2016年度第3四半期決算

2016年度第3四半期決算
★
★
2017. 1. 31
目次
1.2016年度第3四半期決算
2.トピックス
2016年度第3四半期決算概要
ハイライト
減収減益。為替影響を除けば増収増益。
売上高
:為替影響(▲193億円)等により減収。 (為替を除くと増収)
営業利益
:為替影響(▲36億円)等により減益。 (為替を除くと増益)
四半期純利益:為替影響(▲21億円)に加え、昨年度は特別損益(+36億円の利益)
があったことより減益。 (これらを除くと増益)
グローバル住設事業(日本):増収増益
◆リモデルは売上横ばい・増益、新築は増収増益。
グローバル住設事業(海外):減収減益
◆減収減益(為替影響を除くと増収増益)。
◆引き続き、ウォシュレットの販売台数が大きく伸長。
新領域事業:増収増益
◆セラミック事業が寄与し、増収・黒字継続。
1
2016年度第3四半期決算
P/L概要
単位:億円
2015年度
3Q累計
2016年度
3Q累計
4,180
4,095
339
335
▲4
[8.1%]
[8.2%]
(▲1%)
経常利益
361
346
親会社株主に
帰属する
282
236
売上高
営業利益
[営業利益率]
四半期純利益
前年差
(前年比)
▲85
(▲2%)
▲15
(▲4%)
※ ▲46
(▲16%)
■為替レート
2015年9月末
1ドル
1元
1ユーロ
2016年9月末
為替
影響額
為替影響除
(前年比)
▲193
▲36
▲32
▲21
10月31日
修正計画
+108
4,143
(+3%)
+32
340
(+9%)
[8.2%]
+17
(+5%)
▲25
(▲9%)
計画差
▲48
▲5
335
+11
222
+14
※2015年度3Q累計時の特別損益:+36 億円
内容:厚生用地売却益など
計画
120.0円
101.1円
100.0円
19.0円
15.1円
15.0円
135.0円
113.4円
110.0円
減収減益。為替影響を除けば増収増益。
2
2016年度第3四半期決算
セグメント別業績
<売上高>
単位:億円
2015年度
3Q累計
2016年度
3Q累計
前年差
(前年比)
+25
(+1%)
(+1%)
3,080
3,105
住設事業
(海外)
953
835
新領域
144
152
その他
1
1
+0
4,180
4,095
▲85
<営業利益>
住設事業
(日本)
住設事業
(海外)
2015年度
3Q累計
2016年度
3Q累計
為替影響除
(前年比)
+25
住設事業
(日本)
合計
為替
影響額
▲118
(▲12%)
+8
(+6%)
(▲2%)
前年差
▲183
▲9
▲193
為替
影響額
198
215
+17
169
153
▲16
新領域
0
0
+0
その他
▲29
▲34
▲5
合計
339
335
▲4
3
10月31日
修正計画
計画差
3,161
▲56
831
+4
149
+3
+0
1
+0
+108
4,143
▲48
+65
(+7%)
+17
(+12%)
(+3%)
為替影響除
10月31日
修正計画
計画差
+17
227
▲12
▲35
+19
152
+1
▲0
+0
▲2
+2
▲5
▲36
+2
+32
340
▲5
▲36
2016年度第3四半期決算
グローバル住設事業(日本)
営業利益の増減要因(前年差異)
・銅価格変動影響
・為替変動影響等
単位:億円
・人事制度改定に伴う処遇変更
・ベースアップ等
・ショールーム 費用等
+57
+25
▲25
・グローバル戦略費用
・外形標準課税等
▲12 ▲16
+19
▲21
▲11
215
198
2015年度
3Q累計
営業利益
売上増減/
商品構成差
コスト
リダクション
原材料の
影響
労務費の
増減
減価
償却費
4
開発・
生産投資
販売
強化投資
その他
2016年度
3Q累計
営業利益
2016年度第3四半期決算
グローバル住設事業(日本)
需要別実績
単位:億円
<リモデル>
2015年度
3Q累計
2016年度
3Q累計
10月31日
修正計画
前年比
計画差
2,096
2,096
+0%
2,153
▲57
営業利益
164
176
+12
188
▲12
営業利益率
8%
8%
+0pt
9%
▲1pt
売上高
<新築>
2015年度
3Q累計
2016年度
3Q累計
10月31日
修正計画
前年比
計画差
984
1,008
+2%
1,008
+0
