Weekly Market Research Report 2017年1月16日号 今週の POINT 国内株式市場 トランプ大統領就任控え、もう一波乱あるか 今週の分析銘柄 - FISCO Selection 8 - Gunosy【 マザーズ 6047 】ほか テーマ別分析 第1回 ロボデックス 開幕で関連銘柄を探る 話題のレポート 2017年に注目する10大テーマと17銘柄 スクリーニング分析 業績動向を手掛かりとした個別物色の動きが本格化へ 来週以降は決算発表が本格化へ 株式会社フィスコ 本資料のご利用については、必ず巻末の重要事項(ディスクレーマー)をお読みください。 目次 週刊相場観測誌 Market 1 展望 今週の市場見通し Vol. 201 Weekly 2017 01 16 国内株式市場 マーケット概観 3 新興市場 4 米国株式市場 2 3 マーケットを読む 今週の分析銘柄 5 為替市場 米ドル/円予想レンジ 6 債券市場 債券先物・長期国債利回り予想レンジ 6 今週のポイント 7 日経平均株価 8 FISCO Selection 読者の気になる銘柄 ホクト〈1379〉東証 1 部 9 スーパーバリュー〈3094〉JASDAQ 10 ダイワボウホールディングス〈3107〉東証 1 部 11 インフォテリア〈3853〉マザーズ 12 三菱瓦斯化学〈4182〉東証 1 部 13 Gunosy〈6047〉マザーズ 14 富士機械製造〈6134〉東証 1 部 15 ファーストリテイリング〈9983〉東証 1 部 16 日本カーボン〈5302〉東証 1 部 17 SCREEN ホールディングス〈7735〉東証 1 部 17 テクニカル妙味銘柄 4 5 カテゴリー考察 さくらインターネット〈3778〉東証 1 部 18 日本カーボン〈5302〉東証 1 部 18 テーマ別分析 19 スクリーニング分析 20 先週の話題レポート 21 信用需給動向 22 連載コラム 2 23 株式会社フィスコ 本資料のご利用については、必ず巻末の重要事項(ディスクレーマー)をお読みください。 国内株式市場 週刊相場観測誌 Market 展望 Vol. 201 Weekly 2017 01 16 今週の市場見通し 国内株式市場 マーケット概観 トランプ大統領就任控え、もう一波乱あるか ■トランプ次期米大統領による記者会見に失望 ェースなど米金融株の決算が発表された。JP モルガンの 2016 先週の日経平均は下落。9 日の欧米市場が軟調だったほか、 年 10-12 月期の純利益は前年同期比 24%増だった。トランプ 為替市場ではドル売り圧力が強まるなか、 祝日空けの日本株市 相場を受けたトレーディング収入の増加が寄与し、市場コンセ 場は売り先行で始まった。その後も 11 日にトランプ次期米大 ンサスを上回っている。バンク・オブ・アメリカもコンセンサ 統領が NY で記者会見を予定していることもあり、様子見姿勢 スを上回っており、この結果を受けた週明けのメガバンクの動 が強いなか利益確定の流れが続いた。 向も注目される。足元で不透明感が高まりつつあるが、メガバ 注目されたトランプ次期米大統領による記者会見では、 「日 ンクが底堅さをみせてくるようだと、相場全体の底堅さがより 本などとの貿易で米国は多額の損失を被っている」などと述 安心感につながることになる。また、今週は 17 日にモルガン・ べ、米利益最優先を強調。また、薬価高騰を理由に製薬業界に スタンレー、18 日にシティグループ、ゴールドマン・サック 適切な入札方式を導入する意向を発表したほか、 防衛予算のコ スの決算が予定されている。 スト削減に言及した。一方で投資家が期待していた経済政策の その他、外部環境の不透明感を警戒するなか、リスクを回避 具体策への言及がなかったことなどから、 ドルを売って円を買 する流れから相対的に出遅れているセクターや中小型株での う動きが広がり、円相場は 1 ドル 114 円台に突入するなか、こ 個人主体による値幅取り狙いの売買に向かいやすいと考えら れを嫌気した流れから売り優勢の展開に。 大発会はトランプ政 れる。先週はフィンテック、ブロックチェーンといった銘柄が 権への期待から 4 年ぶりといった好スタートを切ったが、 先週 賑わう場面がみられていた。全体の方向感が掴みづらい状況の はトランプ氏の会見を受けて一時 19100 円を割り込むなど、ト なかでは、 より値動きのよい銘柄やテーマ株等に短期資金が集 ランプ次期米大統領に振らされる相場展開となっている。 中しやすいだろう。 ■トランプ次期米大統領の就任控え、もう一波乱も ■通常国会 20 日召集で政策期待も トランプ次期米大統領の就任式を控えていることもあり、も 経済スケジュールでは 16 日に機械受注(11 月) (10 月の「船 う一波乱を警戒する流れも意識しておく必要がありそうだ。先 舶・電力を除く民需」の受注額は前月比 4.1%増)17 日に訪日 週のトランプ氏の会見は想定内といったところであったが、円 外国人客数(12 月と 2016 年) 、独 ZEW 景況感指数(1 月) 、17-20 相場が1ドル114円台と円高に振れて推移していることが重し 日に世界経済フォーラム(WEF)年次総会がスイスのダボスで となった。また、調整局面で日銀の ETF 買い入れへの思惑もあ 開催される。18 日に米鉱工業生産指数(12 月) 、米消費者物価 ったが、戻りの鈍さからややセンチメントが悪化した格好。昨 指数(12 月) 、米地区連銀経済報告(ベージュブック)が公表 年後半からの株高・円安により、ETF の減額等を警戒する声も される。19 日に ECB 金融政策発表、ドラギ総裁が記者会見す 聞かれ始めていた。これにより日経平均はあっさり 25 日線を るほか、米国ではイエレン FRB 議長が講演する。20 日には中 下回ったほか、価格帯別出来高をみると、比較的商いの膨らん 国の 10-12 月 GDP、そして、ドナルド・トランプ氏が第 45 代 でいる水準を下回る半面、 現在は商いの薄いところに位置して 米大統領に就任する。 おり、19000 円辺りを割り込んでくるようだと、18500 円辺り その他、通常国会が 20 日に召集される。通常国会の会期は までは早いと考えられる。そのため、短期筋の売り仕掛け的な 150 日間で、延長がなければ 6 月 18 日が会期末になる。デフ 商いには注意する必要があるだろう。 レ脱却に向けて金融政策、財政政策、成長戦略の 3 本の矢を打 ち続けていく。今月下旬には米国でトランプ次期大統領との首 ■米金融決算に注目、個人は中小型のテーマ株に また、決算シーズンとなるなか、13 日には JP モルガン・チ 脳会談も調整していると伝えられており、 トランプ物色が改め て強まるきっかけとなる可能性もありそうだ。 3 株式会社フィスコ 本資料のご利用については、必ず巻末の重要事項(ディスクレーマー)をお読みください。 新興市場 週刊相場観測誌 Market 展望 Vol. 201 Weekly 2017 01 16 今週の市場見通し 国内株式市場 新興市場 マザーズ指数も米大統領就任式を前にもみ合い継続か ■短期の値幅取り狙いの物色中心、イベントも物色材料に マザーズ指数 今週の新興市場では、マザーズ指数は引き続きもみ合いと なりそうだ。1月20日の米大統領就任式を前に主力大型株で 手控えムードが強まれば、中小型株に短期物色が向かう場面 もあるだろう。しかし、次期米政権の政策を巡る不透明感が 意識されつつあるなか、マザーズ指数が単独で上値を試す展 開は期待しにくい。週末にかけて手仕舞い売りの流れとなる ことを想定しておきたい。 今週は1月16日にプロパスト<3236>、シリコンスタジオ <3907>、メタップス<6172>、20日にモバイルファクトリー <3912>などが決算発表を予定している。シリコンスタジオは 昨年12月に前期業績を下方修正済みで、今期予想が焦点とな る。メタップスの第1四半期が黒字転換となるか、またモバ イルファクトリーは位置情報ゲーム「ステーションメモリー ズ!(駅メモ!) 」の好調が続くかにも注目したい。なお、1 月18日から20日まで「オートモーティブ ワールド」 「ウェア ラブル EXPO」 「スマート工場 EXPO」 「ロボデックス」などと いったイベントが同時開催される。 メタップス<6172> ■17日までシャノンのBB期間、関心は高め IPO関連では、1月17日までシャノン<3976>のブックビルデ ィング(BB)期間となっている。ベンチャーキャピタル保有 株は多いものの、公開規模の小ささやクラウドサービス関連 のテーマ性などから投資家の関心は高いようだ。また、先週 は日宣<6543>(2月16日、ジャスダック)の新規上場が発表 されている。 円 モバイルファクトリー<3912> 円 4 株式会社フィスコ 本資料のご利用については、必ず巻末の重要事項(ディスクレーマー)をお読みください。 米国株式市場 週刊相場観測誌 Market 展望 Vol. 201 Weekly 2017 01 16 今週の市場見通し 米国株式市場 10-12 月期決算発表に注目 今週から 10-12 月期決算が本格化する。金融ではモルガ ■先週の動き 週初は、原油安に加えて週半ばから始まる 10-12 月期決算 ン・スタンレー(17 日) 、ゴールドマン・サックス(18 日) 、 を前に企業業績への警戒感から売りが先行。アナリストの投 シティグループ(18 日)などの発表が予定されている。先週、 資判断を受けて一部ハイテク株に買いが広がったものの、相 JP モルガンとバンク・オブ・アメリカが発表した決算では、 場を押し上げるには至らなかった。週半ばに入り、多額の投 大統領選後の堅調な株式相場や金利上昇を受けてトレーデ 資計画や強気な利益見通しを発表した自動車各車やハイテ ィング収入が好調だった。今週も大手金融機関は好決算が予 ク企業に買いが広がったものの、トランプ次期大統領の会見 想される。 を見極めたいとの思惑から、上げ幅を縮小する展開となっ ハイテクでは動画配信サービスのネットフリックス(18 た。記者会見では薬価高騰を理由に製薬業界に適切な入札方 日) 、IT サービスの IBM(19 日)などが予定されている。そ 式を導入する意向を発表したほか、防衛予算のコスト削減に の他のダウ構成銘柄では航空大手のユナイテッド航空(17 言及したことで関連セクターが売られた。週末にかけて、会 日) 、クレジットカードのアメリカン・エキスプレス(19 日) 、 見で具体的な経済政策への言及がなく、投資家の失望を招い 複合企業のゼネラル・エレクトリック(20 日)などの決算発 たことから大幅下落。その後は、大手行の好決算を受けて上 表が予定されている。ユナイテッド航空は、昨年 12 月より 昇に転じたものの、小売売上高が予想を下振れたほか、連休 新たに国際線ビジネスクラスの座席を刷新したほか、従来の を控えてポジションを手仕舞う動きもあり、上値は限られ エコノミークラスより割安な「ベーシックエコノミー」運賃 た。結局、週を通じて S&P500 とダウは下落し、ナスダック を導入した。また、同月の旅客輸送実績は国内線、国際線と 総合指数は上昇した。 もに改善しており、業績拡大に期待が集まる。昨年 9 月末時 点でウォーレン・バフェット氏率いる投資会社が航空株への 投資を開始したこともあり、決算への注目度は高い。 ■今週の見通し 16 日(月)はキング牧師誕生日の祝日のため米国株式相場 経済指標では1 月NY 連銀製造業景気指数 (17 日) 、 1 月NAHB は休場となる。先週のトランプ次期大統領の記者会見では具 住宅市場指数(18 日) 、12 月消費者物価指数(18 日) 、12 月 体的な経済政策への言及がなく、相場調整に繋がった。一方 鉱工業生産(18 日) 、12 月住宅着工・建設許可件数(19 日) で、大手自動車企業に対して圧力をかけて米国への投資計画 などが予定されている。消費者物価指数を通じてインフレ率 を実現させるなど、政策実現への強硬な姿勢も示された。今 が FRB の目標値に近付いているかどうかに注目したい。12 月 週も次期閣僚候補の承認に向けた公聴会が引き続き予定さ は原油相場が上昇しているため、物価上昇の可能性が高いだ れているが、20 日の大統領就任式までは政策・政治動向を受 ろう。 けた値動きは限られ、主要企業決算に注目が移りそうだ。 5 株式会社フィスコ 本資料のご利用については、必ず巻末の重要事項(ディスクレーマー)をお読みください。 為替/債権市場 週刊相場観測誌 Market 展望 Vol. 201 Weekly 2017 01 16 今週の為替/債券市場見通し 為替/債券市場 為替市場 米ドル・円 予想レンジ 今週のドル・円は 115 円前後でもみあう展開が予想される。 昨年 11 月 8 日の米大統領選以降の急激なドル高を調整する動 きはトランプ氏が大統領に正式就任する 20 日まで続く可能性 がある。トランプ次期政権については、減税やインフラ整備な どを重点化した景気刺激策が期待される反面、保護主義的な通 商政策に対する市場の警戒感は残されており、ドルの強弱材料 (売買要因)は混在していることから、ドル・円相場が一方向 に大きく動く可能性は低いとみられる。 