システムメンテナンスのお知らせ

-特別勘定に関する指標等-
特別勘定に関する指標等(特
別勘定計・個人変額 保 険 )
「一般勘定」と「特別勘定」について
生命保険会社の資産運用にあたり、 資産のうちの一部をその他の資産と区別して管理・運用を行う場合に、 区分された勘定を
「特別勘定」、 その他の勘定を「一般勘定」といいます。 保険金額や積立金などが資産の運用実績に基づき増減する個人変額保険・
個人変額年金保険及び一部の団体年金保険は、「特別勘定」
として
「一般勘定」
と明確に区分して管理・運用しています。
【93】特別勘定資産残高の状況
[単位:百万円、%]
平成21年度末
構成比
平成22年度末
構成比
平成23年度末
構成比
個人変額保険
120,824
8.3
109,588
8.4
101,973
8.9
個人変額年金保険
174,792
12.1
156,234
11.9
143,951
12.6
団体年金保険
1,154,136
79.6
1,045,498
79.7
900,761
78.6
特別勘定計
1,449,753
100.0
1,311,321
100.0
1,146,686
100.0
【94】平成23年度の資産運用概況(個人変額保険特別勘定資産及び個人変額年金保険特別勘定資産)
平成23年度は、震災の影響や原発問題長期化への懸念等を背景に、国内株価は軟調に推移しました。7月には日経平均株価が
10,000円台を回復する場面もありましたが、8月から年末にかけてはユーロ圏債務問題等を背景として大幅に下落しました。
年明け以降は、円安の大幅な進展や日米欧の金融緩和が好感され、国内株価も上昇に転じ、年度を通じても上昇しました(日経
平均株価は約3 %の上昇)。
このような運用環境のなか、個人変額保険の当年度の運用利回りは、
+1.07 %となりました。
また、運用開始(昭和61年11月1日)以来の運用利回りは、
+34.94 %
(年換算+1.19 %)
となりました。
個人変額年金保険については、各特別勘定の主たる投資対象である投資信託等の組入比率を原則高位に維持し、保険契約の
異動に備え一定の現預金を保有する運用方針を継続しました。
※個人変額保険特別勘定の運用利回りについて
個人変額保険特別勘定の「運用利回り」はお客様からお預りした保険料のうち、死亡保障等に充てられるものを控除した部分の伸び率を示したもので
あり、
保険料全体に対するものではありません。
》
》
個人変額保険特別勘定の状況
【95】
保有契約高(個人変額保険特別勘定)
[単位:件、百万円]
平成21年度末
件数
平成22年度末
金額
件数
平成23年度末
金額
件数
金額
変額保険(有期型)
2,599
13,618
2,439
12,755
2,222
11,319
変額保険(終身型)
38,140
602,945
37,438
584,336
36,782
566,758
合 計
40,739
616,564
39,877
597,092
39,004
578,077
(注)金額欄には、定期保険特約部分を含んでいます。
【96】年度末資産の内訳(個人変額保険特別勘定)
平成21年度末
現預金・コールローン
構成比
[単位:百万円、%]
平成22年度末
構成比
平成23年度末
構成比
業績データファイル
(単体決算データ)
5,006
4.1
4,009
3.7
6,010
5.9
有価証券
105,879
87.6
97,467
88.9
88,181
86.5
公社債
30,001
24.8
30,664
28.0
22,899
22.5
株式
40,801
33.8
33,452
30.5
34,274
33.6
外国証券
35,077
29.0
33,349
30.4
31,007
30.4
公社債
13,313
11.0
11,891
10.9
10,992
10.8
株式等
21,763
18.0
21,458
19.6
20,014
19.6
-
-
-
-
-
-
貸付金
-
-
-
-
-
-
その他
9,938
8.2
8,111
7.4
7,781
7.6
その他の証券
貸倒引当金
合 計
180 日本生命の現状2012
-
