路を安全に利用できるよう整備を進めていただいている
ところでございます。
以上、2つ目のご質問の回答とさせていただきます。
議 長 ( 福 井 德 一 君 ) 続きまして、質問3の答弁をお願いします。
企画課長
福井仁君。
企画課長(福井仁君) (答弁のため登壇)
それでは、加納議員さんの3つ目の日本で最も美しい村連合の
意識と行動について、答弁させていただきます。
当然、今でも日本で最も美しい村連合への加盟については、考
えは変わっておらず、もちろん、加盟すること自体が目的では
なく、本当の目的は美しい町にしていくための地域活動の活性
- 30 -
化であります。
ご質問の趣旨は、職員の意識はどうかということだと推察しま
すが、地元での河川清掃、クリーン作戦、飛水峡清掃などに参
加しており、職員としての意識はあると感じております。第五
次総合計画のコンセプトにあるように「住みたい
訪れたい
美しいまち
帰りたい
ひちそう」と「美しいまち」と謳って
おります。職員から町民へと広げていけるような意識づけを行
い、日本で最も美しい村連合への加盟についても、意識づけの
ひとつとして推進していきたいと考えておりますので、ご理解
の程よろしくお願いいたします。
以上で回答とさせていただきます。
5 番 ( 加 納 忠 良 君 ) 議長、再質問。
議 長 ( 福 井 德 一 君 ) はい、再質問
加納忠良君。
5 番 ( 加 納 忠 良 君 ) (再質問のため登壇)
それでは、再質問をさせていただきます。再質問事項としまし
て、1についてであります。
予備調査についてですが、本郷区内の回覧にて周知をされてい
ますが、調査期間は平成29年2月7日までの予定です。この予
備調査の内容は、測量作業及び地質調査を実施するとあります
が、地質調査の内容と調査箇所の説明をお願いします。
裏山急傾斜地崩壊危険区域内には、谷がなくて特に急峻な空の
沢が存在しています。山の斜面に降った雨水はほとんどが地下
に浸透して、特に下切地区内では湧き水として2箇所ほど存在
しています。臨景地内の山林中腹には、大きな岩石などが露出
しているところもあります。こうした特性ある地形の危険箇所
も含めて調査を実施していただきたくお伺いをします。
2点目について、お伺いをします。
横断歩道の必要性については、追洞区民の方から加茂地区交通
安全協会七宗支部上麻生分会にもご意見をいただきました。
早急に加茂警察署へ大矢支部長にも同行していただき、一部供
用に間に合うよう懇願をしてきました。追洞公民館付近の設置
については急なカーブ、縦断勾配により横断歩道の設置が難し
いとの説明を受けました。こうしたことを踏まえて、町土木建
- 31 -
設課としてどのように対応されるのかお伺いをします。
また、視線誘導標識や警戒標識などの交通安全施設について、
道路管理者である可茂土木事務所には、安全には安全を確保す
るよう対応していただくことが重要であります。このことにつ
いての町土木建設課の対応について、お伺いをします。以上で
す。
議 長 ( 福 井 德 一 君 ) ただいまの答弁を、土木建設課長
土木建設課長
松山成美君。
(再答弁のため登壇)
( 松山成美君) 1つ目の再質問について、お答えさせていただきます。
予備調査の内容は、今後、対策工を計画するための実施設計の
前段階です。今回の測量作業は、地区内の対策が必要と考えら
れる付近の横断測量を行うものです。裏山地区は、延長にして
700mの区間に現地の地形を配慮し、15箇所程度の横断測量を
計画されております。また、地質調査は、表土の厚みの程度を
調査するもので、土砂災害が発生したと想定して、どの程度の
崩落が発生するか、概略検討の資料とするために行います。
これは、簡易な測定で、直径が10mm程度の調査棒により、各横
断測量箇所の調査地面を突くことにより、表土の堅さを測定し
表土の厚みを想定するものであります。この予備調査により、
どのような対策を行うか、候補の拾いだしを行い、次の段階の
詳細設計の基礎資料とすることが、今回の調査の目的でありま
す。
以上、1つ目の再質問の回答とさせていただきます。
続きまして、2つ目の再質問についてお答えさせていただきま
す。
交通安全協会七宗支部のご意見もいただきながら、暫定供用区
間の交通の安全が十分確保できるよう、視線誘導標識、警戒標
識を適切に設置していただき、地区の住民の皆さんが安全に利
用できるよう、道路管理者である可茂土木事務所に協議、要望
していきたいと考えております。
以上で2つ目の再質問の回答とさせていただきます。
5 番 ( 加 納 忠 良 君 ) 議長、再々質問。
- 32 -
議 長 ( 福 井 德 一 君 ) はい。加納忠良君。
5 番 ( 加 納 忠 良 君 ) (再々質問のため登壇)
それでは、再々質問をさせていただきます。1についてお伺い
をします。
予備調査についてのご説明につきまして、ありがとうございま
す。裏山区域の事業化に向けて、一歩一歩前進することは本郷
区民皆様の願いであります。早急に工事が着手できますようよ
ろしくお願いをいたします。
七宗町役場庁舎の裏側について、お伺いをします。
役場庁舎の増築工事を実施した時に、急傾斜地崩壊危険区域内
の作業・工事の許可申請を行い、岐阜県より許可をいただいて
現在のコンクリート擁壁等が設置されています。このコンクリ
ート擁壁等の構造物について、現在の基準等に照らし合わせた
場合に、構造物の高さや強度など構造的問題がないかお伺いを
します。
2点目についてお願いをします。ご説明をいただいたように、
交通の安全を十分確保するため、視線誘導標識、警戒標識の設
置について、可茂土木事務所と綿密に怠ることなく進めていた
だくようお願いをいたします。特に、一部供用の時点での横断
歩道の必要性については、追洞区民の方々、町土木建設課、交
通安全協会七宗支部及び上麻生分会も共有をしているところで
ございます。一部供用時点での横断歩道の設置は可能であるの
かどうかお伺いをします。以上です。
議 長 ( 福 井 德 一 君 ) ただいまのご質問につきまして、土木建設課長
土木建設課長
松山成美君。
(再々答弁のため登壇)
( 松山成美君) 1つ目の再々質問について、お答えさせていただきます。
危険区域の中にあります役場裏の既存施設についてもですね、
