社専だより - 上智社会福祉専門学校

第 58 号 2017(平成 29)年 1 月 31 日
編集・発行:上智社会福祉専門学校
〒102-8554 東京都千代田区紀尾井町 7 − 1 TEL 03
(3238)3021
ホームページアドレス http://www.sophia-sw.jp
〈1 面〉
社 専の学生募集及び広報の
状況、他
〈2・3 面〉社専ソフィア会
〈4 面〉教職協働・職員協働イノベーション研究
子育て支援、教員リレーコラム、他
年明けも二〇一七年度学生募集
を継続中
セ ス し た 人 は、 自 動 的 に ス
フォンでホームページにアク
に 登 場 し て い ま す。 ス マ ー ト
会 福 祉 士・児
も 実 施 さ れ ま し た。 写 真 は 社
児 童 指 導 員 科による 独 自 企 画
たり、図書館へ行ったりと学生
で す。 休 憩 時 間 は 学 食 へ 行っ
顔と名前が分かってきたところ
てきております
も内容が充実し
で き ま す。 ホ ー ム ペ ー ジ 自 体
マートフォン版を見ることが
ン ス 」 の一場
タ カ ンファレ
よ る「 ア イ タ
童 指 導 員 科に
ら 学 校へき ま す。 仕 事 と 学 業
社 専の 学 生 さ んたちの 多 く
は 朝 早 く か ら 働 いて、 夕 方 か
時代を思い出しています。
は、 左 に 示 し た よ う に 保 育 士
の 両 立、さ ら に 家 庭 を 持 ち な
を徐々に発信していけるよう
現 在、 各 学 科 の ト ピ ッ ク な ど
学 校 の ブ ース が 体 育 館 に 設 営
で す。 当 日 は、 社 会 福 祉 専 門
でわかる学園祭というイメージ
福 祉 に 関 心の あ る 人 な ら ば
気軽に来れて福祉のことが一日
社 専 で 勤 務 し て 三ヶ 月 が 経
ちました。やっと先生と学生の
―第二回 卒業レポート三科合同発表会のお知らせ―
卒業生の皆様へ
上智社会福祉専門学校を巣
立ちそれぞれの方々が、社会
に貢献されている事と存じま
す。皆さまがご卒業されてか
らも多くの後輩が同じ学び舎
で志を高く持ち日々勉学に励
んでおります。
今回二回目の保 育士科、介
護 福 祉 士 科、 社 会 福 祉 士・
児 童 指 導 員 科の三科で平 成
二十八年 度の卒 業レポート発
表会を行う予定です。以前は、
それぞれの科で卒 業レポート
を発 表しておりましたが卒 業
生と在 校 生、また科 を超えて
交 流 ができれ ばと思いこのよ
うな発 表 形 態 をとっておりま
す。卒業生の皆さまが年に一回
のホームカミングデイとなり、
旧友や在校生との親睦を深め
ていける場になれ れ ば 良いと
考 えており ます。皆 さまのご
参加をお待ちしております。
詳細は以下の通りとなりま
す。(予定)
会場が変更になった場合でも
当日正門から掲示を致します
ので、その案内に沿ってお越
しください。
卒レポ担当係
寺田
( 社会福祉士・児童指導員科)
加藤(介護福祉士科)
樋口(保育士科)
月 日 H二 十 九 年 二 月 二 五
日(土曜日)
時 間 十三
時~髙山校長挨拶
時一五分~卒レポ
十三
大 賞( 各 科 発 表 質
疑応答含め各一五分)
時~(分科会)
十四
場 所 一二 号 館 一 〇 二 教 室
(全体会)
全体 会 終 了 後 各 分 科
会開始
一二 号 館 二 〇 一 教 室
二〇二教室 二〇三
教 室( 社 会 福 祉 士・
児童指導員科)
一二 号 館 三 〇 一 教 室
三 〇 二 教 室( 保 育 士
科)
一二 号 館 四 〇 一 教 室
四 〇 二 教 室( 介 護 福
祉士科)
ろしくおねがい致します。
て れ ば と 思 い ま す。 ど う ぞ よ
さ ん た ち に 少 しで も お 役 に 立
が ら、 寝 る 間 も 惜 し み 勉 強 し
面です。
チェックしてみ
の で、 今 後 と も
加藤 康子
てい ま す。 勉 学 に 熱 心 な 学 生
科、 社 会 福 祉 士・ 児 童 指 導 員