-
-
-
-
-
120,824
100.0
109,588
100.0
101,973
100.0
[単位:百万円]
平成21年度
平成22年度
平成23年度
利息配当金等収入
2,076
2,022
2,046
有価証券売却益
3,256
3,327
2,626
有価証券償還益
1
5
-
有価証券評価益
3,607
37
97
25
-
3
394
-
-
為替差益
金融派生商品収益
その他の収益
有価証券売却損
4
19
13
11,105
6,613
4,680
有価証券償還損
1
0
35
有価証券評価損
△20,888
1,617
△873
為替差損
-
37
-
金融派生商品費用
-
112
56
4
1
1
19,143
△2,971
888
その他の費用
収支差額
(注)1.特別勘定に係る資産運用収益及び資産運用費用の各項目は、損益計算書の特別勘定資産運用益又は特別勘定資産運用損に一括して表示しています。
2.有価証券評価益、有価証券評価損には、それぞれ前年度の有価証券評価益、有価証券評価損の振戻損益を含めて記載しています。
【98】有価証券の時価情報(個人変額保険特別勘定)
○売買目的有価証券の評価損益
平成21年度末
貸借対照表
計上額
売買目的有価証券
105,879
当期の損益に
含まれた
評価損益
[単位:百万円]
平成22年度末
貸借対照表
計上額
24,496
特別勘定に関する指標等(個
人変額保険)
【97】運用収支状況(個人変額保険特別勘定)
当期の損益に
含まれた
評価損益
97,467
△1,580
平成23年度末
貸借対照表
計上額
88,181
当期の損益に
含まれた
評価損益
970
【99】金銭の信託の時価情報(個人変額保険特別勘定)
平成21年度末~平成23年度末に該当の残高はありません。
【100】デリバティブ取引の定性的情報(個人変額保険特別勘定)
(1)取引の内容
特別勘定で現在利用しているデリバティブ取引は、
次の取引です。
通貨関連:為替予約取引
株式関連:株価指数先物取引
(2)取組方針
効率的な資産運用を図る観点から現物資産を補完
する目的でデリバティブ取引を活用しており、収益稼得
のために過度に投機的な取引は行わないこととして
います。
(3)利用目的
保有資産に関わる市場リスクのヘッジとしての目的
で利用しています。
(6)
定量的情報に関する補足説明
先物取引等の市場取引については、期末日の終値又は
清算値を時価として利用しています。
為替予約については、外貨建債権債務へ個別に付与
したものを対象から除き、TTM、割引レート等を基準
として、当社で算出した理論価格を時価として利用して
います。
なお、個人変額保険特別勘定のデリバティブ取引に
は、
ヘッジ会計は適用していません。
日本生命の現状2012 181
業績データファイル
(単体決算データ)
(4)リスクの内容
特別勘定で行っているデリバティブ取引については、
市 場リスク( 価 格 変 動リスク、為 替リスク )を 有 して
います。ただし、これらの取引は国内金融商品取引所や
信用度の高い銀行及び証券会社を通じて行っており、
契約が履行されないリスク(信用リスク)は極めて小さい
ものと認識しています。
(5)
リスク管理体制
取引の執行は、取引限度額などを定めた社内規程に
基づき行いますが、投融資執行部門(フロントオフィス)
とは厳密に分離された事務部門(バックオフィス)に
おいて外部証票との照合により取引が確認される等
フロント・バック間で牽制がなされる仕組みとなって
います。
①差損益の内訳(ヘッジ会計適用分・非適用分の内訳)
金利関連
平成
21
年度末 平成
通貨関連
株式関連
-
債券関連
-
その他
-
ヘッジ会計非適用分
-
△2
155
-
-
153
-
△2
155
-
-
153
-
-
-
-
-
合 計
-
-
-
ヘッジ会計適用分
-
ヘッジ会計非適用分
-
△0
△157
-
-
△158
-
△0
△157
-
-
△158
合 計
年度末
23
[単位:百万円]
ヘッジ会計適用分
合 計
22
年度末 平成
特別勘定に関する指標等(個
人変額保険)
