福島県県南地方における県産農林水産物の風評払拭と消費拡大の取組 新そばまつりを盛り上げた小野田小学校 3年生による落語 新そばまつり H28.11.23 白河市東多目的研修センター 野出島地域活性化プロジェクトの取組 白河市東(旧東村)の野出島地区では、毎年11月に地域 の方が心待ちにしているイベント「新そばまつり」が開催され ており、今年度も11月23日、勤労感謝の日に開催されまし た。 来場者の一番の楽しみはもちろん、野出島地区で生産さ れたソバで打った新そばを味わうことです。午前の部・午後 の部あわせて200食が地元住民を中心とした消費者の 方々に新そばセットとして提供されました。 今回、出されたそばは「会津のかおり」という香り高く弾力 のあるコシが特徴の福島県のオリジナル品種で、大盛りで あったのにもかかわらず、来場者の多くがそばをお代わりさ れたそうです。 さらに、副菜のごぼうやサツマイモの天ぷら、大根や手作 りこんにゃくの煮物、じゃがいもの煮っころがしなど、昔なが らの郷土料理も大変好評でした。 これらの新そばセットは、そばのお代 わり券付きで、前売り券を購入の場合 は1,500円、当日券を購入の場合は 1,800円で楽しむことが出来ました。 ←会長の本宮直(ほんぐう た だし)さん 本宮さんは元福島県職員 で、農家さんに技術支援など を行ってきましたが、退職後も 道の駅ひらたの立ち上げや、 野出島地区の活性化に尽力 したりと、継続して地域の農業 振興にお力添えされていま す。 また、今回の新そば交流会 で提供されたそばも、その打 ち方を本宮さんが会員の皆さ んに伝授したものでした。 #05 ~プロジェクトの取組~ ~プロジェクトの催し物~ 5月上旬 菜の花を見る会 6月下旬 ほたる探勝会 9月下旬 そばの花を見る会 11月下旬 新そば交流会 ~プロジェクトの6次化商品~ 野出島地域活性化プロジェクトは、地域資源である「農地」 「文化財」「自然素材」「人材」を活用し、自信と誇りに満ちた地 域の創出と定住人口・交流人口を増加させることを目的とし て、平成22年に設立された組織です。現在30名の会員が活 動しています。 地域資源を活かした様々なイベントを開催しているほか、地 域の農産物を活用した6次化商品の生産も手がけています。 また、新規就農者の受け皿として、震災以降に横浜市から 野出島地域に移り住んだ青年農家さんをプロジェクトの会員と して迎え入れ、遊休農地を貸し出し、一緒に菜種などの生産 を行っています。 のでじまうどん なたね油 発行 福島県県南農林事務所 企画部 0248-23-1527
© Copyright 2024 ExpyDoc