ご 関 係 の 方 々 の 中 で、 福 祉
専門職を目指して学校で学ぼ
うとされている方がおられま
し た ら、 入 試 情 報 を お 伝 え い
ただければ幸いです。
社専の広報活動の
新たな展開
て、 広 く 都 民( 特 に 高 校 生・
二 〇 一 六 年 一 一 月 一 三 日、
上智大学四谷キャンパスに
大 学 生 ) に、 介 護・ 障 害・ 保
持 っ て い た だ く た め、 東 京 都
二 〇 一 六 年 一 一 月 よ り、 上
智社会福祉専門学校の公式な
と 上 智 大 学・ 上 智 社 会 福 祉 専
育 等、 福 祉 の 仕 事 に 親 し み を
に む け て、 主 要 な 情 報 を 発 信
ま し た。 学 校 か ら 学 外 の 方 々
していくために作られたもの
門 学 校 が 共 催 で、「
LINEのアカウントができ
です。もちろん、卒業生の方々
に、記事の充実を準備中です。
され、保育士科や社会福祉士・
TOKYO
に は「 お 友 達 」 に な っ て も ら
―福祉の
SOCIAL FES 2016
学園祭」を開催しました。
い、 社 専 の イ ベ ン ト 情 報 な ど
ま た、 ホ ー ム ペ ー ジ に つ い て
を知ってもらえれば幸いです。
も、 ス マ ー ト フ ォ ン 版 が 新 た
新任職員紹介
科、 介 護 福 祉 士 科 は、 二 月 と
登録書類・願書受付
が予定されています。
上智社会福祉専門学校の学
生募集は昨年八月から実施さ
一般入試
ソフィアタワーは 4 月から
供用開始
東京ソーシャルフェス
が開催されました。
れ て お り、 す で に 大 半 の 入 試
入試日程(精神保健福祉士通信課程)
てください。
2 月 20 日〜 3 月 1 日 2017 年 3 年 8 日
三月にそれぞれ一回ずつ入学
18:30 〜
試 験 が 実 施 さ れ ま す。 精 神 保
3 月 7 日(火)
日程が終了しているところで
結果/合否発送
す。 本 誌 が 発 行 さ れ る 時 期 で
1 月 18 日〜 2 月 17 日 2017 年 2 月 28 日
健福祉士通信課程は三月入試
入試日程(保育士科、介護福祉士科、社会福祉士・児童指導員科)
ある二月から三月の入試日程
時間
願書受付
合否発送
・午前組
午前 10 時〜
3 月 4 日(土)
1 月 26 日~ 2 月 21 日 2017 年 3 月 7 日
・午後組
午後 1 時〜
精神保健福祉士通信課程
10:30 〜
一般入試
試験日
学 科
区分
2 月 25 日(土)
保育士科
介護福祉士科
社会福祉士・児童指導員科
時間
面談日
学 科
区分
社 専 だ より
〜第58号の主な内容〜
2017 年 1 月 31 日(第58号)
社専だより
(1)
④ 日 時: 十 二 月 十 九 日( 土 )
会(二〇一五年七月)
に 充 当 し、 社 専 研 究 紀 要 第
(募金を紀要査読者への謝礼
の充実」
成」
「社専の実習室・実習備品
使 途 指 定「 社 専 の 研 究 紀 要 作
○ 本 会 か ら の 募 金 額 五 万 円。
分〜
二 十 六 日( 土 ) 十 八 時 四 十 五
⑤ 日 時: 二 〇 一 六 年 三 月
卒レポ発表会について
SOPHIA未来募金について
議題: 総会の反省
社専だよりについて
出席者:七名
依頼)
(作業は社専事務センターに
ページをリニューアルした
○ 二〇一六年三月にホーム
十八時四十分〜 十 一 号 が 発 行 さ れ た。 実 習 室
六 社 専 だ よ り 紙 面 作 製 と 費
用負担
二 上 智 大 学 S O P H I A 未
来募金への協力
関 係 は、 介 護 福 祉 士 科 で 口 腔
出席者:七名
五 社 専 ソ フ ィ ア 会 ホ ー ム
ページの維持・管理
ケ ア 用 品 お よ び、 災 害 介 護 実
○ 第 五 十 五、五 十 六 号 に 総 会
(同前)
二〇一六 年 度活 動 計画
一 総会の開催
