トランプ大統領就任控え、もう一波乱あるか 来週以降は決算発表が本格

Weekly Market Research Report
2017年1月16日号
今週の
POINT
国内株式市場
トランプ大統領就任控え、もう一波乱あるか
今週の分析銘柄 - FISCO Selection 8 -
Gunosy【 マザーズ 6047 】ほか
テーマ別分析
第1回 ロボデックス 開幕で関連銘柄を探る
話題のレポート
2017年に注目する10大テーマと17銘柄
スクリーニング分析
業績動向を手掛かりとした個別物色の動きが本格化へ
来週以降は決算発表が本格化へ
株式会社フィスコ
本資料のご利用については、必ず巻末の重要事項(ディスクレーマー)をお読みください。
目次
週刊相場観測誌
Market
1
展望
今週の市場見通し
Vol. 201 Weekly
2017 01 16
国内株式市場
マーケット概観
3
新興市場
4
米国株式市場
2
3
マーケットを読む
今週の分析銘柄
5
為替市場
米ドル/円予想レンジ
6
債券市場
債券先物・長期国債利回り予想レンジ
6
今週のポイント
7
日経平均株価
8
FISCO Selection
読者の気になる銘柄
ホクト〈1379〉東証 1 部
9
スーパーバリュー〈3094〉JASDAQ
10
ダイワボウホールディングス〈3107〉東証 1 部
11
インフォテリア〈3853〉マザーズ
12
三菱瓦斯化学〈4182〉東証 1 部
13
Gunosy〈6047〉マザーズ
14
富士機械製造〈6134〉東証 1 部
15
ファーストリテイリング〈9983〉東証 1 部
16
日本カーボン〈5302〉東証 1 部
17
SCREEN ホールディングス〈7735〉東証 1 部 17
テクニカル妙味銘柄
4
5
カテゴリー考察
さくらインターネット〈3778〉東証 1 部
18
日本カーボン〈5302〉東証 1 部
18
テーマ別分析
19
スクリーニング分析
20
先週の話題レポート
21
信用需給動向
22
連載コラム
2
23
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国内株式市場
週刊相場観測誌
Market
展望
Vol. 201 Weekly
2017 01 16
今週の市場見通し
国内株式市場 マーケット概観
トランプ大統領就任控え、もう一波乱あるか
■トランプ次期米大統領による記者会見に失望
ェースなど米金融株の決算が発表された。JP モルガンの 2016
先週の日経平均は下落。9 日の欧米市場が軟調だったほか、
年 10-12 月期の純利益は前年同期比 24%増だった。トランプ
為替市場ではドル売り圧力が強まるなか、
祝日空けの日本株市
相場を受けたトレーディング収入の増加が寄与し、市場コンセ
場は売り先行で始まった。その後も 11 日にトランプ次期米大
ンサスを上回っている。バンク・オブ・アメリカもコンセンサ
統領が NY で記者会見を予定していることもあり、様子見姿勢
スを上回っており、この結果を受けた週明けのメガバンクの動
が強いなか利益確定の流れが続いた。
向も注目される。足元で不透明感が高まりつつあるが、メガバ
注目されたトランプ次期米大統領による記者会見では、
「日
ンクが底堅さをみせてくるようだと、相場全体の底堅さがより
本などとの貿易で米国は多額の損失を被っている」などと述
安心感につながることになる。また、今週は 17 日にモルガン・
べ、米利益最優先を強調。また、薬価高騰を理由に製薬業界に
スタンレー、18 日にシティグループ、ゴールドマン・サック
適切な入札方式を導入する意向を発表したほか、
防衛予算のコ
スの決算が予定されている。
スト削減に言及した。一方で投資家が期待していた経済政策の
その他、外部環境の不透明感を警戒するなか、リスクを回避
具体策への言及がなかったことなどから、
ドルを売って円を買
する流れから相対的に出遅れているセクターや中小型株での
う動きが広がり、円相場は 1 ドル 114 円台に突入するなか、こ
個人主体による値幅取り狙いの売買に向かいやすいと考えら
れを嫌気した流れから売り優勢の展開に。
大発会はトランプ政
れる。先週はフィンテック、ブロックチェーンといった銘柄が
権への期待から 4 年ぶりといった好スタートを切ったが、
先週
賑わう場面がみられていた。全体の方向感が掴みづらい状況の
はトランプ氏の会見を受けて一時 19100 円を割り込むなど、ト
なかでは、
より値動きのよい銘柄やテーマ株等に短期資金が集
ランプ次期米大統領に振らされる相場展開となっている。
中しやすいだろう。
■トランプ次期米大統領の就任控え、もう一波乱も
■通常国会 20 日召集で政策期待も
トランプ次期米大統領の就任式を控えていることもあり、も
経済スケジュールでは 16 日に機械受注(11 月)
(10 月の「船
う一波乱を警戒する流れも意識しておく必要がありそうだ。先
舶・電力を除く民需」の受注額は前月比 4.1%増)17 日に訪日
週のトランプ氏の会見は想定内といったところであったが、円
外国人客数(12 月と 2016 年)
、独 ZEW 景況感指数(1 月)
、17-20
相場が1ドル114円台と円高に振れて推移していることが重し
日に世界経済フォーラム(WEF)年次総会がスイスのダボスで
となった。また、調整局面で日銀の ETF 買い入れへの思惑もあ
開催される。18 日に米鉱工業生産指数(12 月)
、米消費者物価
ったが、戻りの鈍さからややセンチメントが悪化した格好。昨
指数(12 月)
、米地区連銀経済報告(ベージュブック)が公表
年後半からの株高・円安により、ETF の減額等を警戒する声も
される。19 日に ECB 金融政策発表、ドラギ総裁が記者会見す
聞かれ始めていた。これにより日経平均はあっさり 25 日線を
るほか、米国ではイエレン FRB 議長が講演する。20 日には中
下回ったほか、価格帯別出来高をみると、比較的商いの膨らん
国の 10-12 月 GDP、そして、ドナルド・トランプ氏が第 45 代
でいる水準を下回る半面、
現在は商いの薄いところに位置して
米大統領に就任する。
おり、19000 円辺りを割り込んでくるようだと、18500 円辺り
その他、通常国会が 20 日に召集される。通常国会の会期は
までは早いと考えられる。そのため、短期筋の売り仕掛け的な
150 日間で、延長がなければ 6 月 18 日が会期末になる。デフ
商いには注意する必要があるだろう。
レ脱却に向けて金融政策、財政政策、成長戦略の 3 本の矢を打
ち続けていく。今月下旬には米国でトランプ次期大統領との首
■米金融決算に注目、個人は中小型のテーマ株に
また、決算シーズンとなるなか、13 日には JP モルガン・チ
脳会談も調整していると伝えられており、
トランプ物色が改め
て強まるきっかけとなる可能性もありそうだ。
3
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新興市場
週刊相場観測誌
Market
展望
Vol. 201 Weekly
2017 01 16
今週の市場見通し
国内株式市場 新興市場
マザーズ指数も米大統領就任式を前にもみ合い継続か
■短期の値幅取り狙いの物色中心、イベントも物色材料に
マザーズ指数
今週の新興市場では、マザーズ指数は引き続きもみ合いと
なりそうだ。1月20日の米大統領就任式を前に主力大型株で
手控えムードが強まれば、中小型株に短期物色が向かう場面
もあるだろう。しかし、次期米政権の政策を巡る不透明感が
意識されつつあるなか、マザーズ指数が単独で上値を試す展
開は期待しにくい。週末にかけて手仕舞い売りの流れとなる
ことを想定しておきたい。
今週は1月16日にプロパスト<3236>、シリコンスタジオ
<3907>、メタップス<6172>、20日にモバイルファクトリー
<3912>などが決算発表を予定している。シリコンスタジオは
昨年12月に前期業績を下方修正済みで、今期予想が焦点とな
る。メタップスの第1四半期が黒字転換となるか、またモバ
イルファクトリーは位置情報ゲーム「ステーションメモリー
ズ!(駅メモ!)