対策が必要であるか、ないか調査し、再検討されると聞いてお
ります。1つ目の回答は、以上とさせていただきます。
続きまして、2つ目の再々質問についてお答えさせていただき
ます。
横断歩道の設置につきましては、先ほども回答させていただき
ましたが、岐阜県公安委員会が必要性、安全性等十分調査、検
- 33 -
討され決定するものでございます。もちろん町行政においても
強く公安委員会等に要望させていただきます。
以上で2つ目の再々質問の回答とさせていただきます。以上で
す。
5 番 ( 加 納 忠 良 君 ) (意見)
以上で質問を終わりますが、2点目の一部供用区間の箇所につ
きましては、あくまでも地元の方の要望のことも配慮していた
だいて安全には安全、そういったことで対応していただくこと
が絶対条件であると思いますので、よろしくお願いいたします。
以上で終わります。
議 長 ( 福 井 德 一 君 ) 続きまして、議席番号1番
大鋸利光君。
1 番 ( 大 鋸 利 光 君 ) (質問のため登壇)
発言の機会を与えられましたので発言させていただきます。
最初にですね、官公庁からの少ししたお知らせがありましたの
で、これを少し拝読させていただいてから質問させていただき
たいと思います。
観光拠点情報交流施設への支援を開始いたしました。官公庁は
平成28年11月30日より11月16日と日にちはないですが、観光拠
点情報交流施設の整備・改良・設備の設置等経費の一部を補助
すると。訪日する外国人、旅行者を受け入れ、基盤整備加速化
事業補助金、観光拠点の情報、交流施設の募集を開始するとい
うのが官公庁の方から出ておりました。これを踏まえて質問を
させていただきますが、海外に向けた観光事業の発信拠点につ
いてです。
観光開発はやはり2020年東京オリンピックに向けて動いていま
す。近隣の町でも、ユニークな展開をしている事を耳にします。
わが町も外国からの観光客を誘導する前提があらば、思い切っ
て国外から見た視点で資源開発をしてみるべきです。彼らが見
たい、体験したいと思うのは、そのままの七宗町にあるものか
もしれません。そのあるものは、私たち内部の者には気付きに
くいものです。彼らからの視線から見いだした方が得策と思う
ときに、インフラに金を賭けなくては良き結果かもしれません。
呼び寄せる程の魅力がなかったとしても、次の町おこし材料と
- 34 -
して考えればいいです。しかし、思わぬ観光資源が出るかもし
れません。それは20億年前に繋がる古い歴史を持つ田舎町だか
らです。
それにしても、オリンピックの前後を含めて4千万人の単位の
観光客が日本に来ると試算されています 。これは政府発表です。
その後は、今まで以上の断続的に観光客が来ることになります。
その時は、もう東京、京都、大阪、そういう大きな都市ではな
いのです。もっとローカルな方向です。そこが観光事業の狙い
目です。その一端に組していくのは今がチャンスと思います。
そこで、具体的に海外の旅行業者と組むことです。組むことに
より彼らの視点の観光の見せ所のみならず、年間の総数や我々
のビジネスがしやすい状況になるはずです。当然、海外が相手
ですからリスクも生じ十分に認知の必要があり、やるべきこと、
考えるべきことは山ほどありますが、先ずは海外から観光客を
入れるとするならその可能性を探り、海外の旅行会社と折衝を
し、リスクを知るなどの情報収集及びこちら側の発信する拠点
を作る。今までとは違った目線で自由に動くことができる担当
者、担当課を設けて、1年なら1年まず設置をしてやってみる
ことから始める。町に観光に関する課があり、その中に海外情
報発信部とかを作れば連携ができ、より効果的ではないか。
そこで、具体的な狙うターゲットですが、やはりユダヤ系の裕
福な人、お金持ちは世界中にいっぱいいますが、その中でもユ
ダヤ系の人は特別に日本に親近感を持っており、世界中に強い
ネットワークを持っております。町のスポットが良い場所と分
かれば、ネットワークで確実に広がります。彼らとの接触が全
てだと思います。中国系やその他はユダヤ系が流れ出せば、自
然にほっといても来てくれると思います。ターゲットはユダヤ
系の旅行会社。日本が大きく変わろうとしている今、今を逃し
たら後れを取ることになるのではないでしょうか。お伺いをい
たします。
2つ目でございます。町営住宅の整備について、お伺いをいた
します。
七宗町第五次総合計画では、住宅・宅地の整備の現状と課題で
U・Iターン施策を推進することで、本町の住宅需要も高まる
可能性から、老朽化した公営住宅の建て替えを推進することと
あります。そして、目指す方向として、町営住宅ストック総合
- 35 -
計画の策定とマスタープランの見直しを実施し、整備を推進し
ますとあります。このことは、本町の第四次総合計画をそのま
ま引用されています。本町の町営住宅施策では、過去20年ほど
で樫原住宅の建て替え、中麻生地内のコーポロックタウンの建
設、及び神渕下中切地内の下中切住宅の建て替え(みはぎの里)
を進めてきました。この事業については、ある程度の事業効果
が出ていると思います。本町の住宅施策を考えますと、公共交
通機関のJR高山線、主要道路の国道41号や主要地方道可児金
山線などへの利便性から、JR上麻生駅周辺やある一定の距離
の範囲、川辺町に近い中麻生地内に町営住宅の建設などを進め
ることが重要であるかと考えます。
そこで、現在ある飯高住宅、下切住宅、戸刈住宅についての建
て替えを含めた考え方や進め方についてお伺いをいたします。
よろしくお願いをいたします。
議 長 ( 福 井 德 一 君 ) 1の答弁をお願いします。
企画課長
福井仁君。
企画課長(福井仁君) (答弁のため登壇)
それでは、大鋸議員さんの海外に向けた観光事業の発信拠点に
ついてお答えいたします。
本町におきましては、地域住民の福祉向上や生活の利便性、安
全性を重視した施策が中心であり、観光施策にあるような人を
呼び込むような施策は、なかなか効果が見えにくく、財政的に
も負担が大きくなるため、今まで重要視されてこなかった面が
あると思います。しかし、昨今では、地域が衰退していき、消
滅可能都市として本町もあげられており、生き残りをかけ、地
方創生として、地域が独自にまたは連携して生き残りの施策を
推進しております。少しでも多くの方に、この七宗町を広く知