【101】デリバティブ取引の時価情報[ヘッジ会計適用分・非適用分の合算値]
(個人変額保険特別勘定)
ヘッジ会計適用分
-
-
-
-
-
ヘッジ会計非適用分
-
△14
27
-
-
12
-
△14
27
-
-
12
合 計
-
(注)ヘッジ会計非適用分の差損益は、損益計算書に計上しています。
②金利関連
平成21年度末~平成23年度末に該当の残高はありません。
③通貨関連
[単位:百万円]
平成21年度末
米ドル
売建
ユーロ
店頭
為替予約
その他共計
米ドル
買建
ユーロ
その他共計
合 計
契約額等
うち1年超
時価
差損益
契約額等
うち1年超
時価
差損益
契約額等
うち1年超
時価
差損益
契約額等
うち1年超
時価
差損益
契約額等
うち1年超
時価
差損益
契約額等
うち1年超
時価
差損益
差損益
平成22年度末
1,038
-
1,048
△9
714
-
717
△3
2,221
-
2,246
△24
1,042
-
1,052
9
753
-
758
4
2,201
-
2,223
22
△2
平成23年度末
57
-
58
△1
121
-
123
△2
232
-
235
△3
16
-
16
0
82
-
83
1
217
-
221
3
△0
853
-
841
11
1,232
-
1,238
△6
2,270
-
2,264
6
1,372
-
1,353
△18
777
-
775
△1
2,259
-
2,238
△21
△14
(注)差損益欄には、先渡取引については、契約額等と時価との差額を記載しています。
④株式関連
[単位:百万円]
平成21年度末
売建
買建
株価指数先物
取引所
業績データファイル
(単体決算データ)
合 計
契約額等
うち1年超
時価
差損益
契約額等
うち1年超
時価
差損益
差損益
-
-
-
-
2,268
-
2,424
155
155
(注)差損益欄には、先物取引については、契約額等と時価との差額を記載しています。
⑤債券関連
平成21年度末~平成23年度末に該当の残高はありません。
⑥その他
平成21年度末~平成23年度末に該当の残高はありません。
182 日本生命の現状2012
平成22年度末
-
-
-
-
1,967
-
1,809
△157
△157
平成23年度末
-
-
-
-
1,395
-
1,422
27
27
》》個人変額年金保険特別勘定の状況
[単位:件、百万円]
平成21年度末
件数
個人変額年金保険
平成22年度末
金額
28,376
件数
174,790
平成23年度末
金額
26,872
件数
156,233
金額
24,791
143,946
(注)金額は、責任準備金の金額です。
【103】年度末資産の内訳(個人変額年金保険特別勘定)
平成21年度末
現預金・コールローン
構成比
[単位:百万円、%]
平成22年度末
構成比
平成23年度末
構成比
-
-
-
-
-
-
有価証券
168,692
96.5
150,920
96.6
139,237
96.7
公社債
26,602
15.2
25,673
16.4
25,458
17.7
株式
-
-
-
-
-
-
外国証券
-
-
-
-
-
-
公社債
-
-
-
-
-
-
株式等
-
-
-
-
-
-
142,090
81.3
125,246
80.2
113,779
79.0
その他の証券
貸付金
-
-
-
-
-
-
その他
6,099
3.5
5,314
3.4
4,713
3.3
貸倒引当金
合 計
-
-
-
-
-
-
174,792
100.0
156,234
100.0
143,951
100.0
【104】運用収支状況(個人変額年金保険特別勘定)
[単位:百万円]
平成21年度
平成22年度
利息配当金等収入
有価証券売却益
平成23年度
710
708
659
96
149
320
有価証券償還益
-
-
-
有価証券評価益
1,738
△940
1,535
為替差益
-
-
-
金融派生商品収益
-
-
-
その他の収益
有価証券売却損
0
0
0
1,445
1,439
1,917
有価証券償還損
-
-
-
有価証券評価損
△22,182
2,552
△2,335
