横植協会28-18号 平成29年1月17日 横浜植物防疫協会からのお知らせ 各 位 横浜植物防疫協会 045-201-2378 お知らせ18号を送信します。 【台湾産インドナツメ生果実及びベトナム産赤肉種ドラゴンフルーツ生果実の条件付 き輸入解禁について)】 台湾産インドナツメ生果実及びベトナム産赤肉種ドラゴンフルーツの輸入解禁に係る意 見募集については、横浜植物協会からのお知らせ28-12号、28-13号にて既にお 知らせしたところですが、公聴会が終了して、今般、年末(平成28年12月28日)・年 始(平成29年1月16日)に、相次いで両種生果実が条件付きで輸入解禁されたのでお 知らせします。両種生果実の輸入解禁条件の概略及び生果実の特徴は以下のとおりです。 輸入解禁条件の詳細については、植物防疫所ホームページの告示(条件付き解禁)並びに実施 細則(条件付き解禁)をご覧下さい。 【台湾産インドナツメ生果実】(平成28年12月28日輸入解禁) 輸入解禁条件の概略 ①低温処理施設において、生果実の中心部の温度が 1.2℃以下で14日間消毒されること。 ②船積貨物又は航空貨物として輸入されること。 ③ミカンコミバエ種群に侵されていない旨植物検疫証明書に特記されていること。 生果実の特徴 ①クロウメモドキ科ナツメ属の生果実、学名:Ziziphus mauritiana ②果実の形状(別添参照):円形~長円形、大きさ:4~6cm、重さ:100 g 前後 ③果肉は白く、酸味がありリンゴの風味に似る ④収穫期:12月~3月 【ベトナム産赤肉種ドラゴンフルーツ生果実】(平成 29 年 1 月 16 日輸入解禁) 輸入解禁条件の概略 ①蒸熱処理施設で飽和蒸気により、生果実の中心部が 46.5℃に達した後、40 分間以上保 持されたことが確認されること。 ②船積貨物又は航空貨物として輸入されること。 ③ミバエ類などの検疫有害動植物がないことが植物検疫機関によって確認されること。 生果実の特徴 ①サボテン科ヒモサボテン属のサンカクサボテン等の果実。既解禁種ヒロセレウス・ウ ンダーツス(白肉種ドラゴンフルーツ)とヒロセレウス・コスタリケンシス(赤肉種)との交 雑種、学名:Hylocereus undatus x H. costaricensis ②果実の形状(別添参照):長円形、大きさ:12~20cm、重さ:300g 以上 ③果皮の色:淡い~濃い赤色、果肉の色:濃い赤色 (下図参照) ④糖度:16-20% 以上 別添 台湾産インドナツメ生果実及び赤肉種ベトナム産ドラゴンフルーツ 台湾産インドナツメ生果実(下図) ベトナム産赤肉種ドラゴンフルーツ(ヒロセレウス・ウンダーツスとヒロセレ ウス・コスタリケンシスとの交雑種)(下図)
© Copyright 2025 ExpyDoc