○北上市自動販売機の設置に係る行政財産の貸付け要綱 平成25年11月26日 告示甲第58号 (趣旨) 第1 この告示は、地方自治法(昭和22年法律第67号。以下「法」という。)第238条の4第2 項第4号の規定に基づき、市有財産のうち庁舎その他の建物及びその附帯施設並びにこれら の敷地(以下「庁舎等」という。)の余裕部分(以下「貸付物件」という。)を貸付けする 方法により飲料水等の自動販売機を設置させる場合の取扱いについて、北上市財産規則(平 成6年北上市規則第9号。以下「規則」という。)に定めるもののほか、必要な事項を定め るものとする。 (貸付物件の基準等) 第2 貸付物件の貸付けに当たり、庁舎等内における設置場所、貸付面積、自動販売機の種類 及び台数については、市長が別に定める。 2 前項の規定により定める貸付面積は、法第238条の4第2項の規定に基づき、庁舎等の用途 又は目的を妨げない面積を限度とする。 (貸付けの相手方の選定) 第3 市長は、貸付けの相手方を、条件付一般競争入札により選定するものとし、この場合に おいて、第6第1号に規定する施設貸付料に係る最低貸付料を定めるものとする。ただし、 最低貸付料は、規則別表第2に基づき算定した額を下回ってはならない。 2 前項の条件付一般競争入札の実施に関し必要な事項は、市長が別に定める。 3 第1項の規定にかかわらず、市長が必要と認めるときは、他の方法により貸付けの相手方 を選定することができる。 (貸付契約) 第4 市長は、貸付けの相手方となる自動販売機の設置事業者(以下「設置事業者」という。) を決定したときは、設置事業者との間で貸付契約を締結するものとする。 (貸付期間) 第5 貸付期間は、5年以内とし、貸付期間の更新は行わないものとする。 (貸付料等) 第6 貸付料は、貸付契約に基づき、次に掲げるものとする。 (1) 施設貸付料 (2) 売上金額に対して10パーセントを上限として定める料率を乗じた金額 (貸付料の納付) 第7 貸付料は、次に掲げる方法により納付しなければならない。ただし、市長が特に必要と 認めるときは、この限りでない。 (1) 第6第1号に掲げる貸付料は、貸付期間中の年度ごとに市長が指定する期日までに一 括前納するものとする。 (2) 第6第2号に掲げる貸付料は、第8に規定する売上報告に基づき貸付期間中の年度ご とに市長が指定する期日までに納付するものとする。 (売上報告) 第8 設置事業者は、別に定める様式により、売上げの状況を市に報告するものとする。 (電気料等) 第9 2 貸付契約に基づき設置した自動販売機の電気料は、設置事業者の負担とする。 設置事業者は、あらかじめ自動販売機に電気メーターを設置するものとし、これに要する 経費及び庁舎等の電源から自動販売機までの配線に要する経費並びに自動販売機を設置する ことにより庁舎等の電源の改修等が必要となる場合の当該経費は、設置事業者の負担とする。 3 電気料は、電気メーターの検針により市が算定した額を市長が指定する期日までに納付す るものとする。 (延滞金) 第10 市長は、設置事業者が納付期限までに貸付料又は電気料を納付しない場合は、北上市諸 収入金に対する延滞金徴収条例(平成3年北上市条例第65号)の規定に基づいて算出した額 を延滞金として徴収する。 (調査) 第11 市長は、貸付期間中に定期又は随時に実地調査を実施し、貸付契約に基づく設置事業者 の義務の履行状況について確認するものとする。 (補則) 第12 この告示に定めるもののほか必要な事項は、市長が別に定める。
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