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報
道
資
料
平成29年2月2日
平成28年度人事院総裁賞(第29回)受賞者の決定について
人事院は、本年度の人事院総裁賞の受賞者(個人:2名、職域:3グループ)を以下のとお
り決定しました。
2月9日(木)11時45分から明治記念館(東京都港区元赤坂)において授与式を行い、
その後、天皇皇后両陛下に拝謁する予定です。
【個人:2名】
海上保安庁
第三管区海上保安本部
首席整備士
に し の
しゆうじ
西 野
修 次
横浜海上保安部
(61歳)
巡視船
〔神奈川県横浜市勤務〕
41年の長きにわたり、航空機整備士一筋に歩み、高度な専門
的知識等をいかし、荒天下における海難救助など危険を伴う特
殊な飛行を行う航空機の無事故運航に尽力し、海上保安業務に
多大な貢献
環境省
国立水俣病総合研究センター
さかもと
み ね し
坂 本
峰 至
(62歳)
国際・総合研究部長
〔熊本県水俣市勤務〕
水俣病及び水銀の調査研究をリードする研究者として、高度
な専門的知識等をいかし、世界で広がる水銀汚染現場での現地
調査の実施、評価等に当たって、中心的、主体的な立場で問題
解決に多大な貢献
【職域:3グループ】
警察庁
皇宮警察本部護衛部護衛第一課
護衛馬係
〔対象職員数5名、東京都千代田区〕
信任状捧呈式や皇室の重要儀式を安全かつ円
滑に運営するため、騎馬により身辺の護衛を行
う皇宮護衛官の乗馬指導、馬の飼育、調教及び
厩舎管理を24時間365日体制で行うなど、厳しい
勤務環境の中、重要儀式を陰ながら支える業務
に尽力
新馬の調教の様子(左)▶
▲信任状捧呈式に係る馬車列
馬体の洗浄の様子(右)
法務省
奈良少年刑務所
〔対象職員数203名、奈良県奈良市〕
若年の初犯受刑者収容施設の一つとして、受刑者の改善更生に向け、様々な先進的取組
を実施。また、性犯罪再犯防止指導の推進基幹施設に位置づけられ、再犯防止策を牽引す
る役割に尽力するなど我が国の治安維持や青少年の育成に多大な貢献
▲
職業訓練(農業)の様子
▲居室棟
▲ 庁舎外観
林野庁
中部森林管理局
計画保全部治山課
木曽森林管理署
な
ぎ
〔対象職員数13名、長野県長野市〕
〔対象職員数48名、長野県上松町〕
そ
南木曽支署
〔対象職員数29名、長野県南木曽町〕
平成26年7月の長野県梨子沢での土砂災害、同年9月の御嶽山の火山災害に際し、被災
状況の確認、監視カメラ、雨量計の設置及び治山ダムの設置・補修を行うなど、二次災害
の防止や地域住民の安全・安心の確保に大きく貢献
▲研究者等との応急対策の検討状況
▲土石流が発生した渓流の現況把握
人事院総裁賞とは
人事院総裁賞は、多年にわたる不断の努力や国民生活の向上への顕著な功績等によ
り、公務の信頼を高めることに寄与したと認められる職員(一般職の国家公務員)又
は職域を顕彰するものです。(昭和63年創設、今回29回目)
受賞者は、各府省等から推薦された候補の中から、選考委員会が選考を行い、その
結果に基づき人事院総裁が決定します。
人事院総裁賞選考委員
つくだ
か
(委員長)佃
ず
和
あ き や ま
秋
山
さ
お
夫
き
咲
(敬称略)
三菱重工業株式会社相談役
え
恵
株式会社サキコーポレーション代表取締役社長
り
東京大学大学院情報学環・学際情報学府教授
お お し ま
大
さ
と
佐
に
し
西
島
ま
う
ゆ
み
友美子
き
ま さ あ き
木
箕
の
こ
藤
は し も と
橋
み
正
ご
本
五
わ
ゆ
輪
幸
明
ろ
作家
う
郎
き
追手門学院大学地域創造学部教授
読売新聞特別編集委員
と
人
株式会社テレビ新広島代表取締役社長
以上7名
以
上
問 人事院事務総局
総務課長
和田
縁
合
総務課長補佐(調整班)
佐藤
壮
せ
電話(03)3581-5311(内線2105)
先
(03)3581-2772(直通)