ザ・2020 ビジョン

News Release
2017 年 1 月 13 日
各 位
コモンズ投信株式会社
代表取締役社長 伊井哲朗
東京都千代田区平河町 2-4-5
~ ザ・2020 ビジョン「第4期 コモンズ POINT(障がい者スポーツを応援するプログラ
ム)」の応援先が(特)日本視覚障害者柔道連盟に決定いたしました ~
このたび、コモンズ投信株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:伊井哲朗、以下
「コモンズ投信」)は、当社の顧客、投資先、その他ステークホルダーと共に「今日よりも良い明日」
をつくるという創業理念に基づくファンド「ザ・2020 ビジョン」の寄付プログラム、コモンズ POINT
(障がい者スポーツを応援するプログラム)の第 4 期(ファンドの決算に合わせて第 4 期としていま
す)応援先を、(特)日本視覚障害者柔道連盟に決定致しましたので下記にお知らせいたします。
記
1.コモンズ POINT(障がい者スポーツ応援プログラム)について
日本株ファンドであるザ・2020 ビジョンは、2020 年を起点として日本が大きく変わる、その「変
化」をファンドを通じて皆さんと共有していきたいとの想いから開発した当社ファンドです。
大きな「変化」の一つは、東京では 2020 年に 四人に一人が 65 歳以上になることが予想され、
世界でもっとも高齢化が進む都市になることです。 そして、同時に 2020 年は東京でオリンピック
とパラリンピックが開かれる年でもあります。障がい者スポーツに理解が深まれば、社会的なダイ
バーシティ(多様性)への理解が深まり、バリアフリーやヒートアイランド対策も進むはずです。そ
れは同時に、世界でもっとも高齢化が進む都市が、高齢者にとっても住みよい都市となり、今後、
世界の主要都市が高齢化する中で、日本が貢献できる分野も飛躍的に増えると考えています。
そこで、当ファンドから当社が受け取る信託報酬の 1%程度を日本の障がい者スポーツのチャレ
ンジャーなどを応援する独自の応援プログラムとして、コモンズ POINT を設けました。
※ファンドからの拠出ではありません。
2.応援先決定プロセスと団体概要
○選定基準
・ 障がい者スポーツの振興に取り組み、日本のダイバーシティ推進に活躍が期待される個人及
び団体。
・ 資金使途など、財務内容のディスクローズがしっかりとなされていること。
○選定方法
*昨年度は最終候補者を事務局となる当社で選出した後、「ザ・2020 ビジョン」の受益者及び当
社社員から、自分が推薦したい候補者を選び、理由と共に 事務局に提出。外部審査員を含む最
終選考委員会を開催し、受益者及び当社社員からの推薦理由も参考に応援先を決定しました。
(昨年度最終選考委員会メンバー)
小澤直氏(日本財団パラリンピックサポートセンター)、澤邊芳明氏(ワン・トゥー・テン・ホールデ
ィングス)、田口亜希氏(日本郵船・パラリンピアン/射撃)、渋澤健(コモンズ投信)、伊井哲朗
(コモンズ投信)、馬越裕子(コモンズ投信)
*今期応援先の選考方法
昨年度の応援先である視覚障害者柔道の応援期間が終わる昨年 12 月に、コモンズ投信全役職
員に意向を確認したところ、全員が応援継続を希望。よって、視覚障害者柔道に対する応援を今
期も継続することと決定致しました。
○応援先概要
●(特)日本視覚障害者柔道連盟
住所:〒112-0003 東京都文京区春日1-16-30講道館4階
電話:03-3811-5800
メール:[email protected]
Web::http://judob.or.jp/
○応援内容及びスケジュール
・「ザ・2020 ビジョン」から当社が受け取る信託報酬の 1%程度を寄付する。
・ファンドの月次レポートや当社の SNS、イベント開催などで広報の協力
〇前年度の報告
2016 年 12 月末、連盟に対して前期及び前々期の寄付金額合計 72 万円を寄付いたしました。
○連盟専務理事 遠藤義安氏(男子監督)からのご挨拶
「遠くブラジル、リオ・パラリンピックでの熱い戦いを終えて、4 ヶ月が過ぎ、東京オリンピック・パラリ
ンピックまで、あと 3 年半との表現もされ始めています。コモンズ投信さまには今年度の支援先と
して本連盟を選考していただき、5 月のリオ代表選考大会、そして講道館でのオリンピック選手と
の合同壮行式での決意表明を胸に、皆さまからの温かい激励に背中を押されながら、リオに臨む
ことができたことに大変感謝しております。大会結果は既にご承知のことと思いますが、男子5名、
女子4名の出場で銀メダル1個、銅メダル3個を獲得することができました。これもひとえに多くの
皆さまのご支援、ご協力の賜物と重ねて感謝を申し上げます。
大会は9月8日から3日間に亘って実施され、連日満員の会場の中で、日本選手の奮闘が繰り広
げられました。オリンピックの勢いを引き継いで金メダルを含む男子5名全員のメダル獲得、女子
初メダル獲得という目標を掲げて大会に臨んだものの、外国選手の状況からメダル獲得ゼロとい
う最悪の事態も起きえたかもしれませんでした。そのような厳しい戦いを強いられた中での4個の
メダル獲得は、選手、スタッフが一丸となり、多くの皆さんの声援を胸に一戦一戦を大切に戦い抜
いた結果であり、決して満足はしていませんが、選手たちの強豪外国選手を相手に奮闘した試合
は、2020 東京大会に繋げられるものとなりました。
テレビによるライブ中継で映し出された選手たちの精一杯頑張る姿が、多くの日本国民の目にす
るところとなり、マスコミ報道等をも通じて、広く視覚障害者柔道が認知されることとなりました。帰
国後の選手たちには、マスコミ、イベント等への出演依頼が数多く届き、その会場にはたくさんの
子供たちの姿を見ることができています。このように視覚障害者柔道の底辺の拡大と優秀な人材
発掘の機会が得やすい環境作りも進みつつあります。
東京大会に向けての動きは既に始まっておりますが、開催国ということでの選手強化以外での活
動がこれまでにも増して求められてくることを覚悟しているところです。4年という年月は瞬く間に
過ぎ去っていくであろうと思いますが、選手たちにはその間にもさまざまなドラマがあり、勝ち抜け
た者だけが自国の日本武道館のひのき舞台に立つことができる特別な時空間でもあります。今、
視覚障害者柔道に目を向けている子供たちには、そのドラマの一役を担ってもらい、いずれは主
人公となって夢を叶えさせるためのサポート役に徹したいとの思いを強くしており、これからも絶え
間なく精いっぱいの努力をさせていただきたいと思います。
リオ大会を終える前から人々の熱い視線が東京にも向けられていましたが、それを東京大会以降
にどのようにつなげるかが重要なことです。障がい者スポーツが社会へ与える影響は大きいもの
があり、「礼に始まり礼に終わる」人間教育としての柔道に関わるものとして、特別な思いで若者
の夢の実現のための決意を新たにしております。
引き続き、応援の程よろしくお願い致します」。
以 上
お問い合せ先:POINT担当 馬越裕子(03-3221-9230、[email protected]