日時: 二 〇 一 六 年 十 月 一 日
(土)
午後一時三十分〜三
時三十分
への周知活動を行う
呼びかけを行う
③ 総会参加者に向けて募金の
三 卒 業 後 五 十 年 の 会 員 に 対
し、祝状(カード)を贈呈
次年度以降も継続する
場所:
上智大学十二号館
五〇二室(上智レンコンミー
四 クラス会等サポート事業
ティング二〇一六と同日開催) (二〇〇六年度からの継続)
.富田美智子さん講演会
内容:二〇一六年度総会
(二〇〇一年度からの継続)
五 社 専 ソ フ ィ ア 会 ホ ー ム
ページの維持・管理
二 上 智 大 学 S O P H I A 未
来募金への協力
① 本会から金五万円を募金す
業 利 用 報 告、 社 専 ア ー カ イ ブ
ス 等 を 掲 載 し た。 作 製・ 発 送
る。 使 途 指 定: 社 専 研 究 紀 要
七 会員情報の維持・管理
六 社 専 だ よ り 紙 面 作 成 の 分
担、印刷・郵送の費用負担
Sr
費用を一部負担した
報 告、 ク ラ ス 会 等 サ ポ ー ト 事
議題: 二〇一六年度の事業に
四 クラス会等サポート事業
―利用状況―
ついて 習で使用する非常食の購入に
充てられた)
○ 募金趣意書・募金ニュース
等 発 送 の 支 援( 会 員 情 報 デ ー
タ提供、発送費用の一部負担)
募金の呼びかけを行い、募金額は 11,107 円でした
作 成 二 万 円、 実 習 施 設・ 実 習
グについては 4 面参照)また、会場で SOPHIA 未来
士・ 児 童 指 導 員 科 ク ラ ス 会
① 第三十六期生社会福祉
同日・同会場で開催しました。(レンコンミーティン
備品の充実三万円
的な新たな児童福祉の在り方」
② 前年度までと同様に、会員
※今年度の総会は「上智レンコンミーティング 2016」と
(二〇一五年七月)
テーマ「八代ナザレ園創立 116 年の歴史と今日
三 役員会の開催
(場所:いずれも上智社会福祉
(第 1 期生、
児童養護施設「八代ナザレ園」園長)
② 第三十一期生保母科クラス
計画・予算案 他
専門学校会議室)
講演会:講師 Sr. 富田美智子さん
① 日 時: 五 月 二 十 三 日( 土 )
十八時三十分〜
出席者:七名
議 題: 二 〇 一 五 年 度 総 会 に つ
いて
② 日 時: 七 月 二 十 五 日( 土 )
出席者:七名
いて
保育士科学生募集チラシの配
議 事:2015 年度活動・会計決算報告、2016 年度活動
上智社会福祉専門学
校ソフィア 会
二〇一五年 度 活 動 報 告
(二
〇一六年度総会承認)
一 総会の開催
日時:
二〇一五年九月二十七
日(日)
午前十時三十分〜
議 題: 二 〇 一 五 年 度 総 会 に つ
十八時三十分〜
場 所: 上 智 大 学 十 二 号 館 五〇二室
決議事項:二〇一四年度活動・
ホームページについて
十二時
会計 決 算 報 告、 二 〇 一 五 年
度活動計画・予算案
講演会
社専だよりについて
③ 日 時: 九 月 二 十 七 日( 土 )
布について
講 師
:栗林知絵子さん(NP
O法人豊島子どもWAKUW
AKUネットワーク理事長)
九時三十分〜
出席者:六名
議題: 総会議案について
場 所:上智大学 12 号館 502 室
事務局 TEL&FAX:03 − 3238 − 3027
E-mai:[email protected]
テーマ: 子 供 の 貧 困 を 考 え る
〜未来を変えていく地域の
日 時:10 月 1 日(土)13 時 30 分〜 15 時 30 分
社専ソフィア会
ネットワークづくり〜
2016 年度総会が開催されました
(2)
社専だより
2017 年 1 月 31 日(第58号)
ときました。
」
クラス会 等 サ ポー ト 事 業 ご利 用 報 告
第三十一期生 介護福祉士科
クラス会
R「三
浦先生も万年青年という
感じで若々しく。ところでT
さん、無事に帰宅したの?」
日 時: 二 〇 一 六 年 十 一 月 十 二
日(土)十四時〜
T「・
・・。二次会はどこに行っ
