第 21 回 DCプランナー1級試験(2017 年 1 月 22 日実施) 《正解・模範解答》 ※合否通知は3月1日の予定です。 一般社団法人 金融財政事情研究会 試験内容等、記載のない事項についてのお問合せにはお答えできません。 あらかじめご了承ください。 ●分野A、B、C、Dは以下のとおり 分野A:わが国の年金制度・退職給付制度 分野B:確定拠出年金制度 分野C:投資に関する知識 分野D:ライフプランニングとリタイアメントプランニング 《基礎編》(100 点) 問1 問2 問3 問4 問5 問6 問7 問8 問9 問 10 問 11 問 12 問 13 問 14 問 15 問 16 問 17 問 18 問 19 問 20 3 3 4 4 3 4 4 1 2 2 2 3 3 2 2 4 3 4 4 3 A A A A A A A A A A A A A A A B B B B B 問 21 問 22 問 23 問 24 問 25 問 26 問 27 問 28 問 29 問 30 問 31 問 32 問 33 問 34 問 35 問 36 問 37 問 38 問 39 問 40 1 1 2 3 3 2 4 1 3 4 3 1 3 1 2 3 4 2 2 4 B B B B B B B B B B B B C C C C C C C C 問 41 問 42 問 43 問 44 問 45 問 46 問 47 問 48 問 49 問 50 2 3 1 4 1 2 1 1 2 2 C C C C C D D D D D (1) 《応用編》(100 点) ※応用編については、解答例以外であっても、総合的な観点を考慮して採点を行います。 【第1問】(20 点) 《問 51》(A分野)〔解答例〕 <答> ① × ② × ③ × ④ ○ (理由) 現金主義ではなく発生主義がとられ、支出の原因または効果の期間帰属に基づい て費用として認識するため (理由) 期間定額基準または給付算定式基準のいずれかを選択して算定することが認めら れているため (理由) 確定給付企業年金と厚生年金基金だけでなく、一定の要件を満たした退職給付信 託も年金資産に該当するため 《問 52》(A分野) <答> ① ホ ② ヌ ③ へ ④ ヲ ⑤ イ 《問 53》(A分野)〔計算過程〕 ① 600 百万円−520 百万円=80 百万円 ② 80 百万円−((450 百万円−400 百万円)−85 百万円)=80 百万円+35 百万円=115 百万円 <答> ① 80(百万円)② 115(百万円) 【第2問】(20 点) 《問 54》(B分野) <答> 1 《問 55》(B分野)〔解答例〕 以下の書類から 2 つを挙げる。 ・企業型年金規約 ・労働組合の同意書 ・労働組合の現況 ・確定拠出年金運営管理機関委託仮契約書の写し ・資産管理仮契約書の写し ・就業規則(または労働協約)および給与規程(または退職金規程)の写し ・加入者に一定の資格を定める場合は、退職金規程、厚生年金基金規約、確定給付企業年金規約お よび退職手当制度の適用範囲を証する書類 《問 56》(B分野)〔解答例〕 <答> ① 自己 ② 企業型年金加入者等 ③ 特定の運用の方法 ④ 運用の指図 (2) 【第3問】(20 点) 《問 57》(B分野)〔計算過程〕 800 百万円−750 百万円―55 百万円=▲5 百万円 <答>特別利益・特別損失 5(百万円) 《問 58》(B分野)〔解答例〕 <答> ① 3 年度 ② 7 年度 ③ 企業型年金規約 ④ 均等 《問 59》(B分野)〔計算過程〕 750 百万円÷8 年度=93.75 百万円 <答> 93.75(百万円) 【第4問】(20 点) 《問 60》(C分野)〔解答例〕 <答> × (計算式) (1−0.0891)×(1−0.0242)×(1+0.0102)−1 《問 61》(C分野)〔解答例〕 1 <答> × (計算式) (1+0.01×Z) 3 −1 または 3 1+ 0.01 × Z − 1 《問 62》(C分野)〔解答例〕 <答> ① × ② ○ (理由) Aさんの運用は、毎月拠出で複利運用しているため、Aさんの考えた計算式では 正しい利回りを計算できない。 《問 63》(C分野)〔解答例〕 <答> ① ② ○ × ③ ④ ○ × (理由) 仮に、相関係数が 1 の場合、ファンドのリスクは、構成する各金融資産のリスク の加重平均となり、<資料>から 13.285%でリスクは最大となる。したがって、 実際のリスクが 13.285%になることはない。 (理由) リバランスは、ファンドを構成する各資産の運用状況の相違により、残高割合が 配分割合からかい離したときにその程度をみながら行うもので、1 年に 1 回という ように一定のタイミングで行うものではない。 (3) 【第5問】(20 点) 《問 64》(A分野)〔解答例〕 <答> ① 7(万円)② 小規模企業共済等掛金(控除)③ 公的年金等(控除額) 《問 65》(D分野)〔計算過程〕 36 万円×32.6709=1,176.1524 万円→1,176 万円 1,176 万円×1.1041=1,298.4216 万円→1,298 万円 1,298 万円÷16.6785=77.8247 万円→78 万円 <答> 78(万円) 《問 66》(D分野)〔計算過程〕 800 万円+70 万円×(25 年−20 年)=1,150 万円 (1,300 万円−1,150 万円)×1/2=75 万円 <答> 75(万円) (4)
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