ナーシングインディケーター皮膚排泄②ストーマサイトマーキング率 2015年 ス スト トー ーマ マサ サイ イト トマ マー ーキ キン ング グ率 率 人工肛門や人工膀胱など手術で人為的に作った排泄口のことをストーマという。手術前 に患者の生活を考え、装具が外れにくく管理のしやすい位置を決めておくことが重要とな り、この位置決定のことをストーマサイトマーキングという。 ストーマサイトマーキングを実施し、適切な位置にストーマを造設することで、術後皮 膚障害などの合併症が減少し、セルフケア(自己管理)の自立が容易になる。ストーマサ イトマーキングは、術前ストーマケアの重要な部分を占める。 データの定義 分子:ストーマサイトマーキング実施患者数 分母:人工肛門造設患者数(小児を除く) 2015年のデータ ストーマサイトマーキング率 75.00%(36/48件) (2015年1月~12月) 成人ストーマ造設 患者数 2011年 2012年 2013年 2014年 2015年 39 60 59 40 48 マーキング マーキング実 実施数 施率 31 44 45 30 36 79.49 73.33 76.27 75 75 評価やコメント 予定手術患者は100%実施。実施出来なかった12例の内5例が救急外来からの緊急手術 であった。今後は、マーキング実施率をふやせるよう看護師の養成を検討していきたい。 ま た緊急での手術であってもマーキング出来るように協力体制を整備していきたい。 参考文献 1)ストーマリハビリテーション講習会実行委員会編:ストーマリハビリテーション -実 践と理論― 第1版,金原出版,2006年
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