事務連絡 平成29年1月27日 各障害福祉サービス事業所等 様 熊本県

事務連絡
平成29年1月27日
各障害福祉サービス事業所等
様
熊本県健康福祉部子ども・障がい福祉局
障がい者支援課長
(平成28年熊本地震)社会福祉施設等設備災害復旧費等に係る
所要見込額調査について(依頼)
このことについて、国の平成28年度第二次補正予算において予算措置がさ
れたことに伴い、平成28年熊本地震で被災した障害福祉サービス事業所等に
対し、事業再開に要する開設準備経費や設備費等に関する補助事業が行われる
こととなります。
つきましては、下記及び別紙1を参照のうえ、補助金の活用を予定される事
業所におかれては、平成29年2月3日(金)
【期限厳守】までに別紙様式1を
御提出ください。
なお、別紙1の内容は、今後変更する可能性があることを申し添えます。
また、本調査の回答をもって、当補助金の交付を確約するものではありませ
ん。当補助金については、今後、国から交付要綱等が発出され次第、交付申請
を行っていただき、申請内容を精査のうえ交付決定されることとなりますので
御了承ください。
おって、今回の調査が最終となりますので、所要(見込)額の提出がない場
合は当該補助事業の対象とはなりませんので御注意ください。
1 提出期限
2 提出様式
3 様式掲載場所
4 提出方法
5 留意点
記
平成29年2月3日(金)※期限厳守
別紙様式1
「熊本県障がい保健福祉ページ」
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→ (平成28年熊本地震)社会福祉施設等設備災害
復旧費等に係る所要見込額調査
下記担当あて電子メールにて提出
・今後の交付申請においては、今回回答いただいた所
要(見込)額(対象外経費を除く)を上限とします
ので御了承ください。
・交付申請に当たっては、
「平成28年熊本地震により
被害を受けた」ことを証する書類等の添付が必要で
す。写真やメーカーによる被災証明等、備品台帳や
帳簿等(平成 28 年熊本地震前に所有していたことを
証明できるもの)、また見積書、契約書、領収書等の
添付が必要です。これらの添付がない場合は申請は
認められませんので御留意ください。
障がい者支援課 担当:高橋
TEL:096(333)2236
FAX:096(383)1739
E-mail:[email protected]
別紙1
社会福祉施設等設備災害復旧費等事業について
※
今後、内容に変更がある可能性があります。
1.事業の目的
平成28年熊本地震の被災地における障害福祉サービス等の円滑な運営を
確保するため、被災した障害福祉サービス事業所等に対し、事業再開に要す
る開設準備経費や設備費等に関する国庫補助を行うことにより、事業の復旧
支援を図ることを目的とする。
2.事業内容
(1)開設準備経費
被災した障害福祉サービス事業所等(以下「事業所等」という。)の事業
再開に要する初度設備(机、いす、パソコン、プリンタ、電話、ファック
ス等)、事務所借上のために必要な礼金、事務の効率化を図るために必要な
報酬請求システム等の導入費に係る経費の一部を補助すること。
【対象経費】当該被災事業所等の事業再開に必要な需要費、役務費、委託
料、使用料及び賃借料(土地、建物に要する経費を除く。)、
備品購入費
(2)災害復旧設備費
障害者総合支援法に基づく就労移行支援、就労継続支援等の事業再開に
必要な生産活動設備、居宅介護支援等の事業再開に必要な訪問用車輛購入
費、生活介護支援等の事業再開に必要な介護設備や送迎用車輛購入費に係
る経費の一部を補助すること。
【対象経費】当該被災事業所等の災害復旧に必要な需要費、役務費、委託
料、使用料及び賃借料(土地、建物に要する経費を除く。)、
備品購入費(備品設置に伴う工事請負費を含む、)、車輛購入
費
(3)災害復旧大規模生産設備費