」の好調が続くかにも注目したい。なお、1
月18日から20日まで「オートモーティブ ワールド」
「ウェア
ラブル EXPO」
「スマート工場 EXPO」
「ロボデックス」などと
いったイベントが同時開催される。
メタップス<6172>
■17日までシャノンのBB期間、関心は高め
IPO関連では、1月17日までシャノン<3976>のブックビルデ
ィング(BB)期間となっている。ベンチャーキャピタル保有
株は多いものの、公開規模の小ささやクラウドサービス関連
のテーマ性などから投資家の関心は高いようだ。また、先週
は日宣<6543>(2月16日、ジャスダック)の新規上場が発表
されている。
円
モバイルファクトリー<3912>
円
4
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米国株式市場
週刊相場観測誌
Market
展望
Vol. 201 Weekly
2017 01 16
今週の市場見通し
米国株式市場
10-12 月期決算発表に注目
今週から 10-12 月期決算が本格化する。金融ではモルガ
■先週の動き
週初は、原油安に加えて週半ばから始まる 10-12 月期決算
ン・スタンレー(17 日)
、ゴールドマン・サックス(18 日)
、
を前に企業業績への警戒感から売りが先行。アナリストの投
シティグループ(18 日)などの発表が予定されている。先週、
資判断を受けて一部ハイテク株に買いが広がったものの、相
JP モルガンとバンク・オブ・アメリカが発表した決算では、
場を押し上げるには至らなかった。週半ばに入り、多額の投
大統領選後の堅調な株式相場や金利上昇を受けてトレーデ
資計画や強気な利益見通しを発表した自動車各車やハイテ
ィング収入が好調だった。今週も大手金融機関は好決算が予
ク企業に買いが広がったものの、トランプ次期大統領の会見
想される。
を見極めたいとの思惑から、上げ幅を縮小する展開となっ
ハイテクでは動画配信サービスのネットフリックス(18
た。記者会見では薬価高騰を理由に製薬業界に適切な入札方
日)
、IT サービスの IBM(19 日)などが予定されている。そ
式を導入する意向を発表したほか、防衛予算のコスト削減に
の他のダウ構成銘柄では航空大手のユナイテッド航空(17
言及したことで関連セクターが売られた。週末にかけて、会
日)
、クレジットカードのアメリカン・エキスプレス(19 日)
、
見で具体的な経済政策への言及がなく、投資家の失望を招い
複合企業のゼネラル・エレクトリック(20 日)などの決算発
たことから大幅下落。その後は、大手行の好決算を受けて上
表が予定されている。ユナイテッド航空は、昨年 12 月より
昇に転じたものの、小売売上高が予想を下振れたほか、連休
新たに国際線ビジネスクラスの座席を刷新したほか、従来の
を控えてポジションを手仕舞う動きもあり、上値は限られ
エコノミークラスより割安な「ベーシックエコノミー」運賃
た。結局、週を通じて S&P500 とダウは下落し、ナスダック
を導入した。また、同月の旅客輸送実績は国内線、国際線と
総合指数は上昇した。
もに改善しており、業績拡大に期待が集まる。昨年 9 月末時
点でウォーレン・バフェット氏率いる投資会社が航空株への
投資を開始したこともあり、決算への注目度は高い。
■今週の見通し
16 日(月)はキング牧師誕生日の祝日のため米国株式相場
経済指標では1 月NY 連銀製造業景気指数
(17 日)
、
1 月NAHB
は休場となる。先週のトランプ次期大統領の記者会見では具
住宅市場指数(18 日)
、12 月消費者物価指数(18 日)
、12 月
体的な経済政策への言及がなく、相場調整に繋がった。一方
鉱工業生産(18 日)
、12 月住宅着工・建設許可件数(19 日)
で、大手自動車企業に対して圧力をかけて米国への投資計画
などが予定されている。消費者物価指数を通じてインフレ率
を実現させるなど、政策実現への強硬な姿勢も示された。今
が FRB の目標値に近付いているかどうかに注目したい。12 月
週も次期閣僚候補の承認に向けた公聴会が引き続き予定さ
は原油相場が上昇しているため、物価上昇の可能性が高いだ
れているが、20 日の大統領就任式までは政策・政治動向を受
ろう。
けた値動きは限られ、主要企業決算に注目が移りそうだ。
5
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為替/債権市場
週刊相場観測誌
Market
展望
Vol. 201 Weekly
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今週の為替/債券市場見通し
為替/債券市場
為替市場
米ドル・円 予想レンジ
今週のドル・円は 115 円前後でもみあう展開が予想される。
昨年 11 月 8 日の米大統領選以降の急激なドル高を調整する動
きはトランプ氏が大統領に正式就任する 20 日まで続く可能性
がある。トランプ次期政権については、減税やインフラ整備な
どを重点化した景気刺激策が期待される反面、保護主義的な通
商政策に対する市場の警戒感は残されており、ドルの強弱材料
(売買要因)は混在していることから、ドル・円相場が一方向
に大きく動く可能性は低いとみられる。
通商政策について、トランプ次期大統領は「米国向け製品を
製造する海外工場を拡充すれば多額の国境税を課す」とツイー
トした。米企業に対して独自の輸入税を課すことは法的に困難
であるとみられているが、次期政権の通商政策の詳細が明らか
になるまでは、保護主義的な通商政策に対する市場の懸念は払
しょくされず、米国株式は伸び悩む可能性があることから、リ
スク回避的なドル売り・円買いがやや強まる展開もあり得る。
一方、連邦準備制度理事会(FRB)による追加利上げ期待を
背景としたドル買いは縮小せず、金利差拡大を見込んだドル買
債券市場
113.00
117.00
円
【米・12 月消費者物価指数(CPI)】(18 日発表予定)
18 日発表の 12 月消費者物価コア指数(CPI)は前年比+2.1%
で 11 月実績と同水準になると予想されている。予想通りなら
ば、年 3 回の利上げ見通しを裏付ける内容になるとみられてお
り、ドル買い要因となりそうだ。
【トランプ大統領就任式】(20 日)
アメリカのトランプ次期大統領の就任式が 20 日に行われ
る。宣誓や演説が行われるが、就任演説は経済・外交分野の政
策について具体的に述べることはないとみられており、演説内
容は材料視されない見込み。
長期国債利回り予想レンジ
■今週の見通し
債券相場は伸び悩みか。17 日に行われる 20 年国債入札の結
果と為替相場の動向を見極める展開となる。日米長期金利差は
再び拡大するとの見方は後退していないことから、為替相場は
~
いは継続するとみられる。18 日に発表される米 12 月消費者物
価コア指数(コア CPI)が市場予想を上回った場合、早期追加
利上げの思惑が広がり、ドル買いに振れやすい見通し。利上げ
ペースに関しては当局者の間で見解が異なるものの、インフレ
指標の改善はドルをサポートしよう。
債券先物予想レンジ
■先週の動き
やや下げ渋り。為替相場が円高方向に振れたことや、トラン
プ次期米政権の経済・財政政策を巡る不確実性が意識されたこ
とで安全逃避的な債券買いが観測された。米長期金利が伸び悩
んだことも債券相場を下支えした。11 日に行われた 30 年国債
入札は、やや低調な結果となったが、一定規模の需要が確認さ
れたことで長期債などの利回り水準は上げ渋った。
円
149.85
円
~
150.35
円
0.03
%
~
0.08
%
円安方向に動く可能性がある。円高が一服した場合、20 年国
債入札はやや低調な結果となりそうだ。株高・円安の相場展開
となった場合、20 年国債入札はさえない結果となり、長期債
の利回り水準はやや上昇し、中長期のイールドカーブはスティ
ープニングが予想される。
債券先物 3 月限は 150 円前後で推移する見込み。20 年国債
入札に備えたヘッジ目的の長期債の売りが増える可能性があ
り、この影響で債券先物の上値はやや重くなりそうだ。現物債
対比で先物の割安感は多少強まる見込み。円安・株高の相場展
開となった場合、債券先物は 149 円台後半まで下落する可能性
がある。
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今週のポイント
週刊相場観測誌
Market
展望
Vol. 201 Weekly
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マーケットを読む
今週のポイント
全体相場は動意に乏しい展開か、業績動向などを中心とした個別物色鮮明化へ
先週の日経平均は下落。11 日に行われた米トランプ次期大統
領の初の記者会見では、具体的な財政政策には触れられなか
った一方、中国や日本を名指ししながら米国の貿易赤字に強い
不満を示した。これを受けて、為替市場では円高の流れが強ま
り、日本株にはネガティブな影響を与えた。
小売りセクターを中心に、決算発表を受けての個別物色の流
れが強まった。ファストリやセブンアイが想定以上の順調な決算
となったことで買いが優勢になったほか、ローツェや不二越など
も決算が好感される動きとなった。新光電工、ローム、富士通ゼ
ネ、コスモエネなどはアナリストの格上げの動きが買い材料視さ
れる。東芝は金融機関向けの説明会開催が買い安心感につな
がったほか、炭化ケイ素繊維が次世代航空機のエンジン基幹部
品に採用と伝わったことで、日本カーボンも急伸した。米司法省
と和解との報道が伝わったことで、週末にはタカタが急伸してい
る。中国国家発展改革委員会が今年は生産能力の削減圧力が
増大するとの見方を示したと伝わったことで、鉄鋼株が買われる
場面もあった。ほか、新元号関連の材料株が一斉に人気化する
局面もあった。日経平均新規採用となった大塚 HD が急伸の一
方、採用候補であったエプソンは大幅安。インドネシアのニッケ
ル鉱石輸出解禁が伝わり住友鉱山が週末に下落、TSMC の決
算を受けて SCREEN も軟化した。トランプ米次期大統領が高薬
価に苦言を呈したことで、医薬品株がさえない動きになった。
今週の株式市場は方向感の乏しい展開が想定される。ビック
イベントが乏しい中で、NY ダウも 2 万ドルの大台を手前にもみ
合いが継続しており、全体相場は動意に乏しい展開となろう。個
別物色の動きが鮮明化する可能性は高く、とりわけ、決算発表
の本格化が接近する状況下で、業績修正や観測報道など決算
絡みの材料に関心が向かうことになりそうだ。ちなみに、先週末
の米国市場では、大手金融株が決算発表を受けて上昇、国内メ
ガバンクなどには支援材料とされてきそうだ。
今週の米国企業の決算では、17 日にモルガン、18 日にゴー
ルドマン、シティ、ネットフリックス、19 日に IBM、20 日に GE など
が予定されている。引き続き、金融機関の決算が注目されること
になろう。ほか、海外では 20 日に中国の 10-12 月 GDP が発表
されるが、大きな変動もないとみられ影響は限定的だろう。国内
では機械受注、訪日外客数、首都圏マンション発売、百貨店売
上高などが発表され、関連銘柄やセクターには影響を与える可
能性もあろう。
ほかでは、新日鐵住金の大分製鉄所火災を受けて、鉄鋼セク
ターの動きも注目される。代替生産や需給逼迫による市況上昇
などがポジティブ視されるものも出てこよう。日立製作所による
日立工機完全売却を受けて、日立グループ再編思惑などが高
まる余地もありそうだ。
先週動いた銘柄・セクター(東証1部・個別銘柄は他市場が優先市場のものを除く)
上昇率上位銘柄
コード
銘柄
下落率上位銘柄
終値(円)
騰 落 率 ( %)
コード
333.0
43.53
8350
銘柄
業種別騰落率
終値(円)
騰 落 率 ( %)
上位セクター
騰 落 率 ( %)
みちのく銀行
195.0
-14.10
石油・石炭製品
2.94
空運業
1.55
5302
日本カーボン
6050
イー・ガーディアン
1,721.0
23.37
3186
ネクステージ
1,816.0
-10.28
7818
トランザクション
1,995.0
23.00
7271
安永
1,792.0
-9.77
鉄鋼
1.52
3655
ブレインパッド
1,525.0
22.20
4552
JCRファーマ
2,843.0
-9.17
パルプ・紙
1.19
3903
gumi
1,017.0
16.90
9793
ダイセキ
2,214.0
-9.08
ガラス・土石製品
0.56
6238
フリュー
3,995.0
15.46
9766
コナミホールディングス
4,530.0
-8.30
電気機器
0.50
6323
ローツェ
2,132.0
14.75
2915
ケンコーマヨネーズ
3,095.0
-8.02
機械
0.48
7312
タカタ
1,061.0
14.70
6724
セイコーエプソン
2,354.0
-7.76
6048
デザインワン・ジャパン
2,597.0
14.41
2670
エービーシー・マート
6,430.0
-7.75
不動産業
-2.58
4344
ソースネクスト