営業利益
34
38
+4
38
+0
営業利益率
3%
4%
+1pt
4%
+0pt
売上高
■ショールーム来館の動向:動員数の推移(前年同月比)
10月
11月
12月
▲4%
▲1%
▲5%
*稼働日補正後
リモデルは売上横ばい・増益、新築は増収増益。
5
2016年度第3四半期決算
グローバル住設事業(日本)
商品別実績
単位:億円
売上高
2015年度
3Q累計
2016年度
3Q累計
衛生陶器
626
625
ウォシュレット
674
水栓機器
営業利益
2015年度
3Q累計
2016年度
3Q累計
▲0%
64
60
▲4
687
+2%
105
98
▲7
677
666
▲2%
28
52
+24
浴室
698
721
+3%
27
30
+3
キッチン・洗面
334
340
+2%
▲17
▲16
+1
69
64
▲7%
▲8
▲10
▲2
3,080
3,105
+1%
198
215
+17
その他
国内住設合計
前年比
前年差
※各セグメントの実態に近づけるため、算定方法を一部変更
6
2016年度第3四半期決算
グローバル住設事業(海外)
単位:億円
売上高
2015年度
3Q累計
中国
アジア
米州
欧州
計
営業利益
2016年度
3Q累計
475
215
230
31
953
2015年度
3Q累計
前年比
418
187
201
28
※ 835
▲12%
▲13%
▲13%
▲10%
▲12%
2016年度
3Q累計
119
39
15
▲4
169
106
37
13
▲4
※ 153
10月31日修正計画
前年差
▲13
▲2
▲2
+0
▲16
売上高
407
190
204
28
831
営業利益
103
38
13
▲3
152
※為替変動による影響額:売上高▲183億円・営業利益▲35億円
現地通貨ベース
売上高
通貨
中国
アジア
米州
欧州
2015年度
3Q累計
百万元
百万ドル
百万ドル
百万ユーロ
2,506
179
192
23
■為替レート
営業利益
2016年度
3Q累計
前年比
2,765
185
199
24
2015年9月末
2015年度
3Q累計
+10%
+3%
+4%
+7%
631
32
12
▲3
2016年9月末
計画
1ドル
120.0円
101.1円
100.0円
1元
19.0円
15.1円
15.0円
1ユーロ
135.0円
113.4円
110.0円
7
2016年度
3Q累計
703
37
13
▲3
10月31日修正計画
前年差
+72
+5
+1
▲0
売上高
2,718
190
204
25
営業利益
691
38
13
▲3
2016年度第3四半期決算
現地グループ会社の業績(中国)
※連結調整、共通費の配賦等は含まないベース
P/L
単位:百万元
2015年度
3Q累計
2016年度
3Q累計
10月31日
修正計画
前年比
計画差
2,506
2,765
+10%
2,718
+47
営業利益
675
714
+39
726
▲12
営業利益率
27%
26%
▲1pt
27%
▲1pt
売上高
営業利益の増減要因
為替レート
単位:百万元
+56
1元
▲45
2015年度3Q
2016年度3Q
計画
15.1円
15.0円
19.0円
四半期毎の売上高伸長率
+28
1Q
714
675
+10%
2015年度
3Q累計
営業利益
売上増減/
商品構成差
製造
コスト
販管費
増減
2Q
+6%
3Q
+16%
4Q
(見込み)
+12%
2016年度
3Q累計
営業利益
増収増益。2015年度第3四半期の落ち込みから引き続き回復基調。
8
2016年度第3四半期決算
現地グループ会社の業績(中国)
■ウォシュレットの販売台数伸長
■地域別の売上高伸長率
中国事業計:+10%(現地通貨ベース)
2015年度3Q累計を100とした指数
151
華北
(+13%)
香
港
中西部 4
14% %
華南
20%
中西部
華東
(+10%)
(+10%)
100
華南
華北
22%
香港
(+15%)
(+3%)
2015年度3Q累計
華東
40%
■地域別の売上高構成比
ウォシュレット好調。各地域で伸長。
9
2016年度3Q累計
2016年度第3四半期決算
現地グループ会社の業績(アジア・オセアニア)
売上高
エリア別内訳
台湾 47%
※連結調整、共通費の配賦等は含まないベース
ベトナム 27%
その他 26%
台湾
単位:百万台湾ドル
2015年度 3Q累計 2016年度3Q累計
