2017年第1期1課 1月7日 「聖書はすべて神の霊の導きの下に書かれ、人を教え、 戒め、誤りを正し、義に導く訓練をするうえに有益です。 こうして、神に仕える人は、どのような善い業をも行う ことができるように、十分に整えられるのです。」 (テモテへの手紙二3:16-17) 2017年第1期1課 聖霊と御言葉 1月7日 「聖書はすべて神の霊の導きの下に書かれ、人を教え、 戒め、誤りを正し、義に導く訓練をするうえに有益です。 こうして、神に仕える人は、どのような善い業をも行う ことができるように、十分に整えられるのです。」 (テモテへの手紙二3:16-17) 2017年第1期1課 聖霊と御言葉 1月7日 「聖書はすべて神の霊の導きの下に書かれ、人を教え、 戒め、誤りを正し、義に導く訓練をするうえに有益です。 こうして、神に仕える人は、どのような善い業をも行う ことができるように、十分に整えられるのです。」 (テモテへの手紙二3:16-17) 2017年第1期1課 聖霊と御言葉 1月7日 聖霊は書かれた神様の言葉である聖書の源であり、 原動力です。 聖霊の働きには、尚、み言葉との密接な関係があり ます。聖書はすでに書き記されていますが、聖霊は 今でも、御言葉と関わっているのです。 聖霊と御言葉の起源: 啓示者。 霊感を与える者。 聖書の真実性。 聖霊と今日における御言葉: 私達の教師。 聖霊の御言葉の一致。 「この救については、あなたがたに対する恵みのことを預言した預言者 たちも、たずね求め、かつ、つぶさに調べた。彼らは、自分たちのうちに いますキリストの霊が、キリストの苦難とそれに続く栄光とを、あらかじめ あかしした時、それは、いつの時、どんな場合をさしたのかを、調べた のである。」 (ペテロ第I 1:10-11) 啓示と霊感は関連しているが、同一ではあり ません。霊感は聖霊がどのように人を通して 真実を語り働いておられるのかを教えてくれ ます。啓示は私達が自ら理解できない事柄に 関する聖霊によって与えられる知識です。 ですから、啓示は聖霊が明らかにする真実 であり、霊感は聖霊が人々を通して私達に 真実を語らせる手段なのです。 「そして、それを神は、御霊によってわたしたちに啓示して下さったのである。 御霊はすべてのものをきわめ、神の深みまでもきわめるのだからである。」 (コリント第I 2:10) もし聖霊が神様の御言葉を通して私達に明らか にされるのでなければ、私たちはどうして、 神様の御心を知ることが出来るでしょうか? 聖霊は聖書の著者たちに真実を明らかにされま した。彼らは自らはそれらの真実を理解するこ とは出来ませんでした。ですからペテロは「予 言は決して人の意志によって来るものでな い。」と言っています。 (ペテロ第2 1:21)。 聖書の真実は神様からの直接的啓示です。 人の考えでも、解釈でもなく、神様からの ものです。 聖書の著者は単なる 神様のタイピストでは ありませんでした。 「なぜなら、預言は決して人間の意志から出たものでは なく、人々が聖霊に感じ、神によって語ったものだから である。」(ペテロ第II 1:21) 神様は彼らを導いて、彼ら自身の 霊感を受けた言葉によって、 信用があり、信頼のおける方法で そのお考えを説明させました。 書き表す過程は、一人一人、 その時々で異なっていました。 ときに、彼らは「主は言われ る。」という言葉に続いて 語る言葉そのものを与えられ ました。 (イザヤ書 37:6) ときに、彼らは幻や夢を見て、 自らの言葉で描写しました。 (エゼキエル1:4) ときに、彼らは事実や教えを 説明するために、調べました。 (ルカによる福音書1:6) 「あなたのみ言葉の全体は真理です。あなた の正しいおきてのすべてはとこしえに絶える ことはありません。」(詩篇119:160) ある人達は聖書が真実であることを疑いま す。なぜなら、: 1. 聖書の著者達が真実を彼らの時代、場 所、文化により表現したことを理解で きなかったからです。 2. 聖書には人間の理解を超えた事実(世 界的な洪水、紅海の横断、イエス様の 処女降誕、等)があるからです。 しかし我々は自分自身の考え、それとも 「真実の御霊」による啓示( ヨハネによる 福音書 14:17)を信じるべきでしょうか? 神様は偽ることができません(へブル書 6:18)。ですから、すべて、彼の語られた 言葉は真実です。私たちは聖書を裁くこと は出来ませんが、私たちの考えは聖書に よって裁かれねばなりません。 「けれども真理の御霊が来る時には、あなたがたをあらゆる真理に導いて くれるであろう。それは自分から語るのではなく、その聞くところを語り、 きたるべき事をあなたがたに知らせるであろう。」(ヨハネ16:13) 聖霊が私たちを導いて行く真実とは何か? それは神様についての真実です。聖書の教え一つ 一つは私達を愛し私たちを彼が王国に救われるこ とを切に望まれておられる神様についての真実の 麗しさについて表わしています。 私 たちは私たち自身の理屈では聖書の真実を理解す ることは出来ません。なぜなら、霊的は真実は霊 的に理解されなければならないからです(コリン ト人への第1の手紙2:13)。だから、 聖霊は以 下の点において私たちを助けます。: 1. 聖書の教えの真実を理解すること 2. 私達に関する真実を理解すること 私達が聖霊の導きに応えて聖書の指示を謙虚に受け入れるとき、私達の人生 は神様の恵みによって変えられ、私たちの心は悪魔の惑わしから守られます。 「もし、あなたがモーセを信じたならば、わたしも信じたであろう。モーセは、 わたしについて書いたのである。しかし、モーセの書いたものを信じないなら ば、どうしてわたしの言葉を信じるだろうか。」(ヨハネ5:46~47) イエス様は私達に御言葉を学び、永遠の命を得るよう 促します。(ヨハネ5:39)イエス様を信じ、彼の書に かれた言葉のメッセージを拒むことは不可能です。 しかし、聖霊が私達を聖書と 矛盾したイエス様に関する真理 (又は他の教理)に導くことは ありますか(ヨハネによる 福音書 16:13-14)? 聖霊が神様の言葉と矛盾することは ありません。もし、誰かが、聖霊に よって力を与えられていると言いつつ、 聖書と矛盾した教えを説いていると したら、真実を語ってはいません。 エレンG.ホワイト キリストへの道、12章)
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