たんでしたっけ?」
R「 次
回 の ク ラ ス 会 は 三 浦 先
生の還暦祝いの時に集まる
酒しています。
」
T「 皆
さ ん に 大 変 御 迷 惑 お か
けしました。あの日以来断
ね。
」
R「 日
比 谷 バ ー で す よ。 T さ
ん、 か な り 酔 っ て ま し た
場所:東京・銀座
去る十一月十二日(土)
、介
護福祉士科二期生でクラス会
を 行 い ま し た。 幹 事 の 対 談 形
式で報告いたします。
R「 銀
座 の 三 笠 会 館 四 階『 揚
州名菜・秦淮春』に元学生
九名、吉田博子先生、三浦
虎彦先生がご出席下さいま
ことにしようか。
」
チャンコを着てもらいま
T「 い
い で す ね! 赤 い チ ャ ン
した。
」
悲願のクラス会が実現でき
T「卒
業して間もなく二十年、
て感無量です。Rさんは?」
東川孝子(
しょう。
」 (終)
幹事 荒井隆太( )
)
会費納入のお願い
社専ソフィア会は、皆様から
フィア会総会のお知らせ」や
「募金ニュース」に同封でお送
よ う に す る と、
「同封しない」
に「 社 専 だ よ り 」 を 送 ら な い
そ の 際、 郵 送 辞 退 さ れ た 方
りしています。
年の 再 建 総 会 後 から 年 会 費 納
て運営されています。一九九四
ための作業の手間が余分にか
お 支 払 いい た だ く 会 費 に よっ
毎 年 お 支 払 いい た だ い てい た
す。 従 っ て 当 面 は、 今 ま で 通
か り、 郵 送 費 も 割 高 に な り ま
入 を お 願 い し て き ま し た が、
方 々 が、この 何 年 か で 終 身 会
し込みください。
専ソフィア会事務局宛にお申
す る こ と も で き ま す の で、 社
は、 フ ァ ク ス や 郵 便 で お 送 り
HPからの入手が困難な場合
紙 を ダ ウ ン ロ ー ド で き ま す。
ペ ー ジ か ら、 説 明 書 と 申 込 用
社専ソフィア会のホーム
利用について
クラス会等サポート事業のご
お願いいたします。
の上ご了承いただけますよう、
に お 送 り し ま す の で、 ご 理 解
り「 社 専 だ よ り 」 も 全 員 の 方
員 の 資 格 を 得 て い ま す の で、
そ の た め も あ り、 近 年 は 会 費
会 費 納 入 が 滞 っ て い る 方、
収入の減少傾向がみられます。
今まで一度も会費を払ってい
な い 方 へ、 滞 納
分をまとめて請
求することはし
ていませんので、
まず今年度分の
お支払いをお願
いします。
会 費 は、八 月
にお送りした
「会
郵便局に備付の
費納入用紙」か、
社 専 ソ フ ィ ア 会 で は、 役 員
役員募集のお知らせ
として会の運営に協力してい
事務局までご連絡ください。
金額
500,000
50,000
50,000
300,000
50,000
50,000
300,000
30,000
50,000
121,478
1,501,478
支出
科目
総会費
SOPHIA 未来募金
クラス会等サポート事業
印刷費
委託費
会議費
郵送通信費
事務消耗品
予備費
次年度繰越
合計
収入
1,501,478
備考
講師謝礼、「総会のお知らせ」印刷・郵送費、「ケアフェス 2015」参加費
葉書、切手
役員会交通費
社専だより第 55 号(一部負担)
液晶ディスプレイ、PC 用品、コピーカード 他
電話回線使用料、インターネットプロバイダ契約料、社専だより等郵送費 他
会員情報データ入力、担当者交通費
SOPHIA 未来募金
2016 年度予算書(単位:円)
上智社会福祉専門学校ソフィア会 2015 年度会計決算報告(単位:円)
合計
収入
支出
金額
542,675
9,804
26,880
22,248
9,965
230,784
15,330
50,000
907,686
501,478
1,409,164
振 替 用 紙 で、 下
記の口座宛お支
払いください。