っていただけるような事業を展開し、交流人口を増加させ、移
住定住に結び付けていければと思い、近隣の市町村とも連携を
深めながら、観光事業を展開していく予定です。
大鋸議員が言われるように、海外に目を向けての観光施策につ
きましては、町としてそういった体制ができていませんし、施
設や設備も整っていませんので、今のところ実施していく予定
はありません。
- 36 -
第五次総合計画のコンセプトに「住みたい
い
美しいまち
帰りたい
訪れた
ひちそう」とあります。多くの方に訪れてい
ただけるように、先ずはできることから進めていきたいと考え
ておりますので、ご理解いただきますようよろしくお願いいた
します。以上で、答弁とさせていただきます。
議 長 ( 福 井 德 一 君 ) 質問2の答弁をお願いします。
総務課長
加藤正君。
総務課長(加藤正君) (答弁のため登壇)
それでは、2点目の町営住宅の整備について、答弁させていた
だきます。
住宅計画については、平成11年3月に策定した、七宗町公営住
宅再生マスタープランがございます。この計画には町内にある
8箇所の公営住宅を地域の実情に合わせて、建て替えや修繕の
方向性が示された計画でございます。
平成11年度にはこの計画に基づき、樫原住宅12戸の建て替えと、
平成25年度には下中切住宅4戸、現在のコーポみはぎの里でご
ざいますが、それらの建て替えを行いました。戸刈住宅は昭和
31年、下切住宅は昭和32年、飯高住宅は昭和41年にそれぞれ建
設され、戸刈住宅に至っては60年が経年しており、老朽化が進
んでおります。
この計画を策定した平成11年からすでに17年間が経過してお
り、生活様式などが変化していることから、今後、町としまし
ては戸刈、下切、飯高住宅などの老朽化した住宅の取り壊しも
含め、方向性や新たな建設する住宅のコンセプトを盛り込んだ
計画を平成29年度に作成してまいります。
以上、答弁とさせていただきます。
1 番 ( 大 鋸 利 光 君 ) (意見)
どうもありがとうございました。観光について、また今の住宅
についても、やっぱり町民の人命がかかっております。大きな
地震等が来た時には一番最初に心配されるのが、やっぱり何十
年も経っておる所の家かなとそんなふうに思いますので、どう
ぞひとつ人命のことを考えまして、29年度の作成コンセプトを
しっかりと盛り込んでいただいて、お願いをしたい限りでござ
- 37 -
います。以上でございます。ありがとうございました。
議 長 ( 福 井 德 一 君 ) 続きまして、議席番号3番
玉木幸治君。
3 番 ( 玉 木 幸 治 君 ) (質問のため登壇)
それでは、議長から一般質問のお許しをいただきましたので、
集落営農組織の体制強化、また任意組合の法人化へ向けた指導
の見通し、それから、荒廃した耕作放棄地の適正な行政指導に
ついて、2項目質問をさせていただきます。
1項目目は集落営農組織の体制強化と任意組合の法人化へ向け
た指導と見通しについてであります。
国では、農業経営の法人化について、平成25年6月14日に閣議
決定されまして、今後10年間で約4倍の5万の法人を目標と定
められました。その背景には、農家戸数と農業従事者の減少と
高齢化、そして後継者不足などの多くの問題を抱えている現状
であります。農林水産省大臣官房統計部より公表されました農
業センサス2015年版でございますが、その結果の概要から推察
しましても、農業従事者の高齢化は確実に進んでおります。
農業従事者の平均年齢は66.2歳であります。企業でいいますと
既に定年を超えた人が過半数を占めている状況であります。こ
うした状況の中で、平成25年に葛屋営農組合が経理一元化し、
担い手として徐々に規模拡大を進めていると伺っております。
また、現在の集落営農組織は、葛屋営農組合・奥田営農組合・
個人営農4名の方々が担い手として、町内の約20ヘクタールを
耕作されていると伺っております。先ほど申し上げた農家戸数
の減少や農業従事者の減少と高齢化、そして後継者不足などの
多くの問題を掲げている現状であることから、当地域での集落
営農組織の経営体制を強化するため、任意組合の法人化へ向け
た町の指導と見通しについてお伺いします。
次に2項目目でございますが、荒廃した耕作放棄地の適正な管
理への行政指導についてであります。
荒廃した耕作放棄地となる理由は、先にも申しましたように、
農業従事者の高齢化、後継者不足でありますが、何らかの事情
で町外の第三者に所有権が移った農地もあるようでございま
す。こうした荒廃した耕作放棄地は雑草や雑木が繁茂し、病虫
害や火災の発生の原因となるおそれがあります。また、有害鳥
- 38 -
獣の住み家や不法投棄の場所ともなり、周辺の農地や近隣住民
に大変な迷惑を及ぼすことから、草刈り、除草などの適正な管
理が必要となります。農地は一度荒れますと元の耕作できる状
態までかなりの時間を要することになります。こうした耕作放
棄地の所有者への適正な管理指導についてお伺いします。
以上であります。よろしくお願いします。
議 長 ( 福 井 德 一 君 ) 質問1及び2の答弁をお願いします。
農林課長
中島克彦君。
農林課長( 中島克彦君) (答弁のため登壇)
質問の1番についてお答えします。
日本再興戦略2016年が平成28年6月2日閣議決定されました。
今後の農業改革のキーワードが 、「地域で頑張る農業者の所得
を増やす」となっています。集落営農組合の法人化を図り、担
い手への農地の集積・集約化を通じた農業生産コストの削減
と、持続可能な農業構造にしていくことが重要であります。
本町では、葛屋営農組合8.93ヘクタール、奥田営農組合3.5ヘ
クタールの2営農組合と個人営農5.6ヘクタールで農地を集約
し、地域の中心となる担い手としてご努力をしていただいてい
ます。
今年の3月から 、「七宗の農業を考える会」を発足し、地域の
担い手となる方を主メンバーとして岐阜県・JA・町を含めた
会議を開いてきました。営農組合の法人化や担い手への農地の
集約について、研修をしているところであります。9月議会で
の補正予算では、農業組織の法人化をされた先進市町村への視
察研修予算を認めていただいでおりますので、12月中の研修を
計画しています。将来を見通した農業集落の世代間バランスの
とれた農業組織になるよう関係者との話し合いを進め、支援し
