Press Release

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報道関係者
平成 29 年1月 24 日
【照会先】
政策統括官付 政策評価官室
アフターサービス推進室
室長代理
大島 雅章
調査専門員
小田島 朋
(代表電話)03(5253)1111(内線 7785)
(直通電話)03(3591)3902
各位
「高齢者の口腔と摂食嚥下の機能維持・向上のための取組に関する調査」の
結果を公表します
厚生労働省では、このたび、介護予防事業などにおける高齢者の口腔と摂食嚥下の
機能支援について、先進的な取組を行っている5つの自治体(東京都大田区、同新宿
区、千葉県柏市、富山県南砺市、岡山県鏡野町)を対象とした調査の結果を取りまと
めましたので、公表します。
今回調査した5つの自治体では、歯科医師会、歯科衛生士や管理栄養士などの多職
種の専門職と連携して、以下の取組を推進していることが分かりました。
【調査結果のポイント】
①介護予防事業で、高齢者が口腔と摂食嚥下の機能の重要性と機能の低下などに
対する予防方法について学ぶ機会を提供
②自治体が主導して、重症化予防のために、在宅の要介護高齢者や介護保険施設
入所者への歯科医療サービスの提供体制を構築
③多職種の専門職が「食べること」の支援ネットワークを構築できるよう、連携
ツールや地域研修会を通じて支援に伴う課題とノウハウを共有
今回の報告書は、厚生労働省ホームページに掲載するとともに、自治体の介護予防、
歯科保健担当部署へ情報提供のための事務連絡を行い、取組の推進を図ります。
【添付資料】
「高齢者の口腔と摂食嚥下の機能維持・向上のための取組に関する調査」
(報告書概要)
「高齢者の口腔と摂食嚥下の機能維持・向上のための取組に関する調査」
(報告書全文)
■報告書URL
http://www.mhlw.go.jp/iken/after-service-vol25.html
(※)「アフターサービス推進室」
厚生労働省の制度や事業が本来の目的どおりに国民生活に役立つものとなるよう、
国民目線で現状を把握し、制度・業務の改善提案を行い、制度や事業をより効果的
に機能させることを目的として、活動している。