662.0
12.39
1663
K&Oエナジーグループ
1,735.0
-7.71
食料品
-1.99
7916
光村印刷
251.0
12.05
7709
クボテック
601.0
-7.68
建設業
-1.96
8095
イワキ
252.0
11.50
6078
バリューHR
2,451.0
-7.61
保険業
-1.85
2462
ライク
2,174.0
11.26
6077
N・フィールド
1,398.0
-7.48
ゴム製品
-1.83
5563
新日本電工
275.0
10.00
8184
島忠
2,795.0
-7.45
水産・農林業
-1.82
7971
東リ
418.0
9.71
4187
大阪有機化学工業
970.0
-7.44
倉庫・運輸関連業
-1.49
下位セクター
7
騰 落 率 ( %)
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テクニカル分析
週刊相場観測誌
Market
展望
Vol. 201 Weekly
2017 01 16
マーケットを読む
日経平均株価
今週もトランプ次期米大統領の動向を睨んだ格好に
■昨年 11 月からの上昇トレンドは一服
日足の一目均衡表では、横ばいで推移する転換線(19303 円)
がやや上値抵抗ラインとして意識されている。遅行スパンは実
前週の日経平均は、週間ベースで 167.5 円の下落。11 日に実
施されたトランプ次期米大統領の記者会見では、経済政策に関 線を上回っているが、方向感を示す基準線(18921 円)は横ばい
する話はなく、保護主義などに関する内容の比重が大きかった となっておりモメンタムは軟化。基準線をサポートに切り上が
ことから期待感がはく落。株売り、円高のリスクオフの流れが る雲上限を待つような格好となっている。
今週は 20 日に米大統領就任式を控えていることから、積極的
強まり、日経平均は 19000 円割れ寸前まで下げ幅を拡大する場
面が見られた。ただ、米国株が下げ渋ったことや、円高進行が な売買は手控えられて様子見ムードが強まると想定。日足の一
一服したことから、週末には 19200 円台を回復。短期的な下落 目均衡表の転換線や、25 日移動平均線水準を挟んでのもみ合い
に留まった。なお、週末は SQ 算出にも関わらず、東証一部の売 となろう。重要イベントを前に売買代金は低迷し、外部環境以
買代金は2.2兆円に留まるなど活発な商いは観測されなかった。 外を材料視した上昇もしくは下落は難しい。日中取引時間は狭
日足チャートでは、5 日移動平均線(19308 円)に頭をおさえ いレンジでの推移となりそうだ。一方、先物市場では、ゴール
られる格好で、25 日移動平均線(19233 円)でもみ合っている。 ドマン・サックスが大幅に買い越すなど TOPIX 先物の売買が目
25 日移動平均線水準での推移は 11 月中旬に開始したトラン 立っている。NT 倍率が 12.47 倍とじりじりと縮小しており、日
プ・ラリー以降、初のこと。5 日につけた取引時間ベースでの昨 経平均より TOPIX のほうが相対的に強含む可能性もある。NT 倍
225 インパクトがもっとも大きいファースト
年来高値 19615.40 円をピークにやや調整との見方もできる。パ 率縮小の背景には、
ラボリックでは、売りサインが点灯している。転換を示す SAR テイリングの軟調推移もあるが、先物市場での売買動向にも注
今週は、
様子見ムードの強い週と想定、
レンジは 19100
値が 19593 円と 300 円ほど上の水準にあるため「途転(ドテン)
」 目したい。
円から
19600
円とする。
を狙うには昨年来高値を更新するような勢いが必要となる。
一目均衡表(日経平均)
■ 基準線 ■ 転換線 ■ 遅行スパン ■ 先行スパンスプレッド(雲)
円
8
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今週の分析銘柄
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Vol. 201 Weekly
2017 01 16
今週の分析銘柄 -1-
ホクト〈1379〉東証 1 部
最重要期の 10-12 月期売上高の好調推移で注目
■足元の月次動向は極めて好調
足元の好調な月次動向を受けて、10-12 月期の好決算が期待
される同社に注目したい。足元の月次売上高は、10 月に前年同
月比 5.7%増と 5 ヶ月ぶりのプラス転換を果たしたが、その後、11
月は同 24.7%増、12 月は同 17.0%増と 2 ケタ増が続く形になっ
ている。柱のブナシメジなど同社商品は鍋物などに使用されるケ
ースも多いため、第3 四半期となる 10-12 月期は年間で最も売上
のボリュームが膨らむ3ヶ月となる。この3ヶ月間の大幅な売上増
加は通期の業績に対して非常にインパクトが大きいものといえ
る。今回、この 3 ヶ月間は全て会社計画を上回る売上推移となっ
ており、トータルでは会社計画を 4.1%上回っている。
売買単位
100
株
1/13 終値
2077
円
目標株価
2316
円
業種
水産・農林
の売上上振れを背景に、一気に挽回が効く可能性があろう。過
度な業績懸念は大きく後退する状況といえる。2015 年 6 月の高
値2594 円から 2016 年8 月安値1760 円までの下げ幅の 3 分の2
戻し水準となる 2316 円を目先の目標株価としたい。
■今期業績への過度な懸念後退
第 2 四半期累計営業損益は 21 億円の赤字、前年同期比 11.6
億円の収益悪化となっているが、ボリュームの膨らむ 10-12 月期
★リスク要因
ここまでの下値支持線である 25 日線を割り込む。
1379:日足
25 日線は割り込むが、75 日線と 200
日線はゴールデンクロス。
(百万円)
会計期
売上高
前期比
営業利益
経常利益
前期比
当期利益
1株益(円)
2013/3連
48,402
-6.0%
2,359
3,702
-55.3%
1,583
48.58
2014/3連
57,025
17.8%
4,255
5,484
48.1%
2,720
85.55
2015/3連
60,949
6.9%
3,962
5,756
5.0%
3,696
116.00
2016/3連
60,987
0.1%
3,428
4,074
-29.2%
2,598
81.20
2017/3連予
64,400
5.6%
3,110
3,770
-7.5%
2,400
71.94
9
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Vol. 201 Weekly
2017 01 16
今週の分析銘柄 -2-
スーパーバリュー〈3094〉JASDAQ
良好な決算発表を受け、通期上振れ期待高まる
■決算発表と増配を引き続き材料視
食品スーパーとホームセンターを独自のノウハウで複合させた
店舗「スーパーバリュー」を関東地区で展開する。同社は 1 月 13
日のランチタイムに 17 年 2 月期第 3 四半期の決算を発表してい
る。営業利益ベースで前年同期比 240.6%増の 4.64 億円での着
地となったことで、引き続き通期上振れへの期待感も高まる展開
も想定されよう。また、創業 20 周年の記念配当として期末配当の
増額も併せて発表しており、支援材料となろう。
■同業他社と比較で割安感も意識
決算発表と同時に、2 月28 日を基準日とし 1 対3 の株式分割の
実施も発表しており、こちらも引き続き株価上昇への追い風に。
また、PER も 10 倍台と同業他社と比較して割安感も意識される。
株価は、決算発表を受け 13 日にストップ高まで急伸している。高
売買単位
100
株
1/13 終値
2660
円
目標株価
2950
円
業種
小売業
値を一気に更新してきており、引き続き上値を追う展開が期待さ
れよう。ただ、トランプ氏の大統領就任式が予定されており、一旦
利益確定売りが強まる可能性には留意しておきたい。目標株価
は、先週末の終値から約 10%上昇した 2950 円とする。
★リスク要因
トランプ氏の大統領就任式を意識した利益確定売り。
3094:日足
25 日線を支持線に上昇継続。
(百万円)
会計期
売上高
前期比
営業利益
経常利益
前期比
当期利益
1株益(円)
2013/2単
57,991
9.0%
899
866
-17.2%
504
239.93
2014/2単
59,363
2.4%
652
623
-28.1%
370
175.81
2015/2単
60,568
2.0%
413
520
-16.5%
269
127.86
2016/2単
68,705
13.4%
566
652
25.4%
367
173.90
2017/2単予
73,347
6.8%
710
800
22.6%
525
248.71
10
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Vol. 201 Weekly
2017 01 16
今週の分析銘柄 -3-
ダイワボウホールディングス〈3107〉東証 1 部
シーズンストックとして動意付くか注目
■インフルエンザの大流行が近い
厚生労働省は、全国の定点医療機関から報告されたインフル
エンザの新規患者数が 8 日までの 1 週間に 1 医療機関当たり
10.58 人と、今季初めて注意報レベル(10 人)になったと発表し
た。前週比では約4 割増えたとのこと。注意報は今後4 週間以内
に大流行が発生する可能性を意味することから、インフルエンザ
の大流行は近いといえよう。同社はインフルエンザウイルスを防
ぐマスクなどを開発していることから、関心が高まりやすいと想
定。今週は週末に米大統領就任式を控えていることから、様子見
ムードが強く大型株物色は手控えられよう。高いテーマ性などを
意識した買いが入る展開に期待したい。
売買単位
1000
株
1/13 終値
285
円
目標株価
317
円
業種
卸売
年に入り出来高が徐々に増加していることから、調整一巡に伴う
反発相場に期待したい。目先の上値抵抗ラインである 25 日移動
平均線を上抜き、昨年来高値をターゲットとした上昇を想定す
る。ターゲットは 317 円。
■昨年来高値を意識した展開に
11月29日に昨年来高値317円をつけた後は、調整局面を迎え
ていたが、50 日移動平均線をサポートに下げ止まる格好に。今
★リスク要因
円安加速に伴う大型株物色中心の地合い。
3107:日足
25 日移動平均線が上値抵抗となって
いるが、280 円水準で下げ渋る格好
に。
(百万円)
会計期
売上高
前期比
営業利益
経常利益
前期比
当期利益
1株益(円)
2013/3連
513,469
4.9%
5,906
5,027
-17.9%
2,447
13.04
2014/3連
634,687
23.6%
10,960
10,571
110.3%
4,528
24.16
2015/3連
566,194
-10.8%
8,246
7,968
-24.6%
4,886
25.91
2016/3連
578,506
2.2%
9,912
9,679
21.5%
5,266
27.77
2017/3連予
590,000
2.0%
10,000
9,300
-3.9%
5,400
28.32
11
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2017 01 16
今週の分析銘柄 -4-
インフォテリア〈3853〉マザーズ
ブロックチェーン、フィンテック関連の出遅れ修正に期待
■さくらとブロックチェーン実証実験環境の提供
クラウド技術やスマートデバイス技術を強みにソフトウェアを開
発。主力製品「ASTERIA(アステリア)」は業務の自動化を支援す
るデータ連携ミドルウエアであり、導入 5000 社を突破。また、作
成・活用・反応・分析の 4 つの特長をオールインワンで搭載した
「Handbook は、モバイル向けコンテンツ管理システムで高いシェ
アを誇る。また、昨年には、テックビューロへの出資契約の締結
を完了。ブロックチェーンの普及を積極的に推進している。その
他、さくらインターネット<3778>とはプライベート・ブロックチェー
ン実証実験環境の提供等を行っている。
売買単位
100
株
1/13 終値
864
円
目標株価
1000
円
業種
情報通信
ではあろうが、足元の相場環境がやや神経質となるなか、物色
の流れは外部環境に振らされ難い中小型のテーマ株へシフトし
やすいと考えられる。同社株も先週末に強いリバウンドをみせて
いるが、昨年来高値(1640 円)からは半値水準であり、出遅れ感
が強い。目標株価は節目の 1000 円として注目。
■直近急伸も昨年来高値から半値水準
先週末にはさくらインターネット株が急伸し、ストップ高で取引
を終えている。この流れを受けて、ブロックチェーン、フィンテッ
クといった関連銘柄が軒並み物色されている。個人主体の資金
★リスク要因
短期資金の逃げ足の速さ。
3854:日足
25 日線を支持線に 75 日線を突破。
(百万円)
会計期
売上高
前期比
営業利益
経常利益
前期比
当期利益
1株益(円)