ていきますのでよろしくお願いいたします。
続きまして、質問の2番目についてお答えします。
これにつきましても、日本再興戦略の中に「生産現場の強化」
とあります。農地中間管理機構(一般社団法人岐阜県農畜産公
社)を位置づけ、農地流動化に向けた農業者等の話し合い、農
地情報を効果的に公開するなど、農業委員との連携強化を含め
た現地活動の充実など農地の集約化を進める。また、日本型直
- 39 -
接支払制度を着実に推進するとともに、生産条件が不利な中山
間地域については、その特性に応じた産地の収益力向上を図る
とあります。
本町では、本年2月から11月まで農地パトロールを実施し、遊
休農地24筆15,970㎡を確認しています。また、農家数調査では
平成22年の農家数は504戸ありましたが、平成27年では414戸と
90戸の減少が見られます。これについては、担い手がいないこ
とがはっきりしています。条件の良い圃場等については、営農
組合への紹介等を行い、荒廃地にならないよう農業委員が活動
を行っています。また、中山間直接支払交付金や多面的支払交
付金制度を活用し、地域の農地はみんなで守るという意識が広
がっていますが、地域での話し合いの中で、組織の法人化など
の検討をするなど今後も、耕作放棄地の解消に向けて適正管理
を促し情報提供を進めてまいります。
なお、玉木幸治議員中島寛直議員には、2ヘクタールの農地を
保全されています。今後も、農業者の先陣としてお知恵を貸し
てくださればと思います。
以上、答弁とさせていただきます。
3 番 ( 玉 木 幸 治 君 ) 議長
3番。
議 長 ( 福 井 德 一 君 ) はい。
3 番 ( 玉 木 幸 治 君 ) (意見)
ご答弁ありがとうございました。質問の中にも日本再興戦略の
改革につきましてキーワード、
「 地域を頑張る農業者を増やす」
このような集落営農組合の法人化を図りまして、担い手への農
地集積・集約化・精算コストの削減と持続可能な農業構造をつ
くるように農業振興策のご指導をお願いいたします。
また、耕作放棄地についても、営農組合の法人化を進めるにあ
たり、解消できるかと思います。私ども応援していきたいと思
っていますので、どうか法人化に向けてご指導のほどよろしく
お願いします。以上であります。
議 長 ( 福 井 德 一 君 ) 続きまして、議席番号6番
- 40 -
林五三夫君。
6 番 ( 林 五 三 夫 君 ) (質問のため登壇)
それでは、お許しをいただきましたので、2点質問させていた
だきます。1つ目につきましてですが、食品等生活必需品の販
売・青空市場・軽トラ市や憩いの場等の機能を持つ拠点施設の
整備についてでございますが、一般質問させていただきます。
上麻生地域では、町有地となった上麻生駅前周辺整備の計画が
順次進められていますが、神渕地域としては食品等生活必需品
の販売・青空市場・軽トラ市や憩いの場等の機能を持つ拠点施
設の整備が必要と考えます。計画・整備に向けては、国・県や
各種団体等の協議が必要となりますが、本拠点施設等の整備に
より、町づくりに大きく貢献できる重要な施策であると考えま
す。
買い物支援策に関連しますが、多様なサービスの提供体制とし
ては、一般的には常時販売可能な拠点の整備、移動販売、送迎
サービス、買い物の代行サービスや宅配サービス等、方法とし
ては委託や直営が考えられます。こうした施設等の整備により、
食品等の常時販売体制や定期的且つ持続的な事業推進により、
町内での就労機会の拡充も可能となります。また、町や関係団
体等々と連携した高齢者等の安否確認・見守りサービス、地域
のパトロール等、地域コミュニティーの拠点としても公共性が
高く、町の活性化に大きな役割を果たすものと考え、町の重要
事業として計画されてはどうか、町の考えを伺います。
2点目ですが、買い物支援の応急的な対策と買い物支援策でご
ざいます。
神渕地区に八百屋を設け、併せて町内の移動販売の営業もされ
ていた八百屋さんが、近頃、経営上の理由により廃業されまし
た。昔は何軒もあった神渕地区の八百屋はついになくなり、移
動販売利用者であった町民や神渕地区内では毎日の食生活に必
要な食材の購入ができなくなり、食材の調達について一般的に
は現時点で救済方法がなく、食材の購入が難儀となる町民の方
々にとっては重要な喫緊の問題となりました。
以前、町が実施された日常の買い物に関するアンケート調査結
果を踏まえると、今後は日常の買い物について、不安や不便を
感じる町民の度合いが益々高くなってくると考えられます。
今年の9月定例会で買い物弱者支援について、加納福明議員が
一般質問され、町の答弁として、国が示す包括的支援事業の一
- 41 -
環として、平成29年度の第一四半期を目途にコーディネーター
の配置と協議体の設置を進め、先ずは買い物支援をテーマに交
通体系の整備、事業者への補助制度の確立など施策の集約と地
域資源の掘り起こしなどから生まれる新たな施策などを協議
し、町に合ったベストな支援体制づくりを整えていく旨の答弁
がされています。ついては、近頃、八百屋さんの廃業により八
百屋が全くなくなった神渕地区や、その方の移動販売を利用さ
れていた町民皆さんの買い物支援について、臨時的・応急的な
対策は考えておられるのか。また、買い物弱者等の買い物支援
についてはどのような計画であるか、その方針等、実施に向け
て町の考えを伺います。
議 長 ( 福 井 德 一 君 ) 質問1及び2の答弁をお願いします。
住民課長
渡辺豊明君。
住民課長( 渡辺豊明君) (答弁のため登壇)
それでは、お答えをさせていただきます。
議員がご質問の中で、9月議会の加納福明議員への一般質問の
回答を事細かく述べておられ、買い物支援に対する町側の考え
方は十分にご理解をいただいていることと思います。
はじめに1つ目のご質問の、神渕地域に生活必需品の販売を中
心とした拠点施設の整備を計画してはどうかについては、平成
29年度に発足予定の協議体の中で検討していただけるものと考
えております。
次に2つ目のご質問でございますが、神渕地域の唯一の八百屋
さんの廃業に伴い、利用されていた地域の方々に対する買い物
支援の臨時的・応急的な対応を考えているかについては、ご不
便になられておられることは事実でありますが、物理的にも難
しいため、買い物支援体制が確立するまでは、町内のお店のな
