旧ならい荘の利活用に係る公募要領 1 目的 塩尻市(以下「市」という。)では、本市が所有する奈良井地区にある普通財産 の旧.宿泊施設ならい荘(以下「旧ならい荘」という。)について、民間事業者等に よる効果的な利活用(宿泊施設に限りません。)を図るため、本物件を活用した事 業提案を広く一般公募します。 2 旧ならい荘の概要 (1) 名 称 旧ならい荘 (2) 所在地 長野県塩尻市大字奈良井38番地1 (3) 設置年月 昭和55年3月 (4) 土地の概要 都市計画区域外、接道:北側に幅員4.5mの公衆用道路 地 番 地目 地積(㎡) 塩尻市大字奈良井字峠38番 1 宅地 5249.85 ※面積は登記簿上のものです。(実測面積) (5) 建物の概要(登記) 種類 構 造 床面積(㎡) 建築年 1階 485.59 旅館 木造かわらぶき3階建 2階 616.17 昭和 55 年 3階 193.77 倉庫 木造亜鉛メッキ鋼板ぶき平屋建 33.68 平成 6 年 ※ 建築年が古いため新耐震基準に適合していません。また、経年による破損等 により、大掛かりな修繕を要する箇所があります。 (6) 建物設備及び建物付属設備 客室12室、宴会場(100畳)、食堂、喫茶コーナー、浴室、 トイレ・洗面所(共同)、厨房設備、給湯設備、消防設備 ほか ※ 経年による破損等により、大掛かりな修繕を要する箇所があります。 (7) 駐車場用地 塩尻市大字奈良井31番1 地積581.44㎡(無償貸付物件) 奈良井地区の防火貯水槽が埋設されており、必要な場合は無償貸付とします。 なお、前面公衆用道路及び駐車場用地、隣接雑種地等につきまして、除雪や草 刈等の維持管理をしていただきます。 (8) 位置図、公図、建物図面、ハザードマップ、物件調書等 別紙のとおり 3 応募資格 - 1 - (1) 個人又は法人その他の団体で市内外を問わずどなたでも応募できます。ただし、 次のいずれかの項目にも該当しないことを条件とします。 ア 地方自治法施行令(昭和22年政令第16号)第167条の4の規定に該当 する者で、その事実があった後3年を経過しない者及びその者を代理人、支配 人その他使用人として使用する場合 イ 契約を締結する能力を有しない者(成年被後見人等) ウ 破産者で復権を得ていない者 エ 塩尻市から指名停止を受けている者 オ 国税及び地方税を滞納している者 カ 会社更生法(昭和27年法律第172号)第17条に基づく更生手続開始の 申立て又は民事再生法(平成11年法律第225号)第21条に基づく再生手 続開始の申立てがなされている者 ただし、更生計画認可決定又は再生計画認可決定がなされている場合はこの 限りではありません。 キ 暴力団員による不当な行為の防止等に関する法律(平成3年法律第77号) 第2条第2号から第4号まで及び第6号の規定に該当する者 ク 無差別大量殺人行為を行った団体の規制に関する法律(平成11年法律第 147号)第5号の規定による観察処分を受けた団体及び関係者 (2) 次のいずれかの項目に該当していることが判明した場合、当該応募者の応募資 格を失効します。 4 ア 前記(1)の応募資格を失った場合 イ 提出書類に重要な不備又は虚偽の記載があった場合 ウ 公正な審査に影響を与える行為があった場合 応募要件 (1) 利活用の目的等が、次のいずれかの条件を満たしていることとします。 ア 市の観光や産業振興に資する内容であること。 イ 市の福祉向上に資する内容であること。 ウ 地域の雇用を創出する内容であること。 エ 学術・文化・教育等地域社会に貢献する内容であること。 オ その他市の活性化及び市民サービスの向上に資する内容であること。 カ 消防法に基づく防火管理者や危険物の規制に関する政令に基づく危険物取 扱者などを必要に応じて置くこと。 キ (2) その他関係法令を遵守し、必要な許可等を受けること。 計画内容が次のいずれにも該当しないこととします。 ア 風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律(昭和23年法律第12 2号)第2条に規定する営業等に供する用途のもの。 イ 宗教活動や政治活動を目的とした用途、公益を害する恐れのある用途又は地 域住民の理解が得られない用途のもの。 - 2 - (3) その他 ア 利活用の用途は、宿泊施設に限りません。幅広い提案を公募します。 イ 新たな公共施設の要望や個々の空部屋における利用要望の受付を行うもの ではなく、土地及び建物を総合的に利活用する場合に限って公募するものです。 ウ 建物に附随する建築設備、備品等は、原則、現状のまま引き渡すものとしま す。 エ 土地及び建物の一部が土砂災害特別警戒区域に指定されており、特定開発行 為を行う場合の許可や、建築物の建築を着手するにあたっての構造の規制など、 法的な規制を受けます。 オ 譲渡後、敷地内に市が所有する公共地下埋設物があると判明した場合、その 埋設物の撤去等を求めないこととします。 カ 本物件の利用目的は利活用に係る申込書のとおりとします。ただし、市との 協議により市が承諾したものについてはこの限りでありません。なお、第三者 に移転、又は貸し付ける場合についても、その利用目的を譲受人又は賃借人に 承継させるものとします。 