②天国の(市民 )としてしっかり生きよう。

2017 年 1 月 22 日 ひばりが丘バイブルチャーチ 主日礼拝
説教題「十字架の敵 vs 天国の市民」(フィリピの信徒への手紙講解⑪)
説教箇所:フィリピの信徒への手紙 3:17-4:1 説教者:野田勝利牧師
★メッセージ・ポイント
①十字架に(敵対
3:17 兄弟たち、皆一緒にわたしに倣う者となりなさい。また、あなたがたと同じように、わたし
)する者になってはなら
ない。
たちを模範として歩んでいる人々に目を向けなさい。
18 何度も言ってきたし、今また涙ながらに言いますが、キリストの十字架に敵対して歩んで
いる者が多いのです。19 彼らの行き着くところは滅びです。彼らは腹を神とし、恥ずべきものを
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律法の実行に頼る者はだれでも、呪われています。(ガラテヤの信徒への手紙 3:10)
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わたしが言いたいのは、こういうことです。霊の導きに従って歩みなさい。そうすれば、決して
誇りとし、この世のことしか考えていません。
20 しかし、わたしたちの本国は天にあります。そこから主イエス・キリストが救い主として来ら
れるのを、わたしたちは待っています。21 キリストは、万物を支配下に置くことさえできる力によっ
肉の欲望を満足させるようなことはありません。(ガラテヤの信徒への手紙5:16)
て、わたしたちの卑しい体を、御自分の栄光ある体と同じ形に変えてくださるのです。
4:1 だから、わたしが愛し、慕っている兄弟たち、わたしの喜びであり、冠である愛する人たち、
このように主によってしっかりと立ちなさい。
(聖書の解説)
A)
(18-19節)「敵対」する者とは、キリストに従っていると言いながらその裏で不
道徳な生活な生き方をしている者たちと理解することができる。
*「腹」=「欲望」
B)
あるいは、誤った教えによってその福音を骨抜きにしている人々 のことかもし
②天国の(市民
)としてしっかり生きよう。
れない(ユダヤ主義者)。
*「腹」=「食事に関する律法」、「恥ずべきものを誇りとする」=「割礼の儀
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しかし、私たちのほんとうのふるさとは天にあるのです。(3:20 リビングバイブル)
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愛する皆さん。この地上では、あなたがたは旅人であり、一時の滞在者にすぎないのです
式」、「この世のことしか考えない」=「安息日、浄―不浄についての規則」
C)
(20節)フィリピはローマの植民地として愛国心が強い都市だった。ローマ帝
国では、市民であることは特権で、少数のものだけがこの階級に属した。パウ
ロは、天国の市民になることの方がもっと重要だと述べている。
から、あなたがたのたましいに戦いを挑む、この世の快楽から遠ざかりなさい。
(ペトロの手紙第一2:11 リビングバイブル)