為替差損
-
-
-
金融派生商品費用
-
-
-
0
0
0
23,282
△4,073
2,933
その他の費用
収支差額
特別勘定に関する指標等(個
人変額年金保険)
【102】保有契約高(個人変額年金保険特別勘定)
(注)1.特別勘定に係る資産運用収益及び資産運用費用の各項目は、損益計算書の特別勘定資産運用益又は特別勘定資産運用損に一括して表示しています。
2.有価証券評価益、有価証券評価損には、それぞれ前年度の有価証券評価益、有価証券評価損の振戻損益を含めて記載しています。
【105】有価証券の時価情報(個人変額年金保険特別勘定)
○売買目的有価証券の評価損益
平成21年度末
売買目的有価証券
168,692
当期の損益に
含まれた
評価損益
23,921
平成22年度末
貸借対照表
計上額
150,920
当期の損益に
含まれた
評価損益
△3,493
平成23年度末
貸借対照表
計上額
139,237
当期の損益に
含まれた
評価損益
3,871
【106】金銭の信託の時価情報(個人変額年金保険特別勘定)
平成21年度末~平成23年度末に該当の残高はありません。
【107】デリバティブ取引の定性的情報(個人変額年金保険特別勘定)
平成21年度~平成23年度に該当の取引、期末残高ともありません。
【108】デリバティブ取引の時価情報[ヘッジ会計適用分・非適用分の合算値]
(個人変額年金保険特別勘定)
平成21年度末~平成23年度末に該当の残高はありません。
日本生命の現状2012 183
業績データファイル
(単体決算データ)
貸借対照表
計上額
[単位:百万円]
》》団体年金保険特別勘定の状況
特別勘定に関する指標等(団
体年金保険)
【109】商品別資産残高(団体年金保険特別勘定)
平成21年度末
特別勘定第1特約
[単位:百万円]
平成22年度末
平成23年度末
1,062,622
902,311
763,936
総合口
762,945
627,128
517,623
投資対象別口
299,676
275,183
246,313
特別勘定第2特約
81,988
133,058
126,001
確定拠出年金保険
9,525
10,128
10,823
1,154,136
1,045,498
900,761
合 計
(注)1.特別勘定第1特約………確定給付企業年金や、厚生年金基金等の資金を合同運用する商品です。 総合口…バランス型運用を行います。 投資対象別口…特定の資産に投資を行い、お客様のニーズに一層きめ細かくお応えできます。
2.特別勘定第2特約………年金資産をお客様ごとに単独運用する商品です。
3.確定拠出年金保険………確定拠出年金の資金を合同運用する商品です。
【110】第1特約(総合口)の状況(団体年金保険特別勘定)
※
【110】については、時価ベースの数値を記載しており、単位未満を四捨五入しています。
(1)運用方針と平成23年度の運用状況(総合口)
<運用方針>
総合口では、バランス型ポートフォリオを構築し、
ミドルリスク・ミドルリターンの運用を基本としています。
基準資産配分*の許容幅の範囲内で策定される年度資産配分をベースに、内外の金融・経済動向の変化に応じ資産配分を
調整するとともに、各資産において適切なリスクコントロールを行うことで総合収益の向上を目指します。
*「基準資産配分」とは、中長期の運用期間を前提として一定のリスク許容度のもと、最適と思われる資産配分のことをいいます。
<平成23年度の運用状況>
ユーロ圏債務問題や主要各国の積極的な金融緩和政策等を背景に、国内外ともに金利低下となったことから、国内債券、
外国債券の運用利回りがプラス(国内債券は3.13 %、外国債券は5.05 %)となり、当年度の運用利回り(ユニット価格騰落
率)は1.68 %となりました。
(2)平成23年度の資産配分(総合口)
平成23年度
資産配分 平成22年度
[単位:%]
資産配分実績
運用実績(平成23年度資産配分との対比)
平成23年度
3月末
6月末
9月末
12月末
3月末
年度初は対年度資産配分比高めでスタートし、第1四半期に引き下げた後、
円建債券
30.0
32.6
29.6
31.2
32.3