障害者総合支援法に基づく就労継続支援の事業再開に必要な大規模生産
設備(就労訓練設備)に係る経費の一部を補助すること。
【対象経費】就労訓練設備事業の災害復旧に必要な備品購入費、工事費、
又は工事請負費、工事事務費(工事施工のため直接必要な事
務に要する費用であって、旅費、消耗品費、設計監督料等を
いい、その額は、工事費又は工事請負費の2.6%に相当す
る額を限度額とする。)、車輛購入費
3.交付の対象
(1)県内市町村(指定都市を除く)が設置する被災事業所等における上記2
(1)から(3)の事業
(2)民間事業者が設置する被災事業所等における上記2(1)から(3)の
事業
※ 交付の対象外費用
・障がい者・児に対する障害福祉サービス等の提供に資することのないも
の。
・平成28年熊本地震により被災した被災事業所等の復旧と認められない
もの。
・その他、災害復旧事業として適当と認められないもの。
4.交付対象事業所等の種類
上記2に定めるそれぞれの事業内容ごとに、交付の対象となる事業所等の
種類は次のとおり。
(1)開設準備経費
・障害福祉サービス事業所(居宅介護事業所、重度訪問介護事業所、同行
援護事業所、行動援護事業所、療養介護事業所、生活介護事業所、自立
訓練事業所、就労移行支援事業所、就労継続支援事業所)
・障害者支援施設
・短期入所事業所
・共同生活援助事業所
・身体障害者社会参加支援施設
・市町村障害者生活支援センター
・地域活動支援センター
・福祉ホーム
・児童福祉施設(障害児入所施設及び児童発達支援センター)
・児童発達支援事業所
・放課後等デイサービス事業所
・保育所等訪問支援事業所
・相談支援事業所
・障害児相談支援事業所
(2)災害復旧設備費
上記(1)に掲げる事業所等に同じ。
ただし、生産活動設備の交付の対象となる事業所等は、生活介護事業所、
自立訓練事業所、就労移行支援事業所及び就労継続支援事業所に限る。
(3)災害復旧大規模生産設備費
就労継続支援事業所に限る。
5.基準額及び補助率
(1)開設準備経費
【基準額】1か所あたり1,000千円
【補助率】定額(10/10相当)
(2)災害復旧設備費
【基準額】1か所あたり5,000千円
【補助率】定額(10/10相当)
(3)災害復旧大規模生産設備
【基準額】1か所あたり12,300千円
【補助率】定額(10/10相当)
6.事業再開に当たっての留意点
(1)法に規定する廃止の届出後における新規の事業開始、法に規定する休止
の届出後における再開に限らず、当該届出が行われない単なる休業後の再
開も含まれる。このほか、平成28年熊本地震により被災して以降、継続
的に又は一時的に事業を縮小しながら被災地で障害福祉サービス等を提供
している事業所等の復旧も含まれること。
(2)被災した事業所等と同種のサービスを実施することを想定していること。
例えば訪問系サービス事業所を廃止し、日中活動系サービス事業所を新規
に実施することは、事業再開として認められない。
(3)本事業は被災地の障害福祉サービスの確保を目的としているため、原則
として、被災時に所在していた同一地域内において事業を実施することを、
本事業にいう事業再開とすること。なお、これにより難い場合は、別途、
国に協議が必要なこと。
(4)被災地の障害福祉サービス確保の推進のためには、事業所の統廃合又は
拠点の増加等の有効性が期待される場合もあることから、必ずしも被災事
業所等の数と、事業再開した事業所の数が一致する必要はないこと。なお、
本事業の国庫補助額については、事業再開した事業所数ではなく、被災事
業所等の数に基準額を乗じた額としていること。
7.その他留意点
(1)対象経費の実支出額については、平成28年4月14日以降の支出額を
計上して差し支えないこと。
(2)適切な経費を計上すること。なお、備品購入については、被災地におけ
る障がい福祉サービスの確保に資するものであれば、必ずしも同型同種の
ものを購入する必要はないこと。