平成27年度決算の概要

1 平成27年度決算の概要
・水道事業は特別損失の減などにより32億55百万円の純利益となった。
・工業用水道事業は51億72百万円の純利益となった。
・地域振興事業のうち格納庫事業は16百万円の純利益であったが,土地造成事業は販売用土地の評価損を計上したこと
などにより26百万円の純損失となった。
・資金不足比率が20%以上となると経営健全化を図る必要があるが,水道事業,工業用水道事業及び地域振興事業にお
いて資金不足比率が20%以上となっている事業はない。
2 損益の状況
(1)水道事業
(単位:百万円)
27年度
2,875
380
3,255
26年度
3,467
△ 7,592
△ 4,125
増減額
△ 592 委託料等の増
7,972 特別損失の減
7,380
主な増減理由
(2)工業用水道事業
27年度
経常利益
4,878
特別損益
294
当年度純利益
5,172
26年度
4,894
1,175
6,069
増減額
△ 16 長期前受金戻入の減
△ 881 契約解除清算金の減
△ 897
主な増減理由
経常利益
特別損益
当年度純利益
(3)地域振興事業(格納庫事業)
27年度
26年度
経常利益
16
16
特別損益
2
当年度純利益
16
18
(4)地域振興事業(土地造成事業)
27年度
26年度
経常利益
△ 26
△ 3,779
特別損益
△3
当年度純利益
△ 26
△ 3,782
増減額
主な増減理由
0
△ 2 退職給付引当金の取崩しの減
△2
増減額
主な増減理由
3,753 低価法による販売用土地の評価損の減
3 退職給付引当金の引当ての減
3,756
3 資産,負債及び資本の状況
(1)水道事業
27年度末
26年度末
増減額
主な増減理由
資 産
281,908
280,095
1,813 固定資産の増
負 債
144,437
146,178
△ 1,741 借入金の償還額が借入額を上回ったことによる減
資 本
137,471
133,917
3,554 H27年度の純利益分及び出資金
※負債のうち26億25百万円は,他会計が負担すると見込まれる額である。
(2)工業用水道事業
27年度末
資 産
193,169
負 債
93,895
資 本
99,274
26年度末
194,021
99,920
94,101
(3)地域振興事業(格納庫事業)
27年度末
26年度末
資 産
385
373
負 債
225
229
資 本
160
144
(4)地域振興事業(土地造成事業)
27年度末
26年度末
資 産
10,059
7,977
負 債
9,330
7,222
資 本
729
755
4 キャッシュ・フローの状況
増減額
主な増減理由
△ 852 減価償却による無形固定資産の減
△ 6,025 借入金の償還額が借入額を上回ったことによる減
5,173 H27年度の純利益分
増減額
12 現金・預金の増
△ 4 修繕引当金の減
16 H27年度の純利益分
主な増減理由
増減額
主な増減理由
2,082 つくば明野北部工業団地造成に伴う土地造成勘定の増
2,108 つくば明野北部工業団地造成事業費の借入による増
△ 26 H27年度の欠損金分
水道
工業用水道
地域
(格納庫) (土地造成)
期首残高
14,912
7,391
1,227
133
1,093
業務活動によるCF
9,389
9,244
△ 2,121
27
△ 2,149
投資活動によるCF
△ 6,894
△ 3,161
0
0
0
財務活動によるCF
△ 1,847
△ 5,410
2,150
0
2,150
期末残高
15,559
8,064
1,256
161
1,095
※単位未満の端数は切り捨てているため,合計が一致しない場合がある。