通商政策について、トランプ次期大統領は「米国向け製品を 製造する海外工場を拡充すれば多額の国境税を課す」とツイー トした。米企業に対して独自の輸入税を課すことは法的に困難 であるとみられているが、次期政権の通商政策の詳細が明らか になるまでは、保護主義的な通商政策に対する市場の懸念は払 しょくされず、米国株式は伸び悩む可能性があることから、リ スク回避的なドル売り・円買いがやや強まる展開もあり得る。 一方、連邦準備制度理事会(FRB)による追加利上げ期待を 背景としたドル買いは縮小せず、金利差拡大を見込んだドル買 債券市場 113.00 117.00 円 【米・12 月消費者物価指数(CPI)】(18 日発表予定) 18 日発表の 12 月消費者物価コア指数(CPI)は前年比+2.1% で 11 月実績と同水準になると予想されている。予想通りなら ば、年 3 回の利上げ見通しを裏付ける内容になるとみられてお り、ドル買い要因となりそうだ。 【トランプ大統領就任式】(20 日) アメリカのトランプ次期大統領の就任式が 20 日に行われ る。宣誓や演説が行われるが、就任演説は経済・外交分野の政 策について具体的に述べることはないとみられており、演説内 容は材料視されない見込み。 長期国債利回り予想レンジ ■今週の見通し 債券相場は伸び悩みか。17 日に行われる 20 年国債入札の結 果と為替相場の動向を見極める展開となる。日米長期金利差は 再び拡大するとの見方は後退していないことから、為替相場は ~ いは継続するとみられる。18 日に発表される米 12 月消費者物 価コア指数(コア CPI)が市場予想を上回った場合、早期追加 利上げの思惑が広がり、ドル買いに振れやすい見通し。利上げ ペースに関しては当局者の間で見解が異なるものの、インフレ 指標の改善はドルをサポートしよう。 債券先物予想レンジ ■先週の動き やや下げ渋り。為替相場が円高方向に振れたことや、トラン プ次期米政権の経済・財政政策を巡る不確実性が意識されたこ とで安全逃避的な債券買いが観測された。米長期金利が伸び悩 んだことも債券相場を下支えした。11 日に行われた 30 年国債 入札は、やや低調な結果となったが、一定規模の需要が確認さ れたことで長期債などの利回り水準は上げ渋った。 円 149.85 円 ~ 150.35 円 0.03 % ~ 0.08 % 円安方向に動く可能性がある。円高が一服した場合、20 年国 債入札はやや低調な結果となりそうだ。株高・円安の相場展開 となった場合、20 年国債入札はさえない結果となり、長期債 の利回り水準はやや上昇し、中長期のイールドカーブはスティ ープニングが予想される。 債券先物 3 月限は 150 円前後で推移する見込み。20 年国債 入札に備えたヘッジ目的の長期債の売りが増える可能性があ り、この影響で債券先物の上値はやや重くなりそうだ。現物債 対比で先物の割安感は多少強まる見込み。円安・株高の相場展 開となった場合、債券先物は 149 円台後半まで下落する可能性 がある。 6 株式会社フィスコ 本資料のご利用については、必ず巻末の重要事項(ディスクレーマー)をお読みください。 今週のポイント 週刊相場観測誌 Market 展望 Vol. 201 Weekly 2017 01 16 マーケットを読む 今週のポイント 全体相場は動意に乏しい展開か、業績動向などを中心とした個別物色鮮明化へ 先週の日経平均は下落。11 日に行われた米トランプ次期大統 領の初の記者会見では、具体的な財政政策には触れられなか った一方、中国や日本を名指ししながら米国の貿易赤字に強い 不満を示した。これを受けて、為替市場では円高の流れが強ま り、日本株にはネガティブな影響を与えた。 小売りセクターを中心に、決算発表を受けての個別物色の流 れが強まった。ファストリやセブンアイが想定以上の順調な決算 となったことで買いが優勢になったほか、ローツェや不二越など も決算が好感される動きとなった。新光電工、ローム、富士通ゼ ネ、コスモエネなどはアナリストの格上げの動きが買い材料視さ れる。東芝は金融機関向けの説明会開催が買い安心感につな がったほか、炭化ケイ素繊維が次世代航空機のエンジン基幹部 品に採用と伝わったことで、日本カーボンも急伸した。米司法省 と和解との報道が伝わったことで、週末にはタカタが急伸してい る。中国国家発展改革委員会が今年は生産能力の削減圧力が 増大するとの見方を示したと伝わったことで、鉄鋼株が買われる 場面もあった。ほか、新元号関連の材料株が一斉に人気化する 局面もあった。日経平均新規採用となった大塚 HD が急伸の一 方、採用候補であったエプソンは大幅安。インドネシアのニッケ ル鉱石輸出解禁が伝わり住友鉱山が週末に下落、TSMC の決 算を受けて SCREEN も軟化した。トランプ米次期大統領が高薬 価に苦言を呈したことで、医薬品株がさえない動きになった。 今週の株式市場は方向感の乏しい展開が想定される。ビック イベントが乏しい中で、NY ダウも 2 万ドルの大台を手前にもみ 合いが継続しており、全体相場は動意に乏しい展開となろう。個 別物色の動きが鮮明化する可能性は高く、とりわけ、決算発表 の本格化が接近する状況下で、業績修正や観測報道など決算 絡みの材料に関心が向かうことになりそうだ。ちなみに、先週末 の米国市場では、大手金融株が決算発表を受けて上昇、国内メ ガバンクなどには支援材料とされてきそうだ。 今週の米国企業の決算では、17 日にモルガン、18 日にゴー ルドマン、シティ、ネットフリックス、19 日に IBM、20 日に GE など が予定されている。引き続き、金融機関の決算が注目されること になろう。ほか、海外では 20 日に中国の 10-12 月 GDP が発表 されるが、大きな変動もないとみられ影響は限定的だろう。国内 では機械受注、訪日外客数、首都圏マンション発売、百貨店売 上高などが発表され、関連銘柄やセクターには影響を与える可 能性もあろう。 ほかでは、新日鐵住金の大分製鉄所火災を受けて、鉄鋼セク ターの動きも注目される。代替生産や需給逼迫による市況上昇 などがポジティブ視されるものも出てこよう。日立製作所による 日立工機完全売却を受けて、日立グループ再編思惑などが高 まる余地もありそうだ。 先週動いた銘柄・セクター(東証1部・個別銘柄は他市場が優先市場のものを除く) 上昇率上位銘柄 コード 銘柄 下落率上位銘柄 終値(円) 騰 落 率 ( %) コード 333.0 43.53 8350 銘柄 業種別騰落率 終値(円) 騰 落 率 ( %) 上位セクター 騰 落 率 ( %) みちのく銀行 195.0 -14.10 石油・石炭製品 2.94 空運業 1.55 5302 日本カーボン 6050 イー・ガーディアン 1,721.0 23.37 3186 ネクステージ 1,816.0 -10.28 7818 トランザクション 1,995.0 23.00 7271 安永 1,792.0 -9.77 鉄鋼 1.52 3655 ブレインパッド 1,525.0 22.20 4552 JCRファーマ 2,843.0 -9.17 パルプ・紙 1.19 3903 gumi 1,017.0 16.90 9793 ダイセキ 2,214.0 -9.08 ガラス・土石製品 0.56 6238 フリュー 3,995.0 15.46 9766 コナミホールディングス 4,530.0 -8.30 電気機器 0.50 6323 ローツェ 2,132.0 14.75 2915 ケンコーマヨネーズ 3,095.0 -8.02 機械 0.48 7312 タカタ 1,061.0 14.70 6724 セイコーエプソン 2,354.0 -7.76 6048 デザインワン・ジャパン 2,597.0 14.41 2670 エービーシー・マート 6,430.0 -7.75 不動産業 -2.58 4344 ソースネクスト 662.0 12.39 1663 K&Oエナジーグループ 1,735.0 -7.71 食料品 -1.99 7916 光村印刷 251.0 12.05 7709 クボテック 601.0 -7.68 建設業 -1.96 8095 イワキ 252.0 11.50 6078 バリューHR 2,451.0 -7.61 保険業 -1.85 2462 ライク 2,174.0 11.26 6077 N・フィールド 1,398.0 -7.48 ゴム製品 -1.83 5563 新日本電工 275.0 10.00 8184 島忠 2,795.0 -7.45 水産・農林業 -1.82 7971 東リ 418.0 9.71 4187 大阪有機化学工業 970.0 -7.44 倉庫・運輸関連業 -1.49 下位セクター 7 騰 落 率 ( %) 株式会社フィスコ 本資料のご利用については、必ず巻末の重要事項(ディスクレーマー)をお読みください。 テクニカル分析 週刊相場観測誌 Market 展望 Vol. 201 Weekly 2017 01 16 マーケットを読む 日経平均株価 今週もトランプ次期米大統領の動向を睨んだ格好に ■昨年 11 月からの上昇トレンドは一服 日足の一目均衡表では、横ばいで推移する転換線(19303 円) がやや上値抵抗ラインとして意識されている。遅行スパンは実 前週の日経平均は、週間ベースで 167.5 円の下落。11 日に実 施されたトランプ次期米大統領の記者会見では、経済政策に関 線を上回っているが、方向感を示す基準線(18921 円)は横ばい する話はなく、保護主義などに関する内容の比重が大きかった となっておりモメンタムは軟化。基準線をサポートに切り上が ことから期待感がはく落。株売り、円高のリスクオフの流れが る雲上限を待つような格好となっている。 今週は 20 日に米大統領就任式を控えていることから、積極的 強まり、日経平均は 19000 円割れ寸前まで下げ幅を拡大する場 面が見られた。ただ、米国株が下げ渋ったことや、円高進行が な売買は手控えられて様子見ムードが強まると想定。日足の一 一服したことから、週末には 19200 円台を回復。短期的な下落 目均衡表の転換線や、25 日移動平均線水準を挟んでのもみ合い に留まった。なお、週末は SQ 算出にも関わらず、東証一部の売 となろう。重要イベントを前に売買代金は低迷し、外部環境以 買代金は2.2兆円に留まるなど活発な商いは観測されなかった。 外を材料視した上昇もしくは下落は難しい。日中取引時間は狭 日足チャートでは、5 日移動平均線(19308 円)に頭をおさえ いレンジでの推移となりそうだ。一方、先物市場では、ゴール られる格好で、25 日移動平均線(19233 円)でもみ合っている。 ドマン・サックスが大幅に買い越すなど TOPIX 先物の売買が目 25 日移動平均線水準での推移は 11 月中旬に開始したトラン 立っている。NT 倍率が 12.47 倍とじりじりと縮小しており、日 プ・ラリー以降、初のこと。5 日につけた取引時間ベースでの昨 経平均より TOPIX のほうが相対的に強含む可能性もある。NT 倍 225 インパクトがもっとも大きいファースト 年来高値 19615.40 円をピークにやや調整との見方もできる。パ 率縮小の背景には、 ラボリックでは、売りサインが点灯している。転換を示す SAR テイリングの軟調推移もあるが、先物市場での売買動向にも注 今週は、 様子見ムードの強い週と想定、 レンジは 19100 値が 19593 円と 300 円ほど上の水準にあるため「途転(ドテン) 」 目したい。 円から 19600 円とする。 を狙うには昨年来高値を更新するような勢いが必要となる。 一目均衡表(日経平均) ■ 基準線 ■ 転換線 ■ 遅行スパン ■ 先行スパンスプレッド(雲) 円 8 株式会社フィスコ 本資料のご利用については、必ず巻末の重要事項(ディスクレーマー)をお読みください。 今週の分析銘柄 週刊相場観測誌 Market 展望 Vol. 201 Weekly 2017 01 16 今週の分析銘柄 -1- ホクト〈1379〉東証 1 部 最重要期の 10-12 月期売上高の好調推移で注目 ■足元の月次動向は極めて好調 足元の好調な月次動向を受けて、10-12 月期の好決算が期待 される同社に注目したい。足元の月次売上高は、10 月に前年同 月比 5.7%増と 5 ヶ月ぶりのプラス転換を果たしたが、その後、11 月は同 24.7%増、12 月は同 17.0%増と 2 ケタ増が続く形になっ ている。柱のブナシメジなど同社商品は鍋物などに使用されるケ ースも多いため、第3 四半期となる 10-12 月期は年間で最も売上 のボリュームが膨らむ3ヶ月となる。この3ヶ月間の大幅な売上増 加は通期の業績に対して非常にインパクトが大きいものといえ る。今回、この 3 ヶ月間は全て会社計画を上回る売上推移となっ ており、トータルでは会社計画を 4.1%上回っている。 売買単位 100 株 1/13 終値 2077 円 目標株価 2316 円 業種 水産・農林 の売上上振れを背景に、一気に挽回が効く可能性があろう。過 度な業績懸念は大きく後退する状況といえる。2015 年 6 月の高 値2594 円から 2016 年8 月安値1760 円までの下げ幅の 3 分の2 戻し水準となる 2316 円を目先の目標株価としたい。 ■今期業績への過度な懸念後退 第 2 四半期累計営業損益は 21 億円の赤字、前年同期比 11.6 億円の収益悪化となっているが、ボリュームの膨らむ 10-12 月期 ★リスク要因 ここまでの下値支持線である 25 日線を割り込む。 