報 道 発 表 資 料 平成 29 年 1 月 24 日 大 分 地 方 気 象 台 土砂災害を

報 道 発 表 資 料
平成 29 年 1 月 24 日
大 分 地 方 気 象 台
土砂災害を対象とする大雨警報・注意報の暫定基準の見直しについて
平成 27 年 7 月 13 日に発生した大分県の南部を震源とする地震により、震度5強を観測
した大分県佐伯市では、地盤の緩みを考慮し、土砂災害を対象とする大雨警報・注意報の
土壌雨量指数基準について、通常の8割に引き下げた暫定基準で運用してきました。
また、平成 28 年 4 月 16 日に発生した熊本県熊本地方を震源とする地震により、震度6
弱を観測した由布市、別府市では、地盤の緩みを考慮し、土砂災害を対象とする大雨警報・
注意報の土壌雨量指数基準について、通常の7割に引き下げた暫定基準で運用し、震度5
強を観測した日田市、竹田市、豊後大野市、九重町では、地盤の緩みを考慮し、土砂災害
を対象とする大雨警報・注意報の土壌雨量指数基準について、通常の8割に引き下げた暫
定基準で運用してきました。
大雨警報・注意報の暫定基準は、大分県と大分地方気象台が共同で発表する大分県土砂
災害警戒情報の発表基準と整合をとりつつ、降雨の状況と土砂災害の関連等を調査し、適
切な見直しを行うこととしております。
今般、佐伯市については大分県土砂災害警戒情報の暫定基準を、平成 29 年 1 月 31 日を
もって廃止して通常基準に戻すことに伴い、土砂災害を対象とする大雨警報・注意報の暫定
基準についても廃止し通常基準に戻すこととします。
また、別府市、由布市の大分県土砂災害警戒情報の暫定基準を8割基準に引き上げるこ
とに伴い、土砂災害を対象とする大雨警報・注意報の暫定基準についても8割基準に引き上
げることとします。このことについて、下記のとおりお知らせします。
なお、今後の暫定基準見直しについては、平成 29 年度の梅雨期から台風期を経た後、あ
らためて検証を行います。
土砂災害警戒判定メッシュ情報※については、下記の暫定基準の見直しを反映した判定結
果となるため、引き続き避難対象地域の絞込みに活用いただけます。
記
1
暫定基準廃止・変更日時
平成 29 年 1 月 31 日 13 時
2 暫定基準を廃止して通常基準とする市
佐伯市
3 暫定基準の割合を引き上げ 7 割から8割とする市
別府市、由布市
※土砂災害警戒判定メッシュ情報は、土砂災害警戒情報を補足する情報です。
詳細については、以下を参照してください。
気象庁HP:http://www.jma.go.jp/jp/doshamesh/
本件に関する問い合わせ先
大分地方気象台(電話 097-532-0644)
別紙
大雨警報・注意報の暫定基準の対象地域
暫定基準を廃止し、通常基準に戻す市町
通常基準の 8 割運用を継続する市町
(別府市と由布市は 7 割運用から 8 割運用へ引き上げ)