2013/3連
1,330
2.8%
76
88
-53.7%
34
3.18
2014/3連
1,487
11.8%
206
187
112.5%
70
6.50
2015/3連I
1,442
-
130
115
-
-15
2016/3連I
1,588
10.1%
272
254
120.9%
131
2017/3連I予
-
-
-
-
-
12
-
8.79
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Vol. 201 Weekly
2017 01 16
今週の分析銘柄 -5-
三菱瓦斯化学〈4182〉東証 1 部
業績上振れ期待や取組妙味で注目へ
■業績上振れ期待高い
先週末からは米国で 10-12 月期決算発表がスタート、国内でも
来週には決算発表が本格化する。トランプ次期米大統領の初の
記者会見も通過したことで、今後は業績動向を睨んだ個別物色
の動きが強まる見通しだ。こうしたなか、好業績期待銘柄として同
社に注目したい。第 2 四半期累計経常利益は 246 億円で前年同
期比 16.5%増益、通期予想は 320 億円から 370 億円にまで上方
修正している。会社側の見通しは保守的として、市場予想は 390
億円レベルの水準だが、一部ではこれを大幅に上回る 465 億円
との予想もある。為替の円安やメタノール市況の上昇、石油化学
品市況の好調などが業績上振れの背景。第 3 四半期決算を受け
て、こうした業績上振れ期待が反映される状況となっていこう。
売買単位
100
株
1/13 終値
2103
円
目標株価
2300
円
業種
化学
となっている。現在の信用倍率は 0.13 倍と圧倒的な売り長状態
であり、決算発表の接近とともに買い戻し圧力も強まっていきそう
だ。18 倍程度の PER 水準は、業績上振れを織り込めば、割高感
も感じられない。目標株価は現在から 10%程度上方の水準とな
る 2300 円とする。
■信用取組妙味も強い
株価は順調な上昇基調を辿っており、ここ半年で倍化する状況
★リスク要因
安値期日通過による需給緩和の可能性。
4182:日足
25 日線接近とともに 2000 円レベルで
のもみ合いを上放れ。
(百万円)
会計期
売上高
前期比
営業利益
経常利益
前期比
当期利益
1株益(円)
2013/3連
467,979
3.5%
11,421
27,651
5.9%
-7,793
2014/3連
534,670
14.3%
11,416
30,735
11.2%
14,971
33.14
2015/3連
529,570
-1.0%
14,996
42,000
36.7%
43,346
95.97
2016/3連
593,502
12.1%
34,018
45,432
8.2%
34,134
76.92
2017/3連予
510,000
-14.1%
30,000
37,000
-18.6%
26,000
120.12
13
-
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Vol. 201 Weekly
2017 01 16
今週の分析銘柄 -6-
Gunosy〈6047〉マザーズ
好業績に期待材料も加わり更なる株価上昇へ
■市場予想を大きく上回る業績の伸び
スマートフォン向け情報キュレーションアプリ「グノシー」を開
発・運営する。1 月 13 日の引け後に 17 年 5 月期の上期(16 年
6-11月)決算を発表している。営業利益は6.21億円(前年同期単
体は 1.77 億円)と昨年 12 月 15 日に発表した修正予想どおり着
地した。同時に、通期営業利益見通しを従来の 8.64 億円から
14.22 億円(前期は 5.62 億円)へと引き上げている。コンセンサス
では 12 億円程度とされており、市場想定を上回る業績の伸びが
好感されそうだ。
■テレビCM展開やAI活用の新製品も期待材料
決算説明資料によれば、KDDI<9433>との協業によるニュース
アプリ「ニュースパス」はリリースから 6 ヶ月で 146 万ダウンロード
を突破しており、2 月からはテレビ CM を全国的に展開する予定
という。また、これに合わせ、大手コンビニや au とのタイアップを
売買単位
100
株
1/13 終値
1600
円
目標株価
2000
円
業種
サービス
実施するようだ。今後の戦略としては、人工知能(AI)技術などを
活用した新製品の研究開発も挙げており、これらが期待材料とな
って株価を一段と押し上げよう。当面の目標株価は今期新予想
ベース PER40 倍水準で節目の 2000 円とする。
★リスク要因
決算発表を受けた利益確定売りの広がり。
6047:日足
12 月7 日安値1118 円をボトムとして今
回の決算にかけて強含み。
(百万円)
会計期
売上高
前期比
営業利益
経常利益
前期比
当期利益
1株益(円)
2013/5単
0
-
-44
-45
-
-45
-
2014/5単
359
-
-1,358
-1,365
-
-1,393
-
2015/5単
3,165
781.6%
190
153
-
136
7.31
2016/5連
4,599
-
562
566
-
605
27.76
2017/5連予
7,742
68.3%
1,422
1,421
151.1%
1,103
49.92
14
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2017 01 16
今週の分析銘柄 -7-
富士機械製造〈6134〉東証 1 部
ロボットが新たな事業の柱として期待
■多関節ロボット市場に参入
世界有数の産業ロボットメーカーとして電子部品実装ロボットや
ロボット搬送システムを搭載した工作機械などを製造。電子部品
実装ロボットにおいては世界トップクラスのシェアを誇っている。
ロボットでは多関節ロボット市場に参入する計画であり、電子部
品実装機で培ったノウハウをもとに、「ティーチングフリー」を実
現した小型の5 軸多関節ロボット「スマートウィング」を投入する計
画。電子機器・電子部品組立分野でも省人化・低コスト化が進む
とみられ、ロボットが新たな事業の柱として期待されよう。
■良好な需給状況が下支え
株価は昨年6月安値をボトムにリバウンド基調が続いており、週
足形状では上昇する 13 週線が支持線として機能している。足元
では 1360 円を挟んでの昨年来高値水準でのもち合いが継続し
売買単位
100
株
1/13 終値
1359
円
目標株価
1500
円
業種
機械
ているが、信用倍率は 1 倍を下回る売り長の需給状況が慢性化
しており、良好な需給状況が下支えとなろう。目標株価は 15 年 4
月高値水準の 1500 円とする。
★リスク要因
為替の円高基調。
6134:日足
25 日線を挟んでの高値もち合いが継
続。
(百万円)
会計期
売上高
前期比
営業利益
経常利益
前期比
当期利益
1株益(円)
2013/3連
64,349
-25.4%
3,913
4,406
-71.9%
2,698
27.60
2014/3連
65,565
1.9%
3,028
3,786
-14.1%
2,592
26.52
2015/3連
85,265
30.0%
12,066
13,026
244.1%
8,629
88.27
2016/3連
86,642
1.6%
11,901
11,991
-7.9%
7,237
74.13
2017/3連予
84,000
-3.0%
8,200
8,200
-31.6%
6,000
63.56
15
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Vol. 201 Weekly
2017 01 16
今週の分析銘柄 -8-
ファーストリテイリング〈9983〉東証 1 部
寒波襲来で「超極暖ヒートテック」販売増へ
■北川景子氏も愛用の「超極暖」が人気化も
「ユニクロ」「GU(ジーユー)」などを手掛ける衣料品大手。数年
に一度の大寒波が先週から襲来していることで、消費者に肌寒さ
が意識される。これにより、同社が昨年末に発売した、従来品比
で 2.25 倍暖かい「超極暖ヒートテック」など防寒肌着の販売が増
加すると予想。1 月月次売上高の発表にも期待が持てよう。な
お、5 日に放送された民放テレビ番組で、女優の北川景子氏が
ユニクロ信奉者だったと発覚。とりわけお気に入りは「超極暖」だ
ったことが明らかになった点も支援材料になると想定され、個人
投資家を中心に同社への関心が高まると予想した。
■第1四半期は値引き抑制など寄与で好業績
12 日引け後に発表された第 1 四半期(2016 年 9-11 月期)の業
績は、ユニクロ感謝祭や定番品の販売好調のほか、値引き抑制
なども寄与して、前年同期、前四半期比ともに増収増益基調が確
売買単位
100
株
1/13 終値
38430
円
目標株価
42000
円
業種
小売り
認された。第 2 四半期は、超極暖ヒートテックなどの健闘により更
なる好業績を期待したい。株価は 6 日から大幅下落したが足元
では 75 日線が下値支持線として機能、リバウンドへ。1 月月次発
表までを見据えた目標株価として、25 日線が位置する 42000 円
に設定する。
★リスク要因
米大統領就任式を控えた手控え感の台頭。
9983:日足
75 日線がサポートラインとして意識さ
れる。
(百万円)
会計期
売上高
前期比
営業利益
経常利益
前期比
当期利益
1株益(円)
2013/8連I
1,142,971
23.1%
134,101
155,732
24.4%
104,595
1026.68
2014/8連I
1,382,935
21.0%
130,402
135,470
-13.0%
74,546
731.51
2015/8連I
1,681,781
21.6%
164,463
180,676
33.4%
110,027
1079.42
2016/8連I
1,786,473
6.2%
127,292
90,237
-50.1%
48,052
471.31
2017/8連I予
1,850,000
3.6%
175,000
175,000
93.9%
100,000
981.74
16
株式会社フィスコ
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読者の気になる
週刊相場観測誌
Market
展望
Vol. 201 Weekly
2017 01 16
読者の気になる銘柄
日本カーボン 東証 1 部〈5302〉/短期的には反動安の動きを警戒
11 日には商いを伴って急伸、いっ
たんは利食い売りに伸び悩んだが、
翌
日以降は再度上値追いの動きとなり、
週間上昇率は 44%となっている。次
世代航空機のエンジン基幹部品に日
本発の新素材が採用されると報じら
れたことが株価急騰の背景。
軽量で高
い耐熱性を持つ炭化ケイ素繊維を米
GE が最新エンジンに導入、同社と宇
部興産が素材を供給するもようで、
今
後の展開力への期待感が高まった。
ただ、炭化ケイ素繊維における同
社の優位性、
「777X」での炭化ケイ素
繊維採用などはすでに織り込み済み
の内容であり、
翌日以降の上昇は需給
面が主導したものと考えられる。
取り
組み妙味は依然として残るものの、
貸
借取引申込停止措置など信用取引規
制強化の影響は目先警戒される。
今期
は赤字見通しなど足元の業績も低迷
しており、
短期的に反動安の流れを警
戒したい。
円
(株)
SCREEN ホールディングス 東証 1 部〈7735〉/先週末は相対的に売られ過ぎ
先週末は売り気配から大きく値を
下げる展開になった。前日に TSMC が
決算を発表したが、これを受けて米半
導体関連株が下落したことで、TSMC
関連として高い位置づけの同社にも
売りが波及する展開になったとみら
れる。TSMC の 2016 年設備投資実績は
101.9 億ドル、対して 2017 年は 100
億ドルとされている。同社などの半導
体設備投資関連にとっては、伸び鈍化
がマイナス視される形になった。
ただ、設備投資の水準自体は高水準
であり、過度な警戒は不要ともみられ
る。第 2 四半期決算時には通期業績予
想を上方修正するなど、足元の業績に
対する懸念も少ない。今後、24 日に
は北米半導体製造装置 BB レシオ、26
日にはインテルの決算発表など、株価
の変動要因は残るものの、他の半導体
製造装置株との比較では、明らかに先
週末は売られ過ぎと判断される。
円
(株)
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今週のテクニカ
週刊相場観測誌
Market
展望
さくらインターネット
Vol. 201 Weekly
2017 01 16
東証 1 部 〈3778〉
週足ベースの一目均衡表。昨年 1 月高
値をピークに調整が続いており、昨年 6
月以降は雲下限に上値を抑えられる格
好での調整が続いている。ただし、煮詰
まり感が台頭するなか、先週の急伸によ
り、ちょうど雲のねじれでの突破が意識
されてきている(点線・四角A)
。遅行
スパンは実線を突破しており、上方シグ
ナルを発生させている(点線・丸B)
。
ねじれ突破によるシグナル好転からの
