本校では、茨城県の事業である「オリンピック・パラリンピック教育

本校では、茨城県の事業である「オリンピック・パラリンピック教育推進
事業」の推進校として、
「障害者スポーツへの理解と関心を深め、共生社会を
築く一員となる生徒を育成する」といテーマを掲げ、本事業に取り組んでい
ます。
その一環として、去る 1 月 13日(金)
、リオ・パラリンピック銀メダリス
トの藤田征樹選手を招き、講演会を実施しました。
藤田 征樹(ふじた まさき)選手のプロフィール
リオ・パラリンピック
自転車競技ロードタイムトライアル(運動機能障害 30 キロ)銀メダル
トライアスロン選手、自転車競技選手
北海道稚内市出身
現在は、茨城県在住
(日立建機株式会社研究本部技術開発センタ 研究員)
2004 年の夏、自動車に同乗中交通事故に巻き込まれ両下
脚を損傷し、切断を余儀なくされてしまう。しかし、2年後
に義足をつけてトライアスロン大会に出場、その後自転車競
技にも取り組み、北京、ロ ンドン、リオデジャネイロオリン
ピックに自転車競技日本代表として出場し、3大会連続でメ
ダルを獲得する。
2008 北京
2012 ロンドン
2016 リオデジャネイロ
1Km タイムトライアル
3Km 個人追抜
ロードトライアル
ロードトライアル
ロードトライアル
銀メダル
銀メダル
銅メダル
銅メダル
銀メダル
講演会の様子
藤田選手から生徒へのメッセージ
『小さなことでもいいから、夢や
希望をもち、一生懸命取り組み
続けることが大切である。そし
て、その時に大切にしてほしい
ことは、考える力と相手を敬う
気持ちである。』
お礼の言葉を述べる、生徒会長 佐久間 総汰さん
新生徒会長として初の大役!!
すばらしいお礼の言葉でした。
☆ 講演後の生徒の感想
・
事故で足を失っても最後まであきらめない藤田選手はすごいと思った。これからは、
オリンピックだけじゃなくパラリンピックも応援したいと思いました。(1 年女子)
・
どんな障害をもっていても、一生懸命になってやる気持と努力をすれば夢はかなえ
られるんだと思い、自分もがんばろうと思った。(1 年女子)
・
足を失っても、なお努力する藤田選手に心打たれました。(1 年男子)
・
実際にメダリストの声が聞けただけで感心した。藤田選手のように、絶対に下を向
かないような人になろうと思った。(1 年男子)
・
障害のある人に勇気を与えてほしい。(1 年女子)
・
はじめて知ったことが多かった。藤田選手の話を聞いて努力の大切さが改めて分か
った。たくさんの質問に答えていて優しい人だと思った。(1 年女子)
・
今までは、オリンピックよりも簡単にパラリンピックは行われていると考えていた
が、あまりオリンピックと変わらず、いろいろな障害に合わせてたくさんの競技があ
ることを知れてよかった。(1 年男子)
・
ぼくは、一回でもうまくいかないとすぐにやる気をなくしてしまうので、先がなか
ったけれど、藤田選手を見て自分も変われる気がしてきた。たとえうまくいかなくて
も、あきらめなければ先が報われるということを講演会で学びました。(1 年男子)
・
パラリンピックのメダルは、何色か分かるように音が鳴るというのがすごかった。
障害をもっている人のことをもっとよく知ることができて、オリンピックだけでなく
パラリンピックも一緒に応援したいと思った。(1 年女子)
・
今までパラリンピックは、試合後のニュースで見るくらいでしたが。講演会で知っ
たことも沢山あるので、自転車競技はもちろん、他のパラスポーツも見てみたいです。
(1 年女子)
・
今まで知らなかった、知りえなかったことを知ることができたことで、パラリンピ
ック、バリアフリーへの興味が高まりました。(1 年女子)
・
実際にパラリンピック選手に話を聞けて、もっとパラリンピックについて知りたい
と思った。なかなか TV で見られないけど、藤田選手の話を聞いて見たいと思ったり、
興味をもったりすることができた。自分にデメリットがあったとしてもあきらめない
で努力し続ければ、選手たちみたいに後から素晴らしいものが帰ってくると思うこと
ができた。オリンピックもパラリンピックも応援したいし、実際に見てもっと知りた
いと思った。これからも応援したいです。(2 年女子)
・
藤田選手が事故にあった時に、もし自分がいたらどうしただろう?と考えました。
そして、これから先、生きていく中で、もし藤田選手のように事故にあった人が自分
の前にいたらどうするかということも考えさせられました。(2 年男子)
・
世の中にはいろいろな不自由をもっている人がいて、みんなで支え合って生活する
ことの大切さを改めて感じた。(2 年女子)
・
けがをしてもあきらめない心に感動しました。教えていただいた「夢を決める・一
生懸命やる・続ける」を実践して、頑張っていきたいと思いました。(2 年男子)
・
足に障害があるにもかかわらず、パラリンピックで自転車競技をやることにまず驚
き、何事があっても夢をあきらめずに追いかけ続けることが、話を聞いて今の自分に
必要だと思いました。(2 年女子)
・
障害者に対する想いが変わった。次のパラリンピックでは応援したいと思ったし、
頑張ってほしいと思った。(2 年男子)
・
あまり知らなかったパラリンピックのことを知れたし、障害のある人でもスポーツ
に対する気持ちは変わらないんだなと思った。(2 年女子)
・
オリンピック選手と同じ気持ちでパラリンピック選手も戦っているのが分かり、も
っとパラリンピックを応援したいと思った。(2 年男子)
・
障害のない人の気持ちと、障害のある人の気持ちを知っている分、言葉一つ一つに
強い説得力があった。(2 年男子)
・
藤田選手の苦労や経験をたくさん知ることができた。パラリンピックへのイメージ
も変わり、応援したくなった。いろいろな質問にも答えてくれて、楽しく講演会を聞
けた。(2 年男子)
・
パラリンピックに対する考え方が変わった。障害があっても普通の人と変わりない
と感じた。
・
いろいろな苦労を乗り越えてしっかりと生きている藤田選手を見て、すごいと思っ
た。藤田選手の苦労に比べたら、私の悩みは小さいと思ったので、これからは、もっ
と頑張ろうと思う。(2 年女子)