キ 5 利活用決定者は、地元区に加入するものとします。 譲渡価格 0円(無償譲渡)(土地・建物一体として) (1) 譲渡価格は、土地の更地価格及び建物価格から建物の経過年数等を考慮し、 そこから最低限の修繕費用を差し引いたものとなっています。現状での引き渡 しとなりますので、建物の損傷等について市は責任を負いません。 (2) 6 譲渡価格は、土砂災害特別警戒区域を考慮したものとなっています。 公募から契約までのスケジュール 月 日 内 容 1 月 11 日(水) 公募要領の公表 1 月 11 日(水)~1 月 27 日(金) 現地見学(場所:旧ならい荘) 1 月 27 日(金) 質問書の提出期限 1 月 31 日(火) 質問に対する回答日 1 月 11 日(水)~2 月 8 日(水) 参加申込書・利活用提案書の受付期間 2 月 13 日(月) 利活用者の審査及び選定 2 月 14 日(火) 選定結果及び利活用候補者の決定通知 2 月中 仮契約の締結 塩尻市議会 3 月定例会議決 (議会議決が必要な場合) 本契約の締結 引渡し ※受付時間:午前8時30分~午後5時15分(土・日曜日、祝日を除く。) 7 応募方法 (1) 提出書類 - 3 - ア 利活用に係る申込書(様式1) イ 利活用提案書(様式2) ウ 【申込者が法人の場合】 事業者概要書(様式3)、登記事項証明書(履歴事項全部証明書) 、印鑑登 録証明書(発行から3ヶ月以内のもの) エ 【申込者が個人の場合】 住民票の写し、印鑑登録証明書(発行から3ヶ月以内のもの) オ 申込みに係る誓約書(様式4) カ 財務関係書類(「貸借対照表」 「損益計算書」 (過去3年分)、 「直近の確定申告 書の写し」 ) キ 法人税または所得税、都道府県税、市区町村税並びに消費税及び地方消費税 に未納(納付期限が到来していないものを除く。)がないことを証明する書類 (2) 提出部数 正本1部 (3) ア 申込受付 受付期間 平成29年1月11日(水)~平成29年2月8日(水) ただし、土・日、祝日を除く イ 受付時間 午前8時30分~午後5時15分 ウ 提出方法 市財政課へ直接持参又は郵送で提出してください。なお、郵送の場合は、 平成29年2月8日(水)午後5時15分を必着とします。 (4) 現地見学 希望者に対して、次のとおり現地説明を実施します。 ア 日時 平成29年1月11日(水)~27日(金) 希望により随時 午前10時~午後3時(うち1時間程度) イ 場所 旧ならい荘 ウ 申込方法 現地説明を希望する者は、電話、FAX、電子メール等により、本要領 10 の申込先へ申込んでください。 (5) 質疑応答 参加申込をした者に限り、公募に係る質問をすることができます。希望す る者は、質問書(様式5)を作成し、事務局に持参、メール又は、郵送して ください。 ア 質問の受付期間 平成29年1月11日(水)~平成29年1月27日(金) イ 質問の回答 - 4 - 平成29年1月31日(火) (6) 参加の辞退 申込み後、参加を辞退する者は、辞退届(様式6)を提出してください。 8 利活用者の選定及び契約 (1) 利活用者の選定 ア 提出された書類に基づき、厳選かつ総合的に審査をした後、決定します。 イ 応募者には、必要に応じて地元会議等において、当該施設に係る利活用等に ついて説明をお願いする場合があります。 (2) 選定結果 選定結果は、文書で審査結果をお知らせします。また、決定者の選定理由及 び利活用計画について、公表することがあります。 (3) 売買契約の締結等 市と決定者は、決定後速やかに売買の仮契約を締結し、塩尻市議会における 議決後に本契約を締結します。 (4) 所有権移転登記等 決定者が売買代金を完納した後、市が所有権移転登記を行います。契約書に 貼付する収入印紙、所有権移転登記に必要な登録免許税、その他本契約の締結 及び履行に関して必要な一切の費用は、決定者の負担となります。その際、所 有権移転登記に必要な証明書等を提出してください。 9 留意事項 (1) 応募申込みに係る費用は応募者負担とします。 (2) 譲渡により、不動産取得税、固定資産税等の租税公課が生じます。 (3) 提出後の書類の内容変更は原則として認めないこととします。 (4) 応募者が提出した書類の著作権については、それぞれ応募者に帰属しますが、 本事業の範囲において公表するとき、その他市長が必要と認めるときは市が無償 で使用できるものとします。 (5) 応募者から提出された書類は返却しません。 (6) 提出書類の内容確認のため、聞き取り調査を行う場合があります。 (7) 提出書類については、個人情報に係るものを除いて公表することがあります。 (8) 市が配布した関係資料は、応募に関わる検討事項以外の目的で使用することを 禁じます。 10 申込み・問合せ先(事務局) 〒399-0786 長野県塩尻市大門七番町3番3号 塩尻市企画政策部 財政課 財産活用係 電話 0263-52-0280(内線1363) FAX 0263-52-1158 E-mail zaisei@city.shiojiri.lg.jp - 5 -
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