一段のリバウンドを意識した展開へ。
日本カーボン
今週のテクニカル妙味銘柄
基準線 転換線 先行スパン A 先行スパン B 遅行スパン
B
A
東証 1 部 〈5302〉
週足ベースの一目均衡表。雲の中で強
弱感が対立していたが、雲下限を支持線
とし、大陽線で一気に雲上限を上放れて
いる(点線・四角A)
。遅行スパンは実
線を上放れており、上方シグナルを発生
(点線・丸B)
。しばらくは上方シグナ
ルが継続する。調整トレンドラインを明
確に上放れており、短期的には、利食い
売りが優勢となる局面もあろうが、中期
的には一段の上昇が見込めよう。
基準線 転換線 先行スパン A 先行スパン B 遅行スパン
A
B
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テーマ別分析
週刊相場観測誌
Market
展望
Vol. 201 Weekly
2017 01 16
カテゴリー考察
テーマ別分析
第 1 回 ロボデックス 開幕で関連銘柄を探る
■第 1 回 ロボデックス -ロボット [開発]・[活用] 展開幕
第 1 回 ロボデックス -ロボット [開発]・[活用] 展が、2017 年 1 月 18 日~20 日まで東京ビッグサイトで開催される。ロボデッ
クスとは産業用・サービスロボットから、ロボットの開発技術、IT、AI 技術までロボット社会の実現を促進するあらゆる技術が出
展。出展企業と来場するロボットメーカー、ロボットを活用したい企業との商談・技術相談、共同開発・アライアンスの模索など
の場となる。なお、第 1 回の今回は 160 社が出展する。また、同時開催では第 46 回ネプコン ジャパン(エレクトロニクス製造・
実装・検査に関する日本最大の専門展)
、第 3 回 ウェアラブル EXPO(ウェアラブルソリューションから、IoT、AR/VR 技術、最新
ウェアラブルデバイス開発のための部品・材料)
、第 9 回 オートモーティブ ワールド (カーエレクトロニクス、自動運転、コネ
クティカー、電動化、軽量化など、自動車業界における重要テーマにおける先端技術)等が開催される。
■主なロボット関連銘柄
コード
銘柄
市場
1/13
株価(円)
ポイント
1925 大和ハウス工業
東証1部
3,235.0 自立動作支援ロボットスーツ「HAL福祉用」、メンタルロボット「パロ」
3443 川田テクノロジーズ
東証1部
8,450.0 双腕型産業用ロボットの「NEXTAGE」
3444 菊池製作所
JASDAQ
917.0 装着型の動作補助装置「マッスルスーツ」
3741 セック
JASDAQ
1,439.0 ロボット関連技術を持つソフトウェアベンダー
4045 東亞合成
東証1部
1,194.0 アロン化成、真空排水式排泄アシスト水洗ポータブルトイレ
4204 積水化学工業
東証1部
1,960.0 人の動きを再現する、生体に学ぶロボット開発
5191 住友理工
東証1部
1,130.0 人間共存ロボット連携センター
5332 TOTO
東証1部
4,700.0 排泄介護総合支援ロボット
6104 東芝機械
東証1部
6134 富士機械製造
東証1部
1,359.0 多関節ロボット市場に参入
6268 ナブテスコ
東証1部
2,812.0 ロボット用精密減速機器
6324 ハーモニック・ドライブ・システムズ
JASDAQ
3,005.0 ロボットスーツ「HAL」の駆動系
6471 日本精工
東証1部
1,364.0 ナビゲーション機能付き障害物回避先導ロボット
6474 不二越
東証1部
6506 安川電機
東証1部
6507 シンフォニア テクノロジー
東証1部
6594 日本電産
東証1部
6622 ダイヘン
東証1部
6626 SEMITEC
JASDAQ
6701 日本電気
東証1部
6724 セイコーエプソン
東証1部
2,354.0 スカラロボット、垂直6軸ロボット
6752 パナソニック
東証1部
1,215.0 ベッド型介護ロボット「リショーネ」
6762 TDK
東証1部
7,980.0 ロボット用磁気センサー
6796 クラリオン
東証1部
6839 船井電機
東証1部
6845 アズビル
東証1部
6861 キーエンス
東証1部
83,790.0 産業用ロボットに取りつけるカメラシステム
6954 ファナック
東証1部
20,545.0 協働ロボット、アーク溶接ロボット、大型ロボット
6963 ローム
東証1部
7,180.0 ロボット パワーデバイス
7203 トヨタ自動車
東証1部
6,882.0 家庭内での自立生活をアシストする生活支援ロボット
7259 アイシン精機
東証1部
5,080.0 搭乗型移動ロボット
7272 ヤマハ発動機
東証1部
2,497.0 単軸ロボット、スカラロボット
7732 トプコン
東証1部
1,715.0 次世代社会インフラ用ロボット
7779 CYBERDYNE
マザーズ
1,698.0 医療・介護・福祉、重作業向けロボット
7840 フランスベッドホールディングス
東証1部
7971 東リ
東証1部
7994 岡村製作所
東証1部
476.0 産業用ロボットにIoT活用で付加価値
542.0 世界最速 軽量コンパクトロボット
1,881.0 メカトロニクス技術を活用した移乗アシスト装置
284.0 高齢者動作支援機器、パワーアシスト装置の商品開発
10,495.0 パーツ・モジュール・ユニットを開発
729.0 産業用ロボット
1,468.0 産業用ロボットに圧力センサーや温度センサー
327.0 コミュニケーションロボット「PaPeRo(パペロ)」
440.0 複数センサのネットワークによる離床予兆の高確度検知
943.0 歩行を補助するロボット
3,355.0 フィジカルとメンタルの両側面からサポートする歩行支援機
947.0 歩行支援機「ACSIVE(アクシブ)」
418.0 発電無線マット離床センサー
1,060.0 コミュニケーションロボット「ROBOTALK(ロボトーク)」
出所:フィスコ作成
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スクリーニング
週刊相場観測誌
Market
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2017 01 16
カテゴリー考察
スクリーニング分析
業績動向を手掛かりとした個別物色の動きが本格化へ
■来週以降は決算発表が本格化へ
来週からは国内でも 10-12 月期の決算発表が本格化する。全体相場の方向性を左右するような大型イベントも目先は乏しく、業
績動向を手掛かりとした個別物色の動きが本格化していくものと想定される。連続増益が継続しているような安定成長銘柄には買
い安心感が強まるタイミングと考えられ、とりわけ、株価指標面で割安感の残る銘柄には、決算をきっかけとした水準訂正の動き
などが期待できるものもあろう。
スクリーニング要件としては、1.今期予想含めて 5 期以上連続で営業増益、2.PBR1倍未満、3.時価総額 100 億円以上、4.3 月期
決算銘柄。
■連続増益の割安銘柄
コード
1865
1888
1930
3388
4621
4901
4968
5013
5237
6298
6493
6495
7466
7862
7911
7945
7971
8052
9070
9076
銘柄
青木あす
若築建
北電事
明治電機
ロックペイント
富士フイルム
荒川化学
ユシロ化
ノザワ
ワイエイシイ
日鍛バル
宮入バル
SPK
トッパンF
凸版印
コマニー
東 リ
椿本興
トナミHD
セイノーHD
株価
(円)
806
156
912
1,228
661
4,453
1,860
1,465
1,150
1,304
402
125
2,406
1,212
1,148
1,721
418
367
378
1,342
時価総額
(億円)
今期営業
増益率
(%)
476.3
202.3
227.7
148.2
145.4
22916.3
382.9
203.6
138.9
126.2
116.5
61.1
125.8
1393.8
8029.3
170.8
279.3
119.2
369.0
2787.1
7.5
0.5
1.4
0.3
40.5
0.4
12.7
1.4
3.5
85.9
20.2
28.4
1.4
2.4
4.1
23.8
15.0
2.3
6.9
1.2
PBR
(倍)
0.8
1.0
0.8
0.9
0.4
1.0
0.8
0.8
1.0
0.9
0.5
0.8
0.9
0.8
0.8
0.7
0.9
0.7
0.6
0.7
出所:フィスコアプリより作成
20
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先週の話題レポ
ート
週刊相場観測誌
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カテゴリー考察
先週の話題レポート
2017 年に注目する 10 大テーマと 17 銘柄
■2017 年が「旬」と考える魅力的な銘柄群 17 社の買い(ゴールドマン・サックス)
ゴールドマン・サックスでは、2017 年の 10 大テーマ、17 社の買い銘柄を挙げている。2016 年に続き、2017 年も日本株は為替、
米国/中国経済、原油価格などマクロに振られる相場環境が続くと予想されるが、一方で産業/企業の構造変化の勢いが更に強まっ
てきている点を強調。構造テーマによる業績/株価評価が本格化し、2017 年が「旬」と考える魅力的な銘柄群 17 社の買いを挙げてい
る。
テーマ 1:更に前進するガバナンス/株主還元
コーポレートガバナンス改革により環境は「形式的」に整いつつある。今後は企業と投資家が共にコーポレートガバナンスを実質
的に機動させ、「対話」と「行動(資本効率と利益率の改善)」が求められよう。
テーマ 2:FoF 再訪―2017 年に大きな変化を迎える 6 つのテーマに注目
17 年は、(1)小型ロボットの爆発的な数量増、(2)FA 機器の電動化加速、(3)スマートファクトリーの本格浸透と競争の開始、(4)
自動倉庫の大幅物量増、(5)ビジョンシステムの急速な台頭、(6)資本財のソフトウェア化、に注目。 <6324>ハーモニック·ドラ
イブ、<6645>オムロン
テーマ 3:Cars:TheRoadAhead-業界再編の真価と軽量化
自動運転、電動化、カーシェアに対応するコスト増は不可避。リソース確保に向けた業界再編に注目。 <7269>スズキ、<7211>
三菱自工、<7942>JSP
テーマ 4:長期投資フレームワークを継続、17 年に注目する 3 つの論点
技術/業界変化では車載/ロボット化/ヘルスケア/IOT・ビッグデータ/IP コンテンツなどの事業機会を掴む力。サイクルでは 17
年中盤以降の持続性。米国政策では関税、本国送金税、規制緩和、医療費配分に注目。 <9984>ソフトバンク G、<6758>ソニー、
<6770>アルプス電気
テーマ 5:日本の中で光り輝く素材を求めて
多層押出、ナノ分散、接着力調整といった積水化学の要素技術の結晶である中間膜は、遮音、遮熱、ディスプレイ機能などの付
加価値増大により単価が上昇している「極めて稀有な」素材。 <4204>積水化学工業
テーマ 6:中国需要は誰が取り込むか?-訪日観光/現地事業拡大
銘柄選定は引き続きセレクティブ、個別要因で成長する銘柄を選好。 <7965>象印マホービン、<9843>ニトリ
テーマ 7:JapanAging-高齢化がもたらす多くの事業機会を解き明かす
世界で最も高齢化が進んだ国である日本において様々な歪みが生じる一方、多くのビジネスチャンスも眠っている。 <2175>エ
ス・エム・エス、<9627>アインホールディングス
テーマ 8:医薬品/ヘルスケア:-逆風下での成長機会を探る
相対的には医薬品よりも医療機器のポジショニングが良好と判断。調剤薬局やジェネリックにおいては業界再編機運の高まりに
も注目。 <4503>アステラス製薬、<4536>参天製薬
テーマ 9:イールドカーブのスティープ化とバランスシート効率化
米国金利上昇、国内金利もスティープ化を想定。中長期金利感応度も高く、資本の充分性にも懸念のない銘柄に注目。バーゼル規
制改革、外貨ファンディングコスト上昇、不動産価格上昇等がバランスシートの効率性を上昇させるインセンティブに。
<8795>T&D ホールディングス、<8316>SMFG
テーマ 10:クオンタメンタル(Quantamental)投資戦略
「機械の台頭」とも形容されるシステマティック戦略やファクター/スマートベータ戦略の台頭が、ポートフォリオ運用に大きく
影響を及ぼしている
出所:ゴールドマン・サックス
21
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信用需給動向
週刊相場観測誌
Market
展望
Vol. 201 Weekly
2017 01 16
カテゴリー考察-信用需給動向
Market Data
大発会は 4 年ぶり上昇で買い方の利益確定が進む
信用残高 金額ベース 単位:百万円
1 月 8 日申し込み時点の 2 市場信用残高は、買い残高が
123 億円増の2 兆1061 億円、