28.0 第2四半期に引き上げ、第4四半期に再度引き下げました。
円建株式
35.0
34.5
35.7
35.6
33.6
35.6 第3四半期に引き下げ、第4四半期に再度引き上げました。
外貨建債券
11.0
10.0
10.7
11.2
10.8
11.6 第3四半期に引き下げ、第4四半期に再度引き上げました。
外貨建株式*
21.0
21.0
20.8
18.8
19.8
21.1 第4四半期に引き上げました。
3.0
1.9
3.1
3.2
3.5
短資等
合 計
年度初は対年度資産配分比低めでスタートし、第1四半期に引き上げた後、
年度初は対年度資産配分比低めでスタートし、第2四半期に引き上げた後、
年度初は対年度資産配分並みでスタートし、第2四半期に引き下げた後、
3.8
-
100.0 100.0 100.0 100.0 100.0 100.0
-
*外貨建株式については、年度資産配分21.0 %のうち、2.0 %をエマージング(アジア)株式に配分しています。
(3)資産別時価残高の推移(総合口)
[単位:百万円]
平成21年度末
平成22年度末
平成23年度末
円建債券
210,334
192,290
134,123
円建株式
170,381
268,076
203,480
外貨建債券
86,220
59,101
55,381
外貨建株式
141,245
123,929
101,081
業績データファイル
(単体決算データ)
短資等
22,030
29,568
45,014
合 計
727,905
608,368
505,980
(4)収益率(総合口)
[単位:%]
平成21年度
ユニット価格騰落率
184 日本生命の現状2012
平成22年度
18.68
平成23年度
△2.65
1.68
※
【111】については、時価ベースの数値を記載しており、単位未満を四捨五入しています。
(1)運用方針と平成23年度の運用状況(投資対象別口)
①国内債券口
<運用方針>
デ ュ レ ー シ ョ ン、満 期 構 成 比、債 券 種 類 別 構 成 のベンチ
マークからの乖離度合いを適切に調整します。また、投資
適格銘柄への投資を基本とし、信用リスク、流動性リスクを
抑制します。
ベンチマーク:NOMURA ボンド・パフ ォ ー マンス・イン
デックス(総合)
<平成23年度の運用状況>
デュレーションは、金利水準、国内外の景気動向、各国金融
当局の政策等を注視しつつ、年度を通じて機動的に調整
しました。債券種類別構成は、国債や事業債等のウェイトを
市場動向等に応じて機動的に調整しました。
②国内株式口
<運用方針>
業種別構成のベンチマークからの乖離度合いを適切に調整
するとともに、ファンダメンタルズ分析を重視した銘柄選択
を行います。
ベンチマーク:TOPIX(東証株価指数)配当込
<平成23年度の運用状況>
アナリストによる企業調査分析及び「株主価値評価システム
(SVS)
」による中長期視点からの分析に基づき、期待リターン
の高い銘柄への入替え等を実施しました。
③クオンツ運用国内株式口
<運用方針>
クオンツモデルを活用し、株価の割安度と成長性に着目した
銘柄選択を行います。
ベンチマーク:TOPIX(東証株価指数)配当込
<平成23年度の運用状況>
ポートフォリオの割安・高成長特性(その他のリスク特性は
ベンチマーク並み)を維持するため、定期的にリバランス
(銘柄入替え)を実施しました。
④店頭・小型株式口
<運用方針>
業種別構成、市場別構成のベンチマークからの乖離度合いを
適切に調整するとともに、ファンダメンタルズ分析を重視
した銘柄選択を行います。また、主として証券取引所第一部
上場の小型円建株式及び証券取引所第一部以外の円建株式
を投資対象とします。
ベンチマーク:RUSSELL / NOMURA 日本株インデックス(SmallCapインデックス)
<平成23年度の運用状況>
銘柄選択は、
収益見通し、
バリュエーション面での割安度等に
着目し、期待リターンの高い銘柄への入替え等を実施しま
した。
⑤外国債券口
<運用方針>
デュレーション、国別構成、通貨別構成のベンチマークから
の 乖 離 度 合 い を 適 切 に 調 整 し ま す。 ま た、主 に 主 要