い他の地域の方々と同じように、ご家族や親戚縁者、ご近所の
皆様のご支援、民間の宅配サービスの利用等に頼らざるを得な
いのが現状でございます。
また、今後の買い物弱者等の支援についての考え方は、1つ目
の質問でも回答させていただきましたとおり、平成29年度に発
足予定の協議体の中で、本町にとってよりよい支援策を検討し
ていただけるものと考えておりますので、ご理解の程よろしく
- 42 -
お願いいたします。
6 番 ( 林 五 三 夫 君 ) 議長、再質問。
議 長 ( 福 井 德 一 君 ) はい、林五三夫君。
6 番 ( 林 五 三 夫 君 ) (再質問のため登壇)
ただいまご答弁いただきましたが、2点再質問をさせていただ
きます。
1番目の関係でございます、食品等生活必需品の販売・青空市
場・軽トラ市や憩いの場等の機能を持つ拠点施設の整備という
ことでございますが、お答えのように平成29年度発足予定の協
議体の中で検討していただけるものと考えている主旨の答弁で
ありました。ついては、国が示す包括的支援事業の中の生活支
援サービス体制整備の義務化に伴う介護を要する家庭や高齢者
世帯等を支援する事業体制の促進も誠に重要でありますが、質
問の主旨としては、国の義務化に伴う福祉関係の施策や政策の
みならず、町民の買い物支援の拠点施設等の整備も町の活性化
に大きく貢献できるということ。今回や先回の答弁の他に、計
画年度や協議会等に委ねるのではなく、町行政として事前の調
査・研究による具体的な方策をよく吟味・検討された上で新年
度の計画に臨まれ早期の実現を図られるものと考え、新年度予
算編成の時期でもありますので、その一端を伺います。
2つ目の買い物支援の関係でございますが、答弁の主旨として
現状を把握された上で一番目の答弁と同様に、平成29年度発足
予定の協議体の中で検討していただけるものと考えている旨の
答弁でありましたけれども、現実、毎日の食生活につきまして
は待ったなしの現状でございますので、健康の面あるいは安心
・安全というようなことで、町としても何らかの応急的な配慮
とその対応の検討や研究は必要であろうと考えます。
ついては、すでに利用者以外はあまり知らない移動販売先の名
称や電話番号など、買い物に不便さを困っている町民の方々の
問い合わせに対する簡易な情報窓口の周知は可能であると思い
ますが、その考えをお伺いします。この2点でございます。
議 長 ( 福 井 德 一 君 ) 再質問1及び2の答弁を願います。
- 43 -
住民課長
渡辺豊明君。
住民課長( 渡辺豊明君) (再答弁のため登壇)
林五三夫議員の再質問にお答えをさせていただきます。
1つ目でございます。先ほどの回答でも申し上げましたとおり、
買い物支援の拠点施設等の整備につきましても、29年度発足予
定の協議体で検討していただき、その結果を受けて町としても
検討してまいりたいと考えておりますので、ご理解いただきた
いと思います。
2つ目でございますが、現在でも町の方に問い合わせ等があれ
ば、宅配サービス等の紹介は行っております。また、今月16日
には商工会の方で定例理事会においても、買い物支援の対応に
ついてご協議をされるとも伺っております。今後は、商工会と
も十分協議し、宅配サービス等の充実に向け支援してまいりた
いと考えておりますので、ご理解の程よろしくお願いいたしま
す。
6 番 ( 林 五 三 夫 君 ) 議長。
議 長 ( 福 井 德 一 君 ) はい。
6 番 ( 林 五 三 夫 君 ) (意見)
ご答弁いただきました、どうも。最後あれですが、行政の場合
ですとどうしても鎧を着ているというか、県の縛りであったり
条例の縛りであったりいろいろございますので、すっすとでき
んことがあると思いますが、近頃、町内の業者の方で昨日、新
聞折り込みがございましたが、宅配関係というかこたつに当た
っていてもそういった注文ができますよというようなことをや
りますよというチラシが入りました。そういったような関係で
ございますが、行政は動きがしにくいことがありますけれど、
第一四半期に向けてうんぬんということもあると思いますが、
できるだけ早期の実現できるようなことを、今から下準備を着
実に進めていただくということを望みまして、質問を終わりま
す。
議 長 ( 福 井 德 一 君 ) 続きまして、議席番号4番
- 44 -
中島寛直君。
4 番 ( 中 島 寛 直 君 ) (質問のため登壇)
議長に発言の許可を得ましたので、町政一般の質問をさせてい
ただきます。項目、町有林の整備事業について。2、鳥獣害対
策についてお伺いします。
本町は林業振興事業、林道事業等の事業を進めていますが、本
町は譲渡された町有林145ヘクタールを所有しています。山林
には、薬草が自生しているところもあり、キハダ、クロモンジ、
コブシ等も見られます。近隣の市町村御嵩町、八百津町、関市
等は森林整備を造園業者に委託して事業を進めているところで
す。関市は、児童が森林ふれあい体験でキハダの苗木を植え付
けを行っています。今、医学学会では薬草が見直され重要視さ
れています。町も生息地を調査し、山林を活用した事業を進め
られたらと考えます。利用価値の高いキハダ、クロモンジ、ナ
ラ、クヌギは成長が早く5年~15年で伐採できる。現在の立ち
木、杉、檜を間伐し、落葉樹の植え付け、自然歩道、山野草の
観察、イベント広場を作り町有林の活用を進められたらと伺い
ます。
2つ目、鳥獣害対策について
現在、農林課では中山間直接交付金事業で鳥獣対策、オリ、括
り罠、防護柵、ネット等を設置し、鳥獣対策を進めています。
イノシシ、シカ、ハクビシン等を捕獲していますが、町内には
サルの群れが多く、作物を手当たり次第に食い荒らしている状
態です。地区ではロケット花火等で追い払いをしていますが、
花火の音も効果がなく、このままでは作物を作るのをためらい
環境にも悪いと思います。
長野県大桑村の議員視察の折にサル対策として、猟友会が毎日
巡回パトロールを実施していると聞きました。町も狩猟免許を
取得した人を臨時雇用して5月から10月まで巡回パトロールを
実施、罠、オリを仕掛けサルを捕獲する猟友会の服装、猟銃の
威嚇等で効果があり、サル対策ができると考え伺います。
議 長 ( 福 井 德 一 君 ) 質問1及び2の答弁をお願いします。
農林課長