1379:日足 25 日線は割り込むが、75 日線と 200 日線はゴールデンクロス。 (百万円) 会計期 売上高 前期比 営業利益 経常利益 前期比 当期利益 1株益(円) 2013/3連 48,402 -6.0% 2,359 3,702 -55.3% 1,583 48.58 2014/3連 57,025 17.8% 4,255 5,484 48.1% 2,720 85.55 2015/3連 60,949 6.9% 3,962 5,756 5.0% 3,696 116.00 2016/3連 60,987 0.1% 3,428 4,074 -29.2% 2,598 81.20 2017/3連予 64,400 5.6% 3,110 3,770 -7.5% 2,400 71.94 9 株式会社フィスコ 本資料のご利用については、必ず巻末の重要事項(ディスクレーマー)をお読みください。 週刊相場観測誌 Market 展望 Vol. 201 Weekly 2017 01 16 今週の分析銘柄 -2- スーパーバリュー〈3094〉JASDAQ 良好な決算発表を受け、通期上振れ期待高まる ■決算発表と増配を引き続き材料視 食品スーパーとホームセンターを独自のノウハウで複合させた 店舗「スーパーバリュー」を関東地区で展開する。同社は 1 月 13 日のランチタイムに 17 年 2 月期第 3 四半期の決算を発表してい る。営業利益ベースで前年同期比 240.6%増の 4.64 億円での着 地となったことで、引き続き通期上振れへの期待感も高まる展開 も想定されよう。また、創業 20 周年の記念配当として期末配当の 増額も併せて発表しており、支援材料となろう。 ■同業他社と比較で割安感も意識 決算発表と同時に、2 月28 日を基準日とし 1 対3 の株式分割の 実施も発表しており、こちらも引き続き株価上昇への追い風に。 また、PER も 10 倍台と同業他社と比較して割安感も意識される。 株価は、決算発表を受け 13 日にストップ高まで急伸している。高 売買単位 100 株 1/13 終値 2660 円 目標株価 2950 円 業種 小売業 値を一気に更新してきており、引き続き上値を追う展開が期待さ れよう。ただ、トランプ氏の大統領就任式が予定されており、一旦 利益確定売りが強まる可能性には留意しておきたい。目標株価 は、先週末の終値から約 10%上昇した 2950 円とする。 ★リスク要因 トランプ氏の大統領就任式を意識した利益確定売り。 3094:日足 25 日線を支持線に上昇継続。 (百万円) 会計期 売上高 前期比 営業利益 経常利益 前期比 当期利益 1株益(円) 2013/2単 57,991 9.0% 899 866 -17.2% 504 239.93 2014/2単 59,363 2.4% 652 623 -28.1% 370 175.81 2015/2単 60,568 2.0% 413 520 -16.5% 269 127.86 2016/2単 68,705 13.4% 566 652 25.4% 367 173.90 2017/2単予 73,347 6.8% 710 800 22.6% 525 248.71 10 株式会社フィスコ 本資料のご利用については、必ず巻末の重要事項(ディスクレーマー)をお読みください。 週刊相場観測誌 Market 展望 Vol. 201 Weekly 2017 01 16 今週の分析銘柄 -3- ダイワボウホールディングス〈3107〉東証 1 部 シーズンストックとして動意付くか注目 ■インフルエンザの大流行が近い 厚生労働省は、全国の定点医療機関から報告されたインフル エンザの新規患者数が 8 日までの 1 週間に 1 医療機関当たり 10.58 人と、今季初めて注意報レベル(10 人)になったと発表し た。前週比では約4 割増えたとのこと。注意報は今後4 週間以内 に大流行が発生する可能性を意味することから、インフルエンザ の大流行は近いといえよう。同社はインフルエンザウイルスを防 ぐマスクなどを開発していることから、関心が高まりやすいと想 定。今週は週末に米大統領就任式を控えていることから、様子見 ムードが強く大型株物色は手控えられよう。高いテーマ性などを 意識した買いが入る展開に期待したい。 売買単位 1000 株 1/13 終値 285 円 目標株価 317 円 業種 卸売 年に入り出来高が徐々に増加していることから、調整一巡に伴う 反発相場に期待したい。目先の上値抵抗ラインである 25 日移動 平均線を上抜き、昨年来高値をターゲットとした上昇を想定す る。ターゲットは 317 円。 ■昨年来高値を意識した展開に 11月29日に昨年来高値317円をつけた後は、調整局面を迎え ていたが、50 日移動平均線をサポートに下げ止まる格好に。今 ★リスク要因 円安加速に伴う大型株物色中心の地合い。 3107:日足 25 日移動平均線が上値抵抗となって いるが、280 円水準で下げ渋る格好 に。 (百万円) 会計期 売上高 前期比 営業利益 経常利益 前期比 当期利益 1株益(円) 2013/3連 513,469 4.9% 5,906 5,027 -17.9% 2,447 13.04 2014/3連 634,687 23.6% 10,960 10,571 110.3% 4,528 24.16 2015/3連 566,194 -10.8% 8,246 7,968 -24.6% 4,886 25.91 2016/3連 578,506 2.2% 9,912 9,679 21.5% 5,266 27.77 2017/3連予 590,000 2.0% 10,000 9,300 -3.9% 5,400 28.32 11 株式会社フィスコ 本資料のご利用については、必ず巻末の重要事項(ディスクレーマー)をお読みください。 週刊相場観測誌 Market 展望 Vol. 201 Weekly 2017 01 16 今週の分析銘柄 -4- インフォテリア〈3853〉マザーズ ブロックチェーン、フィンテック関連の出遅れ修正に期待 ■さくらとブロックチェーン実証実験環境の提供 クラウド技術やスマートデバイス技術を強みにソフトウェアを開 発。主力製品「ASTERIA(アステリア)」は業務の自動化を支援す るデータ連携ミドルウエアであり、導入 5000 社を突破。また、作 成・活用・反応・分析の 4 つの特長をオールインワンで搭載した 「Handbook は、モバイル向けコンテンツ管理システムで高いシェ アを誇る。また、昨年には、テックビューロへの出資契約の締結 を完了。ブロックチェーンの普及を積極的に推進している。その 他、さくらインターネット<3778>とはプライベート・ブロックチェー ン実証実験環境の提供等を行っている。 売買単位 100 株 1/13 終値 864 円 目標株価 1000 円 業種 情報通信 ではあろうが、足元の相場環境がやや神経質となるなか、物色 の流れは外部環境に振らされ難い中小型のテーマ株へシフトし やすいと考えられる。同社株も先週末に強いリバウンドをみせて いるが、昨年来高値(1640 円)からは半値水準であり、出遅れ感 が強い。目標株価は節目の 1000 円として注目。 ■直近急伸も昨年来高値から半値水準 先週末にはさくらインターネット株が急伸し、ストップ高で取引 を終えている。この流れを受けて、ブロックチェーン、フィンテッ クといった関連銘柄が軒並み物色されている。個人主体の資金 ★リスク要因 短期資金の逃げ足の速さ。 3854:日足 25 日線を支持線に 75 日線を突破。 (百万円) 会計期 売上高 前期比 営業利益 経常利益 前期比 当期利益 1株益(円) 2013/3連 1,330 2.8% 76 88 -53.7% 34 3.18 2014/3連 1,487 11.8% 206 187 112.5% 70 6.50 2015/3連I 1,442 - 130 115 - -15 2016/3連I 1,588 10.1% 272 254 120.9% 131 2017/3連I予 - - - - - 12 - 8.79 株式会社フィスコ 本資料のご利用については、必ず巻末の重要事項(ディスクレーマー)をお読みください。 週刊相場観測誌 Market 展望 Vol. 201 Weekly 2017 01 16 今週の分析銘柄 -5- 三菱瓦斯化学〈4182〉東証 1 部 業績上振れ期待や取組妙味で注目へ ■業績上振れ期待高い 先週末からは米国で 10-12 月期決算発表がスタート、国内でも 来週には決算発表が本格化する。トランプ次期米大統領の初の 記者会見も通過したことで、今後は業績動向を睨んだ個別物色 の動きが強まる見通しだ。こうしたなか、好業績期待銘柄として同 社に注目したい。第 2 四半期累計経常利益は 246 億円で前年同 期比 16.5%増益、通期予想は 320 億円から 370 億円にまで上方 修正している。会社側の見通しは保守的として、市場予想は 390 億円レベルの水準だが、一部ではこれを大幅に上回る 465 億円 との予想もある。為替の円安やメタノール市況の上昇、石油化学 品市況の好調などが業績上振れの背景。第 3 四半期決算を受け て、こうした業績上振れ期待が反映される状況となっていこう。 売買単位 100 株 1/13 終値 2103 円 目標株価 2300 円 業種 化学 となっている。現在の信用倍率は 0.13 倍と圧倒的な売り長状態 であり、決算発表の接近とともに買い戻し圧力も強まっていきそう だ。18 倍程度の PER 水準は、業績上振れを織り込めば、割高感 も感じられない。目標株価は現在から 10%程度上方の水準とな る 2300 円とする。 ■信用取組妙味も強い 株価は順調な上昇基調を辿っており、ここ半年で倍化する状況 ★リスク要因 安値期日通過による需給緩和の可能性。 4182:日足 25 日線接近とともに 2000 円レベルで のもみ合いを上放れ。 (百万円) 会計期 売上高 前期比 営業利益 経常利益 前期比 当期利益 1株益(円) 2013/3連 467,979 3.5% 11,421 27,651 5.9% -7,793 2014/3連 534,670 14.3% 11,416 30,735 11.2% 14,971 33.14 2015/3連 529,570 -1.0% 14,996 42,000 36.7% 43,346 95.97 2016/3連 593,502 12.1% 34,018 45,432 8.2% 34,134 76.92 2017/3連予 510,000 -14.1% 30,000 37,000 -18.6% 26,000 120.12 13 - 株式会社フィスコ 本資料のご利用については、必ず巻末の重要事項(ディスクレーマー)をお読みください。 週刊相場観測誌 Market 展望 Vol. 201 Weekly 2017 01 16 今週の分析銘柄 -6- Gunosy〈6047〉マザーズ 好業績に期待材料も加わり更なる株価上昇へ ■市場予想を大きく上回る業績の伸び スマートフォン向け情報キュレーションアプリ「グノシー」を開 発・運営する。1 月 13 日の引け後に 17 年 5 月期の上期(16 年 6-11月)決算を発表している。営業利益は6.21億円(前年同期単 体は 1.77 億円)と昨年 12 月 15 日に発表した修正予想どおり着 地した。同時に、通期営業利益見通しを従来の 8.64 億円から 14.22 億円(前期は 5.62 億円)へと引き上げている。コンセンサス では 12 億円程度とされており、市場想定を上回る業績の伸びが 好感されそうだ。 ■テレビCM展開やAI活用の新製品も期待材料 決算説明資料によれば、KDDI<9433>との協業によるニュース アプリ「ニュースパス」はリリースから 6 ヶ月で 146 万ダウンロード を突破しており、2 月からはテレビ CM を全国的に展開する予定 という。また、これに合わせ、大手コンビニや au とのタイアップを 売買単位 100 株 1/13 終値 1600 円 目標株価 2000 円 業種 サービス 実施するようだ。今後の戦略としては、人工知能(AI)技術などを 活用した新製品の研究開発も挙げており、これらが期待材料とな って株価を一段と押し上げよう。当面の目標株価は今期新予想 ベース PER40 倍水準で節目の 2000 円とする。 ★リスク要因 決算発表を受けた利益確定売りの広がり。 6047:日足 12 月7 日安値1118 円をボトムとして今 回の決算にかけて強含み。 (百万円) 会計期 売上高 前期比 営業利益 経常利益 前期比 当期利益 1株益(円) 2013/5単 0 - -44 -45 - -45 - 2014/5単 359 - -1,358 -1,365 - -1,393 - 2015/5単 3,165 781.6% 190 153 - 136 7.31 2016/5連 4,599 - 562 566 - 605 27.76 2017/5連予 7,742 68.3% 1,422 1,421 151.1% 1,103 49.92 14 株式会社フィスコ 本資料のご利用については、必ず巻末の重要事項(ディスクレーマー)をお読みください。 