売り残高が417 億円増の9272
億円だった。買い残高、買い残高いずれも 2 週ぶりに増
加している。買い方の信用評価損益率は-8.54%から
-7.36%に改善し、売り方の評価損益率は-12.68%から
-13.52%に悪化している。信用倍率は 2.36 倍から 2.27
倍に低下している。
この週(4-6 日)の日経平均は前週末比 339.96 円高の
19454.33 円だった。米国や中国の良好な経済指標や円安
が好感されるなか、2017 年大発会は大幅高で昨年来高値
を更新。大発会では 4 年ぶりの上昇だった。また、翌日
には 2015 年 12 月以来の 19600 円を回復するなど、トラ
信用倍率(倍)
ンプ政権への期待が高まった。
個別では電通<4324>の信用倍率が 1.05 倍から 0.53 倍
と売り長となった。過重労働問題で同社社長の辞任によ
り、アク抜けといった流れとなり、リバウンド局面にお
いて買い方の利益確定が進んだ。NTT<9432>は 1.94 倍か
ら 1.06 倍と取り組みに厚みが増している。リバウンド基
調が強まるなか、買い方の利益確定が進んだ格好。
取組みが改善した銘柄
コード
市場
銘柄
1/13終値
(円)
信用買残
(1/6:株)
信用売残
(1/6:株)
信用倍率
(1/6:倍)
信用買残
(12/30:株)
信用売残
信用倍率
(12/30:株) (12/30:倍)
9533
東証1部 邦ガス
943.0
14,000
1,162,000
0.01
38,000
1,164,000
0.03
4324
東証1部 電 通
5,660.0
120,900
228,100
0.53
210,900
200,900
1.05
7915
東証1部 日写印
4927
東証1部 ポーラオルHD
9432
東証1部 NTT
4922
東証1部 コーセー
9020
東証1部 JR東日本
6773
東証1部 パイオニア
2427
東証1部 アウトソシング
9104
東証1部 商船三井
4523
東証1部 エーザイ
9064
東証1部 ヤマトHD
4666
東証1部 パーク24
6367
東証1部 ダイキン
9142
東証1部 JR九州
2,950.0
111,200
700,300
0.16
157,700
497,700
0.32
10,400.0
129,800
99,000
1.31
123,800
48,300
2.56
5,031.0
301,600
285,300
1.06
421,200
216,900
1.94
10,060.0
45,100
101,100
0.45
62,900
79,600
0.79
10,495.0
66,500
249,600
0.27
99,200
213,500
0.46
254.0
9,301,000
3,967,900
2.34
10,432,000
2,661,500
3.92
3,770.0
549,700
314,700
1.75
534,100
201,800
2.65
348.0
4,723,000
8,587,000
0.55
6,229,000
7,521,000
0.83
6,632.0
120,900
216,200
0.56
167,600
199,500
0.84
2,398.5
186,900
971,700
0.19
272,900
966,100
0.28
3,090.0
476,200
593,900
0.80
516,800
441,300
1.17
11,280.0
145,500
322,400
0.45
182,100
277,900
0.66
3,050.0
1,822,700
370,600
4.92
2,000,600
280,100
7.14
22
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連載コラム
週刊相場観測誌
Market
展望
Vol. 201 Weekly
2017 01 16
連載コラム
コラム:イランリアルは米新政権発足で一段安
1 月 20 日に発足する米国のトランプ政権の中東外交は、今
外国企業のイラン進出をちゅうちょさせているのは、米国が
後の地政学を観察するうえで注目される政策の 1 つです。特
制裁を再開するとの根強い警戒感からのようです。実際、米
に、イランへの経済制裁解除については不透明感が払しょくさ
共和党は制裁解除を失敗と断じており、トランプ次期大統領も
れておらず、国際政治の新たな懸念材料になる可能性があり
選挙期間中、合意の破棄を主張していました。今後、解除取り
ます。下げ止まっていたイラン通貨リアルの下落トレンド再開
消しという事態となれば、国内の保守強硬派が勢力を盛り返
は、こうした動きを反映しているように見えます。
す可能性があります。1 月 10 日のラフサンジャニ元大統領の
死去は、元大統領が穏健派の後ろ盾であり、保守派からも信
間もなく任期を終えるオバマ米大統領の外交政策の成果と
して真っ先に挙げられるのは、長年対立関係にあったキュー
頼の厚かったことを考えれば、ロウハニ氏にとって大きな痛手
でしょう。
バやイランとの関係改善でしょう。2005 年にイランの大統領に
就任した保守強硬派のアフマディネジャド氏のもとで核開発疑
イランの場合、国家元首は最高指導者ハメネイ師で、大統領
惑が高まり、国連や欧州連合(EU)、米国は 2010 年にイランに
職は一般的には首相に相当するポストですが、諸外国からは
対する経済制裁を強化します。これによりイラン経済は打撃を
「元首級」として扱われています。直接選挙で大統領が選出さ
受け、マイナス成長に陥りました。その後、2013 年に穏健派の
れるプロセスをみると、王政の湾岸諸国に比べ民主的だとい
ロウハニ氏が大統領に就任すると、米国をはじめ関係各国と
えるでしょう。だからこそ、ロウハニ政権は今年5 月19 日の大
の協議は大きく進展。ウラン濃縮能力削減などの合意内容の
統領選に向け制裁解除後の成果を有権者にアピールする必
履行が国際原子力機関(IAEA)で確認され、核開発疑惑に関
要があるのです。そうでないと反欧米路線の保守強硬派の声
わる経済制裁は解除されました。
を抑えられずロウハニ氏の再選は困難になります。
資産の凍結や原油輸入の禁止といった制裁の解除を受け、
一方、イランはここ数年で諸外国との互恵関係を深めていま
イランは高度な技術と豊富な資金を持つ外国企業との交渉を
す。ロウハニ氏は 2016 年 1 月の中国の習近平国家主席との
本格化させ、外国企業を呼び戻す動きを加速させています。
会談で「中国は苦しい時期も常にイランを支持してくれた」と謝
また、原油輸出の再開はイラン経済の回復に大きく寄与する
意を表しています。また、トルコなどの近隣諸国との良好な関
とみられ、今後の成長を見込んだ投資が期待されています。
係も構築してきました。パワーバランスで親米路線のサウジ
しかし、制裁解除後もイラン進出は当初の思惑ほど順調に進
アラビアとは関係が悪化していますが、中国やロシアなどと
んでいないとの指摘が散見されます。ほぼ一貫して下落して
は対米強硬路線で一致することも考えられます。核開発を進
いるイランリアルが制裁解除でいったんは下げ止まったもの
める北朝鮮の動きにも影響を与える可能性があるため、トラ
の、このところ再び下落基調を強めているのはこうした背景が
ンプ中東外交やイラン大統領選には注意が必要でしょう。
あるためだと思われます。
23
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今週のマーケットデータ
週刊相場観測誌
Market
1
2
3
展望
Vol. 201 Weekly
2017 01 16
スケジュール
レーティング
投資主体別売買動向
資料編
今週のMarket Data
経済カレンダー
2-4
決算カレンダー
5
格上げ・買い推奨
6
格下げ・売り推奨
7
総括コメント
8
市場別データ
9
4
新規上場銘柄
結果とスケジュール
10
5
一目均衡表雲抜け銘柄
雲上抜け銘柄(東証 1 部)
11
雲下抜け銘柄(東証 1 部)
12
1
株式会社フィスコ
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週刊相場観測誌
Market
展望
Vol. 201 Weekly
2017 01 16
経済カレンダー - 1
Market Data
1 月 16 日~1 月 22 日 ※全て日本時間で表示
日付
曜日
1月16日
月
時間
内容
08:50 機械受注(11月)
08:50 国内企業物価指数(12月、日本銀行)
09:00 日銀支店長会議
09:30 黒田日銀総裁が支店長会議であいさつ
13:30 第3次産業活動指数(11月)
14:00 地域経済報告(1月、日本銀行)
15:00 工作機械受注速報(12月)
15:30 印・卸売物価指数(12月)
16:00 トルコ・失業率(10月)
19:00 欧・貿易収支(11月)
19:00 ブ・FGV消費者物価指数(IPC-S)(1月15日まで1カ月間)
26:00 ブ・貿易収支(週次)(1月15日まで1カ月間)
ベトナム・日ベトナム首脳会談
米・株式市場は祝日のため休場(キング牧師生誕記念日)
IMFが世界経済見通し(WEO)公表
1月17日
火
11:00 中古車販売台数(12月)
14:00 移動電話国内出荷(11月)
16:00 訪日外国人客数(12月、2016年)
16:00 欧・欧州新車販売台数(12月)
18:30 英・消費者物価指数(12月)
18:30 英・生産者物価指数(12月)
19:00 独・ZEW期待調査(1月)
19:00 ブ・FGVインフレ率(IGP-10)(1月)
22:30 米・ニューヨーク連銀製造業景気指数(1月)
米・ニューヨーク連銀総裁が講演
米・サンフランシスコ連銀総裁が講演
米・決算発表 モルガン・スタンレー
スイス・世界経済フォーラム(WEF)年次総会(20日まで)
1月18日
水
14:20 大和総研の武藤理事長が「財政と社会保障」について講演
16:00 独・消費者物価指数改定値(12月)
18:30 英・失業率(12月)
19:00 欧・ユーロ圏消費者物価指数改定値(12月)
21:00 米・MBA住宅ローン申請指数(先週)
22:30 米・消費者物価コア指数(12月)
23:15 米・鉱工業生産指数(12月)
23:15 米・設備稼働率(12月)
24:00 米・NAHB住宅市場指数(1月)
米・地区連銀経済報告(ベージュブック)
米・イエレンFRB議長がパネル討論会に出席
米・ミネアポリス連銀総裁が講演
米・決算発表 シティグループ、ネットフリックス、ゴールドマン
欧・決算発表 ASML
2
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Market
展望
Vol. 201 Weekly
2017 01 16
経済カレンダー - 2
Market Data
1 月 16 日~1 月 22 日 ※全て日本時間で表示
日付
曜日
1月19日
木
時間
内容
06:00 米・対米証券投資(11月)
09:30 豪・失業率(12月)
13:00 首都圏マンション発売(12月)
16:00 亜・マレーシア中央銀行が政策金利発表
18:00 欧・経常収支(11月)
19:00 ブ・FGVインフレ率(IGP-M、2次プレビュー)(1月)
20:00 ブ・拡大消費者物価指数(IPCA-15)(1月)
21:45 欧・欧州中央銀行(ECB)が政策金利発表、ドラギ総裁が記者会見
22:30 米・住宅着工件数(12月)
22:30 米・住宅建設許可件数(12月)
22:30 米・フィラデルフィア連銀製造業景況指数(1月)
22:30 米・新規失業保険申請件数(先週)
23:45 米・消費者信頼感指数(先週)
23:45 米・経済期待指数(1月)
米・10年物インフレ連動債入札
米・イエレンFRB議長が講演
米・決算発表 IBM、アメリカン・エキスプレス
亜・インドネシア中央銀行が政策金利発表
1月20日
金
08:50 日銀金融政策決定会合議事録公表(2006年7-12月開催分)
10:00 銅電線出荷統計(12月)
11:00 中・GDP(10-12月)
11:00 中・鉱工業生産指数(12月)
11:00 中・小売売上高(12月)
11:00 中・固定資産投資(12月)
12:40 中曽日銀副総裁が講演
14:00 衆院本会議で安倍首相が施政方針演説、麻生財務相が財政演説など政府4演説
16:00 コンビニエンスストア売上高(12月)
16:00 独・生産者物価指数(12月)
18:30 英・小売売上高(12月)
22:30 加・小売売上高(11月)
22:30 加・消費者物価指数(12月)
通常国会召集(会期:6月18日までの150日間)
米・フィラデルフィア連銀総裁が講演
米・サンフランシスコ連銀総裁が講演
米・ドナルド・トランプ氏が第45代米大統領に就任
米・決算発表 GE
欧・ECB専門家調査報告
1月22日
日
仏・社会党の大統領予備選(第1回投票)
3
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展望
Vol. 201 Weekly