電 子 デ ー タ 化 と、 そ れ に 伴 う
自 薦、 他 薦 を 問 い ま せ ん の で
ただける方を募集しています。
郵送費節減のご協力依頼が掲
役 員 の 任 期 は 二 年 間( 再 任
可 ) で す。 ま た、 役 員 会 等 に
ス等を担当していただいた場
出 席 さ れ た 場 合 は 交 通 費 を、
合 は、 所 定 の 委 託 費 を お 支 払
載 さ れ、 そ れ に 対 し 多 数 の 方
か し 現 在、 社 専 で は「 社 専 だ
いいたします。
会員情報データのメンテナン
より」を単独で郵送するため
か ら ご 協 力( 郵 送 辞 退 ) の お
の予算が確保できず、
「社専ソ
申 し 出 を い た だ き ま し た。 し
先 般 か ら「 社 専 だ よ り 」 の
「社専だより」の郵送について
会費年額:2,000 円
口座番号:00150-3-30569
加入者名:上智社会福祉専門学校ソフィア会
金額
501,478
1,000,000
科目
総会費
クラス会等サポート事業
会議費
印刷費
事務消耗品
郵送通信費
委託費
寄付金
支出合計
次年度繰越
合計
R「 毎
年 や ろ う と い う 話 し は
出ていたんだけどあっとい
T R
科目
前年度繰越
会費収入
金額
874,000
1,000
613 預金利子
533,551
1,409,164
備考
科目
会費収入
DVD 送料・手数料
雑収入
前年度繰越
合計
う 間 に 二 十 年! 今 回 は
はるばる北海道から
い優しい語りにうるっ
T「 吉
田 先 生 の 変 わ ら な
わってきたね。
」
ず活躍しているのが伝
R「 職
種 は 違 っ て も 学 生
当時の熱い思いを失わ
ですし。
」
く、 R さ ん も ホ ー ム 長
場でご活躍の方も多
T「 近
況 を 一 言 ず つ 話 し
ま し た が、 管 理 者 の 立
しかった。
」
さんが参加してくれ嬉
K
2017 年 1 月 31 日(第58号)
社専だより
(3)
上智社会福祉専門学校
保育士科二年 下野隆征
本校の特徴は夜間の保育士
養成校であるため学生の顔ぶ
る 子 育 て 支 援 と い う 試 み で、
教員リレーコラム ⑤
が」とおっしゃる卒業生や「今はなき主事科卒
ウェルカムコンサートには世
業なんです」という卒業生とお会いする機会も
田谷生涯福祉大学OBの方々
あり、色々な実践現場でご活躍されている姿を
か
ら
なる音楽サークル「 Well社専の歴史とこれからの五〇年
拝見して社専がこれまで人材の輩出を通して社
」
be に ウ ク レ レ を 中 心 と し た
会福祉に貢献してきた役割を実感いたしまし
歌 と 演 奏 を 依 頼 し、 本 校 の 学
介護福祉士科長 堀米史一
た。またある特養では入職四年目の卒業生が主
生
数
名
が
ウ
ク
レ
レ
演
奏
に
共
演
任に昇進したという話もきくことができ卒業生
させていただいた。
「 Well-be
」
陳先生からバトンを託されコラムを書かせて
いただきました。思い起こすと二〇〇七年度か
の活躍をとてもうれしく思っています。
のメンバーの方々は高齢では
ら非常勤として社専に勤務をしてから、早一〇
あ っ た が、 お 揃 い の シ ャ ツ
二〇一三年の記念講演ではこれまでの五〇
年が経とうとしていて、時の流れの速さに改め
年 の 社 専 の 歴 史 に つ い て 振 り 返 り、 そ し て 今
に身を固め子どもが知ってい
て驚いております。しかし、この一〇年を振り
後 五 〇 年 に つ い て も 考 え る 機 会 と な り ま し た。
る曲の演奏と振り付けを披露
返りますと、結婚や第一子・第二子の誕生など
上智社会福祉専門学校が一〇〇周年を迎える
していただいたので会場が
家族構成も変わり人生の中で最も思い出に残る
と き、 日 本 の 社 会 福 祉 の 状 況 は ど う な っ て い
徐々に和やかな雰囲気につつ
時間だったのだと感じます。
る の か、 ま た 私 は 何 を し て い る の か、 そ ん な
