資料№2-2 【議題⑴関係】 特定県契約の指定方法に関するこれまでの主な御意見について 1 平成 27 年度第3回岩手県契約審議会(H28.2.5) 御意見 対応(H28.6.3 審議会資料) 【谷藤委員】報告対象者を知事が指定する者と 知事が指定する方法は、公正な指定方法と して抽出するに当たっては、 「知事が指定す なるようマニュアル等で定めることとする。 る契約の受注者」という表現だけでは、知 なお、マニュアル等は、非公開とし、各委員 事が裁量で指定できることにもなると考え には、個別にお示しすることとしたい。 られるため、マニュアルでもいいが、何ら かの妥当性を担保する仕掛けのものが欲し いと考える。 【八幡委員】選定の考え方は、ある程度何か基 同上 準がないといけないと思うので、その辺は 定める必要があると考える。 【佐藤委員】ガイドラインを公にし、それに基 同上 づいて事務局が選定すれば問題ないと考え る。 (前回審議会での事務局回答)ガイドライ ンに基づいて事務局で原案を作成してやっ ていけるかについては、検討したい。 【秋山委員】審議会委員が選定するのは、利害 同上 関係がたくさんある方がいらっしゃるた め、絶対にそれは避けたほうがいい。一定 のルールをつくって、その中で選定してい くという形に機械的にしていかないと難し いと思う。 【八幡委員】指定管理については、3,000 万円 施行当初は、運用状況を確認しながら取り 以上だと 25 件なので、全て報告対象にで 組んでいく必要があることから、報告対象契 きないのか、と思う。 約の中からいくつか選定して報告させるこ ととする。 1 2 平成 28 年度第1回岩手県契約審議会(H28.6.3) 御意見 対応 【佐藤委員】「マニュアル等は非公開とし、各委 選定のマニュアルについては、抽象的 員に個別にお示しすることとしたい」というこ な内容の地域や金額、契約の種類等を踏 とだが、公明正大に行うというのであれば、き まえて選定するといった部分までのガイ ちんと公開した方がわかりやすいような感じ ドラインのような公表できるものと非公 がする。ガイドライン的なものを業者にはわか 表とするもの(マニュアル)とを併せて らないようにするということがどうなのかな 準備し、審議会の前に案を作成して相談 という感じがする。 したい。 例えば業者を選定する方法については、上 (前回審議会で事務局回答) 位、中位、下位から選んで報告してもらうとか、 どの契約が報告対象となるかがわからないよ うな形でうまく文章化すればやれると思う。 【稲葉委員】疑問が生じているというか、極端に 形式的に選ぶ他に、問題のありそうな 言えば問題企業がある場合にそれをどうする 企業、調査するべきだという企業がある かという問題もあると思う。 場合も対象とするというような要素を取 プラスαとして、特に報告を求める必要があ り入れたい。 る企業についても対象にするという方法もあ (前回審議会で事務局回答) り、そうなれば、マニュアルの性格として単な る調査のための端緒だけではなくて、プラス法 令遵守をさらに徹底させるといった意味も含 まれると思う。 【谷藤委員】選び方はきちんとわかってないとい 選定のマニュアルについては、抽象的 けないと思うが、そこで恣意性等を排除すると な内容の地域や金額、契約の種類等を踏 いう考え方からすれば、くじ引きというのもあ まえて選定するといった部分までのガイ りかなと思う。 ドラインのような公表できるものと非公 一方で、くじ引きの結果、一番大きい金額の 表とするもの(マニュアル)とを併せて 工事が外れたというのもまずいので、両者を調 準備し、審議会の前に案を作成して相談 和させるという意味では、例えば金額上位何件 したい。 は必ず選ぶ、残りについては例えば地域割とい (前回審議会で事務局回答) う方法もあるかもしれないが、一定のグルーピ ングをした上で、くじで選ぶ方法もあると思 う。 恣意性、無作為性を担保するため、特 定県契約を履行地域によりグルーピング 恣意性を排除することと無作為性を担保す した上で、工種・業務内容、契約金額に ること、かつディテールは公開したほうが良い ついて一定の法則を適用することによ と思うので、その辺を全部調和させようとする り、報告対象となる特定県契約を指定す とそのようなやり方になると思う。 る方法としたい。 (別添ガイドライン案のとおり) 2
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