週刊相場観測誌 Market 展望 Vol. 201 Weekly 2017 01 16 今週の分析銘柄 -7- 富士機械製造〈6134〉東証 1 部 ロボットが新たな事業の柱として期待 ■多関節ロボット市場に参入 世界有数の産業ロボットメーカーとして電子部品実装ロボットや ロボット搬送システムを搭載した工作機械などを製造。電子部品 実装ロボットにおいては世界トップクラスのシェアを誇っている。 ロボットでは多関節ロボット市場に参入する計画であり、電子部 品実装機で培ったノウハウをもとに、「ティーチングフリー」を実 現した小型の5 軸多関節ロボット「スマートウィング」を投入する計 画。電子機器・電子部品組立分野でも省人化・低コスト化が進む とみられ、ロボットが新たな事業の柱として期待されよう。 ■良好な需給状況が下支え 株価は昨年6月安値をボトムにリバウンド基調が続いており、週 足形状では上昇する 13 週線が支持線として機能している。足元 では 1360 円を挟んでの昨年来高値水準でのもち合いが継続し 売買単位 100 株 1/13 終値 1359 円 目標株価 1500 円 業種 機械 ているが、信用倍率は 1 倍を下回る売り長の需給状況が慢性化 しており、良好な需給状況が下支えとなろう。目標株価は 15 年 4 月高値水準の 1500 円とする。 ★リスク要因 為替の円高基調。 6134:日足 25 日線を挟んでの高値もち合いが継 続。 (百万円) 会計期 売上高 前期比 営業利益 経常利益 前期比 当期利益 1株益(円) 2013/3連 64,349 -25.4% 3,913 4,406 -71.9% 2,698 27.60 2014/3連 65,565 1.9% 3,028 3,786 -14.1% 2,592 26.52 2015/3連 85,265 30.0% 12,066 13,026 244.1% 8,629 88.27 2016/3連 86,642 1.6% 11,901 11,991 -7.9% 7,237 74.13 2017/3連予 84,000 -3.0% 8,200 8,200 -31.6% 6,000 63.56 15 株式会社フィスコ 本資料のご利用については、必ず巻末の重要事項(ディスクレーマー)をお読みください。 週刊相場観測誌 Market 展望 Vol. 201 Weekly 2017 01 16 今週の分析銘柄 -8- ファーストリテイリング〈9983〉東証 1 部 寒波襲来で「超極暖ヒートテック」販売増へ ■北川景子氏も愛用の「超極暖」が人気化も 「ユニクロ」「GU(ジーユー)」などを手掛ける衣料品大手。数年 に一度の大寒波が先週から襲来していることで、消費者に肌寒さ が意識される。これにより、同社が昨年末に発売した、従来品比 で 2.25 倍暖かい「超極暖ヒートテック」など防寒肌着の販売が増 加すると予想。1 月月次売上高の発表にも期待が持てよう。な お、5 日に放送された民放テレビ番組で、女優の北川景子氏が ユニクロ信奉者だったと発覚。とりわけお気に入りは「超極暖」だ ったことが明らかになった点も支援材料になると想定され、個人 投資家を中心に同社への関心が高まると予想した。 ■第1四半期は値引き抑制など寄与で好業績 12 日引け後に発表された第 1 四半期(2016 年 9-11 月期)の業 績は、ユニクロ感謝祭や定番品の販売好調のほか、値引き抑制 なども寄与して、前年同期、前四半期比ともに増収増益基調が確 売買単位 100 株 1/13 終値 38430 円 目標株価 42000 円 業種 小売り 認された。第 2 四半期は、超極暖ヒートテックなどの健闘により更 なる好業績を期待したい。株価は 6 日から大幅下落したが足元 では 75 日線が下値支持線として機能、リバウンドへ。1 月月次発 表までを見据えた目標株価として、25 日線が位置する 42000 円 に設定する。 ★リスク要因 米大統領就任式を控えた手控え感の台頭。 9983:日足 75 日線がサポートラインとして意識さ れる。 (百万円) 会計期 売上高 前期比 営業利益 経常利益 前期比 当期利益 1株益(円) 2013/8連I 1,142,971 23.1% 134,101 155,732 24.4% 104,595 1026.68 2014/8連I 1,382,935 21.0% 130,402 135,470 -13.0% 74,546 731.51 2015/8連I 1,681,781 21.6% 164,463 180,676 33.4% 110,027 1079.42 2016/8連I 1,786,473 6.2% 127,292 90,237 -50.1% 48,052 471.31 2017/8連I予 1,850,000 3.6% 175,000 175,000 93.9% 100,000 981.74 16 株式会社フィスコ 本資料のご利用については、必ず巻末の重要事項(ディスクレーマー)をお読みください。 読者の気になる 週刊相場観測誌 Market 展望 Vol. 201 Weekly 2017 01 16 読者の気になる銘柄 日本カーボン 東証 1 部〈5302〉/短期的には反動安の動きを警戒 11 日には商いを伴って急伸、いっ たんは利食い売りに伸び悩んだが、 翌 日以降は再度上値追いの動きとなり、 週間上昇率は 44%となっている。次 世代航空機のエンジン基幹部品に日 本発の新素材が採用されると報じら れたことが株価急騰の背景。 軽量で高 い耐熱性を持つ炭化ケイ素繊維を米 GE が最新エンジンに導入、同社と宇 部興産が素材を供給するもようで、 今 後の展開力への期待感が高まった。 ただ、炭化ケイ素繊維における同 社の優位性、 「777X」での炭化ケイ素 繊維採用などはすでに織り込み済み の内容であり、 翌日以降の上昇は需給 面が主導したものと考えられる。 取り 組み妙味は依然として残るものの、 貸 借取引申込停止措置など信用取引規 制強化の影響は目先警戒される。 今期 は赤字見通しなど足元の業績も低迷 しており、 短期的に反動安の流れを警 戒したい。 円 (株) SCREEN ホールディングス 東証 1 部〈7735〉/先週末は相対的に売られ過ぎ 先週末は売り気配から大きく値を 下げる展開になった。前日に TSMC が 決算を発表したが、これを受けて米半 導体関連株が下落したことで、TSMC 関連として高い位置づけの同社にも 売りが波及する展開になったとみら れる。TSMC の 2016 年設備投資実績は 101.9 億ドル、対して 2017 年は 100 億ドルとされている。同社などの半導 体設備投資関連にとっては、伸び鈍化 がマイナス視される形になった。 ただ、設備投資の水準自体は高水準 であり、過度な警戒は不要ともみられ る。第 2 四半期決算時には通期業績予 想を上方修正するなど、足元の業績に 対する懸念も少ない。今後、24 日に は北米半導体製造装置 BB レシオ、26 日にはインテルの決算発表など、株価 の変動要因は残るものの、他の半導体 製造装置株との比較では、明らかに先 週末は売られ過ぎと判断される。 円 (株) 17 株式会社フィスコ 本資料のご利用については、必ず巻末の重要事項(ディスクレーマー)をお読みください。 今週のテクニカ 週刊相場観測誌 Market 展望 さくらインターネット Vol. 201 Weekly 2017 01 16 東証 1 部 〈3778〉 週足ベースの一目均衡表。昨年 1 月高 値をピークに調整が続いており、昨年 6 月以降は雲下限に上値を抑えられる格 好での調整が続いている。ただし、煮詰 まり感が台頭するなか、先週の急伸によ り、ちょうど雲のねじれでの突破が意識 されてきている(点線・四角A) 。遅行 スパンは実線を突破しており、上方シグ ナルを発生させている(点線・丸B) 。 ねじれ突破によるシグナル好転からの 一段のリバウンドを意識した展開へ。 日本カーボン 今週のテクニカル妙味銘柄 基準線 転換線 先行スパン A 先行スパン B 遅行スパン B A 東証 1 部 〈5302〉 週足ベースの一目均衡表。雲の中で強 弱感が対立していたが、雲下限を支持線 とし、大陽線で一気に雲上限を上放れて いる(点線・四角A) 。遅行スパンは実 線を上放れており、上方シグナルを発生 (点線・丸B) 。しばらくは上方シグナ ルが継続する。調整トレンドラインを明 確に上放れており、短期的には、利食い 売りが優勢となる局面もあろうが、中期 的には一段の上昇が見込めよう。 基準線 転換線 先行スパン A 先行スパン B 遅行スパン A B 18 株式会社フィスコ 本資料のご利用については、必ず巻末の重要事項(ディスクレーマー)をお読みください。 テーマ別分析 週刊相場観測誌 Market 展望 Vol. 201 Weekly 2017 01 16 カテゴリー考察 テーマ別分析 第 1 回 ロボデックス 開幕で関連銘柄を探る ■第 1 回 ロボデックス -ロボット [開発]・[活用] 展開幕 第 1 回 ロボデックス -ロボット [開発]・[活用] 展が、2017 年 1 月 18 日~20 日まで東京ビッグサイトで開催される。ロボデッ クスとは産業用・サービスロボットから、ロボットの開発技術、IT、AI 技術までロボット社会の実現を促進するあらゆる技術が出 展。出展企業と来場するロボットメーカー、ロボットを活用したい企業との商談・技術相談、共同開発・アライアンスの模索など の場となる。なお、第 1 回の今回は 160 社が出展する。また、同時開催では第 46 回ネプコン ジャパン(エレクトロニクス製造・ 実装・検査に関する日本最大の専門展) 、第 3 回 ウェアラブル EXPO(ウェアラブルソリューションから、IoT、AR/VR 技術、最新 ウェアラブルデバイス開発のための部品・材料) 、第 9 回 オートモーティブ ワールド (カーエレクトロニクス、自動運転、コネ クティカー、電動化、軽量化など、自動車業界における重要テーマにおける先端技術)等が開催される。 ■主なロボット関連銘柄 コード 銘柄 市場 1/13 株価(円) ポイント 1925 大和ハウス工業 東証1部 3,235.0 自立動作支援ロボットスーツ「HAL福祉用」、メンタルロボット「パロ」 3443 川田テクノロジーズ 東証1部 8,450.0 双腕型産業用ロボットの「NEXTAGE」 3444 菊池製作所 JASDAQ 917.0 装着型の動作補助装置「マッスルスーツ」 3741 セック JASDAQ 1,439.0 ロボット関連技術を持つソフトウェアベンダー 4045 東亞合成 東証1部 1,194.0 アロン化成、真空排水式排泄アシスト水洗ポータブルトイレ 4204 積水化学工業 東証1部 1,960.0 人の動きを再現する、生体に学ぶロボット開発 5191 住友理工 東証1部 1,130.0 人間共存ロボット連携センター 5332 TOTO 東証1部 4,700.0 排泄介護総合支援ロボット 6104 東芝機械 東証1部 6134 富士機械製造 東証1部 1,359.0 多関節ロボット市場に参入 6268 ナブテスコ 東証1部 2,812.0 ロボット用精密減速機器 6324 ハーモニック・ドライブ・システムズ JASDAQ 3,005.0 ロボットスーツ「HAL」の駆動系 6471 日本精工 東証1部 1,364.0 ナビゲーション機能付き障害物回避先導ロボット 6474 不二越 東証1部 6506 安川電機 東証1部 6507 シンフォニア テクノロジー 東証1部 6594 日本電産 東証1部 6622 ダイヘン 東証1部 6626 SEMITEC JASDAQ 6701 日本電気 東証1部 6724 セイコーエプソン 東証1部 2,354.0 スカラロボット、垂直6軸ロボット 6752 パナソニック 東証1部 1,215.0 ベッド型介護ロボット「リショーネ」 6762 TDK 東証1部 7,980.0 ロボット用磁気センサー 6796 クラリオン 東証1部 6839 船井電機 東証1部 6845 アズビル 東証1部 6861 キーエンス 東証1部 83,790.0 産業用ロボットに取りつけるカメラシステム 6954 ファナック 東証1部 20,545.0 協働ロボット、アーク溶接ロボット、大型ロボット 6963 ローム 東証1部 7,180.0 ロボット パワーデバイス 7203 トヨタ自動車 東証1部 6,882.0 家庭内での自立生活をアシストする生活支援ロボット 7259 アイシン精機 東証1部 5,080.0 搭乗型移動ロボット 7272 ヤマハ発動機 東証1部 2,497.0 単軸ロボット、スカラロボット 7732 トプコン 東証1部 1,715.0 次世代社会インフラ用ロボット 7779 CYBERDYNE マザーズ 1,698.0 医療・介護・福祉、重作業向けロボット 7840 フランスベッドホールディングス 東証1部 7971 東リ 東証1部 7994 岡村製作所 東証1部 476.0 産業用ロボットにIoT活用で付加価値 542.0 世界最速 軽量コンパクトロボット 1,881.0 メカトロニクス技術を活用した移乗アシスト装置 284.0 高齢者動作支援機器、パワーアシスト装置の商品開発 10,495.0 パーツ・モジュール・ユニットを開発 729.0 産業用ロボット 1,468.0 産業用ロボットに圧力センサーや温度センサー 327.0 コミュニケーションロボット「PaPeRo(パペロ)」 440.0 複数センサのネットワークによる離床予兆の高確度検知 943.0 歩行を補助するロボット 3,355.0 フィジカルとメンタルの両側面からサポートする歩行支援機 947.0 歩行支援機「ACSIVE(アクシブ)」 418.0 発電無線マット離床センサー 1,060.0 コミュニケーションロボット「ROBOTALK(ロボトーク)」 出所:フィスコ作成 19 株式会社フィスコ 本資料のご利用については、必ず巻末の重要事項(ディスクレーマー)をお読みください。 