問合先 市民病院管理課 0587 ( 2 ) 111 32 市民病院に 新型のMRI装置を導入しました 市民病院では、平成 年の新築移転時に最新の医 療機器を導入しました。しかしその後、検査の需要 が増え、特にMRI検査の予約待ち日数や当日の待 ち時間が長い状態が続いてきたため、新しいMRI 装置を導入し、1月から稼動を始めました。 新築移転時に導入した機器と今回導入した機器の 2台のMRI装置を患者さんの状態に合わせて稼動 させることで、待ち時間の短縮を図ります。安心し て診療を受けていただく環境を整え、皆さんに親し まれ信頼される病院を目指していきます。 MRI は「磁気共鳴断層画像診断装置」 の英語略です。強い磁石から発せられ る磁場の中で人体に多く含まれる水素 原子に電波を当て、返ってくる信号を 画像化します。放射線検査と異なり被 ばくの心配がありません。 ※体内に金属や心臓ペースメーカーな どの電子機器があるかたや入れ墨が あるかたなどは、磁場や電波の影響 によりやけどや機器の故障の恐れが あるため、検査を受けられない場合 があります 26 今回導入した MRI装置の特徴 1 最新の機種 ・県内では初の導入で、東海地方でも2台目となる 最新装置です。従来の機種よりも詳細な画像を撮 影でき、これまでは見えなかった脳の細い血管や 動脈瘤なども確認できます ・デジタルコイルが使われていて、より鮮明な画像 を撮影できます ・脳の一部である海馬の萎縮から早期アルツハイ マー症かどうかを判断するなどの検査にも対応し ています 2 快適な検査 こんな映像が 映し出されます MRI 検査は寝台に横になっているだけで終わりま すが、時間が掛かり(内容にもよりますが 10 分か ら 60 分程度必要)、検査時にはドンドンという大き な音もします。今回導入の機器は検査中に映像と音 楽が流れ、これまでに比べてリラックスできる環境 となりました。 緊張が和らぐことで閉塞感が緩和され、閉所恐怖 症のかたも検査を受けやすくなります。 2017年(平成29年)2月号 第1147号 4
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