中島克彦君。
農林課長( 中島克彦君) (答弁のため登壇)
- 45 -
それでは、質問の1番についてお答えします。
本町での森林施業につきましては、七宗町第五次総合計画にあ
りますように、飛騨川地域森林計画(平成24年度)や七宗町森
林整備計画(平成24年度)に基づく計画的な施業と、木材生産
機能と公益的機能を総合的に発揮させるよう努め、また広葉樹
の植林を進めるとあります。
近年は、木材価格の低下により林業の衰退及び山林の荒廃が進
んでいます。民有林や町有林では、伐採適期を迎えた山が多く
存在していますが、搬出に困難な山林が多くある中で、可茂森
林組合に委託をし作業道の開設をし、木の伐採を容易にするこ
と第一として事業を進めているところでございます。
議員の言われる利用価値の高い樹種の植栽、ハイキングコース
等につきまして、伐採後に進めることと考えております。
今後も、条件が整った町有林には広葉樹の植栽など山の有効活
用ができるように努めますので、よろしくお願いいたします。
続きまして、質問の2番についてお答えします。
これにつきましても、七宗町第五次総合計画では高齢化が進む
駆除隊員(七宗町猟友会)の再編や、特に対応に苦慮している
サルの被害について、専門家を交えて駆除方法等の検討をしま
すとあります。確かに農家の一番の悩みどころがサル対策と考
えます。電話による通報が入ってから猟友会員への出動をお願
いすることになりますので、どうしても対応が後手に回ること
が多くなります。民家付近での発砲や威嚇発砲はできません。
そして、猟友会の会員の方には鳥獣被害対策実施隊員の委嘱を
しております。また、町内での会議があれば、狩猟免許の取得
をお願いしています。町職員では、現在3名が免許を取得して
おりますが、今後も、取得の要請をしているところでございま
す。
サルの群れを捕獲するオリを設置した先進地を視察し、設置条
件を研究し、本年度、杉洞地区と葛屋地区に設置をしていく計
画でございます。どうぞよろしくお願いいたします。
4 番 ( 中 島 寛 直 君 ) はい、議長。
議 長 ( 福 井 德 一 君 ) はい。
- 46 -
4 番 ( 中 島 寛 直 君 ) (意見)
1番の回答で、七宗町の山林 、町有林と民有林がありますので、
薬草の調査をしていただきたいと思います。
2番の鳥獣害対策ですが、今言うようにオリ等をこれから試験
的に葛屋地区と杉洞地区2箇所に設置するんですが、電気柵の
柵対策もありますので、そちらの方面も考えていただいて、町
民が安心して野菜等が作れるようによろしくお願いします。
これで、発表を終わります。
議 長 ( 福 井 德 一 君 ) 続きまして、議席番号8番
林茂樹君。
8 番 ( 林 茂 樹 君 ) (質問のため登壇)
議長にお許しを得ましたので、町政一般に対する質問をさせて
いただきます。私は2点、1点目は来年3月執行予定の町長選
挙に対する考え方、2点目は平成29年度事業の基本方針につい
てお伺いします。
先ず1点目、井戸町長は、あと3ヶ月程で3期目の任期が終了
しようとしています。町長に就任しておられた期間はこれまで
で11年8ヶ月です。合併により町制施行前の七宗村がスタート
して61年、井戸町長で10人目の首長となりますが、11年以上首
長の職に就いておられた方は初めてです。その間、いろいろな
成果をあげておられますが、その1つは主要地方道可児金山線
の進捗です。現在、飯高橋から追洞公民館までの第2工区の工
事が進んでおります。しかしまだ第1、第3工区が残っており
ます。この区間の事業認定、着工の道筋はまだ立っておりませ
ん。現在の国や県の財政状況・政治状況では当町の行政や議会
が積極的に要望活動等を続けない限り、工事の目途が立たない
と思われます。
更に大きな課題として、学校統合問題もそのまま残っておりま
す。これらの難局を乗り切り前進させるには、まず職員の信頼
をベースに政治力・政策力を発揮していく必要があります。
そんな中、町長選挙が来年の3月14日告示、19日投票で実施さ
れます。次期七宗町町長選挙に立候補する意志の有無と諸課題
への対応策の概要について伺います。
2点目、現在、当町の人口は4,066人で、この1年間で86名減
少しております。平成27年10月1日の町の人口は、平成22年同
- 47 -
日に比べ5年間で13.49%減り、県内では最高値でした。当町
は人口の自然減と流出により、このままでは町の存続自体が危
うくなってきます。そのような状況の中でも、第五次総合計画
で策定した基本コンセプト「住みたい
美しいまち
帰りたい
訪れたい
ひちそう」の実現、さらに「まち・ひと・しごと
創生総合戦略」を実行し、安全・安心のまちづくり、町民の生
活向上を図り、活力ある七宗町を創らねばなりません。
中長期的な計画が策定されている中で、平成29年度の行政運営
の展望と事業の内容、予算編成の基本的な方針を伺います。
以上であります。
議 長 ( 福 井 德 一 君 ) 1及び2の答弁をお願いします。
町長
井戸敬二君。
町 長 ( 井 戸 敬 二 君 ) (答弁のため登壇)
それでは、1番目の質問に対しまして答弁させていただきます。
私が町長に就任しまして来年3月で3期12年が経過することに
なります。
1期目では子育て支援の充実、医療費の中学卒業までの全額助
成、地上デジタル放送受信、小学校の耐震化、そして第二次行
政改革大綱に基づく財政運営の健全化に取り組み、2期目では
美濃加茂市との定住自立圏構想の推進、町営住宅の建設、麻生
簡易水道浄水場の建設、高校生の通学定期券補助の定額化、移
住定住奨励交付金制度の創設、そして3期目では給食センター
の新設、段之峰メガソーラー事業、地域おこし協力隊の採用、
女性消防団の創設、町体育館の改修、そして飯高橋・室兼橋の
新設等に取り組み、さらに就任当初からの念願でもありました
主要地方道可児金山線の用地問題も解決し、事業を進捗させる
ことができました。現在、第2工区の飯高橋から追洞公民館ま
での工事が進んでいます。この区間の供用開始も間もなくでき
るのではないかと聴いております。しかし、議員ご指摘のとお
り、第1工区や第3工区はこれからの計画であり、県当局に積
極的に要望していく必要があります。また、県道富加七宗線に
ついても、今後事業化に努力していかなければなりません。