スクリーニング 週刊相場観測誌 Market 展望 Vol. 201 Weekly 2017 01 16 カテゴリー考察 スクリーニング分析 業績動向を手掛かりとした個別物色の動きが本格化へ ■来週以降は決算発表が本格化へ 来週からは国内でも 10-12 月期の決算発表が本格化する。全体相場の方向性を左右するような大型イベントも目先は乏しく、業 績動向を手掛かりとした個別物色の動きが本格化していくものと想定される。連続増益が継続しているような安定成長銘柄には買 い安心感が強まるタイミングと考えられ、とりわけ、株価指標面で割安感の残る銘柄には、決算をきっかけとした水準訂正の動き などが期待できるものもあろう。 スクリーニング要件としては、1.今期予想含めて 5 期以上連続で営業増益、2.PBR1倍未満、3.時価総額 100 億円以上、4.3 月期 決算銘柄。 ■連続増益の割安銘柄 コード 1865 1888 1930 3388 4621 4901 4968 5013 5237 6298 6493 6495 7466 7862 7911 7945 7971 8052 9070 9076 銘柄 青木あす 若築建 北電事 明治電機 ロックペイント 富士フイルム 荒川化学 ユシロ化 ノザワ ワイエイシイ 日鍛バル 宮入バル SPK トッパンF 凸版印 コマニー 東 リ 椿本興 トナミHD セイノーHD 株価 (円) 806 156 912 1,228 661 4,453 1,860 1,465 1,150 1,304 402 125 2,406 1,212 1,148 1,721 418 367 378 1,342 時価総額 (億円) 今期営業 増益率 (%) 476.3 202.3 227.7 148.2 145.4 22916.3 382.9 203.6 138.9 126.2 116.5 61.1 125.8 1393.8 8029.3 170.8 279.3 119.2 369.0 2787.1 7.5 0.5 1.4 0.3 40.5 0.4 12.7 1.4 3.5 85.9 20.2 28.4 1.4 2.4 4.1 23.8 15.0 2.3 6.9 1.2 PBR (倍) 0.8 1.0 0.8 0.9 0.4 1.0 0.8 0.8 1.0 0.9 0.5 0.8 0.9 0.8 0.8 0.7 0.9 0.7 0.6 0.7 出所:フィスコアプリより作成 20 株式会社フィスコ 本資料のご利用については、必ず巻末の重要事項(ディスクレーマー)をお読みください。 先週の話題レポ ート 週刊相場観測誌 Market 展望 Vol. 201 Weekly 2017 01 16 カテゴリー考察 先週の話題レポート 2017 年に注目する 10 大テーマと 17 銘柄 ■2017 年が「旬」と考える魅力的な銘柄群 17 社の買い(ゴールドマン・サックス) ゴールドマン・サックスでは、2017 年の 10 大テーマ、17 社の買い銘柄を挙げている。2016 年に続き、2017 年も日本株は為替、 米国/中国経済、原油価格などマクロに振られる相場環境が続くと予想されるが、一方で産業/企業の構造変化の勢いが更に強まっ てきている点を強調。構造テーマによる業績/株価評価が本格化し、2017 年が「旬」と考える魅力的な銘柄群 17 社の買いを挙げてい る。 テーマ 1:更に前進するガバナンス/株主還元 コーポレートガバナンス改革により環境は「形式的」に整いつつある。今後は企業と投資家が共にコーポレートガバナンスを実質 的に機動させ、「対話」と「行動(資本効率と利益率の改善)」が求められよう。 テーマ 2:FoF 再訪―2017 年に大きな変化を迎える 6 つのテーマに注目 17 年は、(1)小型ロボットの爆発的な数量増、(2)FA 機器の電動化加速、(3)スマートファクトリーの本格浸透と競争の開始、(4) 自動倉庫の大幅物量増、(5)ビジョンシステムの急速な台頭、(6)資本財のソフトウェア化、に注目。 <6324>ハーモニック·ドラ イブ、<6645>オムロン テーマ 3:Cars:TheRoadAhead-業界再編の真価と軽量化 自動運転、電動化、カーシェアに対応するコスト増は不可避。リソース確保に向けた業界再編に注目。 <7269>スズキ、<7211> 三菱自工、<7942>JSP テーマ 4:長期投資フレームワークを継続、17 年に注目する 3 つの論点 技術/業界変化では車載/ロボット化/ヘルスケア/IOT・ビッグデータ/IP コンテンツなどの事業機会を掴む力。サイクルでは 17 年中盤以降の持続性。米国政策では関税、本国送金税、規制緩和、医療費配分に注目。 <9984>ソフトバンク G、<6758>ソニー、 <6770>アルプス電気 テーマ 5:日本の中で光り輝く素材を求めて 多層押出、ナノ分散、接着力調整といった積水化学の要素技術の結晶である中間膜は、遮音、遮熱、ディスプレイ機能などの付 加価値増大により単価が上昇している「極めて稀有な」素材。 <4204>積水化学工業 テーマ 6:中国需要は誰が取り込むか?-訪日観光/現地事業拡大 銘柄選定は引き続きセレクティブ、個別要因で成長する銘柄を選好。 <7965>象印マホービン、<9843>ニトリ テーマ 7:JapanAging-高齢化がもたらす多くの事業機会を解き明かす 世界で最も高齢化が進んだ国である日本において様々な歪みが生じる一方、多くのビジネスチャンスも眠っている。 <2175>エ ス・エム・エス、<9627>アインホールディングス テーマ 8:医薬品/ヘルスケア:-逆風下での成長機会を探る 相対的には医薬品よりも医療機器のポジショニングが良好と判断。調剤薬局やジェネリックにおいては業界再編機運の高まりに も注目。 <4503>アステラス製薬、<4536>参天製薬 テーマ 9:イールドカーブのスティープ化とバランスシート効率化 米国金利上昇、国内金利もスティープ化を想定。中長期金利感応度も高く、資本の充分性にも懸念のない銘柄に注目。バーゼル規 制改革、外貨ファンディングコスト上昇、不動産価格上昇等がバランスシートの効率性を上昇させるインセンティブに。 <8795>T&D ホールディングス、<8316>SMFG テーマ 10:クオンタメンタル(Quantamental)投資戦略 「機械の台頭」とも形容されるシステマティック戦略やファクター/スマートベータ戦略の台頭が、ポートフォリオ運用に大きく 影響を及ぼしている 出所:ゴールドマン・サックス 21 株式会社フィスコ 本資料のご利用については、必ず巻末の重要事項(ディスクレーマー)をお読みください。 信用需給動向 週刊相場観測誌 Market 展望 Vol. 201 Weekly 2017 01 16 カテゴリー考察-信用需給動向 Market Data 大発会は 4 年ぶり上昇で買い方の利益確定が進む 信用残高 金額ベース 単位:百万円 1 月 8 日申し込み時点の 2 市場信用残高は、買い残高が 123 億円増の2 兆1061 億円、 売り残高が417 億円増の9272 億円だった。買い残高、買い残高いずれも 2 週ぶりに増 加している。買い方の信用評価損益率は-8.54%から -7.36%に改善し、売り方の評価損益率は-12.68%から -13.52%に悪化している。信用倍率は 2.36 倍から 2.27 倍に低下している。 この週(4-6 日)の日経平均は前週末比 339.96 円高の 19454.33 円だった。米国や中国の良好な経済指標や円安 が好感されるなか、2017 年大発会は大幅高で昨年来高値 を更新。大発会では 4 年ぶりの上昇だった。また、翌日 には 2015 年 12 月以来の 19600 円を回復するなど、トラ 信用倍率(倍) ンプ政権への期待が高まった。 個別では電通<4324>の信用倍率が 1.05 倍から 0.53 倍 と売り長となった。過重労働問題で同社社長の辞任によ り、アク抜けといった流れとなり、リバウンド局面にお いて買い方の利益確定が進んだ。NTT<9432>は 1.94 倍か ら 1.06 倍と取り組みに厚みが増している。リバウンド基 調が強まるなか、買い方の利益確定が進んだ格好。 取組みが改善した銘柄 コード 市場 銘柄 1/13終値 (円) 信用買残 (1/6:株) 信用売残 (1/6:株) 信用倍率 (1/6:倍) 信用買残 (12/30:株) 信用売残 信用倍率 (12/30:株) (12/30:倍) 9533 東証1部 邦ガス 943.0 14,000 1,162,000 0.01 38,000 1,164,000 0.03 4324 東証1部 電 通 5,660.0 120,900 228,100 0.53 210,900 200,900 1.05 7915 東証1部 日写印 4927 東証1部 ポーラオルHD 9432 東証1部 NTT 4922 東証1部 コーセー 9020 東証1部 JR東日本 6773 東証1部 パイオニア 2427 東証1部 アウトソシング 9104 東証1部 商船三井 4523 東証1部 エーザイ 9064 東証1部 ヤマトHD 4666 東証1部 パーク24 6367 東証1部 ダイキン 9142 東証1部 JR九州 2,950.0 111,200 700,300 0.16 157,700 497,700 0.32 10,400.0 129,800 99,000 1.31 123,800 48,300 2.56 5,031.0 301,600 285,300 1.06 421,200 216,900 1.94 10,060.0 45,100 101,100 0.45 62,900 79,600 0.79 10,495.0 66,500 249,600 0.27 99,200 213,500 0.46 254.0 9,301,000 3,967,900 2.34 10,432,000 2,661,500 3.92 3,770.0 549,700 314,700 1.75 534,100 201,800 2.65 348.0 4,723,000 8,587,000 0.55 6,229,000 7,521,000 0.83 6,632.0 120,900 216,200 0.56 167,600 199,500 0.84 2,398.5 186,900 971,700 0.19 272,900 966,100 0.28 3,090.0 476,200 593,900 0.80 516,800 441,300 1.17 11,280.0 145,500 322,400 0.45 182,100 277,900 0.66 3,050.0 1,822,700 370,600 4.92 2,000,600 280,100 7.14 22 株式会社フィスコ 本資料のご利用については、必ず巻末の重要事項(ディスクレーマー)をお読みください。 連載コラム 週刊相場観測誌 Market 展望 Vol. 201 Weekly 2017 01 16 連載コラム コラム:イランリアルは米新政権発足で一段安 1 月 20 日に発足する米国のトランプ政権の中東外交は、今 外国企業のイラン進出をちゅうちょさせているのは、米国が 後の地政学を観察するうえで注目される政策の 1 つです。特 制裁を再開するとの根強い警戒感からのようです。実際、米 に、イランへの経済制裁解除については不透明感が払しょくさ 共和党は制裁解除を失敗と断じており、トランプ次期大統領も れておらず、国際政治の新たな懸念材料になる可能性があり 選挙期間中、合意の破棄を主張していました。今後、解除取り ます。下げ止まっていたイラン通貨リアルの下落トレンド再開 消しという事態となれば、国内の保守強硬派が勢力を盛り返 は、こうした動きを反映しているように見えます。 す可能性があります。1 月 10 日のラフサンジャニ元大統領の 死去は、元大統領が穏健派の後ろ盾であり、保守派からも信 間もなく任期を終えるオバマ米大統領の外交政策の成果と して真っ先に挙げられるのは、長年対立関係にあったキュー 頼の厚かったことを考えれば、ロウハニ氏にとって大きな痛手 でしょう。 バやイランとの関係改善でしょう。2005 年にイランの大統領に 就任した保守強硬派のアフマディネジャド氏のもとで核開発疑 イランの場合、国家元首は最高指導者ハメネイ師で、大統領 惑が高まり、国連や欧州連合(EU)、米国は 2010 年にイランに 職は一般的には首相に相当するポストですが、諸外国からは 対する経済制裁を強化します。これによりイラン経済は打撃を 「元首級」として扱われています。直接選挙で大統領が選出さ 受け、マイナス成長に陥りました。