■地球環境・インフラ事業グループ ■新産業金融事業グループ ■エネルギー事業グループ ■金属グループ ■機械グループ ■化学品グループ ■生活産業グループ 化学品グループ 化学品グループは、原油、天然ガス、鉱物、植物、海洋資源などより生産されるエチレン、メタノール、 塩といった工業製品用の原料から、プラスチック、電子材料、食品素材、肥料や医農薬などの製品まで、 幅広い分野において事業展開しています。 当期純利益 /ROA (単位:億円) 314 305 250 217 常務執行役員 化学品グループCEO 3.2% 3.3% 1982 年三菱商事入社(塩ビ・クロールアルカリ部)。 1991 年米国三菱商事会社ヒューストン支店に出 向。1996 年クロール・アルカリ部。2005 年汎用化学 品本部クロールアルカリユニットマネージャー。2010 年化学品グループ CEOオフィス室長。2012 年機能 化学品本部長。2013 年執行役員。2015 年汎用化 学品第一本部長。2016年より現職。 2.2% 2014.3 2015.3 2016.3 2017.3 ( 見通し) Our Vision グローバルネットワークを活かし 新たな事業機会を追求します 化学品グループ 化学品グループ CEO オフィス 化学品グループ管理部 フェニックス部 サウディ石化事業部 化学品グループは、 「市場において存在感と影響力があり、持続的な収益力を持つ強い事業の集合体」を目指すべき姿として掲げ ています。当グループがこれまでに築き上げてきたグローバルネットワークを活かし、強い事業基盤を有する領域で、新たな事業機 会を創出して、国内外市場の成長を積極的に取り込んでいきます。 石油化学やクロールアルカリ、メタノール、アンモニアなどの汎用化学品分野では、シェール革命に伴う業界構造変化や顧客ニー ズを的確に捉え、新たな投資機会を追求し、収益の拡大を図ります。また、情報・ネットワーク機能や販売力といった三菱商事の強 ■汎用化学品第一本部 基礎石化部、芳香族化学品部、クロールアルカリ部 ■汎用化学品第二本部 メタノール部、アンモニア部、肥料部、無機原料部 ■機能化学品本部 合成樹脂部、塩化ビニール部、機能材料部、 スペシャリティーケミカル部 ■ライフサイエンス本部 みも活かしながら、競争力ある原料をベースとした製造事業の付加価値向上につなげます。 プラスティックスをはじめとする機能化学品分野では、当社が持つ製品販売力や調達機能の深掘りを継続しつつ、北米自動車分野 など成長が見込まれる産業や地域での事業強化を進めます。 ライフサイエンス分野では、健康、安心、安全、おいしさといった面で、グローバルに生活の質向上に貢献することをテーマに、 事業ポートフォリオの拡充に取り組んでいます。成長が期待される食品化学事業では、経営機能の強化に加え、国内外の製造拠点を 活用し、自社の持つ発酵技術やアプリケーション技術を高め、アジア地域など成長市場での業容拡大を狙います。 バイオ・ファインケミカル部、生化学製品部 84 MITSUBISHI CORPORATION INTEGRATED REPORT 2016 MITSUBISHI CORPORATION INTEGRATED REPORT 2016 85
© Copyright 2025 ExpyDoc