2017 01 16
スケジュール
日米主要経済指標のポイント
■(米)12 月消費者物価コア指数
18 日(水)午後 10 時 30 分発表予定
(予想は、前年比+2.1%) 参考となる 11 月実績は、前年同月比+2.1%で市場予想をやや下回った。家賃の上昇は続いている
が、他項目の上昇率はやや鈍化しつつある。エネルギー価格上昇の影響が他分野に波及する可能性はあるものの、コア指数の上
昇率は 11 月実績をやや下回る可能性がある。
-------------------------------------------------------------------■(米)12 月鉱工業生産
18 日(水)午後 11 時 15 分発表予定
(予想は、前月比+0.7%) 参考となる 11 月実績は、前月比-0.4%で市場予想を下回った。電気・ガスが前月比-4.4%となっ
たことが影響した。12 月については、製造業と鉱業の生産が増えると予想されており、電気・ガスは小幅な減少にとどまる可
能性があることから、全体的には増加となる見込み。
-------------------------------------------------------------------■(米)12 月住宅着工件数
19 日(木)午後 10 時 30 分発表予定
(予想は、119.5 万戸) 参考となる 11 月実績は前月比-18.7%の 109 万戸に減少し、市場予想の 123 万戸程度を大幅に下回っ
た。住宅ローン金利がやや上昇しており、住宅購入に影響を与えている可能性はあるが、雇用情勢は改善しており、住宅市場が
急速に悪化する状況ではないとみられる。12 月については 11 月に急減した反動で増加が予想される。市場予想は妥当な水準か。
-------------------------------------------------------------------■(中)10-12 月期国内総生産
20 日(金)午前 11 時発表予定
(予想は、前年比+6.7%) 参考となる 7-9 月期実質国内総生産(GDP)は、前年同期比+6.7%だった。公共投資や不動産が成
長に寄与した。ただし、今後は過剰生産能力の削減に伴い、経済成長は鈍化するとの見方が多い。報道によると、中国財政部の
朱副部長は今月 8 日に開かれた経済フォーラムで、2016 年 10-12 月期の国内総生産(GDP)成長率は「6.7%以上に達する」と
の見通しを示した。
--------------------------------------------------------------------
4
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決算カレンダー
週刊相場観測誌
Market
展望
Vol. 201 Weekly
2017 01 16
決算カレンダー
Market Data
※括弧内は決算説明会の予定日。なお、下記のカレンダーはあくまでも予定で企業の都合により変更される可能性があります。
日付
1月16日
1月16日
1月16日
1月16日
1月16日
1月16日
1月16日
1月16日
1月16日
1月16日
1月16日
1月17日
1月17日
1月17日
1月18日
1月19日
1月19日
1月19日
1月19日
1月19日
1月19日
1月19日
1月19日
1月20日
1月20日
1月20日
1月20日
1月20日
1月20日
1月20日
1月20日
1月20日
コード
2404
3236
3536
3593
3823
4645
7811
7879
8170
8966
9602
3091
3279
3283
8960
2354
5341
5990
6217
6634
7501
9836
9914
1381
2411
3912
4929
5423
5609
8595
8617
8976
銘柄
鉄人化
プロパスト
アクサスHD
ホギメディ
アクロディア
市進HD
中本パクス
ノダ
アデランス
平和RE
東宝
ブロンコB
API
プロロジス
ユナイテッドU
安川情報
アサヒ陶
スーパーツール
津田駒
ネクスG
ティムコ
リーバイス
植松商
アクシーズ
ゲンダイAG
モバファク
アジュバン
東製鉄
日鋳造
ジャフコ
光世証
大和オフィス
上場部名
東証2部
ジャスダックS
ジャスダックS
東証1部
マザーズ
ジャスダックS
東証2部
東証2部
東証1部
東証REIT
東証1部
東証1部
東証REIT
東証REIT
東証REIT
東証2部
東証2部
ジャスダックS
東証1部
ジャスダックS
ジャスダックS
ジャスダックS
ジャスダックS
ジャスダックS
ジャスダックS
マザーズ
東証1部
東証1部
東証2部
東証1部
東証1部
東証REIT
時刻
日付
コード
銘柄
上場部名
時刻
15:00
15:00
15:00
16:00
15:00
15:00
15:00
15:00
13:00
15:00
15:00
15:00
15:00
14:00
5
株式会社フィスコ
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週刊相場観測誌
Market
展望
Vol. 201 Weekly
2017 01 16
レーティング
格上げ・買い推奨
格上げ・買い推奨
※下記のレーティングや目標株価は証券各社が発表したもののうち、フィスコが把握したものを集計しています。
日付
1月10日
1月11日
1月12日
証券会社
社名
レーティング
目標株価(円)
4927
ポーラオルHD
OVERWEIGHT新規
SMBC日興
6755
富通ゼネ
2→1格上げ
2600→3200
シティ
6963
ローム
2→1格上げ
5500→8800
東海東京
3543
コメダ
OUTPERFORM新規
CS
8697
JPX
UNDERPERFORM→NEUTRAL格上げ
シティ
6967
新電工
2→1格上げ
-
SMBC日興
7186
コンコルディア
2→1格上げ
500→650
8418
山口FG
2→1格上げ
1100→1500
4204
積水化
強い買い新規
6481
THK
中立→買い格上げ
6645
オムロン
買い新規
シティ
6326
クボタ
2→1格上げ
三菱UFJ
8830
住友不
UNDERWEIGHT→NEUTRAL格上げ
2920→3230
大和
5012
東ゼネ石
3→2格上げ
920→1480
5020
JX
3→2格上げ
400→580
5021
コスモエネHD
3→2格上げ
1210→2000
SMBC日興
3298
インベスコ
1新規
ゴールドマン
7942
JSP
買い新規
シティ
8002
丸紅
2→1格上げ
岡三
7203
トヨタ
強気新規
ゴールドマン
1月13日
コード
JPモルガン
6
12600
2120
995→1678
2400
2600→3100
5300
→2100
125000
3800
8500
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Market
展望
Vol. 201 Weekly
2017 01 16
レーティング
格下げ・売り推奨
格下げ・売り推奨
※下記のレーティングや目標株価は証券各社が発表したもののうち、フィスコが把握したものを集計しています。
日付
1月10日
1月11日
証券会社
レーティング
目標株価(円)
中部電
2→3格下げ
みずほ
8956
プレミア投
買い→中立格下げ
CS
4912
ライオン
OUTPERFORM→NEUTRAL格下げ
1770→2000
JPモルガン
7915
日写印
OVERWEIGHT→NEUTRAL格下げ
3000→3300
9024
西武HD
OVERWEIGHT→NEUTRAL格下げ
2815
アリアケ
買い→中立格下げ
7520→6900
3668
コロプラ
買い→中立格下げ
2100→1100
9069
センコー
OVERWEIGHT→EQUALWEIGHT格下げ
830
9075
福山運
OVERWEIGHT→EQUALWEIGHT格下げ
700→670
CS
3659
ネクソン
OUTPERFORM→NEUTRAL格下げ
1800→1900
SMBC日興
4927
ポーラオルHD
1→2格下げ
9240→9880
6674
GSユアサ
1→2格下げ
460→450
モルガン
1月13日
社名
9502
みずほ
1月12日
コード
シティ
152000→140000
-
8354
ふくおか
1→2格下げ
450→550
いちよし
4585
UMNファーマ
A→C格下げ
-
ゴールドマン
6954
ファナック
買い→中立格下げ
シティ
1878
大東建
1→2格下げ
みずほ
8028
ユニー・F
中立→UNDERPERFORM格下げ
三菱UFJ
6768
タムラ製
BUY→HOLD格下げ
450→480
大和
5017
富士石油
2→3格下げ
380→350
6082
ライドオンEX
2→3格下げ
1500→900
3466
ラサールロジ
1→2格下げ
140000→124000
8975
いちごオフ
1→2格下げ
100000→85000
7581
サイゼリヤ
A→B格下げ
-
SMBC日興
いちよし
7
20500→22000
6600
株式会社フィスコ
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-2000
8
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2017/1/4
2016/12/26
2016/12/19
2016/12/12
事業法人
2016/12/5
2017/1/4
2016/12/26
2016/12/19
2016/12/12
2016/12/5
信託銀
2016/11/28
2016/11/21
2017/1/4
2016/12/26
2016/12/19
2016/12/12
2016/12/5
2016/11/28
2016/11/21
2016/11/14
2016/11/7
2016/10/31
2016/10/24
2016/10/17
2016/10/11
2016/10/3
2016/9/26
2016/9/20
外国人
2016/11/28
2016/11/21
2016/11/14
2016/11/7
2016/10/31
2016/10/24
2016/10/17
2016/10/11
2016/10/3
2016/9/26
2016/9/12
2016/9/5
2016/8/29
2016/8/22
2016/8/15
2016/8/8
2016/8/1
2016/7/25
Vol. 201 Weekly
2017 01 16
2016/11/14
2016/11/7
2016/10/31
-1500
2016/10/24
-1000
2016/10/17
0
2016/10/11
500
2016/10/3
単位:億円
2016/9/20
-500
2016/9/26
-400
2016/9/20
-1000
2016/9/12
0
-300
2016/9/12
1000
2016/9/5
-200
2016/9/5
-100
2016/8/29
2000
2016/8/22
3000
0
2016/8/29
100
2016/8/22
4000
2016/8/15
200
2016/8/8
-6000
2016/8/15
-4000
-6000
2016/8/1
-2000
2016/8/8
単位:億円
2016/7/19
-1000
2016/7/25
0
2016/7/19
2000
2016/8/1
2017/1/4
2016/12/26
2016/12/19
単位:億円
2016/7/25
2016/12/5
-5000
2016/11/7
2016/11/14
2016/11/21
2016/11/28
2016/12/5
2016/12/12
2016/12/19
2016/12/26
2017/1/4
3000
2016/7/19
2017/1/4
2016/12/26
2016/12/19
投信
2016/12/12
生・損保
2016/12/12
2016/11/28
2016/11/21
2016/11/14
2016/11/7
2016/10/31
2016/10/24
2016/10/17
2016/7/19
2016/7/25
2016/8/1
2016/8/8
2016/8/15
2016/8/22
2016/8/29
2016/9/5
2016/9/12
2016/9/20
2016/9/26
2016/10/3
2016/10/11
2016/10/17
2016/10/24
2016/10/31
個人
2016/12/5
2016/11/28
2016/11/14
2016/11/21
2016/11/7
2016/10/31
2016/10/24
2016/10/17
2016/10/11
2016/10/3
2016/9/26
2016/9/20
2016/9/12
2016/9/5
2016/8/29
2016/8/22
2016/8/15
2016/8/8
2016/8/1
2016/7/25