その後、2013 年に穏健派の れるプロセスをみると、王政の湾岸諸国に比べ民主的だとい ロウハニ氏が大統領に就任すると、米国をはじめ関係各国と えるでしょう。だからこそ、ロウハニ政権は今年5 月19 日の大 の協議は大きく進展。ウラン濃縮能力削減などの合意内容の 統領選に向け制裁解除後の成果を有権者にアピールする必 履行が国際原子力機関(IAEA)で確認され、核開発疑惑に関 要があるのです。そうでないと反欧米路線の保守強硬派の声 わる経済制裁は解除されました。 を抑えられずロウハニ氏の再選は困難になります。 資産の凍結や原油輸入の禁止といった制裁の解除を受け、 一方、イランはここ数年で諸外国との互恵関係を深めていま イランは高度な技術と豊富な資金を持つ外国企業との交渉を す。ロウハニ氏は 2016 年 1 月の中国の習近平国家主席との 本格化させ、外国企業を呼び戻す動きを加速させています。 会談で「中国は苦しい時期も常にイランを支持してくれた」と謝 また、原油輸出の再開はイラン経済の回復に大きく寄与する 意を表しています。また、トルコなどの近隣諸国との良好な関 とみられ、今後の成長を見込んだ投資が期待されています。 係も構築してきました。パワーバランスで親米路線のサウジ しかし、制裁解除後もイラン進出は当初の思惑ほど順調に進 アラビアとは関係が悪化していますが、中国やロシアなどと んでいないとの指摘が散見されます。ほぼ一貫して下落して は対米強硬路線で一致することも考えられます。核開発を進 いるイランリアルが制裁解除でいったんは下げ止まったもの める北朝鮮の動きにも影響を与える可能性があるため、トラ の、このところ再び下落基調を強めているのはこうした背景が ンプ中東外交やイラン大統領選には注意が必要でしょう。 あるためだと思われます。 23 株式会社フィスコ 本資料のご利用については、必ず巻末の重要事項(ディスクレーマー)をお読みください。 今週のマーケットデータ 週刊相場観測誌 Market 1 2 3 展望 Vol. 201 Weekly 2017 01 16 スケジュール レーティング 投資主体別売買動向 資料編 今週のMarket Data 経済カレンダー 2-4 決算カレンダー 5 格上げ・買い推奨 6 格下げ・売り推奨 7 総括コメント 8 市場別データ 9 4 新規上場銘柄 結果とスケジュール 10 5 一目均衡表雲抜け銘柄 雲上抜け銘柄(東証 1 部) 11 雲下抜け銘柄(東証 1 部) 12 1 株式会社フィスコ 本資料のご利用については、必ず巻末の重要事項(ディスクレーマー)をお読みください。 週刊相場観測誌 Market 展望 Vol. 201 Weekly 2017 01 16 経済カレンダー - 1 Market Data 1 月 16 日~1 月 22 日 ※全て日本時間で表示 日付 曜日 1月16日 月 時間 内容 08:50 機械受注(11月) 08:50 国内企業物価指数(12月、日本銀行) 09:00 日銀支店長会議 09:30 黒田日銀総裁が支店長会議であいさつ 13:30 第3次産業活動指数(11月) 14:00 地域経済報告(1月、日本銀行) 15:00 工作機械受注速報(12月) 15:30 印・卸売物価指数(12月) 16:00 トルコ・失業率(10月) 19:00 欧・貿易収支(11月) 19:00 ブ・FGV消費者物価指数(IPC-S)(1月15日まで1カ月間) 26:00 ブ・貿易収支(週次)(1月15日まで1カ月間) ベトナム・日ベトナム首脳会談 米・株式市場は祝日のため休場(キング牧師生誕記念日) IMFが世界経済見通し(WEO)公表 1月17日 火 11:00 中古車販売台数(12月) 14:00 移動電話国内出荷(11月) 16:00 訪日外国人客数(12月、2016年) 16:00 欧・欧州新車販売台数(12月) 18:30 英・消費者物価指数(12月) 18:30 英・生産者物価指数(12月) 19:00 独・ZEW期待調査(1月) 19:00 ブ・FGVインフレ率(IGP-10)(1月) 22:30 米・ニューヨーク連銀製造業景気指数(1月) 米・ニューヨーク連銀総裁が講演 米・サンフランシスコ連銀総裁が講演 米・決算発表 モルガン・スタンレー スイス・世界経済フォーラム(WEF)年次総会(20日まで) 1月18日 水 14:20 大和総研の武藤理事長が「財政と社会保障」について講演 16:00 独・消費者物価指数改定値(12月) 18:30 英・失業率(12月) 19:00 欧・ユーロ圏消費者物価指数改定値(12月) 21:00 米・MBA住宅ローン申請指数(先週) 22:30 米・消費者物価コア指数(12月) 23:15 米・鉱工業生産指数(12月) 23:15 米・設備稼働率(12月) 24:00 米・NAHB住宅市場指数(1月) 米・地区連銀経済報告(ベージュブック) 米・イエレンFRB議長がパネル討論会に出席 米・ミネアポリス連銀総裁が講演 米・決算発表 シティグループ、ネットフリックス、ゴールドマン 欧・決算発表 ASML 2 株式会社フィスコ 本資料のご利用については、必ず巻末の重要事項(ディスクレーマー)をお読みください。 週刊相場観測誌 Market 展望 Vol. 201 Weekly 2017 01 16 経済カレンダー - 2 Market Data 1 月 16 日~1 月 22 日 ※全て日本時間で表示 日付 曜日 1月19日 木 時間 内容 06:00 米・対米証券投資(11月) 09:30 豪・失業率(12月) 13:00 首都圏マンション発売(12月) 16:00 亜・マレーシア中央銀行が政策金利発表 18:00 欧・経常収支(11月) 19:00 ブ・FGVインフレ率(IGP-M、2次プレビュー)(1月) 20:00 ブ・拡大消費者物価指数(IPCA-15)(1月) 21:45 欧・欧州中央銀行(ECB)が政策金利発表、ドラギ総裁が記者会見 22:30 米・住宅着工件数(12月) 22:30 米・住宅建設許可件数(12月) 22:30 米・フィラデルフィア連銀製造業景況指数(1月) 22:30 米・新規失業保険申請件数(先週) 23:45 米・消費者信頼感指数(先週) 23:45 米・経済期待指数(1月) 米・10年物インフレ連動債入札 米・イエレンFRB議長が講演 米・決算発表 IBM、アメリカン・エキスプレス 亜・インドネシア中央銀行が政策金利発表 1月20日 金 08:50 日銀金融政策決定会合議事録公表(2006年7-12月開催分) 10:00 銅電線出荷統計(12月) 11:00 中・GDP(10-12月) 11:00 中・鉱工業生産指数(12月) 11:00 中・小売売上高(12月) 11:00 中・固定資産投資(12月) 12:40 中曽日銀副総裁が講演 14:00 衆院本会議で安倍首相が施政方針演説、麻生財務相が財政演説など政府4演説 16:00 コンビニエンスストア売上高(12月) 16:00 独・生産者物価指数(12月) 18:30 英・小売売上高(12月) 22:30 加・小売売上高(11月) 22:30 加・消費者物価指数(12月) 通常国会召集(会期:6月18日までの150日間) 米・フィラデルフィア連銀総裁が講演 米・サンフランシスコ連銀総裁が講演 米・ドナルド・トランプ氏が第45代米大統領に就任 米・決算発表 GE 欧・ECB専門家調査報告 1月22日 日 仏・社会党の大統領予備選(第1回投票) 3 株式会社フィスコ 本資料のご利用については、必ず巻末の重要事項(ディスクレーマー)をお読みください。 週刊相場観測誌 Market 展望 Vol. 201 Weekly 2017 01 16 スケジュール 日米主要経済指標のポイント ■(米)12 月消費者物価コア指数 18 日(水)午後 10 時 30 分発表予定 (予想は、前年比+2.1%) 参考となる 11 月実績は、前年同月比+2.1%で市場予想をやや下回った。家賃の上昇は続いている が、他項目の上昇率はやや鈍化しつつある。エネルギー価格上昇の影響が他分野に波及する可能性はあるものの、コア指数の上 昇率は 11 月実績をやや下回る可能性がある。 -------------------------------------------------------------------■(米)12 月鉱工業生産 18 日(水)午後 11 時 15 分発表予定 (予想は、前月比+0.7%) 参考となる 11 月実績は、前月比-0.4%で市場予想を下回った。電気・ガスが前月比-4.4%となっ たことが影響した。12 月については、製造業と鉱業の生産が増えると予想されており、電気・ガスは小幅な減少にとどまる可 能性があることから、全体的には増加となる見込み。 -------------------------------------------------------------------■(米)12 月住宅着工件数 19 日(木)午後 10 時 30 分発表予定 (予想は、119.5 万戸) 参考となる 11 月実績は前月比-18.7%の 109 万戸に減少し、市場予想の 123 万戸程度を大幅に下回っ た。住宅ローン金利がやや上昇しており、住宅購入に影響を与えている可能性はあるが、雇用情勢は改善しており、住宅市場が 急速に悪化する状況ではないとみられる。12 月については 11 月に急減した反動で増加が予想される。市場予想は妥当な水準か。 -------------------------------------------------------------------■(中)10-12 月期国内総生産 20 日(金)午前 11 時発表予定 (予想は、前年比+6.7%) 参考となる 7-9 月期実質国内総生産(GDP)は、前年同期比+6.7%だった。公共投資や不動産が成 長に寄与した。ただし、今後は過剰生産能力の削減に伴い、経済成長は鈍化するとの見方が多い。報道によると、中国財政部の 朱副部長は今月 8 日に開かれた経済フォーラムで、2016 年 10-12 月期の国内総生産(GDP)成長率は「6.7%以上に達する」と の見通しを示した。 -------------------------------------------------------------------- 4 株式会社フィスコ 本資料のご利用については、必ず巻末の重要事項(ディスクレーマー)をお読みください。 決算カレンダー 週刊相場観測誌 Market 展望 Vol. 201 Weekly 2017 01 16 決算カレンダー Market Data ※括弧内は決算説明会の予定日。なお、下記のカレンダーはあくまでも予定で企業の都合により変更される可能性があります。 日付 1月16日 1月16日 1月16日 1月16日 1月16日 1月16日 1月16日 1月16日 1月16日 1月16日 1月16日 1月17日 1月17日 1月17日 1月18日 1月19日 1月19日 1月19日 1月19日 1月19日 1月19日 1月19日 1月19日 1月20日 1月20日 1月20日 1月20日 1月20日 1月20日 1月20日 1月20日 1月20日 コード 2404 3236 3536 3593 3823 4645 7811 7879 8170 8966 9602 3091 3279 3283 8960 2354 5341 5990 6217 6634 7501 9836 9914 1381 2411 3912 4929 5423 5609 8595 8617 8976 銘柄 鉄人化 プロパスト アクサスHD ホギメディ アクロディア 市進HD 中本パクス ノダ アデランス 平和RE 東宝 ブロンコB API プロロジス ユナイテッドU 安川情報 アサヒ陶 スーパーツール 津田駒 ネクスG ティムコ リーバイス 植松商 アクシーズ ゲンダイAG モバファク アジュバン 東製鉄 日鋳造 ジャフコ 光世証 大和オフィス 上場部名 東証2部 ジャスダックS ジャスダックS 東証1部 マザーズ ジャスダックS 東証2部 東証2部 東証1部 東証REIT 東証1部 東証1部 東証REIT 東証REIT 東証REIT 東証2部 東証2部 ジャスダックS 東証1部 ジャスダックS ジャスダックS ジャスダックS ジャスダックS ジャスダックS ジャスダックS マザーズ 東証1部 東証1部 東証2部 東証1部 東証1部 東証REIT 時刻 日付 コード 銘柄 上場部名 時刻 15:00 15:00 15:00 16:00 15:00 15:00 15:00 15:00 13:00 15:00 15:00 15:00 15:00 14:00 5 株式会社フィスコ 本資料のご利用については、必ず巻末の重要事項(ディスクレーマー)をお読みください。 週刊相場観測誌 Market 展望 Vol. 201 Weekly 2017 01 16 レーティング 格上げ・買い推奨 格上げ・買い推奨 ※下記のレーティングや目標株価は証券各社が発表したもののうち、フィスコが把握したものを集計しています。 