3,037
811
27%
売上高
営業利益
営業利益率
2,735
699
26%
前年比
▲10%
▲112
▲1pt
新築着工戸数はさらに悪化(7~9月計:前年比▲30%)。
第4四半期(10~12月)の売上高伸長率は前年同期比▲11%。
為替レート
2015年度3Q
1台湾ドル
3.62円
3.22円
■ウォシュレット販売台数の伸長
(2015年度3Q累計を100とした指数)
150
100
100
93
50
0
2015年度3Q 累計 2016年度3Q 累計
ベトナム
単位:百万USドル
2015年度 3Q累計 2016年度3Q累計
前年比
76
87
+14%
(外部顧客売上高)
(39)
(50)
(+27%)
営業利益
15
20%
18
21%
+3
+1pt
売上高
営業利益率
2016年度3Q
為替レート
2015年度3Q
1ドル
第4四半期(10~12月)の外部顧客売上高伸長率は前年同期比+76%。
台湾は減収減益が続くも、ベトナムは引き続き好調
10
120.0円
2016年度3Q
101.1円
2016年度第3四半期決算
現地グループ会社の業績(米州)
※連結調整、共通費の配賦等は含まないベース
P/L
単位:百万ドル
2015年度
3Q累計
2016年度
3Q累計
10月31日
修正計画
前年比
計画差
192
199
+4%
204
▲5
営業利益
13
20
+7
19
+1
営業利益率
7%
10%
3pt
9%
+1pt
売上高
営業利益の増減要因
+6
為替レート
単位:百万ドル
+1
1ドル
2015年度3Q
2016年度3Q
計画
101.1円
100.0円
120.0円
四半期毎の売上高伸長率
+0
1Q
20
2Q
3Q
13
+7%
2015年度
3Q累計
営業利益
売上増減/
商品構成差
製造
コスト
販管費
増減
+5%
▲1%
4Q
(見込み)
+6%
2016年度
3Q累計
営業利益
増収増益。販売戦略の転換により、引き続き営業利益率二桁を維持。
11
2016年度第3四半期決算
現地グループ会社の業績(米州)
■地域別の売上高伸長率
■ウォシュレットの販売台数伸長
米州事業計:+4%(現地通貨ベース)
2015年3Q累計を100とした指数
カナダ
(▲7%)
西部
(+8%)
中央部
南東部
(+6%)
124
100
北東部
(+2%)
カナダ
11%
西部
41%
中央部・
南東部
20%
2015年度3Q累計
2016年度3Q累計
北東部
28%
■地域別の売上高構成比
西部エリアは引き続き順調。ウォシュレットも好調継続。
12
2016年度第3四半期決算
現地グループ会社の業績(欧州)
※連結調整、共通費の配賦等は含まないベース
P/L
単位:百万ユーロ
2015年度
3Q累計
2016年度
3Q累計
10月31日
修正計画
前年比
計画差
売上高
23
24
+7%
25
▲1
営業利益
▲3
▲2
+1
▲1
▲1
為替レート
1ユーロ
2015年度3Q
135.0円
2016年度3Q
計画
113.4円
110.0円
■ISH(International Sanitary and Heating)出展
世界最大規模の衛生・厨房・空調に関する見本市に5回目の出展
(ドイツ・フランクフルトで2年に1度開催)
日程:2017年3月14日~18日
会場:メッセ・フランクフルト
2015年出展の様子
13
2016年度第3四半期決算
海外 ウォシュレット販売台数の実績と計画
(2012年を100とした指数)
300
270
250
189
200
150
100
100
114
133
50
0
2012年
2013年
2014年
2015年
2012年度比で2.7倍を計画。
14
2016年(計画)
2016年度第3四半期決算
新領域事業
セラミック事業
売上高
営業利益
単位:億円
2015年度
3Q累計
2016年度
3Q累計
75
87
5
5
前年差
(前年比)
+12
(+15%)
▲0
為替
影響額
▲9
▲0
為替影響除
(前年比)
+21
(+28%)
+0
10月31日
修正計画
計画差
80
+7
3
+2
環境建材事業
単位:億円
2015年度
3Q累計
2016年度
3Q累計
売上高
68
65
営業利益
▲5
▲5
前年差
(前年比)
為替
影響額
為替影響除
(前年比)
▲3
▲3
(▲5%)
(▲5%)
+0
+0
10月31日
修正計画
68
▲3
▲5
+0