先 進 国 の 国 債 を 投 資 対 象 とし、信 用リスク、カントリ ー
リ ス ク 、流 動 性 リ ス ク を 抑 制 し ま す 。
ベンチマーク:シティグループ世界国債インデックス
(除く日本、円ベース)
<平成23年度の運用状況>
デュレーションは、年度を通じて機動的に調整しました。
国 別 構 成 は、欧 州 圏 内 で の ポルトガル、アイルランド の
アンダーウェイト継続等市場動向等に応じて調整を実施
しました。 通 貨 別 構 成 は、ユ ー ロのアンダ ー ウ ェ イト等
機動的に調整しました。
⑥為替ヘッジ付外国債券口
<運用方針>
デュレーション、国別構成のベンチマークからの乖離度合い
を適切に調整します。また、主に主要先進国の国債を投資
対象とし、信用リスク、カントリーリスク、流動性リスクを
抑制します。なお、為替ヘッジにより、原則として為替リスクを
回避します。
ベンチマーク:シティグループ世界国債インデックス
(除く日本、円ヘッジベース)
特別勘定に関する指標等(団
体年金保険)
【111】第1特約(投資対象別口)の状況(団体年金保険特別勘定)
<平成23年度の運用状況>
デュレーションは、年度を通じて機動的に調整しました。
国 別 構 成 は、欧 州 圏 内 で の ポルトガル、アイルランド の
アンダーウェイト継続等市場動向等に応じて調整を実施
しました。
⑦外国株式口
<運用方針>
国別構成、通貨別構成、業種別構成のベンチマークからの
乖離度合いを適切に調整するとともに、ファンダメンタルズ
分析を重視した銘柄選択を行います。
ベンチマーク:MSCIKOKUSAI インデックス (配当再投資、
円ベース、源泉税控除前)
<平成23年度の運用状況>
地域別構成は、北米のアンダーウェイト、アジア・オセアニア
のオーバーウェイトでスタートし、第2四半期以降は概ね
中立を維持しました。業種別構成は、景気状況や金利状況等
を見ながら機動的な配分調整を実施しました。銘柄選択は
「株主価値評価システム(SVS)」による中長期視点からの
分析に基づき、期待リターンの高い銘柄への入替え等を
実施しました。
⑧マネーマーケット口
<運用方針>
コールローンや預金等の短期金融商品に投資し、安定した
インカムゲインを追求します。
ベンチマーク:無担保コールローン
(翌日物)
加重平均レート
<平成23年度の運用状況>
流動性の確保に留意しつつ、安定した収益を追求するため、
年度を通じて無担保コール翌日物と3カ月物の国庫短期
証券を中心に運用しました。
業績データファイル
(単体決算データ)
日本生命の現状2012 185
〈
【111】
第1特約
(投資対象別口)の状況(団体年金保険特別勘定) の続き〉
特別勘定に関する指標等(団
体年金保険)
(2)時価残高の推移(投資対象別口)
[単位:百万円]
時価残高
平成21年度末
国内債券口
国内株式口
クオンツ運用国内株式口
店頭・小型株式口
外国債券口
為替ヘッジ付外国債券口
外国株式口
マネーマーケット口
合 計
108,429
46,561
24,371
722
44,438
775
40,500
17,559
283,356
平成22年度末
109,989
43,480
19,128
731
40,156
756
39,058
9,964
263,262
(3)収益率(投資対象別口)
平成23年度末
89,515
30,538
6,362
743
24,804
35,948
33,255
11,180
232,347
[単位:%]
ユニット価格騰落率
平成21年度
国内債券口
国内株式口
クオンツ運用国内株式口
店頭・小型株式口
外国債券口
為替ヘッジ付外国債券口
外国株式口
マネーマーケット口
業績データファイル
(単体決算データ)
186 日本生命の現状2012
平成22年度
2.11
31.78
27.98
28.19
△0.17
1.69
39.08
0.15
平成23年度
2.21
△8.15
△8.79
△2.05
△8.14
△0.02
1.08
0.12
3.02
2.13
1.89
8.29
5.07
7.26
0.15
0.10