日付 1月10日 1月11日 1月12日 証券会社 社名 レーティング 目標株価(円) 4927 ポーラオルHD OVERWEIGHT新規 SMBC日興 6755 富通ゼネ 2→1格上げ 2600→3200 シティ 6963 ローム 2→1格上げ 5500→8800 東海東京 3543 コメダ OUTPERFORM新規 CS 8697 JPX UNDERPERFORM→NEUTRAL格上げ シティ 6967 新電工 2→1格上げ - SMBC日興 7186 コンコルディア 2→1格上げ 500→650 8418 山口FG 2→1格上げ 1100→1500 4204 積水化 強い買い新規 6481 THK 中立→買い格上げ 6645 オムロン 買い新規 シティ 6326 クボタ 2→1格上げ 三菱UFJ 8830 住友不 UNDERWEIGHT→NEUTRAL格上げ 2920→3230 大和 5012 東ゼネ石 3→2格上げ 920→1480 5020 JX 3→2格上げ 400→580 5021 コスモエネHD 3→2格上げ 1210→2000 SMBC日興 3298 インベスコ 1新規 ゴールドマン 7942 JSP 買い新規 シティ 8002 丸紅 2→1格上げ 岡三 7203 トヨタ 強気新規 ゴールドマン 1月13日 コード JPモルガン 6 12600 2120 995→1678 2400 2600→3100 5300 →2100 125000 3800 8500 株式会社フィスコ 本資料のご利用については、必ず巻末の重要事項(ディスクレーマー)をお読みください。 週刊相場観測誌 Market 展望 Vol. 201 Weekly 2017 01 16 レーティング 格下げ・売り推奨 格下げ・売り推奨 ※下記のレーティングや目標株価は証券各社が発表したもののうち、フィスコが把握したものを集計しています。 日付 1月10日 1月11日 証券会社 レーティング 目標株価(円) 中部電 2→3格下げ みずほ 8956 プレミア投 買い→中立格下げ CS 4912 ライオン OUTPERFORM→NEUTRAL格下げ 1770→2000 JPモルガン 7915 日写印 OVERWEIGHT→NEUTRAL格下げ 3000→3300 9024 西武HD OVERWEIGHT→NEUTRAL格下げ 2815 アリアケ 買い→中立格下げ 7520→6900 3668 コロプラ 買い→中立格下げ 2100→1100 9069 センコー OVERWEIGHT→EQUALWEIGHT格下げ 830 9075 福山運 OVERWEIGHT→EQUALWEIGHT格下げ 700→670 CS 3659 ネクソン OUTPERFORM→NEUTRAL格下げ 1800→1900 SMBC日興 4927 ポーラオルHD 1→2格下げ 9240→9880 6674 GSユアサ 1→2格下げ 460→450 モルガン 1月13日 社名 9502 みずほ 1月12日 コード シティ 152000→140000 - 8354 ふくおか 1→2格下げ 450→550 いちよし 4585 UMNファーマ A→C格下げ - ゴールドマン 6954 ファナック 買い→中立格下げ シティ 1878 大東建 1→2格下げ みずほ 8028 ユニー・F 中立→UNDERPERFORM格下げ 三菱UFJ 6768 タムラ製 BUY→HOLD格下げ 450→480 大和 5017 富士石油 2→3格下げ 380→350 6082 ライドオンEX 2→3格下げ 1500→900 3466 ラサールロジ 1→2格下げ 140000→124000 8975 いちごオフ 1→2格下げ 100000→85000 7581 サイゼリヤ A→B格下げ - SMBC日興 いちよし 7 20500→22000 6600 株式会社フィスコ 本資料のご利用については、必ず巻末の重要事項(ディスクレーマー)をお読みください。 -2000 8 本資料のご利用については、必ず巻末の重要事項(ディスクレーマー)をお読みください。 2017/1/4 2016/12/26 2016/12/19 2016/12/12 事業法人 2016/12/5 2017/1/4 2016/12/26 2016/12/19 2016/12/12 2016/12/5 信託銀 2016/11/28 2016/11/21 2017/1/4 2016/12/26 2016/12/19 2016/12/12 2016/12/5 2016/11/28 2016/11/21 2016/11/14 2016/11/7 2016/10/31 2016/10/24 2016/10/17 2016/10/11 2016/10/3 2016/9/26 2016/9/20 外国人 2016/11/28 2016/11/21 2016/11/14 2016/11/7 2016/10/31 2016/10/24 2016/10/17 2016/10/11 2016/10/3 2016/9/26 2016/9/12 2016/9/5 2016/8/29 2016/8/22 2016/8/15 2016/8/8 2016/8/1 2016/7/25 Vol. 201 Weekly 2017 01 16 2016/11/14 2016/11/7 2016/10/31 -1500 2016/10/24 -1000 2016/10/17 0 2016/10/11 500 2016/10/3 単位:億円 2016/9/20 -500 2016/9/26 -400 2016/9/20 -1000 2016/9/12 0 -300 2016/9/12 1000 2016/9/5 -200 2016/9/5 -100 2016/8/29 2000 2016/8/22 3000 0 2016/8/29 100 2016/8/22 4000 2016/8/15 200 2016/8/8 -6000 2016/8/15 -4000 -6000 2016/8/1 -2000 2016/8/8 単位:億円 2016/7/19 -1000 2016/7/25 0 2016/7/19 2000 2016/8/1 2017/1/4 2016/12/26 2016/12/19 単位:億円 2016/7/25 2016/12/5 -5000 2016/11/7 2016/11/14 2016/11/21 2016/11/28 2016/12/5 2016/12/12 2016/12/19 2016/12/26 2017/1/4 3000 2016/7/19 2017/1/4 2016/12/26 2016/12/19 投信 2016/12/12 生・損保 2016/12/12 2016/11/28 2016/11/21 2016/11/14 2016/11/7 2016/10/31 2016/10/24 2016/10/17 2016/7/19 2016/7/25 2016/8/1 2016/8/8 2016/8/15 2016/8/22 2016/8/29 2016/9/5 2016/9/12 2016/9/20 2016/9/26 2016/10/3 2016/10/11 2016/10/17 2016/10/24 2016/10/31 個人 2016/12/5 2016/11/28 2016/11/14 2016/11/21 2016/11/7 2016/10/31 2016/10/24 2016/10/17 2016/10/11 2016/10/3 2016/9/26 2016/9/20 2016/9/12 2016/9/5 2016/8/29 2016/8/22 2016/8/15 2016/8/8 2016/8/1 2016/7/25 2016/7/19 展望 2016/10/11 2016/10/3 2016/9/26 2016/9/20 2016/9/12 2016/9/5 2016/8/22 2016/8/29 2016/8/15 2016/8/8 2016/8/1 2016/7/25 2016/7/19 週刊相場観測誌 Market 投資主体別売買動向 - 1 総括コメント 外国人投資家は総合で買い越し継続 継続となった。また、個人投資家は 2797 億円と売り越し継続となった。 1 月第 1 週の投資主体別売買動向によると、外国人投資家は総合で 1325 億円と買い越し継続となった。現物についても買い越し その他、生・損保は 17 億円、信託は 30 億円と買い越しに転じた。投信は 397 億円、事法は 89 億円と売り越し継続となった。 都地銀は 296 億円と売り越しに転じた。自己は現物、TOPIX 先物、225 先物買いで 2383 億円と買い越し継続となった。この週の裁 定残は、ネットベースで 1844 億円減少の 1 兆 5110 億円となった。なお、週間の騰落率は日経平均で 1.78%の上昇だった。 8000 単位:億円 1000 6000 4000 2000 -3000 0 -4000 -2000 単位:億円 -2000 -3000 1400 単位:億円 1000 1200 1000 800 -500 600 400 200 0 -200 株式会社フィスコ 週刊相場観測誌 Market 展望 Vol. 201 Weekly 2017 01 16 投資主体別売買動向 - 2 市場別データ 単位:億円 日付 現 物 自己 個人 外国人 投信 事業法人 生・損保 都地銀 信託銀 16/09/26 2,256 548 ▲1,888 ▲316 ▲90 ▲20 ▲158 ▲372 16/10/03 1,188 ▲2,877 2,805 ▲435 163 ▲116 ▲177 ▲278 16/10/11 ▲466 ▲120 1,132 ▲513 140 ▲128 ▲86 ▲57 16/10/17 1,826 ▲1,890 731 ▲685 181 ▲159 ▲24 103 16/10/24 4,415 ▲2,773 49 ▲926 70 ▲294 76 ▲575 16/10/31 ▲1,052 1,252 ▲646 167 718 ▲465 ▲52 ▲259 16/11/07 1,642 ▲4,155 4,007 ▲893 933 ▲94 ▲344 ▲775 16/11/14 1,856 ▲4,453 4,903 ▲1,643 1,204 ▲199 ▲596 ▲762 16/11/21 2,827 ▲4,332 3,027 ▲692 453 34 ▲197 ▲824 16/11/28 ▲1,045 ▲3,025 4,148 541 265 ▲54 ▲435 ▲40 16/12/05 ▲4,819 ▲3,710 5,625 364 21 18 ▲116 2,997 16/12/12 6,441 ▲4,813 822 ▲1,734 84 ▲101 ▲146 ▲539 16/12/19 5,191 ▲1,982 ▲1,947 ▲514 61 ▲24 ▲80 ▲607 16/12/26 5,187 ▲2,157 325 ▲762 ▲109 ▲188 ▲242 ▲1,827 17/01/04 1,323 ▲2,424 2,326 ▲430 ▲80 ▲61 ▲18 ▲461 単位:億円 日付 T O P I X 先 物 自己 個人 外国人 投信 事業法人 生・損保 都地銀 信託銀 16/09/26 ▲853 ▲76 ▲2,847 487 ▲7 90 136 3,000 16/10/03 ▲1,811 170 1,702 31 5 139 67 ▲314 16/10/11 147 17 123 ▲340 16 7 4 ▲185 16/10/17 ▲1,279 54 1,332 ▲469 1 ▲48 15 356 16/10/24 ▲2,328 ▲24 2,244 ▲109 ▲2 49 39 172 16/10/31 2,774 22 ▲1,666 ▲563 ▲6 ▲94 ▲185 ▲291 16/11/07 ▲2,066 ▲30 2,099 ▲35 5 ▲67 84 12 16/11/14 ▲2,050 91 1,775 212 6 ▲7 ▲53 13 16/11/21 ▲2,253 ▲44 1,964 134 2 110 17 176 16/11/28 ▲770 ▲67 2,759 ▲469 ▲72 ▲9 ▲61 ▲885 16/12/05 2,712 ▲71 ▲269 86 ▲59 445 148 ▲2,959 16/12/12 ▲2,630 ▲19 2,481 294 1 30 ▲108 ▲59 16/12/19 ▲610 ▲53 1,243 ▲307 1 ▲107 7 ▲244 16/12/26 ▲2,159 106 869 ▲8 ▲1 48 ▲21 1,032 17/01/04 41 ▲176 ▲126 ▲27 ▲1 77 ▲97 338 単位:億円 日付 日 経 平 均 先 物 自己 個人 外国人 投信 事業法人 生・損保 都地銀 信託銀 16/09/26 441 ▲114 ▲323 ▲417 4 ▲99 243 345 16/10/03 600 ▲302 2,196 ▲1,141 ▲33 ▲201 ▲354 ▲648 16/10/11 434 ▲181 513 ▲608 ▲11 ▲4 ▲82 139 16/10/17 ▲1,238 ▲212 2,012 ▲1,037 ▲7 302 264 0 16/10/24 ▲202 94 ▲407 ▲34 ▲7 0 316 226 16/10/31 1,991 360 ▲1,120 ▲501 31 31 ▲839 ▲99 16/11/07 ▲1,624 ▲500 ▲380 2,434 ▲37 ▲30 411 ▲154 16/11/14 ▲1,586 1 4,072 ▲2,697 ▲12 0 247 ▲26 16/11/21 501 ▲90 1,027 ▲1,271 10 0 ▲145 ▲60 16/11/28 2,193 229 ▲346 ▲1,819 72 479 ▲151 ▲1,034 16/12/05 2,000 18 ▲3,062 692 79 206 209 ▲163 16/12/12 2,999 ▲14 ▲1,216 ▲1,546 ▲7 78 ▲218 ▲22 16/12/19 ▲1,131 ▲11 1,786 ▲694 ▲20 27 ▲92 128 16/12/26 ▲367 296 912 ▲874 7 22 310 ▲253 17/01/04 1,019 ▲197 ▲875 60 ▲8 1 ▲181 153 9 株式会社フィスコ 本資料のご利用については、必ず巻末の重要事項(ディスクレーマー)をお読みください。 