ま
れていった。
こ と を 考 え な が ら 一 日 一 日 を 大 切 に、 一 歩 一
次に上智大学のマスコット
上智社会福祉専門学校も二〇一三年に創立
五〇周年、上智大学は創立一〇〇周年、上智大
歩 前 進 し て い き た い と 考 え て お り ま す。 こ れ
キ ャ ラ ク タ ー「 ソ フ ィ ア ン く
学短期大学部は創立四〇周年を迎えました。実
か ら も 学 校 行 事 や 授 業・ 実 習 を 通 し て 在 校 生
ん
」が登場すると会場から
習巡回で施設に行くと、私が着任する以前の卒
と 卒 業 生 が 関 わ れ る 機 会 を 持 ち、 社 専 の 輪 を
「
ワァー」という驚きの声があ
業生からも声をかけていただくことも増え、最
広 げ て い け れ ば と 思 い ま す。 ぜ ひ み な さ ん も
が っ た。 背 は 低 い が 丸 み の あ
近では施設の懇談会に参加した際に「社専の卒
ご参加ください。
る体と愛嬌のある顔立ちなの
業生なんです。もう〇〇年前の保母科なんです
で近寄って握手をしたり頬っ
今年も一年どうぞよろしくお願いいたします。
ぺたを体にすり寄せる子ども
もいた。
いた住民や専門職の人たちと
れは一〇代から五〇代までの
二〇一六年度教職協働・職
つづいてフランス人学生
学 生 が 交 流 し ま し た。 ま た、 男 女( 外 国 人 を 含 む ) で 構 成
員協働イノベーション研
を中心とした英語の手遊び
社 専 ソ フ ィ ア 会 の 総 会・ 講
さ れ 幅 広 い。 ほ と ん ど の 学 生
究「上智レンコンプロジェ
」「 Eency
演会が同会場で開催されたた
が 日 中 働 い て お り 仕 事 が 終 「 ten little fingers
クト」が実施されました。
」と通称「マ
め、 八 代 ナ ザ レ 園 の 富 田 美 智
わったら急いで学校に駆けつ
Weency spider
ジ ッ ク お じ さ ん 」( 学 生 ) に
子 シ ス タ ー( 第 一 期 生 ) を は
け る と い う 者 も い る。 本 校 学
よるマジックショーを組み
じ め、 同 窓 会 の 方 々 と 合 流 す
生および他の保育士養成校の
合 わ せ て 披 露 し た。 英 語 で
る 場 面 も 生 ま れ ま し た。 こ の
学生有志らが主体となって企
の手遊びは上智らしさを出
企 画 は、 二 〇 一 七 年 度 も 継 続
画・ 立 案 し た 子 育 て 支 援 を 昨
す ね ら い が あ っ た。 自 分 た
し て 実 施 さ れ ま す。 卒 業 生 の
年一〇月からはじめて一年に
み な さ ま、 是 非 と も ご 一 緒 し
な る が 今 回 が 六 回 目 で あ る。 ち で 作 っ た 魔 女 の マ ン ト を
羽 織 っ た 学 生 一 〇 人 が「 マ
ま し ょ う。 以 下 に、 子 育 て 支
こ れ ま で 地 域 の 子 ど も、 保 護
ジ ッ ク お じ さ ん 」 の 「 Trick
援に関する保育士科学生の文
者 を 対 象 に 歌、 英 語 で の 手 遊
」の合言葉ととも
章を掲載します。 (三浦) び や 紙 芝 居、 ペ ー プ サ ー ト、
or Treat
パネルシアター、手品、工作、 に 登 場 し 会 場 の 来 場 者 と 一
」の
スタンプ制作、エッグハント、 緒 に 「 ten little fingers
保育学生による地域子育
手 遊 び を 行 っ た。 マ ジ ッ ク
上智大学教授による講演を実
て支援プロジェクトの取
の内容はただ単におもしろ
施した。
り組みと課題
いマジックを見せるのでは
今 回 新 た な 試 み と し て、 福
な く、 子 育 て 支 援 の テ ー マ
祉専門職を目指す学生と地域
に合わせこの後の演目の導
住民との連携による交流企画
「上智レンコンプロジェクト」 入 に な る よ う な も の を 考 え 、
