第8回新城市公共施設等総合管理計画策定委員会会議録 1.日時 平成28年11月11日(金)午後2時から午後4時まで 2.場所 新城市役所 本庁舎2階 政策会議室 3.出席委員 委員 5人 事務局 4人 4.議題 (1)答申(案)について (2)公共施設等総合管理計画(案)について ・第7回委員会からの修正点の検討 (3)その他 -1- ○委員長 本日は、答申書の案と総合管理計画について議論をしていきたい。 (事務局説明) ○委員長 より具体的に、なおかつ、もう少し強い口調に。また、新城市がこんなにたく さんの公共施設があることと、財政状況からみて大幅に削減しないといけない ことを入れた方がよい。 この町に応じたやり方をしなければいけない。市民がどういう生活をしてい きたいのか、あるいは市の計画に従いながら、「新城市らしい姿を目指してい こう。公共施設を減らしながらも頑張るよ」というメッセージを添えて。 ○委 員 広域的な観点から、施設を有効活用できるようなシステムづくりも含めた書き 方がよい。 ○委員長 新城はエリアが広く施設の密度も薄いので、それに応じた他市町村との連携の 仕方がある。 ○委 員 結局、市民が困っていないから問題意識がないと思う。ある程度の危機感をあ おるべきでは。 ○委 員 公共交通含めた地域のあり方を考える必要があり、「皆さんが使わないとなく なりますよ」と危機感を持たせる。また、東三河の連携に限定せずに。 ○委員長 当然、都市計画的なこととも連動して考えるべき。 ○委 高齢化社会になる中で、この問題をどう考えるか。住民意識の差もある。 員 ○委員長 今回出た御意見を反映していく。続いて、公共施設等総合管理計画案について。 (事務局説明) ○委員長 今後、実施計画を立てていくに当たり「30年で30%の削減」と現実的に挙げて よいのか。前回の会議では、正直に書いたほうがよいと話をさせていただいた が、後々何かと数字は効いてくるし、首を絞めることにもなりかねない。 ○事務局 数字の実現に向けては、努力次第だと思う。ある程度の数値目標を示した方が、 市はどのくらいで考えているのだと御理解いただける。ただ、30年間で30%の 目標は難しいと思うので、今後例えば、「10年、15年は減らせない状況が続い て、それを過ぎると施設そのものをも壊さざるを得ないときが来る」というイ メージを描かせていただいた。 ○委員長 では、一旦こういった形で進めてもらいたい。次の説明を。 (事務局説明) ○委員長 前回の会議で議論していないところが、今のインフラですね。この文章は、イ ンフラの管理をしている部署が書いたのか。そうでなければ、こういう方針でや っているのか。 ○事務局 供用、長寿命化も計画に沿って毎年やっている。インフラの方針というところ も含めて、担当課と協議している最中である。 ○委員長 今までやってきていることを含めて、「特にこうだ」ということを書く必要が ある。道路など、都市計画決定されていることは場合によってはできず、ここで 勝手に書くわけにはいかない。一方で、「これからも、どんどんインフラ整備を しよう」とも書けない。担当部局も含めて、合意が得られないといけない。 (事務局説明) ○委員長 次に、第4章、5章の御意見を伺いたい。 ○委 第4章の4の2の文化施設だが、資料館は、観光施設にもなっていける施設な 員 ので商業と一緒にしてはどうか。新城市の観光をやっていく上で大切な拠点にな るので、ニーズに合わせて施設のあり方を検討する必要がある。簡単に「廃止し ます」という言葉で片付けていいものなのか。今後、市の財政が豊かになるチャ -2- ンスのある施設だと思う。 ○委 員 ○委員長 文化施設の中に載せて「検討しながらやっていきます」とするかですね。 地域レベルは今後、地域と一緒にやっていく話だとすると、広域・市域レベル で考えることは、文化施設などの活用を含めて、市として区別だけではなくて用 途を横断してどのようにするかを考えるべきこと。これだけ見ていても、「戦略 的にここに力を入れるから、頑張ってやりましょう」のような姿勢もあまり見ら れず、30年の計画としてはあいまい。 これも、各所管する部署で書いているのか。 ○事務局 各所管部局と課題を話し合い、調整を取りこのようになった。 ○委 行政としては分けるべきではあるが、委員会として提言するなら本当は分ける 員 べきではない。調整する必要がありますね。 ○委員長 第5章のところ。適正配置実施部門、プロジェクトチームが誰なのかわからな い。公共施設マネジメント担当部署とあるが、財政課がこれにあたるのか、そ れとも新たな部署をつくるのか。いつから、だれが、どのように取り組むのか が見えない気がする。積極的にやっている町だと専門部署があり、情報の一元 化や活用も考慮し、各関係部署との調整もやっている。 ○事務局 来年度の組織機構の見直しをしているが、まだ結論が出ていない。まちづくり という観点を公共施設の再編について入れていく必要があ り、専門部署でやる のが理想ですが。 ○委員長 特に、市民からの提案を受けながら協働でつくるものだと、まちづくりの関係 を行う部署が適任。このことを中心にしてまちづくりを進めるような仕組みを つくれば、新城市のオリジナルなやり方になると思う。これだけ見ていると、 「このようにやっていくんですよ」という体制が見えない。 ○委 員 結局、部を超える話なので、適正化部会をつくり、最終的に提案は各部から挙 げていくのだろうけど。 ○事務局 公共施設のマネジメント部分が、今要望しているように1つのセクションにで きれば、今後はそこが主になり調整をしていく。 ○委員長 特に施設削減、廃止するのは相当な力技で、市長が判断するようなレベル。そ の責任と権限をこういうところが持てるかどうか。それなりの責任や権限、横串 をやれるところがやらないとできないし、トップに立ってやるみたいなこと。こ れでは、だれが、どのようにやるかが書かれていない。「事務局の思いはこうし たい」ということを載せたほうがいい。最終的に市長なりの判断もあると思うが、 実際に推進体制で済むのかどうか。 計画として踏み込みが足りないことに尽きると思うので、次回までに検討い ただけるとよい。 -3-
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