セラミック事業が牽引し、新領域事業は増収・黒字継続。
15
計画差
目次
1.2016年度第3四半期決算
2.トピックス
トピックス:ベトナム 高級ブランド確立のステージへ
売上高の推移
■販売網の拡大
販売店ショールームの拡充により、
TOTOブランドがさらに浸透。
ベトナム経済の成長に加え、
ブランド認知・市場浸透が進み、高成長を継続。
■売上高推移(外部顧客への売上高)
100
80
60
40
単位:百万USドル
■北部
■南部
80
60
37
20
0
2014年度
2015年度
2016年度(計画)
■ベトナム初の直営ショールームをオープン
2002年にTOTOベトナムを設立。著名現場の採用を通じ
ブランド認知の拡大を図り、その後、ハノイとホーチミンに
販売店ショールームを設立するなど、販売体制の構築を推進。
2016年11月、ベトナム初となる直営のショールームを
ホーチミンに開設、新たなステージとして高級ブランドの
確立を目指す。
1stステージ:
ブランド認知
著名現場へのアプローチ
2ndステージ:
市場浸透
3rdステージ:
高級ブランドの確立
販売網の強化
直営ショールームを開設、高級ブランドの確立を目指す。
16
トピックス:コラボレーションショールーム
リモデル事業の更なる成長と加速のために
全国主要都市にTDYコラボレーションショールームを展開
TY新潟 コラボレーションショールーム
(2016年12月オープン)
信越エリア初のTOTOと
YKK APによる、
コラボレーションショールーム
TDYアライアンス
リモデル事業の成長と加速のために、
住宅に必要な商材のトップクラスのメーカーである大建工業、YKK APとの協業を2002年より開始。
各メーカーが持つ高品質の商品や販売網を活用しつつ、3社、または2社で共同のコラボレーションショールーム開設や
フェア等を行っている。
コラボレーションショールーム数:2016年12月時点で12カ所。
17
日本レストルーム工業会「トイレ操作パネルの標準ピクトグラム策定」
■見た目にわかりやすい「標準ピクトグラム」
温水洗浄便座をはじめとした快適な日本の高性能トイレが、
各国でも受け入れられ、世界的な広がりを見せている。
国内主要メーカー9社が加盟する「一般社団法人 日本レスト
ルーム工業会*」は、言語の枠を超えて、「だれでも安心し
て使えるトイレ環境」の普及を図るため、トイレ操作パネル
の標準ピクトグラムを策定。今後、国際標準化を目指す。
アンケート結果:
外国人が日本のトイレで困ったことは?
「外国人のトイレに関するアンケート(2014年TOTO調べ)」より
n=600
26.7%
25.7%
18.5%
17.3%
15.7%
14.7%
13.5%
12.7%
10.0%
9.0%
8.8%
標準ピクトグラム(絵記号)
*一般社団法人 日本レストルーム工業会
(一社)日本レストルーム工業会は2015(平成27)年4月より、
(一社)日本衛生設備機器工業会と(一社)温水洗浄便座工業会が合併
し、トイレ・洗面室等、水まわりにかかわる設備機器を対象とした
事業を実施する組織に再編し新たにスタートした業界団体。
会長:喜多村 円(TOTO株式会社 代表取締役 社長執行役員)
4.5%
4.5%
3.2%
2.3%
1.5%
1.5%
3.8%
和式トイレの使い方がわからなかった
さまざまな操作ボタンの役割がわからなかった
温水洗浄便座の操作方法がわからなかった
トイレが狭くて困った
日本語表示しかなかった
用をたした後の洗浄方法がわからなかった
並ぶ時間が長くて使えなかった
トイレが汚くて使えなかった
トイレットペーパーがなかった
トイレットペーパーを流して良いかわからな
かった
緊急ボタンを押してしまった
トイレットペーパーを捨てる場所がわからな
かった
男女共用トイレで困った
トイレが壊れていて使えなかった
洋式トイレの使い方がわからなかった
カギの締め方がわからなかった
男子トイレと女子トイレの区別がわからなかっ
0
た
その他
困ったことがない
操作ボタンがわからない:25.7%
温水洗浄便座の使い方がわからない:18.5%
という回答が上位
18.7%
30
18
20
10
このプレゼンテーション資料は、2017年1月31日現在の将来に関する前提・見通し・
計画に基づく予測が含まれています。世界経済・競合状況・為替の変動等にかかわる
リスクや不確定要因により実際の業績が記載の予測と大幅に異なる可能性があります。