子どもの自主性を引き出す
に 参 加 し た。 世 代 間 交 流 に よ
昨年の五月から一〇月にか
け て、 上 智 学 院 の 教 職 協 働・
職員協働イノベーション研究
の 一 環 と し て、 学 生 が 地 域 の
活動に参加する協働型学習の
試 み が 行 わ れ ま し た。 実 際 に
学生を受け入れてくれた地域
の協力団体は二二団体にのぼ
り、 こ の 中 に は 住 民 の サ ー ク
ルもあればNPO法人や社会
福 祉 法 人、 専 門 職 の 職 能 団 体
も あ り ま し た。 そ れ ぞ れ が 活
動を展開してきた集大成とし
て、 一 〇 月 一 日( 土 ) に は、
四 谷 キ ャ ン パ ス で「 レ ン コ ン
ミーティング二〇一六」が開
催 さ れ、 一 二 号 館 全 体 を 使 っ
て、 そ れ ま で に ご 協 力 い た だ
こ と を 心 が け た。 具 体 的 に
は今回ハロウィンがテーマ
であり工作でマントなどを
作った後に子どもたちにお
菓 子 を 配 る 予 定 だ っ た 。よ っ
てこのあと子ども達が自分
で マ ン ト を 作 り た い、 お 菓
子をもらいたいという気持
ち に な っ て も ら い た か っ た。
そ こ で、 最 初 相 手 役 の 学 生
がマントをつけないでおま
じないをかけてもお菓子は
出 な か っ た が、 マ ン ト を つ
けておまじないをかけると
帽子からお菓子が出てくる
というマジックを行った。
最後に上智大学吉田先生に
よ る 英 語 の 講 演 が あ っ た。 吉
田先生のお話で一番印象に
残ったことは英語を教え方
で あ っ た。 自 分 自 身 で ギ タ ー
を弾きながら英語の歌をみん
なで歌い覚えていく方法だっ
た。 実 際 に 会 場 で は 見 事 な 演
奏と英語の歌声を披露してく
だ さ っ た。 保 護 者 が 吉 田 先 生
の 講 演 を 聞 い て い る 間、 学 生
が子供たちを後方にある工作
コーナーに誘導した。
生演奏は子どもに音楽の楽
し さ を 伝 え る だ け で な く、 大
人も楽しみながら癒されてい
くということに気づかされ
た。 さ ま ざ ま な 理 由 か ら 社 会
的に育児不安がクローズアッ
プ さ れ て い る な か で、 育 児 に
疲れている親は少なくないと
思 わ れ る。 子 育 て 支 援 に 来 て
いただいた保護者の心が休ま
る時間があることは意義のあ
ることである。また「 Well-be
」
の方々は演奏が終わった後は
控え室で次の出番までじっと
待 っ て い た だ い た が、 次 の 登
場までまだ時間があったので
来れる方は子どもたちの工作
コーナーに来ていただくよう
にお誘いすればよかったと
思 っ た。 子 ど も が 親 以 外 の 大
人と交流することは子どもの
発 達 に も 良 い こ と だ し、 保 護
者も社会経験のある先輩と交
流を持つことは自身の成長に
つ な が る で あ ろ う。 今 後 機 会
があれば提案したいと思って
いる。
手遊びやマジックは参加者
か ら「 大 人 で も 笑 え た 」 と い
う 感 想 を い た だ い た。 演 目 を
作る時はどうやって子どもた
ちを楽しませようかというこ
とは考えたが大人たちのこと
は頭になかったので意外だっ
た。 こ れ は 保 護 者 支 援 の 重 要
性 を 再 認 識 す る と と も に、 今
後の子育て支援活動のヒント
に も な っ た。 子 育 て 支 援 と い
うとどうしても子どもとのか
か わ り に 目 が い く が、 保 護 者
支援という役割があることも
忘れてはならない。
(写真は協力団体の一つである音楽サークル“Will Be”のみなさんの
演奏風景)
(4)
社専だより
2017 年 1 月 31 日(第58号)
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