2016/7/19
展望
2016/10/11
2016/10/3
2016/9/26
2016/9/20
2016/9/12
2016/9/5
2016/8/22
2016/8/29
2016/8/15
2016/8/8
2016/8/1
2016/7/25
2016/7/19
週刊相場観測誌
Market
投資主体別売買動向 - 1
総括コメント
外国人投資家は総合で買い越し継続
継続となった。また、個人投資家は 2797 億円と売り越し継続となった。
1 月第 1 週の投資主体別売買動向によると、外国人投資家は総合で 1325 億円と買い越し継続となった。現物についても買い越し
その他、生・損保は 17 億円、信託は 30 億円と買い越しに転じた。投信は 397 億円、事法は 89 億円と売り越し継続となった。
都地銀は 296 億円と売り越しに転じた。自己は現物、TOPIX 先物、225 先物買いで 2383 億円と買い越し継続となった。この週の裁
定残は、ネットベースで 1844 億円減少の 1 兆 5110 億円となった。なお、週間の騰落率は日経平均で 1.78%の上昇だった。
8000
単位:億円
1000
6000
4000
2000
-3000
0
-4000
-2000
単位:億円
-2000
-3000
1400
単位:億円
1000
1200
1000
800
-500
600
400
200
0
-200
株式会社フィスコ
週刊相場観測誌
Market
展望
Vol. 201 Weekly
2017 01 16
投資主体別売買動向 - 2
市場別データ
単位:億円
日付
現
物
自己
個人
外国人
投信
事業法人
生・損保
都地銀
信託銀
16/09/26
2,256
548
▲1,888
▲316
▲90
▲20
▲158
▲372
16/10/03
1,188
▲2,877
2,805
▲435
163
▲116
▲177
▲278
16/10/11
▲466
▲120
1,132
▲513
140
▲128
▲86
▲57
16/10/17
1,826
▲1,890
731
▲685
181
▲159
▲24
103
16/10/24
4,415
▲2,773
49
▲926
70
▲294
76
▲575
16/10/31
▲1,052
1,252
▲646
167
718
▲465
▲52
▲259
16/11/07
1,642
▲4,155
4,007
▲893
933
▲94
▲344
▲775
16/11/14
1,856
▲4,453
4,903
▲1,643
1,204
▲199
▲596
▲762
16/11/21
2,827
▲4,332
3,027
▲692
453
34
▲197
▲824
16/11/28
▲1,045
▲3,025
4,148
541
265
▲54
▲435
▲40
16/12/05
▲4,819
▲3,710
5,625
364
21
18
▲116
2,997
16/12/12
6,441
▲4,813
822
▲1,734
84
▲101
▲146
▲539
16/12/19
5,191
▲1,982
▲1,947
▲514
61
▲24
▲80
▲607
16/12/26
5,187
▲2,157
325
▲762
▲109
▲188
▲242
▲1,827
17/01/04
1,323
▲2,424
2,326
▲430
▲80
▲61
▲18
▲461
単位:億円
日付
T
O
P
I
X
先
物
自己
個人
外国人
投信
事業法人
生・損保
都地銀
信託銀
16/09/26
▲853
▲76
▲2,847
487
▲7
90
136
3,000
16/10/03
▲1,811
170
1,702
31
5
139
67
▲314
16/10/11
147
17
123
▲340
16
7
4
▲185
16/10/17
▲1,279
54
1,332
▲469
1
▲48
15
356
16/10/24
▲2,328
▲24
2,244
▲109
▲2
49
39
172
16/10/31
2,774
22
▲1,666
▲563
▲6
▲94
▲185
▲291
16/11/07
▲2,066
▲30
2,099
▲35
5
▲67
84
12
16/11/14
▲2,050
91
1,775
212
6
▲7
▲53
13
16/11/21
▲2,253
▲44
1,964
134
2
110
17
176
16/11/28
▲770
▲67
2,759
▲469
▲72
▲9
▲61
▲885
16/12/05
2,712
▲71
▲269
86
▲59
445
148
▲2,959
16/12/12
▲2,630
▲19
2,481
294
1
30
▲108
▲59
16/12/19
▲610
▲53
1,243
▲307
1
▲107
7
▲244
16/12/26
▲2,159
106
869
▲8
▲1
48
▲21
1,032
17/01/04
41
▲176
▲126
▲27
▲1
77
▲97
338
単位:億円
日付
日
経
平
均
先
物
自己
個人
外国人
投信
事業法人
生・損保
都地銀
信託銀
16/09/26
441
▲114
▲323
▲417
4
▲99
243
345
16/10/03
600
▲302
2,196
▲1,141
▲33
▲201
▲354
▲648
16/10/11
434
▲181
513
▲608
▲11
▲4
▲82
139
16/10/17
▲1,238
▲212
2,012
▲1,037
▲7
302
264
0
16/10/24
▲202
94
▲407
▲34
▲7
0
316
226
16/10/31
1,991
360
▲1,120
▲501
31
31
▲839
▲99
16/11/07
▲1,624
▲500
▲380
2,434
▲37
▲30
411
▲154
16/11/14
▲1,586
1
4,072
▲2,697
▲12
0
247
▲26
16/11/21
501
▲90
1,027
▲1,271
10
0
▲145
▲60
16/11/28
2,193
229
▲346
▲1,819
72
479
▲151
▲1,034
16/12/05
2,000
18
▲3,062
692
79
206
209
▲163
16/12/12
2,999
▲14
▲1,216
▲1,546
▲7
78
▲218
▲22
16/12/19
▲1,131
▲11
1,786
▲694
▲20
27
▲92
128
16/12/26
▲367
296
912
▲874
7
22
310
▲253
17/01/04
1,019
▲197
▲875
60
▲8
1
▲181
153
9
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週刊相場観測誌
Market
※
展望
Vol. 201 Weekly
2017 01 16
新規上場銘柄
結果とスケジュール
データは直近の新規上場銘柄の結果とスケジュールを全て掲載しています。
証券会社によって取り扱いが異なりますので、お取引の際は各証券会社にご確認ください。
銘柄名
シャノン
コード
市場
上場日
仮条件
(円)
3976
東M
1/27
1,300~1,500
公募株数
(株)
売出株数
(株)
150,000
公募価格
(円)
0
初値
(円)
-
主幹事
1/13終値
(円)
-
東洋
-
事業内容: マーケティングクラウドサービスの企画・開発・販売・導入、マーケティングに関わるコンサルティング及びサービス
安江工務店
1439
JQ S・名2
2/10
-
280,000
210,200
-
-
東海東京
-
200,000
50,000
-
-
大和
-
事業内容: 住宅リフォーム事業、新築住宅事業、不動産流通事業
日宣
6543
JQ S
2/16
-
事業内容: 広告・セールスプロモーションを中心としたコミュニケーションサービス全般の提供
10
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Market
展望
Vol. 201 Weekly
2017 01 16
一目均衡表雲抜け銘柄
雲上抜け銘柄(東証1 部)
雲上抜け銘柄(東証1部)
コード
終値
(円)
銘柄
先行スパンA 先行スパンB
(円)
(円)
コード
銘柄
終値
(円)
先行スパンA 先行スパンB
(円)
(円)
1808
長谷工
1308
1105.75
1295
1945
東京エネシス
1047
1018
1969
高砂熱学
1549
1346.75
1539
2389
オプトHD
730
726.25
1033
685
2502
アサヒ
3762
3489.25
3761
3659
ネクソン
1760
1668.5
1720
3864
三菱紙
824
745
795
3880
大王紙
1291
1079
1283.5
4062
イビデン
1601
1312.5
1569.5
5302
日カーボン
333
213.5
273
5411
JFE
1850
1465.25
1823
6141
DMG森精機
1451
1124.5
1448.5
6203
豊和工
6326
クボタ
6937
637
536.75
625.5
6287
サトーHD
2418
2149.75
2413
1754.5
1510.5
1706.5
6701
NEC
327
274.5
320.5
古河電池
759
641.5
746
6973
協栄産
160
131.25
158.5
7011
三菱重工
533.9
420.75
526
7525
リックス
1578
1523.5
1495
7740
タムロン
2011
1518.25
2007
7949
小松ウオール
1970
1659.75
1951
8101
GSIクレオス
136
116.75
133
9433
KDDI
3090
3067.25
2982.5
9449
GMO
1592
1218
1580
9551
メタウォーター
2787
2743.75
2775
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展望
Vol. 201 Weekly
2017 01 16
一目均衡表雲抜け銘柄
雲下抜け銘柄(東証1 部)
雲下抜け銘柄(東証1部)
コード
銘柄
1766
東建コーポ
1896
大林道
1950
2670
2764
ひらまつ
2801
2875
終値
(円)
先行スパンA 先行スパンB
(円)
(円)
コード
銘柄
8340
8420
8645
1885
東亜建
704
707.25
761.5
1946
トーエネック
日本電設
1869
1883.25
2121
2587
サントリーBF
ABCマート
6430
6757.5
6895
2678
アスクル
670
675.5
703.5
2792
キッコマン
3675
3768.75
3792.5
東洋水産
4095
4158.75
4362.5
3396
フェリシモ
1008
1013.5
4534
持田薬
8310
8492.5
4825
WNIウェザー
3540
5105
洋ゴム
1454
6097
ビューホテル
1462
6785
鈴木
6879
イマジカロボッ
7608
SKジャパン
330
7733
オリンパス
4090
8151
東陽テクニカ
1020
9005
東急
889
9044
南海電鉄
590
9504
中国電力
1357
終値
(円)
先行スパンA 先行スパンB
(円)
(円)
1951
1975
2465
567
580.75
710.5
4875
4920
5062.5
3775
3790.25
4243
ハニーズ
1138
1227.5
1181.5
2809
キユーピー
2913
3100.75
2918
2910
ロックフィルド
1548
1598.5
1554.5
1133.5
3724
ベリサーブ
3050
3716.25
3129.5
8475
4819
Dガレージ
2029
2155.75
2046
3575
3865
4829
日本エンター
279
300.25
281
1467.25
1994.5
6077
N・フィールド
1398
1547.25
1405
1508
2047.5
6750
エレコム
1945
2312.75
2066.5
516
516.5
561
6794
フォスター電
1995
2010.5
2315.5
716
867.25
852
6911
新日無
406
413
546.5
434
455.5
7649
スギHD
5280
5567.5
5912.5
4102.5
4217.5
8114
デサント
1322
1349.5
1479.5
1033
1026.5
8278
フジ
2347
2383.25
2547
894.75
907
9007
小田急
2349
2401
2416
597
624.5
9412
スカパーJ
534
534.5
583
1371.75
1572
9509
北海電力
918
918.75
1153.5
12
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