しかも当町の財政状況は、これまでの行財政改革により比較的
健全な状況にあるものの、地方交付税に大きく依存しており大
- 48 -
変厳しいものであります。また、平成27年度作成の「まち・ひ
と・しごと創生七宗町人口ビジョン」では、このまま人口減少
が進めば2060年には約1,550人になると見込まれています。さ
らに、過疎化の進行による耕作放棄地や荒廃森林の拡大、働く
人の減少・転出による産業の衰退、社会保障費の増大、地域活
動の担い手不足や伝統文化の喪失など多くの難問を抱えており
ます。これは当町だけの問題ではなく、日本全体の問題でもあ
ります。
このような中、この問題に対する指針として 、「まち・ひと・
しごと創生総合戦略」を策定し、さらに総合戦略との整合性を
図りながら「住みたい
帰りたい
訪れたい
美しいまち
ひ
ちそう」を基本コンセプトとして、28年度から10年間の七宗町
第五次総合計画を策定いたしました。今後、この計画を着実に
進めることにより、より良い七宗を創っていかなければなりま
せん。また、そのためには、林議員が言われるように職員の信
頼をベースに、リーダーの政治力・政策力の発揮が重要だと認
識しております。私は、この12年間多くのことを経験し、多く
のことを学ばせていただき、リーダーとしての経験を積まさせ
ていただきました。また、多くの人と知り合うことができ俗に
いう人脈というものも作れたと思っております。
私といたしましては、町民の皆様の信任がいただけるならば、
3期12年、その中で学んだ経験や人脈を十分に活かし、さらに
それらをばねに七宗町を発展させるため、引き続き町政運営に
邁進したいと考えております。それと同時に、初心を忘れず、
それ以上の気持ちで臨んでいきたいと考えておりますので、議
員各位におかれましてもご支援、ご協力をよろしくお願いいた
します。
続きまして、2番目の質問に対して答えさせていただきます。
平成29年度予算編成につきましては、現時点での方向性を申し
上げますと、言うまでもなく当町の歳入の5割近くを地方交付
税が占めております。他には、消費税の税率引き上げが平成31
年10月に延長されたことに伴い、社会資本整備交付金などの交
付金や国庫補助金が大幅に減額されています。また、多くの自
治体でも直面している公共施設の老朽化が問題となっていま
す。水道・下水道・文教施設など各施設とも維持修繕費にはま
とまった予算が必要となります。
- 49 -
以上のことから、新年度予算は大変厳しい舵取りになると思い
ます。
それでは、来年度の主な事業内容を述べさせていただきます。
総務関係では、安心・安全なまちづくりのため庁舎の耐震化工
事、防災カメラの設置、消防自動車積載車1台の更改などであ
ります。
企画関係では、七宗町まち・ひと・しごと創生総合戦略に基づ
き、引き続き雇用創出事業、買い物弱者に対する事業、地域お
こし協力隊の充実、観光協会設立に向けた支援などでございま
す。
住民関係では、住民が健康でいきいきと暮らせることを目指し、
平成29年度から始まる介護予防・日常生活支援総合事業で生活
支援コーディネーターの配置をしてまいります。
農林関係では、魅力と活力あふれる産業づくりを目指し、野彩
広場へ出荷する農家への援助や農地の保全を進める多面的事業
の推進、森林保全のための間伐事業の推進でございます。
土木・水道関係では、安全で便利な生活基盤づくりを目指し、
可児金山線推進のために飯高橋上部工工事の施工と室兼橋上部
工の工事を施工いたします。また、分郷・平浄水場改修工事を
行ってまいります。
教育関係では、グローバル化に対応した英語教育の実施に向け
て、小学校でも年70時間の外国語活動を実施してまいります。
以上、主な事業内容でございますが、明日14日各課から新年度
の主要事業ヒアリングを実施し、事務手続きを経て、来年1月
下旬頃には新年度予算案も固まり、議員の皆様にお示しするこ
とができると思いますので、よろしくお願いをいたします。
以上で、答弁とさせていただきます。
8 番 ( 林 茂 樹 君 ) どうもありがとうございました。再質問はありません。
議 長 ( 福 井 德 一 君 ) 以上で、町政一般に対する質問を終わります。
おはかりいたします。報告第15号
平成28年度定例監査の結果
報告について、及び報告第16号から報告第18号までの例月出納
検査結果報告につきましては、報告として処理したいと思いま
すが、これにご異議ありませんか。
<「異議なし」と呼ぶ者あり>
- 50 -
議 長 ( 福 井 德 一 君 ) 異議なしと認めます。したがって、報告第15号及び報告第16号
から報告第18号までにつきましては、報告として処理すること
に決定しました。
おはかりいたします。全員協議会開催のため、これより暫時休
憩いたしたいと思いますが、これにご異議ありませんか。
<「異議なし」と呼ぶ者あり>
議 長 ( 福 井 德 一 君 ) 異議なしと認めます。したがって、全員協議会開催のため、こ
れより暫時休憩することに決定しました。
それでは、これより暫時休憩をいたします。
局 長 ( 武 市 正 夫 君 ) お知らせします。本会議の再開は、16時00分を予定しておりま
す。また、議員の皆様は全員協議会を15時10分から開催します
ので、委員会室の方へご参集していただきますようお願いいた
します。以上でございます。
休憩
14時58分
<
>
再開
16時00分
議 長 ( 福 井 德 一 君 ) 休憩前に引き続き、ただいまから会議を開きます。
日程第3
各常任委員長に審査の経過及び結果の報告を求めま
す。
はじめに、総務建設常任委員長
総務建設常任委員長
加納忠良君。
(報告のため登壇)
( 加納忠良君) 総務建設常任委員会に付託されました事件につきまして、報告
させていただきます。
平成28年12月13日、七宗町議会議長
任委員会委員長
福井德一様、総務建設常
加納忠良。
総務建設常任委員会の審査結果報告書、本委員会に付託された
事件は、審査の結果、次のとおり決定したので、七宗町議会会
議規則第77条の規定により報告します。事件番号、事件名、審
査結果の順でお願いします。
- 51 -
承認第6号
正予算
専決処分について、平成28年度七宗町一般会計補
第3号、原案のとおり承認すべきものと決定しました。
議第72号
平成28年度七宗町一般会計補正予算