週刊相場観測誌 Market ※ 展望 Vol. 201 Weekly 2017 01 16 新規上場銘柄 結果とスケジュール データは直近の新規上場銘柄の結果とスケジュールを全て掲載しています。 証券会社によって取り扱いが異なりますので、お取引の際は各証券会社にご確認ください。 銘柄名 シャノン コード 市場 上場日 仮条件 (円) 3976 東M 1/27 1,300~1,500 公募株数 (株) 売出株数 (株) 150,000 公募価格 (円) 0 初値 (円) - 主幹事 1/13終値 (円) - 東洋 - 事業内容: マーケティングクラウドサービスの企画・開発・販売・導入、マーケティングに関わるコンサルティング及びサービス 安江工務店 1439 JQ S・名2 2/10 - 280,000 210,200 - - 東海東京 - 200,000 50,000 - - 大和 - 事業内容: 住宅リフォーム事業、新築住宅事業、不動産流通事業 日宣 6543 JQ S 2/16 - 事業内容: 広告・セールスプロモーションを中心としたコミュニケーションサービス全般の提供 10 株式会社フィスコ 本資料のご利用については、必ず巻末の重要事項(ディスクレーマー)をお読みください。 週刊相場観測誌 Market 展望 Vol. 201 Weekly 2017 01 16 一目均衡表雲抜け銘柄 雲上抜け銘柄(東証1 部) 雲上抜け銘柄(東証1部) コード 終値 (円) 銘柄 先行スパンA 先行スパンB (円) (円) コード 銘柄 終値 (円) 先行スパンA 先行スパンB (円) (円) 1808 長谷工 1308 1105.75 1295 1945 東京エネシス 1047 1018 1969 高砂熱学 1549 1346.75 1539 2389 オプトHD 730 726.25 1033 685 2502 アサヒ 3762 3489.25 3761 3659 ネクソン 1760 1668.5 1720 3864 三菱紙 824 745 795 3880 大王紙 1291 1079 1283.5 4062 イビデン 1601 1312.5 1569.5 5302 日カーボン 333 213.5 273 5411 JFE 1850 1465.25 1823 6141 DMG森精機 1451 1124.5 1448.5 6203 豊和工 6326 クボタ 6937 637 536.75 625.5 6287 サトーHD 2418 2149.75 2413 1754.5 1510.5 1706.5 6701 NEC 327 274.5 320.5 古河電池 759 641.5 746 6973 協栄産 160 131.25 158.5 7011 三菱重工 533.9 420.75 526 7525 リックス 1578 1523.5 1495 7740 タムロン 2011 1518.25 2007 7949 小松ウオール 1970 1659.75 1951 8101 GSIクレオス 136 116.75 133 9433 KDDI 3090 3067.25 2982.5 9449 GMO 1592 1218 1580 9551 メタウォーター 2787 2743.75 2775 11 株式会社フィスコ 本資料のご利用については、必ず巻末の重要事項(ディスクレーマー)をお読みください。 週刊相場観測誌 Market 展望 Vol. 201 Weekly 2017 01 16 一目均衡表雲抜け銘柄 雲下抜け銘柄(東証1 部) 雲下抜け銘柄(東証1部) コード 銘柄 1766 東建コーポ 1896 大林道 1950 2670 2764 ひらまつ 2801 2875 終値 (円) 先行スパンA 先行スパンB (円) (円) コード 銘柄 8340 8420 8645 1885 東亜建 704 707.25 761.5 1946 トーエネック 日本電設 1869 1883.25 2121 2587 サントリーBF ABCマート 6430 6757.5 6895 2678 アスクル 670 675.5 703.5 2792 キッコマン 3675 3768.75 3792.5 東洋水産 4095 4158.75 4362.5 3396 フェリシモ 1008 1013.5 4534 持田薬 8310 8492.5 4825 WNIウェザー 3540 5105 洋ゴム 1454 6097 ビューホテル 1462 6785 鈴木 6879 イマジカロボッ 7608 SKジャパン 330 7733 オリンパス 4090 8151 東陽テクニカ 1020 9005 東急 889 9044 南海電鉄 590 9504 中国電力 1357 終値 (円) 先行スパンA 先行スパンB (円) (円) 1951 1975 2465 567 580.75 710.5 4875 4920 5062.5 3775 3790.25 4243 ハニーズ 1138 1227.5 1181.5 2809 キユーピー 2913 3100.75 2918 2910 ロックフィルド 1548 1598.5 1554.5 1133.5 3724 ベリサーブ 3050 3716.25 3129.5 8475 4819 Dガレージ 2029 2155.75 2046 3575 3865 4829 日本エンター 279 300.25 281 1467.25 1994.5 6077 N・フィールド 1398 1547.25 1405 1508 2047.5 6750 エレコム 1945 2312.75 2066.5 516 516.5 561 6794 フォスター電 1995 2010.5 2315.5 716 867.25 852 6911 新日無 406 413 546.5 434 455.5 7649 スギHD 5280 5567.5 5912.5 4102.5 4217.5 8114 デサント 1322 1349.5 1479.5 1033 1026.5 8278 フジ 2347 2383.25 2547 894.75 907 9007 小田急 2349 2401 2416 597 624.5 9412 スカパーJ 534 534.5 583 1371.75 1572 9509 北海電力 918 918.75 1153.5 12 株式会社フィスコ 本資料のご利用については、必ず巻末の重要事項(ディスクレーマー)をお読みください。 【ご投資にあたって】 本レポート記載の内容に従ってお取引される場合、店舗における国内の金融商品取引所に上場する株式(売買単位未満を除 く)の場合は約定代金に対して最大1.134%(税込み)(ただし、約定代金の1.134%に相当する額が2,700円(税込み)に満たない 場合は2,700円(税込み))の委託手数料をご負担いただきます。 また、株式相場、金利水準、為替相場、不動産相場、商品相場等の価格の変動等および有価証券の発行者の信用状況(財 務・経営状況含む)の悪化等、それらに関する外部評価の変化等により損失が生じる恐れ(元本欠損リスク)があります。 なお、信用取引などを行う場合は、対象となる株式等または指標等の価格変動により損失の額がお客様の差し入れた委託保 証金などの額を上回るおそれ(元本超過損リスク)があります。なお、商品毎に手数料等およびリスクは異なりますので、当該商 品等の契約締結前交付書面やお客様向け資料をよくお読みください。 【免責事項】 ■ 本資料は株式会社フィスコ(以下「フィスコ社」という)独自の調査・判断に基づくものであり、ひろぎんウツミ屋証券株式会社によ る投資情報ではありません。そのためひろぎんウツミ屋証券は本資料の正確性、完全性について一切の責任を負うものではな く、また、本資料の情報に基づいて被ったいかなる損害についても一切の責任を負いません。 ■ フィスコ社が提供する投資情報は、あくまで情報提供を目的としたものであり、投資その他の行動を勧誘するものではありませ ん。また、掲載される情報はフィスコ社が信頼できると判断した情報源をもとに作成したものですが、その内容及び情報の正確 性、完全性または適時性について、フィスコ社は保証を行なっておらず、また、いかなる責任を持つものでもありません。 ■ 本文、データなどに関しましては、著作権法などの法律、規制により知的所有権が保護されており、個人の方の本来目的以外で の使用や他人への譲渡、販売コピーは認められていません(法律による例外規定は除く)。 ■ 金融商品(投資信託・外貨預金・公共債等)は、価格の変動等により損失が生じるおそれがあります。 ■ 商品毎に手数料等およびリスクは異なりますので、金融商品をお申込の際は、当該商品等の契約締結前交付書面もしくは投資 信託説明書(交付目論見書)の内容をよくお読みください。 私たちはお役に立つ情報提供を常に考え、行動しています。 商 号 等:ひろぎんウツミ屋証券株式会社 金融商品取引業者 中国財務局長(金商)第20号 加入協会:日本証券業協会 本社 〒730-0032 広島市中区立町2-30 電話:082-245-5000(代) htt p://www.hirogin-u tsumiya.co.jp 本 店営 業部 〒730-0032 広島市中区立町2-30 ゆめタウン 広島市南区皆実町2-8-17 〒734-0007 広 島出 張所 ゆめタウン広島内 法 人営 業部 〒730-0032 広島市中区立町2-30 ℡:082-245-5000 三 次 支 店 〒728-0013 三次市十日市東1-2-48 ℡:0824-62-3121 ℡:082-252-8415 可 部 支 店 〒731-0221 広島市安佐北区可部5-13-12 ℡:082-815-2600 ℡:082-245-5035 五日市支店 〒731-5127 広島市佐伯区五日市7-4-33 ℡:082-922-0161 福 山 支 店 〒720-0808 福山市昭和町1-1 ℡:084-922-1321 東広島支店 〒739-0014 東広島市西条昭和町3-21 ℡:082-422-3621 ℡:086-222-1561 廿日市支店 〒738-0024 廿日市市新宮1-9-34 ℡:0829-31-6611 ℡:0847-45-8500 岩 国 支 店 〒740-0017 岩国市今津町1-9-26 ℡:0827-22-3161 投 資 相 談 岡山市北区磨屋町1-3 〒700-0826 ブース岡山 広島銀行 岡山支店内 府 中 支 店 〒726-0004 府中市府川町337-1 尾 道 支 店 〒722-0035 尾道市土堂1-11-17 ℡:0848-23-8121 徳 山 支 店 〒745-0015 周南市平和通2-33 ℡:0834-31-5350 因 島 支 店 〒722-2323 尾道市因島土生町塩浜1894-10 ℡:0845-22-2291 防 府 支 店 〒747-0801 防府市駅南町4-1 ℡:0835-22-2871 竹 原 支 店 〒725-0026 竹原市中央1-5-3 ℡:0846-22-2295 宇 部 支 店 〒755-0043 宇部市相生町3-15 ℡:0836-31-1105 三 原 支 店 〒723-0014 三原市城町1-5-12 ℡:0848-67-6681 萩 〒758-0027 萩市吉田町64-2 ℡:0838-25-2121 呉 ℡:0823-21-6401 浜 田 支 店 〒697-0024 浜田市黒川町4185 ℡:0855-22-1515 別 府 支 店 〒874-0935 別府市駅前町12-11 ℡:0977-21-3111 東 京 支 店 〒103-0026 中央区日本橋兜町21-7 ℡:03-3668-7551 支 店 〒737-0046 呉市中通2-4-13 支 店 ネットセンター(インターネット取引) http://www.hirogin-utsumiya.co.jp コールセンター(コール取引) フリーアクセス:0120-506-084 資料作成:株式会社フィスコ ■本レポートに関するお問合せ■ 株式会社フィスコ 営業開発部 電話:03-5774-2463 E-mail:[email protected] 〒107-0062 東京都港区南青山5-4-30 CNAC2F
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