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大阪産(もん)グローバルブランド化促進事業費
大阪産(もん)戦略品目需要創造事業
国内農業産地の動き
要求額2,100千円(一般財源2,100千円)
大阪農業の生き残りのための産地戦略
活力ある農業への転換
●ターゲット(海外、首都圏、近畿、府内など)に応じた
戦略品目の絞込み
●生産・技術革新・販路開拓を三位一体で展開
第1フェーズ:大阪農業を牽引する看板品目
首都圏:泉州水なす、八尾若ごぼう
海 外:ぶどう(デラウェア)
人口減少・高齢化の進展による産地間競争の激化!
地方から東京・大阪など大規模市場への進出
海外市場の先行的開拓と独占
【復活要求内訳】
①八尾若ごぼう
成分等分析
600千円
②ぶどう(デラウェア)
の輸出方法の検討
1,500千円
戦略実現のためのベースづくり
八尾若ごぼう成分等分析 ~首都圏消費者に響くPR~
ぶどう(デラウェア)の輸出方法の検討 ~全国に先駆けた輸出~
【現 状】
【現 状】
・府内でも他府県産(高知、長崎など)の葉ごぼうが流
通し、八尾若ごぼうが開拓した販路で競合
【課 題】
○八尾若ごぼうの独自性等の科学的な分析
他産地の葉ごぼうよりも「柔らかい」、「健康に良い」など
【事業内容】 他産地との違いの明確化によるブランド力強化
・他産地の葉ごぼうの種子と八尾若ごぼうの種子を同一条件で栽培
・栽培草姿による比較分析、成分・香り、食感の違いなどの分析を実施
(委託先:大阪府立環境農林水産総合研究所)
・山梨、長野などぶどう主産地では、高級大粒系ぶどうの輸出を実施
・小粒のデラウェアは未実施
・平成28年柏原市の若手農家からの輸出可能性の検討要望を受け、
香港フードエキスポでバイヤー約100人を対象としたマーケット
調査を実施。甘さや食感などについて好評価。
【課 題】
○小粒系は貯蔵性が低いことから、温度変化や長時間の輸送による振動によ
る劣化、脱粒リスクが高い。
【事業内容】 先行輸出による優位性の発揮
輸送による劣化や脱粒を防ぐための輸送形態や保存方法を開発し、
他府県に先駆けた先行輸出により海外販路を開拓。
■八尾若ごぼうについて
・100年以上にわたって、八尾市内で選抜が繰り返された八尾独自の品種。
・地域団体商標を取得済み。
・八尾若ごぼう(恩地極早生白茎)と一般の葉ごぼうである「越前白茎」と混同されるこ
とが府外での販路拡大の課題
■ぶどう(デラウェア)について
・100年以上昔からぶどうの栽培が盛んで、デラウェアは全国第3位※の生産量
を誇り、日本全国へ出荷されている。(※ 1位山形県、2位山梨県)
・7月から山形のデラウェアの出荷が始まり国内価格が下落する。
行政が作ったベースをもとに生産者・JAを中心とした首都圏・海外への販路開拓を展開