務建設関係、議第76号
計補正予算
平成28年度七宗町簡易水道事業特別会
第3号、議第77号
特別会計補正予算
第4号中、総
平成28年度七宗町下水道事業
第2号、原案のとおりそれぞれ可決すべき
ものと決定しました。
議第78号
平成28年度七宗町神渕財産区特別会計補正予算
2号、議第79号
第
七宗町職員の給与に関する条例等の一部を改
正する条例の制定について、議第80号
七宗町税条例の一部を
改正する条例の制定について、議第81号
七宗町国民健康保険
税条例の一部を改正する条例の制定について、議第83号
七宗
町農業委員会の委員等の定数を定める条例の制定について、議
第84号
可茂広域行政事務組合規約の一部を変更する規約に関
する協議について、議第85号
可茂広域公平委員会共同設置規
約の制定に関する協議について、原案のとおりそれぞれ可決す
べきものと決定しました。以上です。
議 長 ( 福 井 德 一 君 ) 続きまして、教育民生常任委員長
教育民生常任委員長
玉木幸治君。
(報告のため登壇)
( 玉木幸治君) それでは、教育民生常任委員会に付託されました審査結果を報
告します。
平成28年12月13日、七宗町議会議長
任委員会委員長
福井德一様、教育民生常
玉木幸治。
教育民生常任委員会の審査結果報告、本委員会に付託されまし
た事件は、審査の結果、次のとおり決定したので、七宗町議会
会議規則第77条の規定により報告します。
事件番号、事件名、審査結果のとおり報告いたします。
議第72号
平成28年度七宗町一般会計補正予算
育民生関係、議第73号
別会計補正予算
平成28年度七宗町国民健康保険事業特
第3号、議第74号
険事業特別会計補正予算
第4号中、教
平成28年度七宗町介護保
第2号、議第75号
町後期高齢者医療事業特別会計補正予算
平成28年度七宗
第1号、審査の結果
原案のとおりそれぞれ可決すべきものと決定しました。
次に、議第82号
七宗町国民健康保険基金条例の一部を改正す
- 52 -
る条例の制定について、議第86号
工事請負契約の締結につい
ての議決の一部変更について、審査の結果
原案のとおりそれ
ぞれ可決すべきものと決定しました。以上であります。
議 長 ( 福 井 德 一 君 ) 以上で、各常任委員長の審査の経過及び結果の報告を終わりま
す。
それでは、ただいま議題となっています承認第6号及び議第72
号から議第86号までの各案件に対する討論を行います。反対討
論から許します。反対討論はありませんか。
(なし)
議 長 ( 福 井 德 一 君 ) ないようですので、続いて賛成討論を許します。賛成討論はあ
りませんか。
(なし)
議 長 ( 福 井 德 一 君 ) ないようですので、これで討論を終わります。
ただいまから、議題となっています各案件を採決したいと思い
ますが、これにご異議ありませんか。
<「異議なし」と呼ぶ者あり>
議 長 ( 福 井 德 一 君 ) 異議なしと認めます。したがって、ただいま議題となっていま
す各案件を採決することに決定しました。
おはかりいたします。ただいま議題となっています承認第6号
及び議第72号から議第86号まで各案件は、各常任委員長報告の
とおり決定することに賛成の方は起立を願います。
(全員起立)
議 長 ( 福 井 德 一 君 ) ありがとうございました。全員起立です。
したがって、承認第6号及び議第72号から議第86号までの各案
件は、各常任委員長報告のとおり可決されました。
議 長 ( 福 井 德 一 君 ) 以上で、本日の日程は全部終了しました。
これをもちまして、平成28年第7回七宗町議会定例会を閉会し
ます。
- 53 -
(16時07分
閉会)
会議の経過を記載し、相違ないことを証するためここに署名する。
議
長
署名議員
署名議員
- 54 -
閉
会
式
局 長 ( 武 市 正 夫 君 ) ただいまから、閉会式を行います。一同ご起立願います。
始めに、議会議長あいさつ。
議 長 ( 福 井 德 一 君 ) 閉会にあたりまして、一言ごあいさつ申し上げます。
議員各位には去る12月5日からの9日間にわたりました本定例
会は、ただいま無事閉会の運びとなりました。心からお礼を申
し上げます。
町行政におかれましては、各委員会での審議、議員からの意見
や一般質問を通じての指摘、要望等は地域の声として今後の予
算編成や町政方針と合わせ、町政に反映できるようお願いを申
し上げるところでございます。
年の瀬を迎え、寒さも一段と厳しくなります。また、年末年始
には多くの行事も控えております。皆様には健康に十分留意さ
れ、輝かしい新年を迎えられますことをご祈念申し上げまして
閉会のあいさつといたします。ご苦労さまでございました。
局 長 ( 武 市 正 夫 君 ) 続きまして、町長あいさつ。
町 長 ( 井 戸 敬 二 君 ) 本定例会の閉会にあたりまして、一言ごあいさつ申し上げます。
5日から本日までの9日間にわたりまして、提出いたしました
17件の案件に対しまして慎重に審議され、原案どおりご決定い
ただきまして誠にありがとうございました。
一昨日のレッキーマラソンは第20回記念大会ということもあ
り、実際の参加者も1,026人とついに千人を超え、大変盛大に
終えることができました。これもスタッフ、ボランティア、町
民の皆さんに改めてお礼申し上げるところでございます。
一般質問でもありましたように、現在、新年度予算に取り組ん
でいるところであります。大変厳しい行財政ではありますが、
第5次総合計画に合わせ、費用対効果を見極めながら予算組を
してまいる所存であります。
本年も残すところ後2週間あまりであります。一昨日から年末
の交通安全県民運動が始まりました 。また 、26日から年末夜警、
年が明けますと成人式、消防出初式、また12日には知事選挙が
- 55 -
始まります。寒さもまだまだ厳しくなります。風邪などひかぬ
よう健康管理には十分ご留意されまして、議員活動に邁進され
ますことをご祈念申し上げますと共に、町民皆様が健康で輝か
しい新年を迎えられますことをご祈念申し上げまして、閉会の
あいさつといたします。どうもありがとうございました。
局 長 ( 武 市 正 夫 君 ) ありがとうございました。これで閉会式を終わります。
ご苦労さまでございました。
- 56 -
- 57 -