皆様におかれましては、輝かしい新年をお迎えのこととお慶び申し上げます。 昨年のリオオリンピックでは日本選手の活躍で大いに盛り上がりましたが、セーリ ングは女子 470 級の吉田・吉岡組がメダルレースに進んだものの残念ながら 5 位に終 わりました。セーリングのより一層の普及、発展のためにも、東京オリンピックでの メダル獲得に向けて更なる選手強化が求められるところです。 当連盟では昨年、2022 年(平成 34 年)栃木国体のセーリング競技会場が稲毛ヨット ハーバーに決まるという明るいニュースがありました。 栃木県とは前回の昭和 55 年の国体セーリング競技も稲毛ヨットハーバーで実施した 縁もあり、県連としても国体の成功に向けて、栃木県、千葉県や千葉市など関係機関 と連携して準備を進めていきたいと思います。 さて、当県連では、セーリング経験者だけでなく、一般の方にもセーリングの楽しさ を体験していただくための普及活動を実施しています。 昨年は、ヨット教室、ディンギー体験、千葉市の体験型イベントである「千葉あそび」 を中心としたクルーザー体験、普及レースなどを行いました。 今年は、実施するメニューは基本的には昨年と同様と考えていますが、広報をより 充実させることや一般の方の参加型イベントである日本セーリング連盟の「海のプロ ジェクト」の導入を検討するなど、セーリングの楽しさを幅広く皆さんにお伝えでき るよう努めていきたいと思っています。 また、選手強化の面では、昨年はインターハイで女子 420 級が 2 位になったほか、明 海大とともに千葉大学が 39 年ぶりに全日本インカレに出場するなど明るい話題もあ りましたが、国体では天皇杯 13 位と昨年に続いて入賞を逃がしてしまいました。 今年は、様々な課題を克服し、国体やインターハイでの優勝を目ざして選手強化に も努めていきますので、皆様のご支援、ご声援をよろしくお願いします。 平成 29 年 1 月吉日 千葉県セーリング連盟 会長 千葉 滋胤
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