主な進行中の研究テーマ:

地圏メカニクス研究グループ
Geomechanics Research Group
グループの概要
当研究グループは、環境に調和した地下の有効利用、資源開発、災害予測に必要なジオメカニクス関連基礎
研究と技術開発を行っています。岩盤破壊と地震素過程研究、CO2 地中貯留研究、地層処分安全研究、地熱等
資源研究、地下利用技術研究を主たるミッションとし、岩石力学、地球物理学、数値シミュレーションによる
モデル構築など、主として物理学的実験およびフィールドワークの手法を用いたマルチスケールにわたる研究
を行っています。
研究体制:
主な進行中の研究テーマ:
 パーカッションビットの掘削性能評価
 超臨界地熱開発における誘発地震制御に関する研究
 二酸化炭素地中貯留技術研究組合「二酸化炭素大規
模地中貯留の安全管理技術開発」
 ジオメカニクスに関する基礎研究
 沿岸域海底下CO2地中貯留の安全性評価に向けた基
礎的研究
 海外共同研究「四川盆地ガス田注水誘発地震の解明」
雷 興林(研究グループ長)
成田 孝
及川寧己
竹原 孝
宮崎晋行
唐澤廣和
奥山康子
片岡みなみ
李 霞穎(外来研究員)
実験装置
三軸透水(気)実験システム
差圧下での岩石透水・透気実験のため
の装置であり、定応力・定変位等の条
件のおいて岩石の浸透率・ひずみ等を
同時に測定。
三軸クリープ実験装置
差圧下での岩石ク
リープ実験に適応。
多チャンネル・高速AE実験装置
岩石破壊実験・水圧破砕実験におい
て変形破壊過程に伴う微小破壊震源
の時空間分布と物性値の変化を詳細
にモニタリング。
掘削試験装置
掘削ビットの性能を評
価のための掘削試験を
行う。
ジオメカニクス関連研究の取り組み
ジオメカニクスモデリングフレームワーク
マルチスケールアプローチ
掘削関連技術開発
 掘削ビットの性能を評価
 PDCチップの開発
 廃水処分・シェルガス水圧破砕における
断層活動化と誘発地震
 自然地震に関する研究
主な研究成果:
 CO2地中貯留の安全性評価
 超臨界地熱開発における誘発地震制御
Karasawa H, et al., IJRMMS, 2016.
Lei X, et al., PCFD, Online published.
Li X, Lei X, et al., EES, 2016
Miyasaki K, et al, IJRMMS, 2016.
Miyasaki K, et al, IJOPE, 2016.
連絡先: 〒305-8569 茨城県つくば市小野川16-1 電話: 029-861-3633(地圏資源環境研究部門事務を通してください) FAX: 029-861-8732